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日本での新たな生活。
闘いは、夢の中だけで十分。
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今、世界では戦争をしている。外国だけども、どの様な影響があるかわからない。核ミサイルも落ちるかもしれない。
世界は終わりだ。戦争なんて夢の中で十分なのに、でも現実にやり合っている。最悪核ミサイルだろう。
果たして核戦争後の世界は、漫画みたいな世界なのだろうか。
カミノミゾシルが答えだろうが。気になる。
とにかく、いまは平和だから、核ミサイルが落ちるまで行かないだろうと思う。
でも油断は出来ない。それよりか、賞金首だ。近くに居ないか、調べる。一番近くて、20キロは離れている。ちょっと無理だ。それ以外にどこかにいないか調べるのだが、何処にもいない。元々ユーザーが少ないので、対戦相手には不足しがちだ。
でも日本には、半分位がいるのだ。ユーザー合計数は300人前後、その内半分が日本に居る。そして、時間が過ぎて行く。今日中に、50ドルは稼ぎたかったのだが、45ドルは手に入った。銀行に振り込まれるのは、月末の25日だ。今日は、二十三日だ。後2日後だ。東京は不慣れだ。どこに何があるのか、さっぱり分からない。
バスにさえも困る有り様だ。然れども生きて行かなければならない。稼ぐしかない。賞金首を、倒し続けるしか方法が無い。
そろそろ、ビッグイベントが始まる。勝てば、安く見積もっても、2000ドルだ。思いっきり上手く行けば、15,000ドルだろう。
でもお金は何処から出て来るのだろう。謎だ。
明日は、明日の風が吹く。そう、習いはしたが、今のところぎりぎりだ。明日賞金首をもう1人倒さないと、ホテル代がはらえない。その結果野宿だ。何としても避けなければならない。
そして、変な店に出くわした。看板には夢屋と書かれている。何の店だろうかと思い、中に足を踏み入れた。
受付には、機械があり、「いらっしゃいませ」と文字が出るのだ。
中に入って行くと、美人のお姉さんが迎えてくれた。
要件は、と聞かれた。
ここって何屋さんと聞いた。
ここは、萬の夢が有料で叶う店よ。と答えてくれたのだ。
一瞬、考えた。もしかすると、優勝が叶のかと。聞いてみた。
210万円で叶うわ。と回答がかってきた。ガックリだ。
日本には不思議な店があるのだなと、感心し、店を出た。
そして、そのまま何も考えずに、日本橋江戸屋横丁に来ていた。
ここは、東京のはずだよねと思う。
まさか、それとも大阪。
ここは日本だよね、神様。
そこは、異空間。日本に似た日本じゃない場所。
まさか、神様。
すこし違う。其方から見れば変わらないだろうが。
ここから帰れるのかな。
無理じゃ。
夢屋のさーびすじゃ。
サービスって。
とにかく、稼げるのじゃよ。
賞金首がゴロゴロじゃ。
賞金首を次々と平らげて行く。気がついたら夜の七時になっていた。
お腹が空いた。何か食べようと思い、店に入ることにした。しかし、見たことのないものばかりだ。せいぜいカレーライスくらいだ。食べたことのある物は。
日本だが異世界の日本らしい場所で、神様がここに連れて来てくれたのだ。
どうやって帰るのか、稼いだ金額は、200ドル。全部で352ドル。祖国での半年分ぐらいだ。パートしか仕事のなかった私には、快挙だった。
元の世界に戻るにはどうしたら良いのかわからないまま、バスらしきものが来たのでそれに乗ることにした。行き先は東京新宿みなとみらい館となっていた。
とにかく帰りたいのでそれに乗った。二時間ほどだろうか、目的の場所にたどり着いたのだ。バスを降りたら、時計を見ると午後七時二十分。時間的に変だ。
異世界は、時間的にも不思議だ。こちらの時間とあちらの時間は、かなりずれがあるみたいだ。
とにかく、東都ホテル瑞国角に、戻ることにしたのだ。
タクシーを拾って、ホテルまで戻ると、部屋にルームレターが挟んであった。夕食券だ。
広間まで行き、夕食を食べた。バイキング形式なので、適当に食べたのだった。お腹の膨れた後、デッキを構成する。
今度は、火力よりも、防御重視の反撃型にしようと思い、二時間近く、時間をかけてとまで思い、都合のいいものを探して回る。そして、気がついたら、午後十時だった。
寝るには早いし、起きていても仕方ないし、TVでも見る事にしたが、ここは日本だ。日本の番組しかやっていない。結局寝ることにした。
眠りについてから、二十分後物音がするので目が醒めた。どうやら、精霊さんらしきものが動いている。小さいのでよくは分からないが、動いている。
やあ、と挨拶をする精霊さん。
あなた何者、そう答えて相手の出方を伺う。
僕は、精霊のミハエル。みんなは、いたずら者だと思っているけれどね。
君にいいものを持ってきたんだ。
何。
これ。
砂時計ね。
そう、砂時計。
普通じゃない砂時計。
あたり。
何に使えるの。
時間を少しだけ、止められる。
ありがと。
世界は終わりだ。戦争なんて夢の中で十分なのに、でも現実にやり合っている。最悪核ミサイルだろう。
果たして核戦争後の世界は、漫画みたいな世界なのだろうか。
カミノミゾシルが答えだろうが。気になる。
とにかく、いまは平和だから、核ミサイルが落ちるまで行かないだろうと思う。
でも油断は出来ない。それよりか、賞金首だ。近くに居ないか、調べる。一番近くて、20キロは離れている。ちょっと無理だ。それ以外にどこかにいないか調べるのだが、何処にもいない。元々ユーザーが少ないので、対戦相手には不足しがちだ。
でも日本には、半分位がいるのだ。ユーザー合計数は300人前後、その内半分が日本に居る。そして、時間が過ぎて行く。今日中に、50ドルは稼ぎたかったのだが、45ドルは手に入った。銀行に振り込まれるのは、月末の25日だ。今日は、二十三日だ。後2日後だ。東京は不慣れだ。どこに何があるのか、さっぱり分からない。
バスにさえも困る有り様だ。然れども生きて行かなければならない。稼ぐしかない。賞金首を、倒し続けるしか方法が無い。
そろそろ、ビッグイベントが始まる。勝てば、安く見積もっても、2000ドルだ。思いっきり上手く行けば、15,000ドルだろう。
でもお金は何処から出て来るのだろう。謎だ。
明日は、明日の風が吹く。そう、習いはしたが、今のところぎりぎりだ。明日賞金首をもう1人倒さないと、ホテル代がはらえない。その結果野宿だ。何としても避けなければならない。
そして、変な店に出くわした。看板には夢屋と書かれている。何の店だろうかと思い、中に足を踏み入れた。
受付には、機械があり、「いらっしゃいませ」と文字が出るのだ。
中に入って行くと、美人のお姉さんが迎えてくれた。
要件は、と聞かれた。
ここって何屋さんと聞いた。
ここは、萬の夢が有料で叶う店よ。と答えてくれたのだ。
一瞬、考えた。もしかすると、優勝が叶のかと。聞いてみた。
210万円で叶うわ。と回答がかってきた。ガックリだ。
日本には不思議な店があるのだなと、感心し、店を出た。
そして、そのまま何も考えずに、日本橋江戸屋横丁に来ていた。
ここは、東京のはずだよねと思う。
まさか、それとも大阪。
ここは日本だよね、神様。
そこは、異空間。日本に似た日本じゃない場所。
まさか、神様。
すこし違う。其方から見れば変わらないだろうが。
ここから帰れるのかな。
無理じゃ。
夢屋のさーびすじゃ。
サービスって。
とにかく、稼げるのじゃよ。
賞金首がゴロゴロじゃ。
賞金首を次々と平らげて行く。気がついたら夜の七時になっていた。
お腹が空いた。何か食べようと思い、店に入ることにした。しかし、見たことのないものばかりだ。せいぜいカレーライスくらいだ。食べたことのある物は。
日本だが異世界の日本らしい場所で、神様がここに連れて来てくれたのだ。
どうやって帰るのか、稼いだ金額は、200ドル。全部で352ドル。祖国での半年分ぐらいだ。パートしか仕事のなかった私には、快挙だった。
元の世界に戻るにはどうしたら良いのかわからないまま、バスらしきものが来たのでそれに乗ることにした。行き先は東京新宿みなとみらい館となっていた。
とにかく帰りたいのでそれに乗った。二時間ほどだろうか、目的の場所にたどり着いたのだ。バスを降りたら、時計を見ると午後七時二十分。時間的に変だ。
異世界は、時間的にも不思議だ。こちらの時間とあちらの時間は、かなりずれがあるみたいだ。
とにかく、東都ホテル瑞国角に、戻ることにしたのだ。
タクシーを拾って、ホテルまで戻ると、部屋にルームレターが挟んであった。夕食券だ。
広間まで行き、夕食を食べた。バイキング形式なので、適当に食べたのだった。お腹の膨れた後、デッキを構成する。
今度は、火力よりも、防御重視の反撃型にしようと思い、二時間近く、時間をかけてとまで思い、都合のいいものを探して回る。そして、気がついたら、午後十時だった。
寝るには早いし、起きていても仕方ないし、TVでも見る事にしたが、ここは日本だ。日本の番組しかやっていない。結局寝ることにした。
眠りについてから、二十分後物音がするので目が醒めた。どうやら、精霊さんらしきものが動いている。小さいのでよくは分からないが、動いている。
やあ、と挨拶をする精霊さん。
あなた何者、そう答えて相手の出方を伺う。
僕は、精霊のミハエル。みんなは、いたずら者だと思っているけれどね。
君にいいものを持ってきたんだ。
何。
これ。
砂時計ね。
そう、砂時計。
普通じゃない砂時計。
あたり。
何に使えるの。
時間を少しだけ、止められる。
ありがと。
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