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地球編

駄目神エクレール

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 「妾を呼んだのはソナタか?中々力があるのだな?さて我が使徒はどこにおる?」

 「勝手に召喚しようとして随分大きい態度だな。使徒と呼ばれる馬鹿はそこで絶望を味わっているぞ。」

 「なに?絶望を?なぜだ?使徒よどうしたのだ召喚はどうなった?」

 「エえ、エクレール様申し訳ございません。召喚は失敗しました。エクレール様の異世界の甘味食べ放題の件は失敗です。」

 「なんじゃぁと~?甘味が失敗!何のために召喚陣を託したと思っている。そんなーー。」

 「そんなことの為に面倒を起こしやがって、きっちりと責任を取って貰う。」

 そしてアイテムボックスから大量なくさやを駄目神エクレールに無理矢理食べさせる。当然スキルで空間を隔離しているので俺は臭くはないがエクレールは

 「くくさい~。うぅぅ~。」

 涙を流しながら叫んでいる。

 「おや、異世界の甘味に興味があるなら異世界の食べ物に対して興味があってもいいだろ~。ついでに果物もあげよう。」

 不気味な笑顔でエクレールの顔にドーリアンをぶつける。

 「くっさ~い。臭いがとれない、ふぇ~。」

 更に叫びながら、震えてないている。


 「反省はなしか、しかたない。お前が悪いんだぞ。反省しろ。使徒も一緒にくらえ。」


 そういって世界では1番臭い缶詰を開封して別空間に投げいれた。


 「シュールストレミング」


 効果抜群だった。使徒と駄目神はカタカタ震えながら気絶していった。邪魔でしかたないので臭い空間のまま元の世界に送り返した。元の世界では悪臭で二人は悪魔として討伐対象となった。そして何とか逃げたがそれぞれの臭いを思い切り嗅いだ事で死んだそうだ。

 なぜ知っているかと言うと神々が知らせてきたからだ。神々はダイスケを怒られないように心に刻んだ。

  駄目神エクレールを失った世界は消滅する事になった。エクレールが異世界の甘味を独占しようとして異世界召喚をしようとしたことが1番の原因だ。ただ、ダイスケがいなければ地球は危険な状態になっていたのは言うまでも無い。

 こうして駄目神の陰謀は無くなった。
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