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チャプチャプ

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赤き印字にしみ込んだ、血のような液体は、シャワーの陶酔、陶酔の香りが、薔薇色シャンプー、乙女花
音を越えて、訪れを信じた、信じることが、心身清らか、体を拭いて、チャプチャプ
ケチャップに唇をやられて、腕で拭った、唇のよじれは、まるで、ヴァンパイア。
牙を剥いた、あの赤き印字の汚れをぬぐうように、こすりつけた、香水のトラッドフォーク、挿した肉に、焼いたステーキ、楽しい食卓、ちゃぶ台の上。
バンドサウンド、打ち上げた、皿に、止まる時間、高速のシャドーキャット
腕を伸ばして、伸びきった、聖なる色は、レッド&ブルー
音楽に酔いしれて、無限ハートの戸惑いに止まる蚊が、華に触れて、触れた神経、下等競争
略奪の嵐に、神の軍勢は、木を持った、気になる気になる、木がないわけでないわけではない。
気づいて、あなたは何処にいるのかって、気づかないのなら、好みになった知恵の実を、むしり取って、砕いたイブイブ、淫分、韻文、奇跡の新聞。
ペーパーバトルサウンド
ペット感覚、ペッティングダウン、ペットを飼って、処理したセンチメンタル恋サブレット。
恋に色は、サブリナクールメンソール、サブリミナル効果、避けては通れない処女バックスペシューム、シューカ、秋分の日に天下分け目の戦いは、水に入ったあの子の水水しい肌、撫でまわすシャワーの感触は、汗を流す流しの中の絡まる毛が、野獣のように求める、かき乱す、回転ドール、ドット模様の光パラサイト、パヒューム、パットパラダイス、パルスの波が、涙に暮れて、伝わるGポイント、ショックから目が覚めて、彼女の青い涙に、刻み込んだ印字は、コバルトブルー、無限ハート、信じるループ&ループ、クリまわるクリとレズ、ああ、これは、どんな詩だ。
混沌のループウォッチ、見つめて、盤に指し示す指が、お前の世紀末の世界に叫んだ、孤独は、絶歌のように、絶対領域エンジェルショック、シットアップからシットダウン、中指を立ててこんにちは、頭を下げて、平衡感覚失って、フラフラループ、腰に回した輪が、クルクルルーパー、ウーパールーパー後ろ指刺されて、いじめ脱却、ボコボコかまぼこ、ちゃぶ台に乗ったちゃっぷ、けっちゃっぷ、ジャブからストレート、最後はアッパー、決まった、ゴングが鳴ってループループ&ルビーのトロフィー、置いた玄関に来客、シャワー中の私は、きゅっと蛇口を閉めて、声がした。
無視して、体を拭いて、見つめた鏡に殴られたあざが、勲章のように光れば、時は止まったループストッパー、ガーターのストッパーをつけて、誘惑の香水「ヴァ―ゴエンジェル」
香りは、洗練、玄関に出て、ガーターに差した拳銃を抜いて、殺してしまった、夢見ごろ。
年頃を過ぎて、思い出す、あの日の赤い世界は、涙の色か。
新年を迎えて、見た初夢に、混沌を越えた流れる涙が、川になって、一皮むけて、川を渡る、さようなら、花の夢、コミックを閉じて、私は自立します。
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