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第一話 少年、降ゆ
しおりを挟む(少年は暗い森の中を恐る恐る進んでいく...初めて見る森の中や暗い世界に足が竦みながらも懸命に歩き続け長い森を抜けた先に
は美しい桃源郷が映し出されていてすると「お帰りなさい...」と柔らかい声がし振り返った瞬間に意識が消えていった)
(そして舞台は高校へと移り変わり6時間めの授業の最中)
教師)...して、この式からX=8だと言うことが求められる、そこでこの問題をえー...誰に解いてもらおうかな、じゃあ霧島に解
いてもらうか...霧島、解るか霧島ー?
(そう言いながら後ろを振り向くと霧島と呼ばれた少年は一番窓側の後ろの席で寝息を立てながらぐっすり眠っていて)
教師)また寝てるのか...(すると出席簿を持ちながら席まで歩いていき)おい、起きろー(すると何の躊躇いもなく出席簿のかどを結構なスピードで頭に振り下ろすとごつんと言う音を立てながら彼を深い眠りから引き上げ)
霧島)ふごっ...痛ったぁ...何するんですかセンセー
教師)誰かさんが起きないから起こしてあげたんだよ。ほら、この問題解いたら今日はおしまいなんだから早く解きなさい
(そんな二人のやりとりを見ていた周りのクラスメイトからはどっと笑い声が上がりながら眠い眼を擦りふらふらと立ち上がり遅いペースで黒板に書き込み)
霧島)ほら...終わりましたよこれでいいんでしょ..(あくびをしながらだるそうに答えたと同時に終了のチャイムが鳴り響き)
教師)と言うことで今日はここまで、家でよく復習するようにーかいさーん
(そう言い終わるや否や部活の生徒は荷物をまとめ各々の場所に歩いていく中に遅めのスピードで荷物を片付け教室を出る霧島の姿があり)
霧島)ったく...あのセンコー出席簿で殴ることないじゃんか...まだヒリヒリするよ...ん?
(そう言いながら殴られ痛むところを押さえながら歩いていると何かを発見しそちらに目をやり)
霧島)なんだ...?入り口みたいなやつ、初めてみたぞ...
(その入り口みたいなものは紫の境界であることを知らずにマジマジと観察していると突然車がこちらに向け走ってきて一刻の猶予を争い)
霧島)おわぁ!?まっすぐこっちにきてる!あぶなっ...
(迫り来る車に回転受け身を取るが退避したところが入り口の真上で)
霧島)ふぅ...危なかった...ってあれ...?(足が入り口の真上にあることを悟り)あ、これはやばいやつぅーー!!
(落下していく中地上のことを走馬灯のように思い出しながら意識はそこでプッツリと切れて穴の中に落ちていき)
『To be continued』
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