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10.牛丼よりも、愛を大盛、お願いします
64★
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それからは、あっという間というか。
うちのアパートまでの安全運転はなんだったんだ、っていうくらいの猛スピードで、オッサンのマンションまで直行。駐車場からは、なんか小脇に抱えられて部屋まで連れていかれた。
玄関のドア開けたら、速攻、ディープキス。ぐちゃぐちゃのにゅるにゅる。
俺は頭の中、真っ白ですよ。
こんなの初めてすぎて、ついていけないというか。
いつのまにか、真っ裸にひん剥かれて、オッサンの匂いのする大きなベッドに転がされてました。アハハハハ……。
ぼんやりとした室内灯に照らしだされてるのは、少し汗ばんで引き締まった肉体のオッサン。俺みたいに貧弱なのと比べるなんておこがましいんだけど、すごい羨ましい。
「あっ、んあっ、んんっ」
ベッドに四つん這いになって、シーツを握りしめてる俺。抑えきれずに勝手に零れる喘ぎ声とともに、溢れてしまう涎を、ごくんと飲み込む。
尻を思い切りオッサンに向けてること自体、すんごい恥ずかしいはずなのに、オッサンんの大きな手でグチグチと音を立てて弄られてビンビンに勃ちあがってる俺自身も、同じように涎を垂らしてる。
同時に俺の後ろの孔も解されてる。ああ、これが天童がいってたことか、と思いながら、期待と不安で胸が鼓動が早くなる。まぁ、興奮してるせいもあるだろうけど。
「いくぞ」
おっさんの低音ボイスが俺の耳を刺激する。
「あああっ!」
まさに貫かれる、とはこういうことか。
あんな小さな尻の孔に、オッサンの巨根がねじ込まれるのを、俺の身体は素直に受け入れるはずもなく。少なからず抵抗するわけで。そのせいで、俺の目の前にはチカチカと星が舞ってるよ。
「っく、政人、力、抜け」
「あ、あいっ……で、でもぉ、む、無理っす……」
「んんっ」
「ひあっ、あっ、あーっ!?」
オッサンのゴツイ手で俺の胸まで抱え込まれまま、ぐりっと奥まで押し込まれて、裏返った声が出ちゃう。
「ふぅっ」
「あ、あっ、あん、あぅっ」
オッサンの漏らす息だけで、身体が敏感に感じちゃう。俺が、こんな声出すとかっ!まともだったら、赤面ものだけど、それどころじゃない。
背中から抱え込まれたまま、じわりじわりとした痛みとともに、俺の孔はオッサンの巨根に馴染もうとしてヒクヒクしてる。そんな俺のことがわかるのか、オッサンは抱え込んだまま動かないでいてくれる。
その間、オッサンの太い指先が、俺の尖った小さな乳首を嬲ってる。乳首感じるのは女だけじゃない。それも聞いてた。でも、最初はまったくといっていいほど、感じなかったのに、今じゃや、ジンジン感じてるんだ。
「あ、ああ」
「……動いていいか」
「はっ、あぇ?」
「……動くぞ」
その言葉とともに、ズンズン動き出すオッサン。
ああ、ダメだよ、これ。なんか、凄いよ。もう、頭、真っ白。声なんか抑えられない。
「ああっ! あんっ! んあっ! んんんんっ」
「……くっ、政人っ!」
なんか、初めてって、スゴイっ、て思った瞬間、抑えられない快感に、完全に流されてました。
はい。
うちのアパートまでの安全運転はなんだったんだ、っていうくらいの猛スピードで、オッサンのマンションまで直行。駐車場からは、なんか小脇に抱えられて部屋まで連れていかれた。
玄関のドア開けたら、速攻、ディープキス。ぐちゃぐちゃのにゅるにゅる。
俺は頭の中、真っ白ですよ。
こんなの初めてすぎて、ついていけないというか。
いつのまにか、真っ裸にひん剥かれて、オッサンの匂いのする大きなベッドに転がされてました。アハハハハ……。
ぼんやりとした室内灯に照らしだされてるのは、少し汗ばんで引き締まった肉体のオッサン。俺みたいに貧弱なのと比べるなんておこがましいんだけど、すごい羨ましい。
「あっ、んあっ、んんっ」
ベッドに四つん這いになって、シーツを握りしめてる俺。抑えきれずに勝手に零れる喘ぎ声とともに、溢れてしまう涎を、ごくんと飲み込む。
尻を思い切りオッサンに向けてること自体、すんごい恥ずかしいはずなのに、オッサンんの大きな手でグチグチと音を立てて弄られてビンビンに勃ちあがってる俺自身も、同じように涎を垂らしてる。
同時に俺の後ろの孔も解されてる。ああ、これが天童がいってたことか、と思いながら、期待と不安で胸が鼓動が早くなる。まぁ、興奮してるせいもあるだろうけど。
「いくぞ」
おっさんの低音ボイスが俺の耳を刺激する。
「あああっ!」
まさに貫かれる、とはこういうことか。
あんな小さな尻の孔に、オッサンの巨根がねじ込まれるのを、俺の身体は素直に受け入れるはずもなく。少なからず抵抗するわけで。そのせいで、俺の目の前にはチカチカと星が舞ってるよ。
「っく、政人、力、抜け」
「あ、あいっ……で、でもぉ、む、無理っす……」
「んんっ」
「ひあっ、あっ、あーっ!?」
オッサンのゴツイ手で俺の胸まで抱え込まれまま、ぐりっと奥まで押し込まれて、裏返った声が出ちゃう。
「ふぅっ」
「あ、あっ、あん、あぅっ」
オッサンの漏らす息だけで、身体が敏感に感じちゃう。俺が、こんな声出すとかっ!まともだったら、赤面ものだけど、それどころじゃない。
背中から抱え込まれたまま、じわりじわりとした痛みとともに、俺の孔はオッサンの巨根に馴染もうとしてヒクヒクしてる。そんな俺のことがわかるのか、オッサンは抱え込んだまま動かないでいてくれる。
その間、オッサンの太い指先が、俺の尖った小さな乳首を嬲ってる。乳首感じるのは女だけじゃない。それも聞いてた。でも、最初はまったくといっていいほど、感じなかったのに、今じゃや、ジンジン感じてるんだ。
「あ、ああ」
「……動いていいか」
「はっ、あぇ?」
「……動くぞ」
その言葉とともに、ズンズン動き出すオッサン。
ああ、ダメだよ、これ。なんか、凄いよ。もう、頭、真っ白。声なんか抑えられない。
「ああっ! あんっ! んあっ! んんんんっ」
「……くっ、政人っ!」
なんか、初めてって、スゴイっ、て思った瞬間、抑えられない快感に、完全に流されてました。
はい。
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