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二章
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逆化――――それは、各々に設定されたある一定のトリガーを引くことで、元の姿へと逆戻りする現象。魔人化の対義語だと勘違いされることが多いが、実際は違う。
魔人化は非常に強力な魔物が人間の姿になる現象のことを指す。対して逆化は一時的《・・・》に魔物の姿へと戻ることを指す。どちらも一方通行な具象であるからして、対義語とはなりえないと言う訳だ。
小刀竜《ナイドラ》の高さは成人男性二人分ほど。巨躯と言い切れるほどではないが、短躯《たんく》と言い切れるほど小さくはない、微妙なライン。
頭部には、一本の角が取り残されたように生えている。
全身は桃に近い赤。魔人である時の髪色と全く持って一緒である。
「忠告はしたぞ。完全に自己責任だな」
言葉では呆れ、声には無を込めた男。
突如として出現した竜を静かに見つめている。
小刀竜《ナイドラ》へと逆化した女の子は、巨大化した大きく純白の刀を取り、振り上げる。
放たれたソニックブームが、雲を二分。
二分された雲は三日月のような形をそれぞれとった。
あまりの威力に、目撃したクロノアは理解が及ばないような目で空を見上げている。
そして、背後にいるガリも、呆気を取られたように天を仰いでいた。
思い立ったように背面を蹴るクロノア。
ガリは刀を思わず離したあとで、退る。
(なんでいきなり竜に?!意味が分からねぇ!!)
胴を貫く刀はそのままに、前方に跳躍して右足を旋回。
頬を打ち抜かれた男は身を転がす。
クロノアは体を引っくり返し着地。
小刀竜《ナイドラ》を視界に入れる。
そいつは振り上げた刀を、全力で下ろしていた。
「逃げr─────────」
余裕のかけらもない叫び声が、中断された。
直撃した。更に、その周囲にいた人たちも即死。
ガリと頭以外の盗賊たちは、皆即死した。総勢十名ほどの小隊は、竜によるきまぐれの一撃によって、
ほぼ壊滅状態へと追い込まれてしまったのだ。
噴煙が縦に勢いよく昇る。
大地も大きく揺れ、クロノアは軽く二次被害を食らう。
「なんて威力……! 本当にさっきの女の子か?!」
さっきまでの女の子とはまるで違った。
圧倒的な力が、彼女を纏ったのだ。
桁が違いすぎる。深炎斬《グリムス》が威力十だとすれば、小刀竜《ナイドラ》の斬り下ろしは威力百、あるいは千。一線を画す、圧倒的な火力だった。
剣先の方の剣身を握るクロノア。
背後から刺さっている刀を、引いて抜こうとしているのだ。
一歩間違えれば更に傷が広がる。
だが、抜かなければ戦闘に対して不利になる。
やらざるを得なかったのだ。
歯軋りをしながら痛みを我慢して少しずつ抜いていく。時間の経過とともに、ゆっくりと後ろへ後ろへと引かれていき、刀身の部分は残り僅かとなる。
あれだけ存在感を漂わせていた小刀竜《ナイドラ》の姿が、消えた。
竜がいた真下には、クロノアが安全に届けると誓った女の子が横たわっている。
角は二本とも、頭にしっかりと生えていた。元気に反り返っている。
「手伝ってやろうか」
目の前に現れた男。ナイフをわざとらしく見せたかと思うと、その刃で刀の剣先を押した。
「あ゛っ!!」
脳天を突き抜けるような痛みが、クロノアを痺れさせる。片刃の刀は何事もなく抜けていた。
「痛みに対してもそれだけか。
ガキなら泣き喚けよ」
細く空いた縦穴の部分に、回復魔法をかける。その最中、男は攻撃を仕掛けてこなかった。勝つことが目的が内容に思える行動だ。
ほどなくして穴が塞がると、男は口元を歪ませて見下すようにして目線を合わせる。
「俺ぁゼグヤだ。ガキ、お前は」
「クロノアだ……それがどうした、悪党」
口の隙間から、息が吹き出した。
「気に入ったんだよ。
その年齢でその動き。超越者だな、お前」
「だったらなんだよ!」
精一杯の眼光で睨みつけるが、効果はない。
むしろ快感を覚えているような目だ。
「やはりな。なら計画は変更だ。
ガリ、お前は手を出すな」
「了解です」
ゼグヤの影から現れたガリ。一言だけそう口にすると、再び影の中へ姿を消した。
「超越者としての身体能力は申し分ない……が」
激昂したクロノアは、炎槍《グリプス》を生成し打ち出す。人間の走行速度を上回るほどのスピードを持つそれは、直線を描いて敵の元へ向かう。
「使い方が良くねぇな」
「か……はっ!」
いつの間にか移動していた彼は、鳩尾を正確に拳撃。
唾を吐き出すクロノア。一度穴を空けられた場所に叩き込まれたことで、痛みは通常よりも幾分か強い。
男は到達直前に動き始めていた。そうして斜めに身を動かして回避し、流れるように打撃を加えたというわけだ。
しかもその動きは、クロノアには見えていない。
圧倒的な俊敏性。更に、無限に湧き出てくるナイフ。
彼の強みはその二つだ。もしかすればそれ以外にも強力な隠し玉を持っているかもしれないが、現時点では未知数である。
「くぁ……ぁが、あ」
続けて叩き込まれた二撃。
一度目は中段蹴りを脇腹へ、二度目には顔面を拳頭で。
どちらも威力がずば抜けて高く、ダンジョンで交戦したミノタウロスなんかよりも、よっぽど腕力があった。
見た目通りの化物である。
(落ちる…………)
船酔いしたような感覚。
頭部に受けた衝撃が誘発させていた。クラクラとして立つこともままならないクロノアの体は、右足を一歩下げたあと、堪えきれず側方へと傾倒する。
(ここで倒れれば……俺はこいつのおもちゃにされるかもしれない。それだけは勘弁だ)
意識が覚醒。目がかっ開く。
右足で草葉を踏みしめると、
グリエマの長剣を使い斬撃を放った。
「そうだよ、それだよ。
こんなもんで終わっちまったら困るってもんだな」
不気味な微笑。
クロノアの心が、少しだけ捻れかけた。
ゼグヤはどこから取り出したかわからないナイフで長剣を受け止める。次に、残る右の手でまた同じようなナイフを投げ飛ばす。
「――柔けぇな」
体を四分の一ほどに畳み回避し、
低空からの居合斬り。
斜めから斬りかかるグラディウスが胴体を狙う。
「器用だな、クロノア」
「それはお前もだろ、ゼグヤ」
「おうおう、物騒な言葉遣いだなぁ」
空中へ転身し、二つのナイフで頭部を挟み斬り。
クロノアはグラディウスを盾にして防ぎ、
斜めから長剣を振り払って反撃。
「────中身が子供じゃねえな」
風魔法で自身を吹き飛ばすと、着地と同時に呟いた。
(今やるべきことは……こいつを倒すことじゃない)
クロノアは焦点を奥にいる少女に変える。
突撃したゼグヤ。
猛進し、常人では確実に出せない速度で剣を振るってきていた。
だが、躱せないかと言われたら、それはNOと答えるべきだろう。
「この子を送り届けることだ!!」
「な────」
クロノアは女の子を抱きかかえて、決意固く言い切った。自分の頭上を通っていき、樹木へ頭を激突させたゼグヤを、背後に据えて。
そして、逃走。自分が今出せる最高の速度で、ゼグヤから離れていった。
「今すぐ追いかけ────」
「行くな、ガリ」
「……了解しました」
頭突きをかましたゼグヤは、何事もなくその場で直立。
影から出るなり即座に追いかけようとするガリに待機命令を出した。
「……まぁ、また会おうや」
右目の上瞼から鼻の横まで伸びた古傷をさすりながら吐き捨てる。目はクロノアが走った方向を向いている。
男の口元は湾曲していた。
魔人化は非常に強力な魔物が人間の姿になる現象のことを指す。対して逆化は一時的《・・・》に魔物の姿へと戻ることを指す。どちらも一方通行な具象であるからして、対義語とはなりえないと言う訳だ。
小刀竜《ナイドラ》の高さは成人男性二人分ほど。巨躯と言い切れるほどではないが、短躯《たんく》と言い切れるほど小さくはない、微妙なライン。
頭部には、一本の角が取り残されたように生えている。
全身は桃に近い赤。魔人である時の髪色と全く持って一緒である。
「忠告はしたぞ。完全に自己責任だな」
言葉では呆れ、声には無を込めた男。
突如として出現した竜を静かに見つめている。
小刀竜《ナイドラ》へと逆化した女の子は、巨大化した大きく純白の刀を取り、振り上げる。
放たれたソニックブームが、雲を二分。
二分された雲は三日月のような形をそれぞれとった。
あまりの威力に、目撃したクロノアは理解が及ばないような目で空を見上げている。
そして、背後にいるガリも、呆気を取られたように天を仰いでいた。
思い立ったように背面を蹴るクロノア。
ガリは刀を思わず離したあとで、退る。
(なんでいきなり竜に?!意味が分からねぇ!!)
胴を貫く刀はそのままに、前方に跳躍して右足を旋回。
頬を打ち抜かれた男は身を転がす。
クロノアは体を引っくり返し着地。
小刀竜《ナイドラ》を視界に入れる。
そいつは振り上げた刀を、全力で下ろしていた。
「逃げr─────────」
余裕のかけらもない叫び声が、中断された。
直撃した。更に、その周囲にいた人たちも即死。
ガリと頭以外の盗賊たちは、皆即死した。総勢十名ほどの小隊は、竜によるきまぐれの一撃によって、
ほぼ壊滅状態へと追い込まれてしまったのだ。
噴煙が縦に勢いよく昇る。
大地も大きく揺れ、クロノアは軽く二次被害を食らう。
「なんて威力……! 本当にさっきの女の子か?!」
さっきまでの女の子とはまるで違った。
圧倒的な力が、彼女を纏ったのだ。
桁が違いすぎる。深炎斬《グリムス》が威力十だとすれば、小刀竜《ナイドラ》の斬り下ろしは威力百、あるいは千。一線を画す、圧倒的な火力だった。
剣先の方の剣身を握るクロノア。
背後から刺さっている刀を、引いて抜こうとしているのだ。
一歩間違えれば更に傷が広がる。
だが、抜かなければ戦闘に対して不利になる。
やらざるを得なかったのだ。
歯軋りをしながら痛みを我慢して少しずつ抜いていく。時間の経過とともに、ゆっくりと後ろへ後ろへと引かれていき、刀身の部分は残り僅かとなる。
あれだけ存在感を漂わせていた小刀竜《ナイドラ》の姿が、消えた。
竜がいた真下には、クロノアが安全に届けると誓った女の子が横たわっている。
角は二本とも、頭にしっかりと生えていた。元気に反り返っている。
「手伝ってやろうか」
目の前に現れた男。ナイフをわざとらしく見せたかと思うと、その刃で刀の剣先を押した。
「あ゛っ!!」
脳天を突き抜けるような痛みが、クロノアを痺れさせる。片刃の刀は何事もなく抜けていた。
「痛みに対してもそれだけか。
ガキなら泣き喚けよ」
細く空いた縦穴の部分に、回復魔法をかける。その最中、男は攻撃を仕掛けてこなかった。勝つことが目的が内容に思える行動だ。
ほどなくして穴が塞がると、男は口元を歪ませて見下すようにして目線を合わせる。
「俺ぁゼグヤだ。ガキ、お前は」
「クロノアだ……それがどうした、悪党」
口の隙間から、息が吹き出した。
「気に入ったんだよ。
その年齢でその動き。超越者だな、お前」
「だったらなんだよ!」
精一杯の眼光で睨みつけるが、効果はない。
むしろ快感を覚えているような目だ。
「やはりな。なら計画は変更だ。
ガリ、お前は手を出すな」
「了解です」
ゼグヤの影から現れたガリ。一言だけそう口にすると、再び影の中へ姿を消した。
「超越者としての身体能力は申し分ない……が」
激昂したクロノアは、炎槍《グリプス》を生成し打ち出す。人間の走行速度を上回るほどのスピードを持つそれは、直線を描いて敵の元へ向かう。
「使い方が良くねぇな」
「か……はっ!」
いつの間にか移動していた彼は、鳩尾を正確に拳撃。
唾を吐き出すクロノア。一度穴を空けられた場所に叩き込まれたことで、痛みは通常よりも幾分か強い。
男は到達直前に動き始めていた。そうして斜めに身を動かして回避し、流れるように打撃を加えたというわけだ。
しかもその動きは、クロノアには見えていない。
圧倒的な俊敏性。更に、無限に湧き出てくるナイフ。
彼の強みはその二つだ。もしかすればそれ以外にも強力な隠し玉を持っているかもしれないが、現時点では未知数である。
「くぁ……ぁが、あ」
続けて叩き込まれた二撃。
一度目は中段蹴りを脇腹へ、二度目には顔面を拳頭で。
どちらも威力がずば抜けて高く、ダンジョンで交戦したミノタウロスなんかよりも、よっぽど腕力があった。
見た目通りの化物である。
(落ちる…………)
船酔いしたような感覚。
頭部に受けた衝撃が誘発させていた。クラクラとして立つこともままならないクロノアの体は、右足を一歩下げたあと、堪えきれず側方へと傾倒する。
(ここで倒れれば……俺はこいつのおもちゃにされるかもしれない。それだけは勘弁だ)
意識が覚醒。目がかっ開く。
右足で草葉を踏みしめると、
グリエマの長剣を使い斬撃を放った。
「そうだよ、それだよ。
こんなもんで終わっちまったら困るってもんだな」
不気味な微笑。
クロノアの心が、少しだけ捻れかけた。
ゼグヤはどこから取り出したかわからないナイフで長剣を受け止める。次に、残る右の手でまた同じようなナイフを投げ飛ばす。
「――柔けぇな」
体を四分の一ほどに畳み回避し、
低空からの居合斬り。
斜めから斬りかかるグラディウスが胴体を狙う。
「器用だな、クロノア」
「それはお前もだろ、ゼグヤ」
「おうおう、物騒な言葉遣いだなぁ」
空中へ転身し、二つのナイフで頭部を挟み斬り。
クロノアはグラディウスを盾にして防ぎ、
斜めから長剣を振り払って反撃。
「────中身が子供じゃねえな」
風魔法で自身を吹き飛ばすと、着地と同時に呟いた。
(今やるべきことは……こいつを倒すことじゃない)
クロノアは焦点を奥にいる少女に変える。
突撃したゼグヤ。
猛進し、常人では確実に出せない速度で剣を振るってきていた。
だが、躱せないかと言われたら、それはNOと答えるべきだろう。
「この子を送り届けることだ!!」
「な────」
クロノアは女の子を抱きかかえて、決意固く言い切った。自分の頭上を通っていき、樹木へ頭を激突させたゼグヤを、背後に据えて。
そして、逃走。自分が今出せる最高の速度で、ゼグヤから離れていった。
「今すぐ追いかけ────」
「行くな、ガリ」
「……了解しました」
頭突きをかましたゼグヤは、何事もなくその場で直立。
影から出るなり即座に追いかけようとするガリに待機命令を出した。
「……まぁ、また会おうや」
右目の上瞼から鼻の横まで伸びた古傷をさすりながら吐き捨てる。目はクロノアが走った方向を向いている。
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