【R18】男しかいない世界に転生したら最初から性奴隷でしたが、優しいご主人様に買われたのでボクは幸せです【男の娘BL】

クロバ

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Episode19・仕立て屋へ

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ゴクンッ
ゴクンッ…

 それは、丁度ご主人様がボクの出したものを飲み込んでいる時だった。

コンコン…

 歯切れ良く扉がノックされる。
「ドルフ様、宜しいでしょうか?」

 リズさんの声だ。
 どうしたんだろう?

ギシッ…ギシッ…

 ご主人様は、身体を起こすとベッドから降りてシャツを羽織り始めた。

「少しそこで待っていろ」
 ご主人様が扉に向かって言うとすぐに返事が返ってくる。
「畏まりましたドルフ様」

 ご主人様は、簡単に身嗜みを整えると、ベッドの上にぺたんと座ったボクの肩にシーツを掛けてくれた。
「少しの間これにくるまっていなさい」

「は、はい。ご主人様」
 ボクは、シーツを身体に巻き付けそれをぎゅうっと握っていた。

ギィィ…
 ご主人様が扉を開くと気まずそうな顔をしたリズさんが立ってる。

「申し訳ありませんドルフ様」
 リズさんがペコリと頭を下げた。
「かまわん、それで……用件は?」

 リズさんがご主人様に耳元で何かを伝えると……

「わかった。すぐにそちらに向かう」
「それと……ゆうとに服を」

 そう言ってご主人様は、すぐに部屋を出ていってしまった。

 リズさんが部屋に入ってくると、ビリビリに破られて散乱したドレスの生地を見て驚いている。

「ゆうと……何が…いえ、大丈夫?」
「は、はい……ご心配無く。なんでもありませんので」

 ボクは、笑顔でリズさんに答えた。





 その後、リズさんに新しいドレスを用意して頂きボクは、部屋に戻った。
 結局その日、ご主人様とは、それっきりでボクは、ベッドに入る。

 ご主人様……ちょっと怖かったけど、最後は、許してくれて良かった。
 もう絶対に怒らせない様にしよう。
 ボクは……ご主人様だけの奴隷なんだから……

 そんな事を自分に言い聞かせている内に、いつの間にかボクは、眠ってしまっていた。





 翌朝ボクは、昨日と同じ様にリズさんと教会に行きミサに出席する。
 遠目にご主人様の姿を確認出来て安心出来た。
 朝食の後、ボクは、また女官の人に預けられ、この日は、ペアダンスを教わる事となる。
 いつか舞踏会みたいなものにも出席させられるのかな?
 ご主人様に恥をかかせない様にしっかりと練習しなきゃ。
 リードする男性役を女官の人がしてくれて、ボクは、それに合わせて自分の動きを練習していった。




 
 お昼になると、事務仕事を終えたリズさんがボクを迎えに来てくれた。
 一緒に昼食を済ませるとリズさんから午後の予定を聞かされる。

「ゆうと、今日は、ドルフ様があなたにドレスを仕立ててくれるらしいわよ。馬車を用意してあるから、一緒に行ってらっしゃい」

「え? ご主人様がボクにドレスを?」

 
 その日、ボクは、ご主人様と一緒に城下町の仕立て屋へ行く事となった。

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