【R18作品】コォとインの奇怪冒険譚

蛾脳シンコ

文字の大きさ
28 / 48
第1部【明暗の大魔導師】編

第28話 物見油山

しおりを挟む
俺の名前はコォ…イワ、ザリィ、ベンガ、ポイの5人で油が湧く岩山を進む冒険者一行だ。
この岩山は臭くて険しい、それに蒸れて暑い…魔物もうじゃうじゃ居る。
しかし、此処を通らなければインを攫った魔影団の基地へ行けない。
奴らの基地はこの山を越えた高原にある。

「この歳で登山はキツイな…」
「ザリィさんって…いくつなんですか?」
「永遠の…若者だ。」
【えぇ…】

この山には凶暴な動物や魔物がいる…つまり戦闘は多いわけだ。
だが…当たり前だが、火気厳禁である…火球はもちろん、雷球なども禁止。
もし使ってしまえば…この周辺ごと、ドカーン!!だ。
なので戦闘も剣などでの近接格闘のみで行かなければならない…こんな事になるなら弓矢とか買っておけば良かったかな…だけど、かさばるし…

「すげぇ量の油だな…持って帰りてぇな…」
「一体、このくらいの油を売ったら…いくらになるだろうか…」
【油って高い?】
「もちろんだぜ、こーゆう天然の油は高額だ。」
「無駄話は良いからさぁ…早く進もうよ?中毒で死ぬよ?」
「黙れベンガ、この中に突き落としてやろうか。」

岩山には至る所に黒く、変な色を反射する黒い油の溜まり場所がある。
ドロドロの油を沢山溜め込んだ池からは有害な物質が風に流されて行く…もし大量に吸い込めば肺にガスが溜まって中毒死してしまう。
入ろうものなら全身、ベトベトのドロドロだろう。
こんな物が高額で量り売りされているのだから世の中、分からないモノである。

「イワ、あんまり近付かないでな。」
【分かった。】

足場もデコボコで不安定なので疲れるし、転べばドボンだ。
この山ではよく化石が採れるらしいが、別に興味は無い…それに今はそんな場合ではない…一部以外の人にとっては…

「うひょー!!おい!見ろよコレ!」
「な、何やってるんですか…ザリィさん…」
「これアンモナイトだぜ!やっぱ化石って沢山あるんだな!」
「それってそんなに良い物か?古い死骸だろ…」

ザリィは大きめの渦巻きの化石…アンモナイトを持って帰ろうとしたが、重いし両手が塞がるので断念した…ポイが言うように化石は物凄い時間が経った死骸に過ぎない。
人間にまだ鱗がある時代に存在していた生物のもぬけの殻…一応、黒魔術の類では一部の生物…特に体の大きいものや肉食動物、魔物の化石は重宝される。
しかし、それ以外の者にとっては考古学者でも無い限り、興味が無いと聞いた。

「じゃあなアンモナイト……あ、ソレノセラスだ!!」
「ザリィさん…」
【ソレノセラス…?】

なんでそんなに異常巻きに対して詳しいの?と聞きたかったが、あえて黙っておくことにした。
ちなみに最後に残ったアンモナイトはディプロモセラスである。
オウムガイとアンモナイトは近い種類だと考えられているが、一部の学者は似て非なる別の生物だと考えているらしい…

「冗談だよ、化石なんて置いて行くぜ。」
「…化石、好きなんですか?」
「………まぁな。まぁ良いだろ、行こうぜ。」

ザリィは少し…ほんの少し神妙そうな顔をすると、直ぐに顔を戻して先へ行こうと自分の手を引っ張った。

「ところで4人共、夜はどうするつもりなんだ?」
「よ、夜…?ですか…?」
「まさか何十時間もぶっ続けで歩くつもりか?ランプも使えない山で?」
「そうだったな…流石はポポイ、衛兵なだけある。」
「人を海兵みたいに言うな…それに関係なだろ衛兵は…」

確かに山で過ごす夜の事を考えていなかった…どうせ岩山くらい明るいうちに登れるだろ…と思っていたが、そういう訳にもいかない。
思っていた以上に道が荒れている上に敵が多い、時間を喰ってしまう。
この一歩一歩を踏みしめている間に、インが危ない目にあっている思うと…ちっくしょう…あのテトモルトっていうヤツ、ぶっ飛ばしてやる。

【ンヴァグゥウウウ…】

「うぉい!?な、なんですかコイツは!?」
「魔物だな。マッドロルの亜種か何かだろう。」

道を進む途中、ドロドロの油溜めからベトベトの何かが這い出て来た…
恐らく魔物の種類だろう…自分はザリィに言われて後ろに下がった。

「どうする、ザリィ。私も手伝う方が良いか。」
「良いや、良い。このくらいオレ1人で平気だ。」
「凄いなぁ…魔物ってのは場所で姿を変えるんですね…」
「魔物だって生物だ、姿くらい変えるさ。」

ポイ曰く、この魔物はマッドロル…の亜種だと思われる。
マッドロルは本来、池の底などに溜まるヘドロを纏って得物を引き摺り込み、溺死させてから吸収するタイプの魔物…だがコイツは油…凶悪さは増している。
身体の何処かにコアが有り、それが身体を形成している…弱点はそれだ。
心臓みたいな物なので壊してしまえば死ぬ。

「サイヤァッ!!」
【ンギォオ!?ウグゴゴゴ…】
「うっ…効いてねぇな…」

ザリィは剣で四つん這いで這う、相手の右腕の根元辺りをぶった斬る!!
グチョリ…と気味の悪い音がすると、右腕はベチョっと崩れたが直ぐに吸収され、元通り…やはりコアを壊さない限り、物理的な攻撃は効かない様だ。

「へへ……やるしかねぇな!!お前等!失敗したらすまねぇな!!」
「な、何をする気だザリィ!?まさか…」
「やっぱ油は燃やすべきだよな!」

「「【!?】」」
「まー…いつも通りのザリィだよねー」

ザリィは右手へ小さめの雷球を創り出すと、バヂィ!!と奴の顔面へ投げ飛ばす。
雷球はパチン!と細い糸が切れるような音を出すと、火花が散り…次の瞬間、轟々と炎が奴の全身を包む!そしてザリィは魔物が這った跡から池へ続いて行く油の道を燃える前に蹴り飛ばして途切らせた。

【ヴァヴォォオオオオオ!!】
「うぉおお!?す、凄い勢いで燃えてる…」
【こんなに離れてるのに温かいね。】
「ザリィ…無茶する奴だな。」
「まぁ、それが取り柄だからな。」

マッドロルはしばらく燃えていたが…再度、バギィン!とガラスが割れるような音がすると、地を這う形は崩れ、ただの燃える油の溜まり場へと変わった。
コアが熱で潰れたようだ。

「ふぅ…さ、日が暮れる前に行こうぜ。」
「ちょ!なんで俺を引っ張るんですか!」
「お前って引っ張りやすいからな。」
「なんか嬉しくないです…」

先は…ちょっとだけ長そうだ…どうやら高原近くでは池が少なくなるらしいので夜を過ごすとしたら高原だろう…陽が道を照らしている間に上へ行ってしまおう。
・・・

「………」

私は天井を眺めていた…もう何もする気が起きないのだ。
私はイン…この名すら語る事も面倒くさい…そのくらい全身が怠い。
出された食事には手を付けていない…昨日に出されたスープを食べたら下痢が止まらなくなったからだ…しかし、もうどこも痛くない。
あれから…目覚めてみると、尻の痛みはすっかり無くなっていた。

「(あれは何だったんだろう…)」

自分の肛門にアレをめり込ませるなんて…頭がおかしいとしか言えない。
なぜそんな事をする必要があるのか…痛くて苦しいだけなのに…排泄する場所だと言うのに…
いや…もしかしたら、自分が知らないだけでああ言うのは普通なのかもしれない。
肛門が裂けて死ぬほど痛かったが…同時に何かを感じたのは確かだった…こう…熱くなるような、ジンジンと痛むような…何かを。

「(もう魔力も体力も無い…)」

食事を摂っていないのでフラフラするし、睡眠もこんな固い床では満足に寝られない。
魔力はもちろん、体力すらも雀の涙程度しか残っていなかった。
ただ上を向いて寝て…天井を見つめる…背骨がカタカタと震えるような冷風が裸を吹き付けようとも…その目に広がる天井の色が灰色だと、半永久的に認識していた。
もうちょっと自分に余裕があれば…こんな時でも天井を見れば、「なんて素敵な天井だろうか…灰色一色で驚くほど面白くない」とコメントを残せる。

【ちゃんと飯を食え、ボスに献上するまで健康でいろ。】
「ひっ…」

さきほど、体力はあまり残っていないと言ったが…ソイツが部屋に入ると自分は反射的にビクン!と身体を捻って部屋の隅へ逃げた。
それはまるで、頭しかないカブト虫が必死に地を這うように。
コイツは他でもない、私のお尻を弄りまわした奴だ…名前はモスキンと言うらしい、部下がそう呼んでいたのを聞いた。
モスキンは食事を持って私の方へ寄って来る…これ以上、後ろへは行けない。

【食え。ボスに引き渡すまでにお前を健康しなくてはならない。】
「ボスって誰…私をどうするの…」
【ボスは俺達のボスだ…それ以外では無い。そしてお前はボスの愛人として献上する。】

愛人…ずっと前に本で読んだことがある…確か…えーっと…何だっけ?
とにかく!ヤバイものに変わりはない!

【顔はともかく、お前のような処女は貴重だ。死なれては困る。】
「処女…」
【お前みたいなの事だ。無理にでも食わせるぞ。】
「んぎぎ…」

モスキンは皿の料理…多分野菜の煮物をフォークで刺すと、無理やり口をこじ開け、食べさせた…お腹が空いていたこともあってか、意外とイケた。
(欲を言えばぬるい…しかし、そんな事、どうでも良い)

「モスキン、俺だ。」
【モルトか…どうだ、魔導人たちは。】
「全て反応が無くなった。やられた様だ。」
「(コイツは…)」

突如として部屋に入って来たのはテトモルト…そうだ、コイツは私をここまで連れて来た奴だ。
コイツもこの魔影団の仲間か…どうしよう、こいつは強い…勝てないかもしれない。
それ以前に魔力も体力も無いのでどうしようもないのだが。

「おそらく、コォは仲間を連れている。それも強力な…」
「(コォ!助けに来てくれている!良かった…)」
【高原へ、バラッパを送れ。奴なら良い戦いをするだろう。】
「やられた場合は?」
【チリドも直ぐに向かわせろ。お前はインを見張ってろ。】
「アイアイサ―。」

そう伝えるとモスキンは皿をテトモルトへ渡し、そのまま外へ向かった。
一方でモルトは…皿を床に置くと、そのまま同じように出て行ってしまった。

『おい、ちゃんと食っとけよ。俺が怒られるから。』
「くたばれ、バカ野郎。」
『なんだと!?頭を消し飛ばしてやろうか!』
『おい!うるせぇぞ!!』
『さ、サーセン…おい、お前のせいで怒られたじゃねぇかよ…』

よし、これで私を攫った分の仕返しは済んだ…ちょっと清々した。
野菜の煮物を食べながら今後の策を練った…このまま此処に居ればボスとやらに引き渡され、愛人にされてしまう…しかし、それは別に悪い事ではないかもしれない。
魔影団のボスとなら、かなりの情報を持っているハズ…そうなればコォの造魔影探しが楽になる…だが、今はどうしようも出来ないので…流れに任せよう。
・・・

「おっと…直接やりに来たな?」
「魔影団の構成員だろう。」
「つ、強そうですね…」
「そうか?意外とザコかもしれんぞ。」

高原にもうすぐ着くと言う、夕暮れの頃…自分達の前へ何者かが立ちはだかった。
黒いローブの成りからして魔影団の構成員だろう。
…人間ではない。

【俺はバラッパ…此処に理由は…分かるな?】
「予想するに、通すなとか…殺せなんて言われたんだろ?」
【全くその通りだ。】
「良いぜ、やってやる。ベンガ、イワと一緒に下がってろ。」
「はいよ。」

相手はバラッパとその部下2人…そしてこちら側は俺、ザリィ、ポイの3人。
イワはベンガが守るので良いとして…3対3か…余裕と言えば、嘘になる。
あのテトモルトというヤツに負けてから、自分は少しばかり自信を失っている気がするのだ…あのような部下と1対1でも勝てる気がそんなにしない。
だが…勝つしか道はない!

「ポイ、コォ!ザコをやれ!オレはヤツをやる!!」
「はい!」「まかせな!!」

斯くして、俺の相手はザコと呼ばれた可哀想な人になった。
相手の武器は…見当たらない、もしかしたら腕に着けている甲冑みたいなものがそうなのかもしれない!

【ハイヤァ!!】
「ぐぉ!!」

相手は身体をブォン!と回し、回し蹴りを放つ!!
伏せて躱すとメイスを2回振るったが、2回とも躱され、カウンターのパンチを腹部に突き込まれる!
で、出来る……そして…早い相手に遅い武器は不利だ!素手でやる!

「この…喰らえッ!!」
【甘い!!】

【あいだッ!?いだいよぉ…】
「えぇ…大丈夫かお前…」

武器を収納するのは隙を晒しそうなので相手に向かって投げたが、躱された。
しかし、奥でポイと戦っていた部下の後頭部へグヌッ!と鈍い音を立ててぶち当たる…しまった、悪い事をしてしまった…

【よそ見…するなァッ!!】
「ゼヤァ!!」
【!?は、早…ぐっほぉ!!】

相手のストレートパンチが首に掠ったが、それよりも早く相手の顔面へ自分の右拳を叩き込む!!魔法を使っていないので拳は柔らかく、威力も低いが!!
素で出せる力の限りを叩き込んだ!相手はボトボトと鼻血を垂らしながら後ずさって行く…殴り倒すまでには至らなかった様だ。

【ぐぁあ…やってくれたな…この野郎!!】
「はっがぅあ!コイツ!!」

そこから始まったのは、力の限りを尽くした殴り合いだ。
相手が1発叩き込むならこちらは2発叩き込む!そして相手が蹴りを入れるものなら、こちらは肩を掴んで頭突きを喰らわせる!
お互いの顔は腫れ、目や鼻、口から血が垂れる…

「はぁ…はぁ…や、やるな…」
【お前もな……だが…これで最後だァアア!!】
「くっ!?ごはぁ!!」
【入った!】

相手の渾身の肘鉄が腹部を強く突き上げる!!内臓をギチギチと押し潰すような不快感は痛みと共に脳へ響く…

「ぐぁあ!!」
【まだ立っていられるか…おのれ…ぶっ殺ッ!?はうぐぁ!?】
「!?」

奴はトドメを刺そうとしてこちらへ拳を振り上げたが、突如として横から飛んできた仲間にぶつかり、地面へ倒れ込んだ。
ポイが敵を投げ飛ばしたようだ…タイミングと位置が悪かった様だな…
ザリィに至っては首のない死体の上で煙草をふかしている。
さて…トドメは俺が刺してやる!!

「喰らえッ!!キム…ムーア!!からの…お返しだアッ!!」
【あうがぁああああ゛ッ!!がふ…】

魔法を唱えて腕を強化させると、雲を掴む勢いで拳を振り上げ、地の底まで殴り込むように相手の腹部へ右腕を振り下ろした!
メギィ…と嫌な音を立ててめり込んだ拳は、奴の意識を奪う…勝った。

「中々やるな…さてと…ハァ!!」
「!?ざ、ザリィさん!!」
「これで良いだろう。」
「そんな…わざわざ殺すなんて…」

ザリィは先ほどダウンさせた奴の元まで来ると、相手の首元を強く踏みつけて首の骨をボギィ!!と踏み砕いた。
いくら敵だからと言っても、動けない相手を殺すなんて…

「甘いな、起きたらオレ達を殺しにくるに決まっている。」
「その件については私も賛成だ。」

ポイもそう言うと、ナイフで投げ飛ばした奴の首を斬り裂いた。
色々と言いたい事が有ったが…人のやり方に一々ケチつけると言うのは…少々アレだ、それに助けてもらっているので大人しくしていよう。
今はとにかく先へ!…では無く、少し休んでから、先へ進もう…

つづく
・・・
諸々図鑑
名前:マッドロル 分類:魔物 発見者:07探検隊
危険度:レベル3(超危険、巣によっては4) 標的:目に付く弱そうなモノ

『マッドロルはコア目シゼンキセイタイ科マッドロル属の魔物である。形は痩せた人間のような見た目で、四つん這いで移動する。本体であるコアを潰さない限り、身体は無敵だ。名前の通り、水田や死んだような池、あるいは泥の溜まり場に生息している。獲物が通りかかると、抱くように拘束して巣に引きずり込み…溺死させるとコアの周辺から分泌させる特殊な消化液で徐々に溶かして吸収するのだ。獲物は自分より身体が小さい物をよく選ぶことが多い。マッドロルは非常に謎が多い魔物でもある。例えば魔導人と会話のようなものをしている光景が目撃されたり、その繁殖方法…そして高い適応能力だ。マッドロルは巣を作る場所を大して選ばない傾向が見られる…得物を引き摺り込めるドロドロの場所なら何処でも構わない様だ。泥はもちろん、毒沼に石油だまり、果てにはどういうワケかマグマまで…コアは刺激に弱いはずなので…本当に謎だ。』
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中

桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。 やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。 「助けなんていらないわよ?」 は? しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。 「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。 彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

処理中です...