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夢見始め 来たことない場所見たことある場所 1
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いつもの時間に
いつものように家を出て
いつもの信号で
青になるのを待つ
ただ今日は
ちょっとだけ車道近くに立っていた
ただそれだけの事で
いつもの日常が終わってしまった
『うぅ…ん?何処だ?』
知らない場所にいるようだ…多分
何故多分かと言うと
真っ暗な…真っ黒な所としか
分からないからだ
体の感覚が鈍い
いや無いような気がする
どんな状況なんだか一切分からない
《あぁようやく意識が戻ったね
いやぁ久しぶりだったから
駄目にしちゃったかと思ったよ》
突然聞こえた声
聞いたこと有るような無いような
そんな声でソレは話始めた
《おはようと言うべきかな?
まぁ君は向こうじゃ死んじゃったから
御愁傷様のほうがいいかもね
そんなことは別に今関係ないから
色々省くけど…ちゃんと聞いてるかい?》
死んじゃった?
俺が?
…あぁ夢か
またよくわからない夢だ
まさか家を出る所から夢だなんて
《おぉい…聞きたまえよ
享年25歳の色無君
自分はこれでも偉いんだよ?
おぉーい…》
早く覚めないかな
あぁこのまま仕事休もっかなぁ
《はぁ仕方ないか
まぁ話聞かないし
自業自得だよね》
ソレが呟いたとたん
『ん?…ぐぅ!がああぁぁ!!』
さっきまで無かった体の感覚が戻り
それと共に頭から足先まで
全身が痛みに襲われる
《次は無いからねぇ?》
その言葉のあと消える痛みと感覚
『何なんだ今のは?
どうなってんだよ』
《色々省くって言ったでしょ?
もう時間無いからあとはあっちの
世界でね…じゃぁあとでね色無君》
あっちの世界?
なんだソレは
意味が分からない
そんなこと考えてたら
いきなり景色が変わり
椅子に座らされていた
いつものように家を出て
いつもの信号で
青になるのを待つ
ただ今日は
ちょっとだけ車道近くに立っていた
ただそれだけの事で
いつもの日常が終わってしまった
『うぅ…ん?何処だ?』
知らない場所にいるようだ…多分
何故多分かと言うと
真っ暗な…真っ黒な所としか
分からないからだ
体の感覚が鈍い
いや無いような気がする
どんな状況なんだか一切分からない
《あぁようやく意識が戻ったね
いやぁ久しぶりだったから
駄目にしちゃったかと思ったよ》
突然聞こえた声
聞いたこと有るような無いような
そんな声でソレは話始めた
《おはようと言うべきかな?
まぁ君は向こうじゃ死んじゃったから
御愁傷様のほうがいいかもね
そんなことは別に今関係ないから
色々省くけど…ちゃんと聞いてるかい?》
死んじゃった?
俺が?
…あぁ夢か
またよくわからない夢だ
まさか家を出る所から夢だなんて
《おぉい…聞きたまえよ
享年25歳の色無君
自分はこれでも偉いんだよ?
おぉーい…》
早く覚めないかな
あぁこのまま仕事休もっかなぁ
《はぁ仕方ないか
まぁ話聞かないし
自業自得だよね》
ソレが呟いたとたん
『ん?…ぐぅ!がああぁぁ!!』
さっきまで無かった体の感覚が戻り
それと共に頭から足先まで
全身が痛みに襲われる
《次は無いからねぇ?》
その言葉のあと消える痛みと感覚
『何なんだ今のは?
どうなってんだよ』
《色々省くって言ったでしょ?
もう時間無いからあとはあっちの
世界でね…じゃぁあとでね色無君》
あっちの世界?
なんだソレは
意味が分からない
そんなこと考えてたら
いきなり景色が変わり
椅子に座らされていた
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