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幸せのバレンタイン
幸福のバレンタイン
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日が地平線の少し上くらいまで傾いた頃、僕はまだ暇を持て余していた。
渡すべきチョコはできている。
しかし、渡す相手の暁さんの帰りを、ただひたすらに待ち望んでいた。
すると、スマホに連絡が入った。
「そろそろ家に着きます」
と、暁さんから届いた。
チョコの渡すタイミングは、暁さんが、帰ってきたあと少し落ち着いてからだ。
そうはわかっていても、とっとと渡してしまいたくて、うずうずしていた。
最初はチョコをどこに置こうか
どんな感じて渡そうかな
そういえば、ただ暇してただけで渡し方とか考えてなかった。
今更のように焦り初めての、無駄だとわかっていたので、もう諦めて普通に渡すことにしよう。
ちょっとチョコを見にくい位置に隠した時に、
ガチャ
「ただいまー」
と言って、暁さんが帰宅した。
「おかえり~
彼方どうだった?」
「元気そうだったよ
ちょっと手を洗ってくるね」
と言って暁さんは洗面所に姿を消した。
もう、とにかくソワソワして止まらなかった。
早く渡して反応がみたい。
これを渡したら、きっと幸せになるはず。
なんて、頭の中が渦を巻いていたら、洗面所から暁さんがでてきた。
そして、こちらを向いて、謎の箱を持ち
「ハッピーバレンタイン!!」
へ?!
あ、でも返さなくちゃ
「あ、ありがとう
そして、ハッピーバレンタイン!!」
と言って、チョコを暁さんの手の上に置いた。
2人とも、交換したチョコを1目見て、お互いの顔を見合って
そして、盛大に笑いあった。
たっぷり数分間は笑ったかな
机の上にチョコを置いたあとも笑い続けた。
自分がチョコを貰えるなんて思ってなかったこと、相手に渡した時の、謎の反応が、笑いのハーモニーを生んでいた。
それから、笑いを必死にこらえて、
「このチョコ手作り?」
「うん、そうだよ
簡単なものをふたつつくっただけだけど」
「そう
いや、僕のなんて店で買ったやつだしさ」
「貰えるだけ嬉しいよ
そもそも男子から貰うことなんてないしね」
「そうだよね
イレギュラーだけど、せっかくだからやってみようかなって」
「ほんとにありがとう
それじゃあ、少しお互いに食べてみよっか」
「そうしょうか
まさか2人とも用意してるとはね」
「私が作ることは予想出来たでしょ
蓮が買ってくるのが予想外すぎたよ」
「あはは
喜んでもらえれば良かったよ」
「うん
もうこんな時間か
ご飯作るから、それ食べたあとにチョコ食べようかな」
「その方が良さそうだね」
「食後のデザートだね
ご飯できるまでにお風呂入る?」
「じゃあ入ってくるよ」
そして、僕はお風呂への支度をして、風呂場に向かった。
お風呂は準備している間に沸いたので、手短に身体中を洗った。
初めての感覚だった。
女子にバレンタインでチョコを渡す事が
そして、女子からチョコを貰うことが
だから、夕飯の後に食べられるチョコにワクワクしていた。
でも、それとは別に
すごい緊張していた。
いつも話している暁さんでも、チョコを渡すとなると、緊張してしまった。
だからか、それともお風呂に浸かっているせいか、顔が熱い気がする。
「ふ~」
ちょっと溜息をこぼした。
暁さんと彼方に渡したチョコ想うと、どうしても考えずにはいられなかったんだ。
今の僕が本当にとるべき行動とはなにか
あのチョコは本当に渡すべきだったんだろうか
もしかしたら、誰かのチョコがなくなってしまったかもしれない。
もしかしたら、暁さんと彼方からしたら、僕からのチョコは迷惑だったかもしれない。
渡したあのチョコはただの自己満足の結晶かもしれない。
本当にあのチョコで暁さんを幸せに出来るだろうか。
いや、きっと幸せにできているはずだ。
だって、チョコを見た時の喜びが凄かった。
あのチョコで、暁さんと彼方を幸せにできたと信じたい。
あぁ
こうやって懐疑的な思考に陥るのはやめにしたいな。
時間の無駄な気がしてしまう。
それに、僕はチョコをもらってうれしかった。
だから、僕が渡したチョコも喜ばせられてるはず。
もうそれでいいじゃないか。
何かが吹っ切れた僕は、お風呂を上がった。
お風呂の中で考え事をしていると、なんだかんだ吹っ切れるから、毎回お世話になってる気がする。
「お風呂出たよ~」
と言いながら、リビングに帰ると、暁さんが美味しそうなハンバーグを準備していてくれた。
暁さんは、配膳をしながらこちらを見て、
「今日はお風呂長かったけど、なんかあった?
悩み事?」
自分の中を見透かされている気持ちになったけど、とりあえず現状をこたえておく。
「ん~
まあ、ちょっと悩んでたけど、お風呂の中で解決したからいいよ」
と言って、暁さんの配膳を手伝おうとした。
「ふ~ん
まあ、解決したならいいけどね
じゃあ、蓮のごはん自分で持ってってね」
と言って、僕の茶碗を手渡し、暁さんは椅子に座った。
僕も、自分の茶碗を席に持っていき、椅子に座った。
そして、互いの顔を見合わせて
「いただきます」
と言って、ごはんを食べ始めた。
冷めないうちにと思い、熱々のハンバーグに箸を入れる。
じゅわ~
と、音がしそうなほど、肉汁が流れ出した。
その肉汁を、無駄にしないように、急いでハンバーグの切れ端を箸で持ち上げ、頬張った。
口に入れた瞬間に口いっぱいにあふれ出す肉本来の味
噛めば噛むほどあふれ出す肉汁
飲み込んだ後も残る余韻を書きけさまいと、ちょっとご飯を食べるのをためらった。
そして、余韻がなくなってから、暁さんに質問をした。
「一つ聞きたいことがあるんだけど」
「ん、どうしたの?」
「あのチョコ手作りって聞いたけど、いつ作ってたの?」
「あれね~大変だったんだよ~
蓮が病院に言ってる間に、彼方の分も含めて作ったんだ」
「え?!
あの短時間に完成させたの?
チョコ冷やすの時間かかりそうだけど...」
「ほ~んと、大変だったんだよ~
蓮が朝起きるの遅いから、間に合わないかと思ったんだからね
まあ、何とか間に合ったからいいけどさ
逆に聞くけどさ
蓮はいつチョコ買ったの?」
「今日病院に行く間だよ
その間しか時間なかったからね」
「良くあの少ない時間の間に買えたね
まあ、確かに彼方と話してるだけにしては遅いと思ったけどさ」
兎に角、本当にチョコありがとうね」
「こちらこそ」
と言って、もう一度食事に専念した。
それからは、僕たちは特に会話もせずに食べていた。
けえど、この静寂は閑散というより、幸せに満たされた静寂だった。
気が付いたら、ごはんもハンバーグの欠片もなくなっていた。
「ごちそうさま」
すると、僕よりも先に暁さんが食べ終わっていたらしく、僕の食器とかを片付けてくれた。
「片付けやっとくから、チョコもってきといて」
「わかった~」
と言って、自分が買ったチョコと、暁さんがくれたチョコを、テーブルに運んだ。
すると、まだそんなに時間もたっていないのに、片づけを済ませたのか、暁さんが台所を離れた。
そして、僕と同時に席に着いた。
気になった僕は、すかさず聞いてみた。
「片付けもう終わったの?」
「ううん
取り敢えず、茶わんとかは片付けたから、もういいかなって
早くチョコ食べたいし」
「そうだね
それじゃあ、」
「いただきます」
と言って、二人同時にチョコの包みをはがした。
そこには、丹精込めて作られたであろう生チョコとクランチがあった。
「きれいだな~」
と、言った後、お互いの顔を見合わせた。
そして、生チョコ一口目を噛み取った。
それは、口の中で一瞬にして溶け切った。
そして、口いっぱいにその芳香と甘美を残していった。
第一感想を言おうと思って、暁さんの方を見ると、お互い視線がかち合い
「おいしかった~」
と口にこぼした。
そして、もう一度お互いを見て、笑いあった。
それから、チョコを早く食べたくて、話さないで食べ続けた。
本当においしい生チョコとクランチで、一口一口の余韻に浸りきってから、次の一口を食べるようになっていた。
そして、気が付けば手の中にチョコは残ってなかった。
手をなめていたことに気が付き、前を向くと、ちょうど暁さんがチョコを食べ終わったとこだった。
だから、先に感謝を伝えた。
「すごい美味しかったよ
手作りとは思えないぐらい美味しかった
僕のためにチョコを作ってくれてありがとうね」
「ううん
蓮君こそおいしいチョコを買ってきてくれてありがとう」
「喜んでもらえてうれしかったよ
それじゃあ、二人で片づけして早めに休もうか」
「そうだね」
それから、僕たちはチョコの包みとかを片した。
そして、二人で手伝って、食器の片づけを終わらせた。
もう、片づけが終わっただけで、完全燃焼してしまっていた。
「今日は美味しいチョコをありがとう
疲れたから、もう僕は寝るね」
「うん
蓮君が買ってきてくれたチョコ、美味しかったよ
おやすみなさい」
そして、僕は自室に入り、布団にこもった。
電気を消して、いつでも寝れるようにしてから、今日を振り返る。
お風呂では心配になったけど、やっぱりあのチョコは人を幸せにできて良かった。
僕も、暁さんのチョコの美味しさで幸せだった。
ふう
これがずっと続くといいな
僕の意識は、雄大で寛大な夜空に吸い寄せられていった。
渡すべきチョコはできている。
しかし、渡す相手の暁さんの帰りを、ただひたすらに待ち望んでいた。
すると、スマホに連絡が入った。
「そろそろ家に着きます」
と、暁さんから届いた。
チョコの渡すタイミングは、暁さんが、帰ってきたあと少し落ち着いてからだ。
そうはわかっていても、とっとと渡してしまいたくて、うずうずしていた。
最初はチョコをどこに置こうか
どんな感じて渡そうかな
そういえば、ただ暇してただけで渡し方とか考えてなかった。
今更のように焦り初めての、無駄だとわかっていたので、もう諦めて普通に渡すことにしよう。
ちょっとチョコを見にくい位置に隠した時に、
ガチャ
「ただいまー」
と言って、暁さんが帰宅した。
「おかえり~
彼方どうだった?」
「元気そうだったよ
ちょっと手を洗ってくるね」
と言って暁さんは洗面所に姿を消した。
もう、とにかくソワソワして止まらなかった。
早く渡して反応がみたい。
これを渡したら、きっと幸せになるはず。
なんて、頭の中が渦を巻いていたら、洗面所から暁さんがでてきた。
そして、こちらを向いて、謎の箱を持ち
「ハッピーバレンタイン!!」
へ?!
あ、でも返さなくちゃ
「あ、ありがとう
そして、ハッピーバレンタイン!!」
と言って、チョコを暁さんの手の上に置いた。
2人とも、交換したチョコを1目見て、お互いの顔を見合って
そして、盛大に笑いあった。
たっぷり数分間は笑ったかな
机の上にチョコを置いたあとも笑い続けた。
自分がチョコを貰えるなんて思ってなかったこと、相手に渡した時の、謎の反応が、笑いのハーモニーを生んでいた。
それから、笑いを必死にこらえて、
「このチョコ手作り?」
「うん、そうだよ
簡単なものをふたつつくっただけだけど」
「そう
いや、僕のなんて店で買ったやつだしさ」
「貰えるだけ嬉しいよ
そもそも男子から貰うことなんてないしね」
「そうだよね
イレギュラーだけど、せっかくだからやってみようかなって」
「ほんとにありがとう
それじゃあ、少しお互いに食べてみよっか」
「そうしょうか
まさか2人とも用意してるとはね」
「私が作ることは予想出来たでしょ
蓮が買ってくるのが予想外すぎたよ」
「あはは
喜んでもらえれば良かったよ」
「うん
もうこんな時間か
ご飯作るから、それ食べたあとにチョコ食べようかな」
「その方が良さそうだね」
「食後のデザートだね
ご飯できるまでにお風呂入る?」
「じゃあ入ってくるよ」
そして、僕はお風呂への支度をして、風呂場に向かった。
お風呂は準備している間に沸いたので、手短に身体中を洗った。
初めての感覚だった。
女子にバレンタインでチョコを渡す事が
そして、女子からチョコを貰うことが
だから、夕飯の後に食べられるチョコにワクワクしていた。
でも、それとは別に
すごい緊張していた。
いつも話している暁さんでも、チョコを渡すとなると、緊張してしまった。
だからか、それともお風呂に浸かっているせいか、顔が熱い気がする。
「ふ~」
ちょっと溜息をこぼした。
暁さんと彼方に渡したチョコ想うと、どうしても考えずにはいられなかったんだ。
今の僕が本当にとるべき行動とはなにか
あのチョコは本当に渡すべきだったんだろうか
もしかしたら、誰かのチョコがなくなってしまったかもしれない。
もしかしたら、暁さんと彼方からしたら、僕からのチョコは迷惑だったかもしれない。
渡したあのチョコはただの自己満足の結晶かもしれない。
本当にあのチョコで暁さんを幸せに出来るだろうか。
いや、きっと幸せにできているはずだ。
だって、チョコを見た時の喜びが凄かった。
あのチョコで、暁さんと彼方を幸せにできたと信じたい。
あぁ
こうやって懐疑的な思考に陥るのはやめにしたいな。
時間の無駄な気がしてしまう。
それに、僕はチョコをもらってうれしかった。
だから、僕が渡したチョコも喜ばせられてるはず。
もうそれでいいじゃないか。
何かが吹っ切れた僕は、お風呂を上がった。
お風呂の中で考え事をしていると、なんだかんだ吹っ切れるから、毎回お世話になってる気がする。
「お風呂出たよ~」
と言いながら、リビングに帰ると、暁さんが美味しそうなハンバーグを準備していてくれた。
暁さんは、配膳をしながらこちらを見て、
「今日はお風呂長かったけど、なんかあった?
悩み事?」
自分の中を見透かされている気持ちになったけど、とりあえず現状をこたえておく。
「ん~
まあ、ちょっと悩んでたけど、お風呂の中で解決したからいいよ」
と言って、暁さんの配膳を手伝おうとした。
「ふ~ん
まあ、解決したならいいけどね
じゃあ、蓮のごはん自分で持ってってね」
と言って、僕の茶碗を手渡し、暁さんは椅子に座った。
僕も、自分の茶碗を席に持っていき、椅子に座った。
そして、互いの顔を見合わせて
「いただきます」
と言って、ごはんを食べ始めた。
冷めないうちにと思い、熱々のハンバーグに箸を入れる。
じゅわ~
と、音がしそうなほど、肉汁が流れ出した。
その肉汁を、無駄にしないように、急いでハンバーグの切れ端を箸で持ち上げ、頬張った。
口に入れた瞬間に口いっぱいにあふれ出す肉本来の味
噛めば噛むほどあふれ出す肉汁
飲み込んだ後も残る余韻を書きけさまいと、ちょっとご飯を食べるのをためらった。
そして、余韻がなくなってから、暁さんに質問をした。
「一つ聞きたいことがあるんだけど」
「ん、どうしたの?」
「あのチョコ手作りって聞いたけど、いつ作ってたの?」
「あれね~大変だったんだよ~
蓮が病院に言ってる間に、彼方の分も含めて作ったんだ」
「え?!
あの短時間に完成させたの?
チョコ冷やすの時間かかりそうだけど...」
「ほ~んと、大変だったんだよ~
蓮が朝起きるの遅いから、間に合わないかと思ったんだからね
まあ、何とか間に合ったからいいけどさ
逆に聞くけどさ
蓮はいつチョコ買ったの?」
「今日病院に行く間だよ
その間しか時間なかったからね」
「良くあの少ない時間の間に買えたね
まあ、確かに彼方と話してるだけにしては遅いと思ったけどさ」
兎に角、本当にチョコありがとうね」
「こちらこそ」
と言って、もう一度食事に専念した。
それからは、僕たちは特に会話もせずに食べていた。
けえど、この静寂は閑散というより、幸せに満たされた静寂だった。
気が付いたら、ごはんもハンバーグの欠片もなくなっていた。
「ごちそうさま」
すると、僕よりも先に暁さんが食べ終わっていたらしく、僕の食器とかを片付けてくれた。
「片付けやっとくから、チョコもってきといて」
「わかった~」
と言って、自分が買ったチョコと、暁さんがくれたチョコを、テーブルに運んだ。
すると、まだそんなに時間もたっていないのに、片づけを済ませたのか、暁さんが台所を離れた。
そして、僕と同時に席に着いた。
気になった僕は、すかさず聞いてみた。
「片付けもう終わったの?」
「ううん
取り敢えず、茶わんとかは片付けたから、もういいかなって
早くチョコ食べたいし」
「そうだね
それじゃあ、」
「いただきます」
と言って、二人同時にチョコの包みをはがした。
そこには、丹精込めて作られたであろう生チョコとクランチがあった。
「きれいだな~」
と、言った後、お互いの顔を見合わせた。
そして、生チョコ一口目を噛み取った。
それは、口の中で一瞬にして溶け切った。
そして、口いっぱいにその芳香と甘美を残していった。
第一感想を言おうと思って、暁さんの方を見ると、お互い視線がかち合い
「おいしかった~」
と口にこぼした。
そして、もう一度お互いを見て、笑いあった。
それから、チョコを早く食べたくて、話さないで食べ続けた。
本当においしい生チョコとクランチで、一口一口の余韻に浸りきってから、次の一口を食べるようになっていた。
そして、気が付けば手の中にチョコは残ってなかった。
手をなめていたことに気が付き、前を向くと、ちょうど暁さんがチョコを食べ終わったとこだった。
だから、先に感謝を伝えた。
「すごい美味しかったよ
手作りとは思えないぐらい美味しかった
僕のためにチョコを作ってくれてありがとうね」
「ううん
蓮君こそおいしいチョコを買ってきてくれてありがとう」
「喜んでもらえてうれしかったよ
それじゃあ、二人で片づけして早めに休もうか」
「そうだね」
それから、僕たちはチョコの包みとかを片した。
そして、二人で手伝って、食器の片づけを終わらせた。
もう、片づけが終わっただけで、完全燃焼してしまっていた。
「今日は美味しいチョコをありがとう
疲れたから、もう僕は寝るね」
「うん
蓮君が買ってきてくれたチョコ、美味しかったよ
おやすみなさい」
そして、僕は自室に入り、布団にこもった。
電気を消して、いつでも寝れるようにしてから、今日を振り返る。
お風呂では心配になったけど、やっぱりあのチョコは人を幸せにできて良かった。
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