23 / 74
一章
21
しおりを挟む
゛魔力阻害《マジックデバフ》゛。
自身をを中心とし、半径三メートルに入った魔法の威力を弱める能力。常時発動であるため、この能力の作用を掻い潜って本体に届くことはない。
戒禍隋《ハイ・カース》は自分の意志により、無数の剣を操れる。それは何らかの付加価値を持っているが、未だにその能力を使ってはいない。
ただ、使わなくとも生半可な魔法攻撃が通用しないということは確かだ。
「な……一撃で?そんな……本体もそんなに強いのかよ……」
「クロノア君!来るぞっ!」
「──────!!」
だが魔力阻害《マジックデバフ》の適用範囲はあまり遠くまでは届かない。だから、自分の近くでならその効力を存分に発揮できる。
再生成した炎槍《グリプス》。引き抜いたグラディウスとそれを使って、無数に飛んでくる剣を凌ぎ切る。
本体は未だに動き出していないようだ。
まるで──、配下を使うように。
自らの手では下さない。
よく見ると、無数の剣は分裂するようにして数を増やしていた。いくら弾いても攻撃が止まなかったのはこのためだ。
「クロノア君……君は本体を叩け。
私はまだ戦える」
「そんな状態で何言ってんですか!!」
雨のように飛び込んでくる剣を捌きながら、背後を一瞥すらせずに声を張る。
「右腕がまだあるだろう。
それに私はまだ本気ではない」
思った通りの答えが返ってこなかったことで、クロノアは更に声を張り上げる。
「右腕しかないだろ、エマさん!!
そんな状態で戦うのは無謀過ぎる!!」
「……ならどうやってあいつを倒すんだ!!」
珍しく大声を上げたグリエマ。
驚いたクロノアは振り返るが、複製される剣から身を守るために精一杯でそれらしい反応をすることはない。
「このままじゃ私達は死ぬ!!
クロノア君一人でなんて無理だ、私を頼れっ!!
それが私の生きがい……だったんだよ!!」
どう言い返すべきか迷い、眉を顰める。
腕はこんなに滑らかに動くのに、頭は上手く回ってくれない。
これでは、最適な答えは導き出せないだろう。
(……こんなんになってるエマさんに、負担を強いらせるのか)
普通ならここで、
「やっぱ駄目だ」等の文言を投げつけてグリエマの守護を継続すべきだ。
だが、クロノアは別の答えを投げ返す。
口頭ではなく、行動での答えを。
『エマさん、絶対に……死なないでください』
剣を弾くのではなく、避ける。捌き方を変更したクロノアは、身体強化をかけダッシュ。斜めから戒禍隋《ハイ・カース》の撃破を狙う。
避けることが難しいものは蒼水刃《マリンエッジ》で弾き飛ばし、徐々に距離を詰めていった。直後に炎槍《グリプス》も飛ばしてみたが、ついさっきの結果は変わらず。ただ、無残にも大量の火種が飛び散っただけだった。
『任せろ』
グリエマは念話でそう言い切ると、ある魔法を発動した。
♢♢♢♢
(融解加速《メルトインフ》)
足裏から、地面に高熱を放出。それよって地面は溶け出し、摩擦がほぼゼロに等しくなる。そうして、高速移動を可能とさせる高度な魔法。
グリエマの奥義ともいえる魔法の一つだった。
(うまく動かないな。片腕がないとこうも違うのか)
うまくバランスを取りながら、自分を追尾し突き刺しに来るのを避ける。
重心を移動し、移動。自分の移動した奇跡はマグマのようにドロドロと溶けている。右腕の剣で弾き返した剣は地面や壁に差し込まれた。
『長くは持たない!!なるべく早く討て!!』
『はいっ!』
必死さの伝わる念話に感化された、クロノアは走行速度を速める。
現段階での、最高速度。進行を阻む剣を易々と躱し、音すら置き去りにして突進していく。
「魔法が駄目なら……直接叩けばいい!」
クロノアは戒禍隋《ハイ・カース》の足元で垂直に飛ぶ。
そして、身体強化の身を使用して勢い良く斬り上げた。
「受けっ……!?」
瞬く間に現れた剣。それはそいつの腕に接続されているらしかった。
非常に機敏だ。相手より遅く動いても、問題なく受け止められる。
クロノアがリアクションを取る間もなく、横から斬撃は飛んでくる。防御に使った腕でないほうの腕を、防衛時の速度と同等以上の速度で振り払ってきた。
咄嗟にその剣をグラディウスで捉えるも、勢いを殺しきれずに宙を舞う。
無防備な体を晒しながら、戒禍隋《ハイ・カース》との距離を空けていってしまう。
複製された剣の剣先と目が合った。
体を回転させなんとか弾き返すとまたほかの剣の剣先と目が合う。クロノアは吹っ飛ばされ着地するまでの間、計四回ほど身を貫かれそうになった。
(……剣が……飛んでこない?)
そして、なんとか攻撃を凌いでいたグリエマ。
攻撃が来ないと思ったいたときだった。
「―――――――ふむ。かなり頭が切れるようだ」
嵌められた。
魔物という下等生物に、知能で上回られた。
無下限の裂剣。
刺さった三つの剣の内にいる指定した敵に、裂傷を与える。その際的に自身の腕先で照準を定める必要がある。
回復効果が――大幅に低下する。
戒禍隋《ハイ・カース》の腕についた刃の、その先端。
それがグリエマを射抜くように、正確に照準を合わされる。
もう右腕しかないグリエマのボロボロの体に、追い打ちをかけた。
「が――――――――っ」
「‼エマさんっ!!」
全身から、大量の血液が噴き出す。
気持ちいいほど勢いよく。まるで噴水のように、ありとあらゆる場所……人間の急所とも呼べる頭部からも。
足が力を失い、崩れるように膝をつく。あまりの衝撃に意識が落ちかけそうになった。
何とかこらえ切ったか、あともう寸前のところ。
少しでも気を抜けば……文字通り全てが終わる。
「ごはっ……、まるで……あの時のロゼだな……。
死んでない分……マシとも捉えられる……がっ、……」
血反吐をぶちまけた後、顔を上げる。
もう既に攻撃は再開していた。追撃が……開始する。
「やめろぉぉぉぉ‼」
クロノアの懇願が、空間を限界まで振動させた。
いくつもの剣が、グリエマの周囲を漂っている。すでに剣先が向いているため、少しでも念じれば、グリエマの体に穴が空くことは確実だろう。
そうすれば、夢は正夢と化す。
自分が見た夢を、実現してしまうことになるだろう。
(体が……動かない。
ダメージがでかすぎるのか?それとも、私が弱くなったからなのか?)
静止していた剣がとうとう追撃を開始した。
距離的には届くが、数多の剣が邪魔をして恐らく間に合わないクロノア。しかしそれでも彼は動いた。助けるために、夢を実現させないために。
(……動けなくても、動け。
それでも動けないなら、無理にでも動け。とにかく……動けっ!!)
瞬間、グリエマの心臓が強く脈を打った。
死の淵を彷徨う。限界ギリギリの内。
そして……強い心の力。
筋肉が膨張を開始する。魔力の量が膨れ上がってゆく。
間隔が研ぎ澄まされていくのを、グリエマは感じた。
そして、消えるように姿が見えなくなったグリエマ。
グリエマがいた地面は直後に爆砕し、深い溝を生成した。
「ロゼ……私は君の分を生きるよ」
血に染まった視界は、時間が足並みを揃えてくれたようにスローモーションとなる。
――――――グリエマは目覚めた。
洞窟《ダンジョン》の壁を蹴り、あまりにも強かったからか破壊。
瓦礫が真下に落ちる。
瞬く間もなく、長剣による斬撃が戒禍隋《ハイ・カース》に傷を加えた。
――――――超越者に。
自身をを中心とし、半径三メートルに入った魔法の威力を弱める能力。常時発動であるため、この能力の作用を掻い潜って本体に届くことはない。
戒禍隋《ハイ・カース》は自分の意志により、無数の剣を操れる。それは何らかの付加価値を持っているが、未だにその能力を使ってはいない。
ただ、使わなくとも生半可な魔法攻撃が通用しないということは確かだ。
「な……一撃で?そんな……本体もそんなに強いのかよ……」
「クロノア君!来るぞっ!」
「──────!!」
だが魔力阻害《マジックデバフ》の適用範囲はあまり遠くまでは届かない。だから、自分の近くでならその効力を存分に発揮できる。
再生成した炎槍《グリプス》。引き抜いたグラディウスとそれを使って、無数に飛んでくる剣を凌ぎ切る。
本体は未だに動き出していないようだ。
まるで──、配下を使うように。
自らの手では下さない。
よく見ると、無数の剣は分裂するようにして数を増やしていた。いくら弾いても攻撃が止まなかったのはこのためだ。
「クロノア君……君は本体を叩け。
私はまだ戦える」
「そんな状態で何言ってんですか!!」
雨のように飛び込んでくる剣を捌きながら、背後を一瞥すらせずに声を張る。
「右腕がまだあるだろう。
それに私はまだ本気ではない」
思った通りの答えが返ってこなかったことで、クロノアは更に声を張り上げる。
「右腕しかないだろ、エマさん!!
そんな状態で戦うのは無謀過ぎる!!」
「……ならどうやってあいつを倒すんだ!!」
珍しく大声を上げたグリエマ。
驚いたクロノアは振り返るが、複製される剣から身を守るために精一杯でそれらしい反応をすることはない。
「このままじゃ私達は死ぬ!!
クロノア君一人でなんて無理だ、私を頼れっ!!
それが私の生きがい……だったんだよ!!」
どう言い返すべきか迷い、眉を顰める。
腕はこんなに滑らかに動くのに、頭は上手く回ってくれない。
これでは、最適な答えは導き出せないだろう。
(……こんなんになってるエマさんに、負担を強いらせるのか)
普通ならここで、
「やっぱ駄目だ」等の文言を投げつけてグリエマの守護を継続すべきだ。
だが、クロノアは別の答えを投げ返す。
口頭ではなく、行動での答えを。
『エマさん、絶対に……死なないでください』
剣を弾くのではなく、避ける。捌き方を変更したクロノアは、身体強化をかけダッシュ。斜めから戒禍隋《ハイ・カース》の撃破を狙う。
避けることが難しいものは蒼水刃《マリンエッジ》で弾き飛ばし、徐々に距離を詰めていった。直後に炎槍《グリプス》も飛ばしてみたが、ついさっきの結果は変わらず。ただ、無残にも大量の火種が飛び散っただけだった。
『任せろ』
グリエマは念話でそう言い切ると、ある魔法を発動した。
♢♢♢♢
(融解加速《メルトインフ》)
足裏から、地面に高熱を放出。それよって地面は溶け出し、摩擦がほぼゼロに等しくなる。そうして、高速移動を可能とさせる高度な魔法。
グリエマの奥義ともいえる魔法の一つだった。
(うまく動かないな。片腕がないとこうも違うのか)
うまくバランスを取りながら、自分を追尾し突き刺しに来るのを避ける。
重心を移動し、移動。自分の移動した奇跡はマグマのようにドロドロと溶けている。右腕の剣で弾き返した剣は地面や壁に差し込まれた。
『長くは持たない!!なるべく早く討て!!』
『はいっ!』
必死さの伝わる念話に感化された、クロノアは走行速度を速める。
現段階での、最高速度。進行を阻む剣を易々と躱し、音すら置き去りにして突進していく。
「魔法が駄目なら……直接叩けばいい!」
クロノアは戒禍隋《ハイ・カース》の足元で垂直に飛ぶ。
そして、身体強化の身を使用して勢い良く斬り上げた。
「受けっ……!?」
瞬く間に現れた剣。それはそいつの腕に接続されているらしかった。
非常に機敏だ。相手より遅く動いても、問題なく受け止められる。
クロノアがリアクションを取る間もなく、横から斬撃は飛んでくる。防御に使った腕でないほうの腕を、防衛時の速度と同等以上の速度で振り払ってきた。
咄嗟にその剣をグラディウスで捉えるも、勢いを殺しきれずに宙を舞う。
無防備な体を晒しながら、戒禍隋《ハイ・カース》との距離を空けていってしまう。
複製された剣の剣先と目が合った。
体を回転させなんとか弾き返すとまたほかの剣の剣先と目が合う。クロノアは吹っ飛ばされ着地するまでの間、計四回ほど身を貫かれそうになった。
(……剣が……飛んでこない?)
そして、なんとか攻撃を凌いでいたグリエマ。
攻撃が来ないと思ったいたときだった。
「―――――――ふむ。かなり頭が切れるようだ」
嵌められた。
魔物という下等生物に、知能で上回られた。
無下限の裂剣。
刺さった三つの剣の内にいる指定した敵に、裂傷を与える。その際的に自身の腕先で照準を定める必要がある。
回復効果が――大幅に低下する。
戒禍隋《ハイ・カース》の腕についた刃の、その先端。
それがグリエマを射抜くように、正確に照準を合わされる。
もう右腕しかないグリエマのボロボロの体に、追い打ちをかけた。
「が――――――――っ」
「‼エマさんっ!!」
全身から、大量の血液が噴き出す。
気持ちいいほど勢いよく。まるで噴水のように、ありとあらゆる場所……人間の急所とも呼べる頭部からも。
足が力を失い、崩れるように膝をつく。あまりの衝撃に意識が落ちかけそうになった。
何とかこらえ切ったか、あともう寸前のところ。
少しでも気を抜けば……文字通り全てが終わる。
「ごはっ……、まるで……あの時のロゼだな……。
死んでない分……マシとも捉えられる……がっ、……」
血反吐をぶちまけた後、顔を上げる。
もう既に攻撃は再開していた。追撃が……開始する。
「やめろぉぉぉぉ‼」
クロノアの懇願が、空間を限界まで振動させた。
いくつもの剣が、グリエマの周囲を漂っている。すでに剣先が向いているため、少しでも念じれば、グリエマの体に穴が空くことは確実だろう。
そうすれば、夢は正夢と化す。
自分が見た夢を、実現してしまうことになるだろう。
(体が……動かない。
ダメージがでかすぎるのか?それとも、私が弱くなったからなのか?)
静止していた剣がとうとう追撃を開始した。
距離的には届くが、数多の剣が邪魔をして恐らく間に合わないクロノア。しかしそれでも彼は動いた。助けるために、夢を実現させないために。
(……動けなくても、動け。
それでも動けないなら、無理にでも動け。とにかく……動けっ!!)
瞬間、グリエマの心臓が強く脈を打った。
死の淵を彷徨う。限界ギリギリの内。
そして……強い心の力。
筋肉が膨張を開始する。魔力の量が膨れ上がってゆく。
間隔が研ぎ澄まされていくのを、グリエマは感じた。
そして、消えるように姿が見えなくなったグリエマ。
グリエマがいた地面は直後に爆砕し、深い溝を生成した。
「ロゼ……私は君の分を生きるよ」
血に染まった視界は、時間が足並みを揃えてくれたようにスローモーションとなる。
――――――グリエマは目覚めた。
洞窟《ダンジョン》の壁を蹴り、あまりにも強かったからか破壊。
瓦礫が真下に落ちる。
瞬く間もなく、長剣による斬撃が戒禍隋《ハイ・カース》に傷を加えた。
――――――超越者に。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる