異世界無料体験サービスから始まった異世界冒険だと思う。

新たな異世界編

他教会からの接触

　ダイスケがデンリーン教を壊滅させたことで他の教会はおとなしくすると思いきや、接触してダイスケを取り込もうとする教会がいくつか存在した。


　「懲りずに接触してくるな馬鹿なのか？」

　言葉にだして呆れるダイスケ。

　「んっ！貴様がダイスケと言う者か？我は」

　威張った派手な服装の豚体型のハゲタカがはなしてくる。ダイスケはもちろん無視。その場から離れれば済む事だがしつこく絡まれるのも面倒と考えていた。

　「き貴様！この方はデルリン教司祭のデブリン司祭様だ。なんだその対態度は！」

　デルリン教のデブリン司祭の取り巻きたちが暴言を吐きダイスケに襲いかかってくる。

　『こいつらは、本当に馬鹿だな。わざと殴られて正当防衛で懲らしめるか。』

　一瞬で方向性を決めたダイスケは攻撃を受ける。しかし、ダメージはない。

　「大人しくしていれば、勝手に殴りかかりましたね。反撃されても文句は言わせませんよ。」

　その言葉とともに取り巻きたちにヤバイぐらいの殺気を放つ。

　「「「あっっ」」」

　その殺気で身動きが取れなくなった取り巻きたち。ついでにデブリン司祭にも放っておいた。

　ガタガタ震えているデブリン司祭達、どんな罰にするか考えたダイスケはとりあえず、地球から持ち込んだデスソースをそれぞれの口に入れていった。

　「優しい俺でよかったな、珍しい香辛料を無料で食べさせてやるよ。」

　その台詞が終わると、デブリン司祭達は辛さで震えて上がり大量の汗をかき出した。

　「「「辛い！あああぅ、舌が痛い。」」」


　「「「水を！」」」

　悲鳴と共にのたうちまわるデブリン司祭達、鼻で笑いながらダイスケはその場を後にする。


　ダイスケが去った後には書き置きがしてあり、次絡んできたらさっきのソースをバケツ一杯分にするとかいてあった。

　それを見たデブリン司祭達は震えながら意識をなくしていった。

　その現場を見ていた他宗教の関係者は、ダイスケに近づこうとはしなかった。自分が同じ目に会いたく無かったのだ。

　しかし、その現場を見ていない他宗教関係者がまた近づこうとしていた。どうして学習しないのがと思うダイスケだった。

　
　後日、町のなかで辛いと言いながら唇を腫らしながら震えている数人を見たと言う報告があったらしい。