異世界無料体験サービスから始まった異世界冒険だと思う。

新たな異世界編

神皇国セイレーム

　ポーション騒動で神皇国セイレームの貴族などの上流階級は散財して領地運営が難航しだした。

　平民は逆に資金を手に入れたので今までより良い暮らしができている。

　貴族と王族は焦りだして税率を急激に上げたため神皇国セイレームの王族と貴族に対する不満が上昇した。　

　ダイスケはポーション作りを切り上げて次の行動に移る。商業ギルドに大量のモンスターの肉を格安で卸す事にした。
　平民には割引、貴族には3倍の単価で売るように伝えたので商業ギルドはかなり儲けたはずだが国とは会計が別なので神皇国セイレームの税収にはならない。
　これにより貴族の資金を減らす事に成功し上層部に不満を持つ貴族も多くなった。上層部は現状を上手く把握出来ていなく税収を上げる事を強引に行おうとしていた。更に各ギルドに対して上納金を貰おうと考えている。
　各ギルドは神皇国セイレームに対して上納金を払うなら支部を撤退するといいだした。今の現状でギルドが撤退すると大変な事にしかならないので諦めたようだ。

　ダイスケは王族が所有物する商会で大量のモンスターの肉を卸した。定価で買い取ってくれた。商会がいざ売ろうとしたところ格安で肉が売られておやり売り上げが伸びず肉が売れ残り赤字になってしまった。
　これが更に財政に拍車をかけた。神皇国セイレームはダイスケと和解したそうだったが連絡がとれなく対応が後手後手に周り力を無くしていった。

　国の権力が低下していく中、権力争いは起きた。一部の貴族達が上層部にクーデターを行った。当然資金がかかるのでどうやって集めたかは簡単で借金したのだ。クーデターに成功したら返すといって強引にお金を借りていったそうだ。
　上層部も鎮圧して領地を没収して利益を出そうと考えていた。抗争には平民は係わっていなかったのでこんな国は嫌だと国から出て行く者も多かった。

　国民が流失しているのに把握出来ていない上層部と貴族は駄目駄目だった。勝敗はつかず共倒れしてしまい。国が傾き治安は最悪、住み心地の悪い国になった。
　各ギルドも撤退していき。最低な国になった。そんな中、他国から侵略されて滅亡してしまった。

　国王・王族・貴族は見せしめで処刑された。

　こうして神皇国セイレームは滅亡した。