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新たな異世界編

これはスタンピート

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 ダンジョンの調査を始めているが調査しなくてもモンスターがダンジョン内に溢れている。騎士団の物と思われる鎧が多々落ちているのでほぼ全滅していると考える。
 ダンジョンの階層は20階層となっている。1回に騎士団の遺品が落ちているのは逃げ帰ってきて扉が開かなかったので命をおとしたのだろう。

 空いていれば情報が早く入ったことだろう。とりあえず依頼なので階層を降りながらモンスターを片っ端から倒してはアイテムボックスに収納していく。

 倒したモンスター事に報酬を頂こうと思うダイスケだった。

 1回層から5階層はゴブリンがメイン、ボスがゴブリンキング。
 6階層から10階層はコボルトがメインでボスがコボルトキング。
 11階層から15階層はオークがメインでボスはオークキング。

 16階層から20階層はリザードマンがメインでドラゴンがダンジョンボスだった。

 ダイスケはソレゾレ1000体を越えるモンスターを討伐した。魔法で炭消ししては証拠に、ならないので肉弾戦や風魔法で倒した。

 ダンジョンボスはドラゴンだったがいきなりブレスを放ってきたので回避して首から一刀両断してしまった。一撃で倒したダイスケはダンジョンコアを手に取りスタンピートの原因を探った。

 理由は定期的にモンスターを討伐していないからだ。つまり国の管理不足だった。

 「よし、獣神国バスクに請求しよう。」

 笑みを浮かべながら言葉にしたダイスケだった。

 「金を用意しなかったらダンジョンは破壊するかダンジョンコアを貰ってダンジョン経営を始めるかな
?」 

 ダンジョンコアを手に取りアイテムボックスに入れた。これでスタンピートが終了した。1回に戻り入口をノックするが誰も開けてくれない。

 無理矢理中側から叩き開ける。兵士がいたので話し掛ける。

 「終わったから確認してくれるか?スタンピートを起こしてしたダンジョンに行かせるとはなー。」

 「はっはい!国王に連絡を入れます。」

 そういって兵士達は全員で逃げるように首都に向かっていった。警備はどうするんだよ。困った兵士達だった。
 
 
 それから6日後ようやく獣神国バスクの関係者がやって来たが、感謝の言葉もなく疑ってくる始末!

 「本当にスタンピートがおこっていたのですか?証拠をお願いします。」

 「ここに出して良いのですか?討伐モンスターを出します。」
 
 アイテムボックスから出される大量の死体、その数の多さに驚く獣神国バスク関係者。

 「まだあるのですか?」

 「まだ半分くらいも出していないがいいんだよな?」

 出てくる量に驚く関係者一同。

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