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能力者の日常
誘拐事件に巻き込まれて
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次の日、まだ私のままだった。
一応、この姿の時は出歩かないようにしている。
「暇だなぁ」
一日中家に閉じこもると、暇な時間が増える。
暁月にならあってもいいけど、暁音には会いたくない。
あの子は、暁月には懐いてるけど、心が読めない感じがする。
ちょっと不気味に思ってしまうのだ。
「あ」
っと言った瞬間、元の自分に戻った。
「やっと戻ったぁ
これで外に出られる」
開放感に駆られて、外に出ると、軍の放送が聞こえてきた。
「本日、お出かけの方は十分にお気をつけください
女性の誘拐事件が多発しております」
誘拐事件なんて、久しぶりに聞いた。
能力者の犯罪以外は、すぐに軍に捕まる時代だから、一般人の犯罪は極僅かだ。
特に誘拐なんて、一瞬でバレそうな事件だ。
また、能力者の事件なんだろう。
「戻ってたのね」
気がつけば隣にいた暁月の声だった。
「ほんのちょっと前だよ
やっぱり自分の体が1番だよ」
「そりゃそうだろうけどね
私としては、あっちの方が可愛いから好きだよ」
「はぁ
そうだ、今日も買い物行く?」
「あ、そうそう
昨日の買物で、買えなかったものがあるからさ
一緒に来てくれる?」
「誘拐事件起きてるみたいだし、二人で行こうか
もう行ける?」
「その予定できてるから、あんたの支度しだいよ」
「着替えるのめんどくさいし、この格好で行くよ」
「まあ、いいんじゃないかしら
それじゃあ、行きましょうか」
と言って、昨日ぶりの繁華街に出た。
今日は、昨日よりも若干早く来ているので、もっと人通りが多かった。
二人でデパートに入り、買い物を済ませた。
デパートを出た瞬間に、昨日の軍の人と目が合ってしまった。、
パチン
と、指を鳴らした。
「あんた、何してんの?」
暁月が驚いた顔をして見てきた。
「昨日の軍の人がいたんだよ
しかも、目が合ったしね」
「それは危ないね
ちょっと隠れる?」
「人に見られたくないし、路地裏にでも回ろうか」
「OK」
と言って、近くの路地裏に2人で籠った。
以外にも、軍の人は早々に僕を見失ったらしい。
おかげで、とりあえずは平気だろう。
そろそろかと音持って時計を見たら
あの姿に変わっていた。
「あ、あんたも大丈夫になったみたいだし、帰ろっか」
と言い終わる前に、私たちは真後ろに吸い込まれて行った。
気がつけば、知らない場所にいた。
縦横10mずつはありそうな、謎の部屋にいた。
一見すると普通のアパートの部屋だが、ドアや窓らしきものが見当たらない。
周りには、女子が数人と、犯人であろう男がいた。
体は、縄で縛られていて抜け出せそうにはなかった。
何より、今は能力が使えない。
「あなたも、捕まったのね」
見知らぬ女の子が話しかけてきた。
「まあ、そうですね
気がついたらここに来てました」
「でしょうね
あなたは能力者?」
うーん
能力者と告げたところでどうだろう。
相手が非能力者なら、怖がられて終わるだけだろう。
同じ能力者同士なら気が合うかもしれないが、その可能性は無いに等しい。
だから、私は嘘をつく
「いや、一般人です」
「またハズレかぁ
私はね、相手の能力を知っているの
かなり最初からここにいるからね
色んなことを聞いたの
状況もわかってるから、能力者さえいれば助かるんだけど、肝心の能力者がね」
「因みに、相手の能力ってなんですか?」
「そんなの気になるの?
まあ、減るものでもないからいいけどさ
これはね、かなり強力に隔離された空間の中よ
相手の能力は、隔離空間を生成する力で、仲間はいないみたい」
「なるほど
まあ、取り敢えずは、能力者を待ちますか」
「こういう時こそ軍が役に立って欲しいけれどね
あれだけのことをしているんだから」
「隔離空間なら仕方ありませんよ」
「でも、そろそろまずいの
今ここには、8人いるの
10人になったら別の所に連れていくって言ってたの
だから、あと2人しかない…」
「そう、ですか
まあ、待つしかありませんね」
「あと2人にかけましょうか」
というのを最後にして、会話を止めた。
相手は空間系能力者
かなりの使い手なのだろう
普通、空間から出たら、解けてしまうのが普通だ
しかし、外で活動しているのだから、相当強い
まあ、とにかく待つしかない
それから、時間は過ぎていく
空間の中じゃ、今何時か知ることが出来ない
けど、そろそろ
よし、戻った。
「え、あなた女の子じゃなかったっけ?」
さっき話してた子だ
「まあ、色々あるんだよ
次に誰かが連れてこられたら動くので、それまで待ってて」
「でも、一般人なんじゃ」
「さっきの状態だと使えないんだよ
取り敢えず静かにしてて」
と言うと、彼女は口を噤んだ。
「よし、これで9人目だ」
犯人の声が聞こえた。
これが最後のチャンスだろう
パチン
縛られていた指を強引に使って、音を出す
「誰だお前?」
犯人がこちらに振り返った。
相手が動き出す前に、僕は能力を発動させた。
空間を強制解除
さっきまでなかった、ドアや窓が出現し、部屋の色も自然になった。
「てめぇ、よくも空間を破壊したな!」
相手は、それに気がつくや否や、再度空間を構成させようとする。
「させないよ」
と、静かに相手に告げて、蹴り飛ばす。
しかし、それでも相手は空間構成を止めなかった。
「再構成完了
これでお前も出られないだろ」
と、上から目線で言われた。
また、ドアと窓が消え、部屋の色が暗くなる。
「無駄なのに」
再構成も虚しく、空間は僕の能力で直ぐに解除された。
ドアと窓はまた戻ってきた。
「うっそだろオイ」
相手は、再構成された空間をすぐに壊されたことで動揺していた。
よし、行くか
心の中で呟いた。
地面を全力で蹴る。
相手まで、あと7m 6m よし
相手に向かって能力を発動させる。
ごめんね
「痛ってー!!
くそ、痛てぇ」
相手は、手を抱えて叫び出した。
それもそのはず
相手の手の皮を剥がしたのだ。
さっきの謝罪は、相当痛い目を見る敵に対してのものだ。
それだけのことをやったとは思うが、それでも痛がる人を見るのは嫌いだ。
「あんた、助けなさいよ」
戦闘で完璧に忘れていた暁月に言われた。
「はいはい」
と言って暁月に近づき、縛っていた縄から彼女を解放する。
そのまま、動くことも無く僕は捕まっていた人たちを解放した。
僕に色々教えてくれた人が軍を呼んでくれたので、だいぶ安心したけど、
「軍に鉢合わせになるのはやだな」
きっと、軍から見たら、僕は注意人物。
悪いことをした訳では無いので、要注意とまでは行かないものの、注視されているだろう。
この能力について知られたら、僕も施設に入れられるかもしれない。
そこで、ちょっと姑息な手段を使うことにした。
いろいろ教えてくれた人に視線を合わせ
「君にひとつ頼んでもいい?」
「なにか?」
「軍にこのことを報告しておいて欲しいんだ
この場所について1番知ってるの君だろうし」
「まあそうだけど
でも、どうやって助かったのかって聞かれたら?」
「そしたら、黒髪の少年が助けてくれたって言っておいて
なるべくそれ以上は言わないどいて欲しい」
「軍に関わりたくないのかな
まあ、野良能力者だからね」
「まあそういうことでお願いできるかな?」
「もちろん
代わりにあなたの名前を聞いてもいい?」
「僕の名前?
夜神だよ」
「私は颯希だから
覚えておいてね」
「颯希ね
まあ、もう会うことは無いだろうけど
それじゃあ、先にみんなを帰らせとくから頼んだよ」
「はいはい」
そして、僕はドアを開けると、さっきまでいた繁華街の近くのアパートの一室だったことを認知した。
しかも、みんなこの辺に住んでいるとの事なので、アパートの外まで送って、帰らせた。
郡のサイレンが近づく音がしたので
「それじゃあ、先帰るね」
と、颯希に言い残して外に出た。
上手く軍の集団を躱したので、神社まで暁月の能力で帰った。
途中で僕の能力が切れて、また女子化してしまったけど。
暁月が、いつものように僕の家の前まで送ってくれて、
「なんかもう繁華街は懲り懲りね」
「まあ、買い物も全部終わったし、行くとしても当分先ですけどね」
「それもそうね
それじゃあおやすみ」
「おやすみ」
そして、家の方に帰っていった。
それを見た私は、家の中に入って、速攻布団に入った。
全く、なんでこんなに巻き込まれるのやら
一応、この姿の時は出歩かないようにしている。
「暇だなぁ」
一日中家に閉じこもると、暇な時間が増える。
暁月にならあってもいいけど、暁音には会いたくない。
あの子は、暁月には懐いてるけど、心が読めない感じがする。
ちょっと不気味に思ってしまうのだ。
「あ」
っと言った瞬間、元の自分に戻った。
「やっと戻ったぁ
これで外に出られる」
開放感に駆られて、外に出ると、軍の放送が聞こえてきた。
「本日、お出かけの方は十分にお気をつけください
女性の誘拐事件が多発しております」
誘拐事件なんて、久しぶりに聞いた。
能力者の犯罪以外は、すぐに軍に捕まる時代だから、一般人の犯罪は極僅かだ。
特に誘拐なんて、一瞬でバレそうな事件だ。
また、能力者の事件なんだろう。
「戻ってたのね」
気がつけば隣にいた暁月の声だった。
「ほんのちょっと前だよ
やっぱり自分の体が1番だよ」
「そりゃそうだろうけどね
私としては、あっちの方が可愛いから好きだよ」
「はぁ
そうだ、今日も買い物行く?」
「あ、そうそう
昨日の買物で、買えなかったものがあるからさ
一緒に来てくれる?」
「誘拐事件起きてるみたいだし、二人で行こうか
もう行ける?」
「その予定できてるから、あんたの支度しだいよ」
「着替えるのめんどくさいし、この格好で行くよ」
「まあ、いいんじゃないかしら
それじゃあ、行きましょうか」
と言って、昨日ぶりの繁華街に出た。
今日は、昨日よりも若干早く来ているので、もっと人通りが多かった。
二人でデパートに入り、買い物を済ませた。
デパートを出た瞬間に、昨日の軍の人と目が合ってしまった。、
パチン
と、指を鳴らした。
「あんた、何してんの?」
暁月が驚いた顔をして見てきた。
「昨日の軍の人がいたんだよ
しかも、目が合ったしね」
「それは危ないね
ちょっと隠れる?」
「人に見られたくないし、路地裏にでも回ろうか」
「OK」
と言って、近くの路地裏に2人で籠った。
以外にも、軍の人は早々に僕を見失ったらしい。
おかげで、とりあえずは平気だろう。
そろそろかと音持って時計を見たら
あの姿に変わっていた。
「あ、あんたも大丈夫になったみたいだし、帰ろっか」
と言い終わる前に、私たちは真後ろに吸い込まれて行った。
気がつけば、知らない場所にいた。
縦横10mずつはありそうな、謎の部屋にいた。
一見すると普通のアパートの部屋だが、ドアや窓らしきものが見当たらない。
周りには、女子が数人と、犯人であろう男がいた。
体は、縄で縛られていて抜け出せそうにはなかった。
何より、今は能力が使えない。
「あなたも、捕まったのね」
見知らぬ女の子が話しかけてきた。
「まあ、そうですね
気がついたらここに来てました」
「でしょうね
あなたは能力者?」
うーん
能力者と告げたところでどうだろう。
相手が非能力者なら、怖がられて終わるだけだろう。
同じ能力者同士なら気が合うかもしれないが、その可能性は無いに等しい。
だから、私は嘘をつく
「いや、一般人です」
「またハズレかぁ
私はね、相手の能力を知っているの
かなり最初からここにいるからね
色んなことを聞いたの
状況もわかってるから、能力者さえいれば助かるんだけど、肝心の能力者がね」
「因みに、相手の能力ってなんですか?」
「そんなの気になるの?
まあ、減るものでもないからいいけどさ
これはね、かなり強力に隔離された空間の中よ
相手の能力は、隔離空間を生成する力で、仲間はいないみたい」
「なるほど
まあ、取り敢えずは、能力者を待ちますか」
「こういう時こそ軍が役に立って欲しいけれどね
あれだけのことをしているんだから」
「隔離空間なら仕方ありませんよ」
「でも、そろそろまずいの
今ここには、8人いるの
10人になったら別の所に連れていくって言ってたの
だから、あと2人しかない…」
「そう、ですか
まあ、待つしかありませんね」
「あと2人にかけましょうか」
というのを最後にして、会話を止めた。
相手は空間系能力者
かなりの使い手なのだろう
普通、空間から出たら、解けてしまうのが普通だ
しかし、外で活動しているのだから、相当強い
まあ、とにかく待つしかない
それから、時間は過ぎていく
空間の中じゃ、今何時か知ることが出来ない
けど、そろそろ
よし、戻った。
「え、あなた女の子じゃなかったっけ?」
さっき話してた子だ
「まあ、色々あるんだよ
次に誰かが連れてこられたら動くので、それまで待ってて」
「でも、一般人なんじゃ」
「さっきの状態だと使えないんだよ
取り敢えず静かにしてて」
と言うと、彼女は口を噤んだ。
「よし、これで9人目だ」
犯人の声が聞こえた。
これが最後のチャンスだろう
パチン
縛られていた指を強引に使って、音を出す
「誰だお前?」
犯人がこちらに振り返った。
相手が動き出す前に、僕は能力を発動させた。
空間を強制解除
さっきまでなかった、ドアや窓が出現し、部屋の色も自然になった。
「てめぇ、よくも空間を破壊したな!」
相手は、それに気がつくや否や、再度空間を構成させようとする。
「させないよ」
と、静かに相手に告げて、蹴り飛ばす。
しかし、それでも相手は空間構成を止めなかった。
「再構成完了
これでお前も出られないだろ」
と、上から目線で言われた。
また、ドアと窓が消え、部屋の色が暗くなる。
「無駄なのに」
再構成も虚しく、空間は僕の能力で直ぐに解除された。
ドアと窓はまた戻ってきた。
「うっそだろオイ」
相手は、再構成された空間をすぐに壊されたことで動揺していた。
よし、行くか
心の中で呟いた。
地面を全力で蹴る。
相手まで、あと7m 6m よし
相手に向かって能力を発動させる。
ごめんね
「痛ってー!!
くそ、痛てぇ」
相手は、手を抱えて叫び出した。
それもそのはず
相手の手の皮を剥がしたのだ。
さっきの謝罪は、相当痛い目を見る敵に対してのものだ。
それだけのことをやったとは思うが、それでも痛がる人を見るのは嫌いだ。
「あんた、助けなさいよ」
戦闘で完璧に忘れていた暁月に言われた。
「はいはい」
と言って暁月に近づき、縛っていた縄から彼女を解放する。
そのまま、動くことも無く僕は捕まっていた人たちを解放した。
僕に色々教えてくれた人が軍を呼んでくれたので、だいぶ安心したけど、
「軍に鉢合わせになるのはやだな」
きっと、軍から見たら、僕は注意人物。
悪いことをした訳では無いので、要注意とまでは行かないものの、注視されているだろう。
この能力について知られたら、僕も施設に入れられるかもしれない。
そこで、ちょっと姑息な手段を使うことにした。
いろいろ教えてくれた人に視線を合わせ
「君にひとつ頼んでもいい?」
「なにか?」
「軍にこのことを報告しておいて欲しいんだ
この場所について1番知ってるの君だろうし」
「まあそうだけど
でも、どうやって助かったのかって聞かれたら?」
「そしたら、黒髪の少年が助けてくれたって言っておいて
なるべくそれ以上は言わないどいて欲しい」
「軍に関わりたくないのかな
まあ、野良能力者だからね」
「まあそういうことでお願いできるかな?」
「もちろん
代わりにあなたの名前を聞いてもいい?」
「僕の名前?
夜神だよ」
「私は颯希だから
覚えておいてね」
「颯希ね
まあ、もう会うことは無いだろうけど
それじゃあ、先にみんなを帰らせとくから頼んだよ」
「はいはい」
そして、僕はドアを開けると、さっきまでいた繁華街の近くのアパートの一室だったことを認知した。
しかも、みんなこの辺に住んでいるとの事なので、アパートの外まで送って、帰らせた。
郡のサイレンが近づく音がしたので
「それじゃあ、先帰るね」
と、颯希に言い残して外に出た。
上手く軍の集団を躱したので、神社まで暁月の能力で帰った。
途中で僕の能力が切れて、また女子化してしまったけど。
暁月が、いつものように僕の家の前まで送ってくれて、
「なんかもう繁華街は懲り懲りね」
「まあ、買い物も全部終わったし、行くとしても当分先ですけどね」
「それもそうね
それじゃあおやすみ」
「おやすみ」
そして、家の方に帰っていった。
それを見た私は、家の中に入って、速攻布団に入った。
全く、なんでこんなに巻き込まれるのやら
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追記(2021/10/7)
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更に追記(2022/3/9)
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