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エルフ国編

お金の使い道

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 エルフの国に~慰謝料を金貨50000枚貰ったのだが

今のところ使い道がないので、少しづつだが各地の

孤児院に寄付しながら行くことにした。

 また、カルベルに慰謝料として金貨5000枚を渡し

た。勝手に罪を着せられて国を追放されたのだ貰う

資格は十分にある。

カルベルは受け取れないといってきたが、国に残し

てきた家族に使ってくれと言うと素直に受け取って

くれた。

 「ダイスケ感謝するよ。これで国に残してきた家族も安心して生活できる。」


 カルベルは結婚はしていないものの、両親と兄弟

がいる見たいだ。

これで安心して一緒に行動できると生き生きしてい

る。

 せっかく村に孤児院があったので寄付しに行くこ

とにした。

孤児院は寂れていたが、中には10人程の子供達がい

たので責任者に金貨10枚を渡した。

涙して喜んでくれた。

 「ありがとうございます。感謝しきれませんこれで子供達もご飯が食べれます。」

 「「「「ありがとうございます。」」」」

 子供達にも感謝された。金貨100枚位渡したかった

がカルベルからそれは渡し過ぎると強盗に入られる

のでと言われた。

金貨10枚でも平民からすると大金なのだ。

 孤児院での寄付が終わると隣が教会だったので教

会にも寄付をする事にした。

教会には金貨100枚寄付をした。

孤児院と同じく感謝され拝まれたが、まだ俺は死ん

でいないので苦笑いをした。

 「ありがとうございます。ああ神よ。」


 残りの金貨は44000枚ほど残っているがどうしよう

か悩む、一旦アイテムボックスにいれる事にした。

 「ダイスケ、各教会・孤児院に分配するならギルドに依頼すればいいのではないか?そうすれば冒険者にも還元できるぞ。」

 「それは良い考えだな。しかし、ギルドは商業ギルドに依頼しよう。冒険者は丼勘定が多いからそのまま持ち逃げする輩がいるかもしれないので、その分商業ギルドはお金に関しては信頼が高いから。」

 「そうだな。」


 こうして残りの約44000枚のうち40000枚は商業ギ

ルド経由で寄付をする事にした。

残りの4000枚は依頼料としてギルドに支払った。

商業ギルドからはかなり感謝された。

 また、今回の件で商業ギルドの相談役の話がきた

ので特にリスクがなかったので受ける事にした。

執事カフェの評判が良かったからだという理由のよ

うだ。

 これでエルフの国から貰ったすべての金貨は使っ

てしまった。


さて次は何をするかな・・・。







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