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第2話
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それは今から遡ること一年前、高校1年の時だった。
「キキキーッ! ドカーン!」
学校に行こうと歩道を歩いていたら突然あり得ない方向からトラックが突っ込んで来た。私は意識を失った。
「あーっと! そこの机の上に書類があるから内容確認して問題ないならサインしてー!」
気が付くと金髪のチャラい感じの男が目の前に居る。こちらを見ようともしない。何か失礼な人だな。床に胡坐をかいてスマホみたいなのを弄ってるよ。こっち向け!
言われるままに机の上の書類を見る。何か「免責」とか「過失」とか難しいことが色々と書いてある。
「あのう、この書類って結局何が書いてあるんですか?」
私が聞くと、金髪の男は面倒くさそーーーにこっちを見た。最初の一言が
「だー、超量産型! 君ね、地球人類をクビになったの。」
これだった。凄く失礼。だが敢えて「超量産型」はスルーしよう。
「あの『クビ』って死んじゃったってことでしょうか?」
「あー、そうとも言う! ってか、このガチャ在り得ねーくらいSSR出ねえ!」
やっぱり死んじゃったのか、私。でもコイツ、いい加減スマホゲーム止めなよ。
「あのー、スイマセン。もしかして地球の神様ですか・・・?」
「あ? そうだよ、メッチャ窓際の地球な。うわ、やる気出ねー!」
なんなんだ、このチャランポランな神は・・・。良く見るとコイツ、頭が「プリン」だ。生え際が少し黒い。この金髪って地毛じゃなくて染めてるんだ。
「私は何故、死んじゃったのでしょうか? それとこれからどうなるの?」
「死んだのは、俺の手違い。悪っり、マジ悪っりー! んで上司に伺い立てるの超遅過ぎて生き返るのもNGね。あと行先の世界も申請一個しか通らんかった。」
「あの・・・。なんで上の人に伺い立てるの遅くなったんですか? あと行先も選択肢無しって・・・。」
私は声が震えていた。自分の手違いで人を死なせといて、この態度は何だろうか・・・。
「え? 丁度さ、ガチャが調子良くってさ、SSR出まくったからクエ進めるの忙しかったんだよね。あと申請書? 何枚か書いたんだけど、不備があるとかで一枚しか通らんかった。直すのメンドかったし、一枚は通ったから、まあ良っかー!と思って(笑)」
「ちょっと! 失礼じゃないですか? 貴方の手違いなんですよね、まず謝れ! あと(笑)とか付けんな! ムカつくー!」
私はとうとうキレてしまった。握った拳がブルブルと震える。殴ってやりたい。
「あ? 何、キレてんの? まあ過ぎたことクヨクヨしても始まらないし~。気楽に行こう!」
「くっ! それで何か『優遇措置』とかはあるんですよね? そちらの『過失』との言質は取りましたからね!」
「チッ! 詰まんねーことに気付きやがって・・・。」
舌打ちした! チャラ神、こいつぅ・・・。 だが私は耐えることにした。ここはせめて『優遇措置』だけでもしっかり頂こう。悔しくて涙が滲んで来た。
「えーとね、書類に『優遇スキル』ってとこあるでしょ? そこから好きなのあと2個選んで~。あ、1個【翻訳】?、それは異世界に送るときは絶対付けなきゃならないヤツだから予めコッチで選んだから~。」
「一杯有って、どれが良いとか判らないんですけど・・・。どれがオススメですか?」
「だあーりっ、それくらい自分で選んでよ。そうねー、次に行く世界で女性なら【戦巫女】はマストかな~。鉄板で転生した国で王様の嫁さんになれるし、国民からも尊敬されるよ! あと一個は自分で決めて~。も、適当で良んじゃね?」
チャラ神の余りのいい加減さに【神を叩けるハリセン】とか無いか、真剣に探しそうになった。だが、落ち着け。最後の「優遇スキル」だ。私は慎重に選んだ。
【豊穣】と言うスキルが目に留まる。戦い以外のスキルも良いなと思って、それに丸をした。
「ハイハイ、『優遇スキル』選んだね。ほいじゃ転生開始っと!」
「あああ、あの容姿の変更とか無いんですか?」
「あ、ダイジョブ! 君が行く世界ならその容姿で結構いい線行ってっから! あの申請書類、書くのマジ、ダルいんだよね。(笑) だから、良いっしょ? そのままで~。イケるイケる!」
「あああ、また(笑)付けた~! マジ、ムカつ・・・・・・・・。」
私は最後のセリフを言い終わる前に転生させられた。
そして転生した先が、この世界の『ゴルジョケア国』だった。既に、この国の【戦巫女】として登録済みで。何故なら、私はこの国に召喚されたことになっていたから・・・。
思えば召喚されたとき、神官や居合わせたペルクーリ王太子が微妙な顔してたなあ。そこから一年の間に3回の戦を経て、今度はこの国の【戦巫女】をクビになった。
「キキキーッ! ドカーン!」
学校に行こうと歩道を歩いていたら突然あり得ない方向からトラックが突っ込んで来た。私は意識を失った。
「あーっと! そこの机の上に書類があるから内容確認して問題ないならサインしてー!」
気が付くと金髪のチャラい感じの男が目の前に居る。こちらを見ようともしない。何か失礼な人だな。床に胡坐をかいてスマホみたいなのを弄ってるよ。こっち向け!
言われるままに机の上の書類を見る。何か「免責」とか「過失」とか難しいことが色々と書いてある。
「あのう、この書類って結局何が書いてあるんですか?」
私が聞くと、金髪の男は面倒くさそーーーにこっちを見た。最初の一言が
「だー、超量産型! 君ね、地球人類をクビになったの。」
これだった。凄く失礼。だが敢えて「超量産型」はスルーしよう。
「あの『クビ』って死んじゃったってことでしょうか?」
「あー、そうとも言う! ってか、このガチャ在り得ねーくらいSSR出ねえ!」
やっぱり死んじゃったのか、私。でもコイツ、いい加減スマホゲーム止めなよ。
「あのー、スイマセン。もしかして地球の神様ですか・・・?」
「あ? そうだよ、メッチャ窓際の地球な。うわ、やる気出ねー!」
なんなんだ、このチャランポランな神は・・・。良く見るとコイツ、頭が「プリン」だ。生え際が少し黒い。この金髪って地毛じゃなくて染めてるんだ。
「私は何故、死んじゃったのでしょうか? それとこれからどうなるの?」
「死んだのは、俺の手違い。悪っり、マジ悪っりー! んで上司に伺い立てるの超遅過ぎて生き返るのもNGね。あと行先の世界も申請一個しか通らんかった。」
「あの・・・。なんで上の人に伺い立てるの遅くなったんですか? あと行先も選択肢無しって・・・。」
私は声が震えていた。自分の手違いで人を死なせといて、この態度は何だろうか・・・。
「え? 丁度さ、ガチャが調子良くってさ、SSR出まくったからクエ進めるの忙しかったんだよね。あと申請書? 何枚か書いたんだけど、不備があるとかで一枚しか通らんかった。直すのメンドかったし、一枚は通ったから、まあ良っかー!と思って(笑)」
「ちょっと! 失礼じゃないですか? 貴方の手違いなんですよね、まず謝れ! あと(笑)とか付けんな! ムカつくー!」
私はとうとうキレてしまった。握った拳がブルブルと震える。殴ってやりたい。
「あ? 何、キレてんの? まあ過ぎたことクヨクヨしても始まらないし~。気楽に行こう!」
「くっ! それで何か『優遇措置』とかはあるんですよね? そちらの『過失』との言質は取りましたからね!」
「チッ! 詰まんねーことに気付きやがって・・・。」
舌打ちした! チャラ神、こいつぅ・・・。 だが私は耐えることにした。ここはせめて『優遇措置』だけでもしっかり頂こう。悔しくて涙が滲んで来た。
「えーとね、書類に『優遇スキル』ってとこあるでしょ? そこから好きなのあと2個選んで~。あ、1個【翻訳】?、それは異世界に送るときは絶対付けなきゃならないヤツだから予めコッチで選んだから~。」
「一杯有って、どれが良いとか判らないんですけど・・・。どれがオススメですか?」
「だあーりっ、それくらい自分で選んでよ。そうねー、次に行く世界で女性なら【戦巫女】はマストかな~。鉄板で転生した国で王様の嫁さんになれるし、国民からも尊敬されるよ! あと一個は自分で決めて~。も、適当で良んじゃね?」
チャラ神の余りのいい加減さに【神を叩けるハリセン】とか無いか、真剣に探しそうになった。だが、落ち着け。最後の「優遇スキル」だ。私は慎重に選んだ。
【豊穣】と言うスキルが目に留まる。戦い以外のスキルも良いなと思って、それに丸をした。
「ハイハイ、『優遇スキル』選んだね。ほいじゃ転生開始っと!」
「あああ、あの容姿の変更とか無いんですか?」
「あ、ダイジョブ! 君が行く世界ならその容姿で結構いい線行ってっから! あの申請書類、書くのマジ、ダルいんだよね。(笑) だから、良いっしょ? そのままで~。イケるイケる!」
「あああ、また(笑)付けた~! マジ、ムカつ・・・・・・・・。」
私は最後のセリフを言い終わる前に転生させられた。
そして転生した先が、この世界の『ゴルジョケア国』だった。既に、この国の【戦巫女】として登録済みで。何故なら、私はこの国に召喚されたことになっていたから・・・。
思えば召喚されたとき、神官や居合わせたペルクーリ王太子が微妙な顔してたなあ。そこから一年の間に3回の戦を経て、今度はこの国の【戦巫女】をクビになった。
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