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新たな異世界編

脳筋はダメ

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 「何ごとだ?ノーラ?」

 出てきたのは支部長だった。

 「あなたが支部長ですか?俺はダイスケいきなりギルドに入ったら攻撃して来られたので受付やギルド職員に助けを求めましたが無視されて余りにも人族を見下していたので襲ってきた冒険者達を返り討ちしたら助けろといってきたのです。おかしくないですか?」

 「はあ?本当のなのか?」

 「違います。人族が悪いのです。」

 ノーラは嘘を言い出した。

 「はあ?今度は嘘をいうのですか?」

 「人族の冒険者貴様を拘束する。」

 何を血迷ったか訳の分からない事を言う支部長、ノーラはにやりと笑みを浮かべる。

 「俺はSランク冒険者ですがいいんですね拘束して?」

 言いながらギルドカードを見せる。

 「Sランクだと!ノーラどういう事だ?」

 「嘘です人族がSランクはないです。」

 ノーラの言葉を信じる支部長

 「わかった。人族を捕まえろ。」

 支部長が指示すると職員を始め冒険者も一斉に向かってくる。アホだバカだ脳筋だ。

 このままでは収拾がつかないので全員をぶっ飛ばす。


 一瞬でギルド内全員の意識を刈りとりギルドを後にする。もちろん拘束はしてある。そしてギルド各支部に連絡を入れる。
 
 Sランクになるとカードに連絡機能がある。また、追加機能で動画を撮れるようになっており一部始終が映った動画も送信した。なぜこのような機能があるのかは不明だ。

 送って暫くすると連絡があり手足を切った冒険者達を助けて欲しいと依頼があったので報酬があるなら止血だけならすると言ったら了承してくれた。

 手足を切り落とした冒険者の断面を火で炙り強引に止血し低級ポーションを掛けてやる。これで完全に元通りに治る事はない。エリクサーがあれば別だが、これで金貨100枚の報酬になった。


 止血してやった冒険者の身ぐるみを剥ぐ、もちろんギルドカードもだ。装備品やお金などは迷惑料として貰うことにした。

 ギルド職員とギルド支部長は拘束してギルドに監禁している。舐めた態度だったので仕方ない。 
 五月蠅いので口元にタオルを巻き付けている。

 街からも兵士がやって来て冒険者ギルドを監視している。他の支部から応援か来るまでギルドに待機するはめになった。

 ギルドにいないといけないので冒険者ギルド獣神国バスク・トウセン支部でご飯を食べる。監禁している奴らには飯はあげない。弱っていくがそれは管轄外なのて諦めて貰う。

 ヨダレを垂らす奴やお腹が鳴る音が聞こえてくるが無視だ。2日すれば他の支部から応援がくるだろう。

 ギルド支部長 (名前も知らなくていい脳筋1) とノーラと言う奴には更に正座の状態を維持させている。初めての正座で足が痺れて悶絶している。

 冒険者ギルドに対して獣神国バスクではもう依頼は受けないと言ったところ一悶着があり強制的に依頼を受けさせようとしている者がいた。頭にきたので依頼料を迷惑料込みの100倍なら受けるといったら依頼はこなかった。

 どうして脳筋をギルドの支部長にしているのか不明だ。今回の件はギルドが完全に悪いと再度報告しておいた。

 どうやら強制依頼を押しつけようとしたのは獣神国バスク首都ギルドマスター (名前も知らなくていい脳筋2) らしい。こいつも脳筋で戦闘狂の後先考えない奴だった。そっちがその気ならやってやると思ったダイスケだった。
  

 

 
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