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異世界召喚編

異世界召喚やってきたのは

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 ダメ神オネイの異世界召喚の準備が完了した知らせを聞いたダイスケは獣王国に来ていた。

 「本当に迷惑な奴らだな。さて魔法陣に手を加えてやるか。奴らの顔が頼み死だな。」


 いじること5分くらい魔法陣の細工が完了した。そうともしらない獣王とダム神(元)がニヤニヤして異世界召喚を始めた。獣王国は魔石の確保とうで国庫の3分の2を使用したので失敗は許されない。
 
 失敗をすると他国より間違えなく侵略を受ける事になる。今回は間違いなく失敗をするから終わる事になる。

 「獣王さっそくはじめましょう。教えた呪文をいってくださいよ。」

 「わかった。やってみよう。

 異世界より我が国を助ける勇者よ来られよ。

 異世界召喚。」


 その言葉がはなたれると、魔法陣が光り出し大量の魔力が集まりだした。すると魔法陣の中心から人影が現れた。


 「来ましたよ。獣王、成功よ。」

 残念な事に今回の異世界召喚は失敗であるのだ。


 ひかりの中からでてきたのは中年のおやじで体系は中太りでいかにもどこかのダメ貴族風の男だった。

 それをみたダメ神と獣王は言葉にできない程のショックを受けていた。

 「・・・・」


 「・・・・」


 暫くすると召喚された男が一言、


 「ここはどこだ?」


 その言葉でダメ神と獣王が動き始めた。

 「ここは異世界ですよ。あなたは我が召喚しました。戦えそうにない体ですね。どうしましょうかね。」

 考えこむダメ神に獣王が切れた。

 「どうなっている。話が違うぞ、戦えそうにない体系だ責任をとれ。」


 「まあまあ、少しまってよ。スキルの確認をしてからでも彼の評価は遅くないわよ。」


 「そうだな。やってくれ。」


 呼ばれた中年のおやじは話しについて行けない。固まっている。


 鑑定結果


 コクボ・ユウタ

 年齢 40

 性別 男

 職業 ー

 レベル 1

 スキル 交渉
     頻尿
     束縛
     潔癖

 


 「は?」

 なぜかしらないが使えないスキルしかなかった。その結果、獣王はダメ神の顔面をグーでなぐった。

 「うぎゃあ~何するのよ。パワハラよ。」

 「何をするとか関係ない、全然使えない奴ではないか。どう責任をとるのだ。オカマ野郎。」

 「困っていたから準備をしただけじゃないのよ。呼んだのはあなたよ。」


 「なに?」


 嫌悪な関係になる二人。そこにダイスケが突入する。


 「そこまでだ、異世界召喚は犯罪だ。現行犯でお前ら二人は地獄行きが決定した。しかし楽には死ねないぞ。」


 「お前は、」


 「くそ~。」

 二人と異世界召喚された中年おやじを魔法で拘束する。

 「はなせ、くそくそ。」

 「離しなさいわたしは神なのよ。」

 「何だここわ、動けない。」

 「とりあえず、異世界召喚をした二人は牢屋行きです、飯もなし。召喚されたあなたは残念ながらもとの世界にはかえれません。理由はあなたの今までのおこないです。」

 
 「なんでだ、どうにかしてくれ。」

 「無理。」

 とりあえず異世界召喚された人物は獣王国の教会にあずけた。自国の責任くらいとってくれ。
 こうして異世界召喚での断罪が開始された。

 
     

 
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