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新たな異世界編
リバーにワイバーン現る
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リバーの街の外壁を守る衛兵は現状を把握しきれない。
突如前方にワイバーンを確認したからだ。しかもワイバーンは通常のワイバーンより体が大きく色も少し違う。そしてロープでぐるぐる巻きの数十名の男達を連れているからだ。
「ワイバーンだ。隊長と領主に報告を、戦闘準備だ。」
「はい。」
分隊長と思われる衛兵は指示をだす。住民の避難もさせないといけないのだが上司の指示待ちだ。
「分隊長、魔法兵準備できました。」
「よし、一斉にファイアーボールをワイバーンに外すなよ。」
「「「はい。」」」
「「「火の精霊よ邪悪な物を吹き飛ばず力となり焼き尽くせ、ファイアーボール」」」
ゴォーボゥー
5個の放たれたファイアーボールがワイバーンに向かっていく。
ワイバーン亜種であるアシュバーンは放たれたファイアーボールに気づき対応する。
『いただきます。』
アシュバーンは口を開けて放たれたファイアーボールを口に入れはじめた。
『ジュウー。んー美味しくない。』
アシュバーンにはファイアーボールは効かなかった。
「ファイアーボールを食った?はあ?ありえない。分隊長どうしますか?」
慌てる衛兵達、分隊長は衛兵達を落ちつかせる。そして気づくワイバーンの上に人が乗っている事に。
「ワイバーンの上にも人がいる。」
「やっと気づいたか、このワイバーンは俺の従魔だ。反撃してもいいんだがどうする?」
「すまなかった。これ以上は手を出さない。」
「分かった。俺は冒険者のダイスケだ。それと釣るされている奴らは海賊かな?砂浜で襲ってきたから返り討ちにして捕らえた。引き取ってくれ。」
「海賊?協力感謝する。引き取って調べる。お前達呆然としないで海賊達を詰め所の牢屋に連れて行け。」
「「「はい。」」」
海賊達は衛兵により牢屋に入れられ取り調べられる事になった。ダイスケとワイバーンは身分確認を受け街にはいる許可がおりた。
「入ってもかまわないがワイバーンを暴れさせないでくれよ。罰則になるからな。」
「わかっている。騒がせたな。」
『ギャウー。』
アシュバーンには従魔証明になる首飾りをつけているがそれでも珍しいのかリバーの住民から指をさされたりワイバーンと叫ばれたりしている。
冒険者ギルドに預かっている手紙を渡しにいく。
「すまないエルラルド王国ギルドマスターからの手紙だ。支部長に渡してくれ。」
受付で渡す。受付はその手紙の紋様を見て驚き支部長に渡しにいく。
「かしこまりました。少々お待ちください。」
慌ててその場を去る。アシュバーンは現在ギルドの外で待たせている。理由は簡単な事だギルドの中にワイバーンが居たら騒ぎになるからだ。
バタバタドーン
「お前がダイスケか?逆さまの?」
男が慌ててやって来て話してくる。
「ダイスケだが逆さまってなんだ?」
「そうか、悪いここでは話せないんで支部長室にきてくれ。」
言われたとおり支部長室にいく。
「悪い、自己紹介がまだだったな。俺はリバーのギルド支部長のバットル・セッターだ。」
「ダイスケです。で用はなんでしょう?従魔を外で待たせているので」
「従魔?どんなモンスターだ?」
「ワイバーンですよ。ダメですか?」
「ワワイバーン!まじか?規格外だな。お前のランクを見直さないとな。」
「ワイバーンは珍しいのですか?」
「ワイバーンは冒険者Bランクが数名いないと討伐出来ないんだよ。わかったか?」
「ふーん、そうなんですね。」
「悪いがお前は今日からランクをAにする。他国のギルドマスターからの推薦もあるからな。それと逆さまとはお前がどこかの国の城を逆さまにしたから決まったそうだよ。」
「ふーん。逆さまね。わかった、では買い物とかあるから帰るよ。従魔も待たせてるからな。」
「あまり問題を起こすなよ。」
ここでフラグが成立した。
突如前方にワイバーンを確認したからだ。しかもワイバーンは通常のワイバーンより体が大きく色も少し違う。そしてロープでぐるぐる巻きの数十名の男達を連れているからだ。
「ワイバーンだ。隊長と領主に報告を、戦闘準備だ。」
「はい。」
分隊長と思われる衛兵は指示をだす。住民の避難もさせないといけないのだが上司の指示待ちだ。
「分隊長、魔法兵準備できました。」
「よし、一斉にファイアーボールをワイバーンに外すなよ。」
「「「はい。」」」
「「「火の精霊よ邪悪な物を吹き飛ばず力となり焼き尽くせ、ファイアーボール」」」
ゴォーボゥー
5個の放たれたファイアーボールがワイバーンに向かっていく。
ワイバーン亜種であるアシュバーンは放たれたファイアーボールに気づき対応する。
『いただきます。』
アシュバーンは口を開けて放たれたファイアーボールを口に入れはじめた。
『ジュウー。んー美味しくない。』
アシュバーンにはファイアーボールは効かなかった。
「ファイアーボールを食った?はあ?ありえない。分隊長どうしますか?」
慌てる衛兵達、分隊長は衛兵達を落ちつかせる。そして気づくワイバーンの上に人が乗っている事に。
「ワイバーンの上にも人がいる。」
「やっと気づいたか、このワイバーンは俺の従魔だ。反撃してもいいんだがどうする?」
「すまなかった。これ以上は手を出さない。」
「分かった。俺は冒険者のダイスケだ。それと釣るされている奴らは海賊かな?砂浜で襲ってきたから返り討ちにして捕らえた。引き取ってくれ。」
「海賊?協力感謝する。引き取って調べる。お前達呆然としないで海賊達を詰め所の牢屋に連れて行け。」
「「「はい。」」」
海賊達は衛兵により牢屋に入れられ取り調べられる事になった。ダイスケとワイバーンは身分確認を受け街にはいる許可がおりた。
「入ってもかまわないがワイバーンを暴れさせないでくれよ。罰則になるからな。」
「わかっている。騒がせたな。」
『ギャウー。』
アシュバーンには従魔証明になる首飾りをつけているがそれでも珍しいのかリバーの住民から指をさされたりワイバーンと叫ばれたりしている。
冒険者ギルドに預かっている手紙を渡しにいく。
「すまないエルラルド王国ギルドマスターからの手紙だ。支部長に渡してくれ。」
受付で渡す。受付はその手紙の紋様を見て驚き支部長に渡しにいく。
「かしこまりました。少々お待ちください。」
慌ててその場を去る。アシュバーンは現在ギルドの外で待たせている。理由は簡単な事だギルドの中にワイバーンが居たら騒ぎになるからだ。
バタバタドーン
「お前がダイスケか?逆さまの?」
男が慌ててやって来て話してくる。
「ダイスケだが逆さまってなんだ?」
「そうか、悪いここでは話せないんで支部長室にきてくれ。」
言われたとおり支部長室にいく。
「悪い、自己紹介がまだだったな。俺はリバーのギルド支部長のバットル・セッターだ。」
「ダイスケです。で用はなんでしょう?従魔を外で待たせているので」
「従魔?どんなモンスターだ?」
「ワイバーンですよ。ダメですか?」
「ワワイバーン!まじか?規格外だな。お前のランクを見直さないとな。」
「ワイバーンは珍しいのですか?」
「ワイバーンは冒険者Bランクが数名いないと討伐出来ないんだよ。わかったか?」
「ふーん、そうなんですね。」
「悪いがお前は今日からランクをAにする。他国のギルドマスターからの推薦もあるからな。それと逆さまとはお前がどこかの国の城を逆さまにしたから決まったそうだよ。」
「ふーん。逆さまね。わかった、では買い物とかあるから帰るよ。従魔も待たせてるからな。」
「あまり問題を起こすなよ。」
ここでフラグが成立した。
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