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これはニートですか?
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ある日のことだった。
私宛に1冊の手記が送られてきた。
送り主の名に見覚えはない。
しかしながら筆跡には見覚えがあり、なぜか強い興味が引かれる。
一体何が書かれているのだろうか……。
私は椅子に座り手記を読み始めた。
つらい人生を送って来ました。
私は10年間引きこもり、そして今も引きこもっております。
家族がいる間は自室にいるため、会うことはほとんどありません。
まさに絵に描いたような、引きこもりニートと言えるでしょう。
思えば私が引きこもりを始めたのは大学を卒業した時からでした。
その当時は、就職難であり、時代のせいにして就職できなかったことを言い訳に、ただ怠惰に日々を過ごしたのがきっかけです。
引きこもり始めた頃は、ただひたすら小説を読み、音楽を聴いて毎日を過ごしました。
父も母も兄も、高学歴で周りからは高い評価を得ているのに、家族の中で私だけが落ちこぼれているのです。
もちろんこのような人生で終わるつもりもなく、何度となく一念発起しあらゆることに挑戦してみました。
立派な父のように司法書士になろうと、何年も挑戦しては不合格となり、あきらめました。
友人の多い兄のように、売れっ子作家を目指して小説で賞を目指しました。
私の駄文では当然受賞できるわけもなく、徒労で終わる結果となりました。
そして月日が流れるのは早く、10年もの歳月が過ぎ去ったのです。
引きこもりを始めて数年後のこと、司法書士をあきらめた時でした。
家にインターネットが開通し、私は旧式ながらもパソコンを譲り受けました。
もちろん遊ぶためではなく、パソコン関連の資格を取得するためです。
しかしながらインターネットを利用し様々なサイトを読みふけり資格の勉強はほとんど手付かずのままでした。
私はこのような生活を何ヶ月も続けておりました。
ある日、いつものようにネットをしていると、あるサイトに行き着きました。
そのサイトは自殺掲示板と言われるもので、人生に絶望した者たちが集まり、そして自殺を行うという掲示板です。
恐らく本当に自殺が行われる事は少ないのでしょうが、私は掲示板の記載内容に強い興味を抱きました。
記載内容はどれも生々しく、人生に疲れ絶望した人たちに思えました。
まさに当時の私の状況と一致しており、私は強い親近感を抱いたのです。
その日から自殺掲示板を見るのが私の日課となりました。
そして数年の月日が流れました。
応募した小説は落選し、兄から無駄なことはやめろと言われ、深い絶望に心が包まれていた時です。
その日もまた自殺掲示板を閲覧していますと、自殺者の募集が記載されております。
一人で死ぬのは心細く、死ぬ勇気が沸かないため同じ境遇の方を募集しているようです。
自殺掲示板ではよくある記載なのですが、募集しているのは私が住んでいる街だったのです。
運命を感じた私は今までの人生を振り返り、自殺を決意しました。
生きていても家族に申し訳なく、もう普通の人生を歩むのは困難と考えたからです。
掲示板の投稿に返信し、日時と待ち合わせ場所を確認しました。
自殺を行う日は1週間後の夜ということになりました。
その日までに遺書を書き、身辺整理を行いました。
そして1週間が経ちました。
夜、家族が寝静まったのを確認しこっそりと家を抜け出しました。
待ち合わせ場所は家から自転車で20分ほどの場所です。
久しぶりに出た外の空気は冷え切っており、冷たい風が妙に心地良かったのを覚えております。
待ち合わせ場所に到着した時にはすでに三名もの方がおられました。
予定では五名とのことでしたので、あと一名の方を待ちました。
予定時間より5分遅れて最後の一名の方が来られました。
我々はこれから崖から身を投げるのです。
1時間かけて崖まで行きました。
この崖は毎年何名か自殺者が出ており地元では自殺の名所として有名です。
私は崖から下を見下ろしました。
これだけの距離を落ちた場合、間違いなく即死するでしょう。
そしてその時はやって参りました。
みな目に涙を浮かべております。
本心としてはやはり死にたくはないのでしょう。
しかしながら社会や人生に絶望し、生きるのがつらく自殺することで楽になりたいという気持ちもまた心にあるのです。
各々小声で感謝の言葉を発しております。
どんなに絶望しつらい人生でも感謝の言葉が出るのは、人間の美しき光景と思えてなりません。
いよいよ1人目が崖から飛び降りました。
そして次々と崖から飛び降りていきました。
しかし私は飛び降りることができませんでした。
ただその場に立ち尽くし、彼らが消えていった崖をずっと見つめていただけなのです。
何時間経過したでしょうか。
人が集まってきまして、遺体が発見されると私は警察に任意同行を求められました。
しかし私は放心状態であり、警察の言葉は一切耳に入ってきません。
ようやく私の家族が連れてこられて任意同行に応じると事情を全てお話ししました。
自殺幇助罪に問われる可能性があると言うことを伺いましたが、家族が身元引受人となっていただき、家に帰ることができました。
家族はみな私に対して終始無言です。
その目は軽蔑や哀れみをあらわしており、私の心は痛めつけられました。
もしあの時死んでいたら、あのような目を向けられることはなかったのだろうかと思います。
自殺を止める勇気もなく、自らも自殺する勇気すらない。
哀れで弱い人間が私なのです。
次の日、さほど大きくはない街で四人もの自殺者が出たので、地元では大騒動となりました。
休日なのですが、家族もどこにも行かずにただ家に引きこもっております。
私はあまりにも居辛く感じたため、こっそり外に出ました。
すれ違う人全てが私を見ます。
その目は家族が私に向けた軽蔑や哀れみの目ではなく、憎しみと好奇の目でした。
私が4人を殺した殺人者と街の人はそう思っているのでしょう。
この街のどこにいても私は居辛く感じました。
しばらく街を散歩していますと、老人の方が私の目の前に立ちふさがりました。
老人の目は赤くはれ上がり、ひたすら泣いていたような感じでした。
そして突然、腹部に鋭い痛みが走ったのです。
病院の天井を見る。
私は腹部に傷を負い、今入院中だ。
これは私の手記だろうか?いや違う。
確かに腹部に傷を負っており、頭を打ったせいか、入院前の記憶もない。
だが私はちゃんと働いていたはずだ。
記憶の底にあるような違和感を覚えながら、再び手記に目をやりページをめくった。
私は病院に運ばれ一命を取り留めました。
あの老人は自殺した方の家族の方であり、ただ一人の孫だったそうです。
老人は駆けつけた警察にすぐに逮捕されたと聞きました。
老人に対する怒りや憎しみのような感情はまったくおきません。
たった一人の可愛い孫が自殺し、その場に居ながら止めなかった私を恨むのは当然だと思うからです。
傷が癒えるまで入院することになりましたが、病院でも医者、看護師そして入院患者までもが私に視線を向けてきます。
死に損なった私の人生は、今まで以上につらいです。
なぜ私は生まれてきたのだろうか。
父も母もお見舞いにはきません。
お見舞いに来るのは兄だけです。
しかしそれは私の心配をしているからではなく、義理と世間体からだというのは態度から伝わります。
来るたびに差し入れを放り投げて、10分ほどで帰ります。
会話などほとんどありません。
本心は早く亡くなってほしいと。
生きているのに死んでいる。そういう存在になっているのでしょう。
退院の日が近づいてきました。
私はもう疲れました。
この虚しさの元凶を刺し、病院の屋上から飛び降り彼らと同じ道を歩みます。
願わくばあの世では、先に旅立った仲間と家族とともに幸せになれるよう祈ります。
この事を手記に残し、いつの日か誰かに読んでもらうことで、私のような、どうしようもない人間がいたということを残したいと思います。
私は手記を閉じた。
私にこのような手記を送ったのは一体何が目的なのだろうか。
まずこの手記の内容が正しいのであれば、記載者は引きこもりでありそして病院に入院、もしくは死んでいるということだ。
消印はこの街の消印が押されており、身近にいる人物が偽名で私に送りつけた可能性もある。
もしかして私は兄なのか?それとも弟なのか。
入院してからお見舞いに来たものはいない。
もうすぐ食事の時間だし、考えるのはやめよう。
私が弟だろうが、兄だろうが記憶がない以上は本当のことはわかりようがない。
私は看護師が持ってきた食事を食べ終わると腹部の痛みをこらえて眠りに着いた。
私宛に1冊の手記が送られてきた。
送り主の名に見覚えはない。
しかしながら筆跡には見覚えがあり、なぜか強い興味が引かれる。
一体何が書かれているのだろうか……。
私は椅子に座り手記を読み始めた。
つらい人生を送って来ました。
私は10年間引きこもり、そして今も引きこもっております。
家族がいる間は自室にいるため、会うことはほとんどありません。
まさに絵に描いたような、引きこもりニートと言えるでしょう。
思えば私が引きこもりを始めたのは大学を卒業した時からでした。
その当時は、就職難であり、時代のせいにして就職できなかったことを言い訳に、ただ怠惰に日々を過ごしたのがきっかけです。
引きこもり始めた頃は、ただひたすら小説を読み、音楽を聴いて毎日を過ごしました。
父も母も兄も、高学歴で周りからは高い評価を得ているのに、家族の中で私だけが落ちこぼれているのです。
もちろんこのような人生で終わるつもりもなく、何度となく一念発起しあらゆることに挑戦してみました。
立派な父のように司法書士になろうと、何年も挑戦しては不合格となり、あきらめました。
友人の多い兄のように、売れっ子作家を目指して小説で賞を目指しました。
私の駄文では当然受賞できるわけもなく、徒労で終わる結果となりました。
そして月日が流れるのは早く、10年もの歳月が過ぎ去ったのです。
引きこもりを始めて数年後のこと、司法書士をあきらめた時でした。
家にインターネットが開通し、私は旧式ながらもパソコンを譲り受けました。
もちろん遊ぶためではなく、パソコン関連の資格を取得するためです。
しかしながらインターネットを利用し様々なサイトを読みふけり資格の勉強はほとんど手付かずのままでした。
私はこのような生活を何ヶ月も続けておりました。
ある日、いつものようにネットをしていると、あるサイトに行き着きました。
そのサイトは自殺掲示板と言われるもので、人生に絶望した者たちが集まり、そして自殺を行うという掲示板です。
恐らく本当に自殺が行われる事は少ないのでしょうが、私は掲示板の記載内容に強い興味を抱きました。
記載内容はどれも生々しく、人生に疲れ絶望した人たちに思えました。
まさに当時の私の状況と一致しており、私は強い親近感を抱いたのです。
その日から自殺掲示板を見るのが私の日課となりました。
そして数年の月日が流れました。
応募した小説は落選し、兄から無駄なことはやめろと言われ、深い絶望に心が包まれていた時です。
その日もまた自殺掲示板を閲覧していますと、自殺者の募集が記載されております。
一人で死ぬのは心細く、死ぬ勇気が沸かないため同じ境遇の方を募集しているようです。
自殺掲示板ではよくある記載なのですが、募集しているのは私が住んでいる街だったのです。
運命を感じた私は今までの人生を振り返り、自殺を決意しました。
生きていても家族に申し訳なく、もう普通の人生を歩むのは困難と考えたからです。
掲示板の投稿に返信し、日時と待ち合わせ場所を確認しました。
自殺を行う日は1週間後の夜ということになりました。
その日までに遺書を書き、身辺整理を行いました。
そして1週間が経ちました。
夜、家族が寝静まったのを確認しこっそりと家を抜け出しました。
待ち合わせ場所は家から自転車で20分ほどの場所です。
久しぶりに出た外の空気は冷え切っており、冷たい風が妙に心地良かったのを覚えております。
待ち合わせ場所に到着した時にはすでに三名もの方がおられました。
予定では五名とのことでしたので、あと一名の方を待ちました。
予定時間より5分遅れて最後の一名の方が来られました。
我々はこれから崖から身を投げるのです。
1時間かけて崖まで行きました。
この崖は毎年何名か自殺者が出ており地元では自殺の名所として有名です。
私は崖から下を見下ろしました。
これだけの距離を落ちた場合、間違いなく即死するでしょう。
そしてその時はやって参りました。
みな目に涙を浮かべております。
本心としてはやはり死にたくはないのでしょう。
しかしながら社会や人生に絶望し、生きるのがつらく自殺することで楽になりたいという気持ちもまた心にあるのです。
各々小声で感謝の言葉を発しております。
どんなに絶望しつらい人生でも感謝の言葉が出るのは、人間の美しき光景と思えてなりません。
いよいよ1人目が崖から飛び降りました。
そして次々と崖から飛び降りていきました。
しかし私は飛び降りることができませんでした。
ただその場に立ち尽くし、彼らが消えていった崖をずっと見つめていただけなのです。
何時間経過したでしょうか。
人が集まってきまして、遺体が発見されると私は警察に任意同行を求められました。
しかし私は放心状態であり、警察の言葉は一切耳に入ってきません。
ようやく私の家族が連れてこられて任意同行に応じると事情を全てお話ししました。
自殺幇助罪に問われる可能性があると言うことを伺いましたが、家族が身元引受人となっていただき、家に帰ることができました。
家族はみな私に対して終始無言です。
その目は軽蔑や哀れみをあらわしており、私の心は痛めつけられました。
もしあの時死んでいたら、あのような目を向けられることはなかったのだろうかと思います。
自殺を止める勇気もなく、自らも自殺する勇気すらない。
哀れで弱い人間が私なのです。
次の日、さほど大きくはない街で四人もの自殺者が出たので、地元では大騒動となりました。
休日なのですが、家族もどこにも行かずにただ家に引きこもっております。
私はあまりにも居辛く感じたため、こっそり外に出ました。
すれ違う人全てが私を見ます。
その目は家族が私に向けた軽蔑や哀れみの目ではなく、憎しみと好奇の目でした。
私が4人を殺した殺人者と街の人はそう思っているのでしょう。
この街のどこにいても私は居辛く感じました。
しばらく街を散歩していますと、老人の方が私の目の前に立ちふさがりました。
老人の目は赤くはれ上がり、ひたすら泣いていたような感じでした。
そして突然、腹部に鋭い痛みが走ったのです。
病院の天井を見る。
私は腹部に傷を負い、今入院中だ。
これは私の手記だろうか?いや違う。
確かに腹部に傷を負っており、頭を打ったせいか、入院前の記憶もない。
だが私はちゃんと働いていたはずだ。
記憶の底にあるような違和感を覚えながら、再び手記に目をやりページをめくった。
私は病院に運ばれ一命を取り留めました。
あの老人は自殺した方の家族の方であり、ただ一人の孫だったそうです。
老人は駆けつけた警察にすぐに逮捕されたと聞きました。
老人に対する怒りや憎しみのような感情はまったくおきません。
たった一人の可愛い孫が自殺し、その場に居ながら止めなかった私を恨むのは当然だと思うからです。
傷が癒えるまで入院することになりましたが、病院でも医者、看護師そして入院患者までもが私に視線を向けてきます。
死に損なった私の人生は、今まで以上につらいです。
なぜ私は生まれてきたのだろうか。
父も母もお見舞いにはきません。
お見舞いに来るのは兄だけです。
しかしそれは私の心配をしているからではなく、義理と世間体からだというのは態度から伝わります。
来るたびに差し入れを放り投げて、10分ほどで帰ります。
会話などほとんどありません。
本心は早く亡くなってほしいと。
生きているのに死んでいる。そういう存在になっているのでしょう。
退院の日が近づいてきました。
私はもう疲れました。
この虚しさの元凶を刺し、病院の屋上から飛び降り彼らと同じ道を歩みます。
願わくばあの世では、先に旅立った仲間と家族とともに幸せになれるよう祈ります。
この事を手記に残し、いつの日か誰かに読んでもらうことで、私のような、どうしようもない人間がいたということを残したいと思います。
私は手記を閉じた。
私にこのような手記を送ったのは一体何が目的なのだろうか。
まずこの手記の内容が正しいのであれば、記載者は引きこもりでありそして病院に入院、もしくは死んでいるということだ。
消印はこの街の消印が押されており、身近にいる人物が偽名で私に送りつけた可能性もある。
もしかして私は兄なのか?それとも弟なのか。
入院してからお見舞いに来たものはいない。
もうすぐ食事の時間だし、考えるのはやめよう。
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※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
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