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ACT1 聞いてますかぁ?ちゃんと聞いてますかぁ?ひとの話はちゃんと聞きましょう!6
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あおいの連れてきた業界人PTが解散したのは、結局、深夜0時を回った頃だった。
明日ライブだっていうの、めちゃくちゃ飲んでるなぁwww
とか思ったけど、これって俺らもよくやるよなって思ってみたり。
いい感じで酔っぱになった一流ミュージシャン連中が、呼びつけたタクシーに次々と乗り込んでいく。
二次会はさすがにないらしいw
あおいのマネージャーである大沢さんが、スタッフの女の子たちとあれやこれやバタバタしている間、片付けしてる俺の隣で、何故あおいがその手伝いをしてた。
「あおい、いいぞ、俺やるから。
一流ミュージシャンがやる仕事じゃないやん、宴会の片付けとかさ」
俺は思わず、そんなことをあおいに言ってしまう。
するとあおいは、なんだか嬉しそうに笑って、グラスをトレンチに乗せたのだった。
「いいのいいの!あたし、下積みの頃はレストランでバイトしてたから!
こういうの慣れてる!」
「まじで?落っことすなよ?
あと転んでケガとかするなよ、明日ライブだろ?」
「あははは!大丈夫だよ!
ってかね、てっちゃんは・・・
あたしをMarin扱いしないから、なんかほっとする!」
「んー???なんだよそれ??酔っぱらってんのか??」
「多少は酔ってるけど!そうじゃなくて!
ステージとかレコーディングとかやってる時はMarinでいいけど、ずっとそれだと疲れるんだよ」
「・・・・ああ、常に人に見られて、カッコつけないといけないからな」
「そうそう、だから・・・なんかほっとするの、てっちゃんは」
「なんだよそれww」
俺がそう言って笑うと、あおいは、なんだか急に泣きそうな顔になって、何故かぎゅっと俺のソムリエエプロンの裾を掴んだのだった。
「??
なんだ?どうした??
俺なんか変なこと言った????」
「ううん・・・違うの・・・」
そう答えたあおいの瞳に、みるみる涙がたまっていく。
「は!?おま、ちょと待てwww何故泣くww」
俺は焦って変な笑い方をしてしまう。
あおいは、ひたすらぎゅっと俺のエプロンを掴んで、涙をこらえるようにかすれた声で言うのだった。
「ほんとは・・・ほんとはね・・・脅迫文、すっごい怖かったの・・・」
「え???ああ・・・・さっき言ってた・・・」
必死で涙を堪えながらそう言ったあおいが、なんか可哀想になって、持っていたトレンチをテーブルに置くと、若干困った感じだが、まじまじあおいの綺麗な顔を見る。
あおいは、うつむき加減で言葉を続ける。
「『わざと抽選外したな、40万のネックレス送ってやったのに、俺を無視するんだな、覚悟しろよ』って、そう書いてあったんだよ・・・気持ち悪いでしょ??」
「ああ・・・なんか痛てーなそいつ・・・」
「あたし、それを見せてもらって、震えが止まらなくなっちゃって・・・
でも、こんなことで動揺したいけないって・・・怖いって言えなくて・・・」
「うん・・・」
「てっちゃんが・・・」
「うん」
「あおいが頑張ってる証拠だって・・・言ってくれたでしょ?」
「う、うん・・・」
「なんかほんと、その言葉うれしくて・・・
ありがとう・・・
なんかまだ怖いけど・・・あたし、明日も頑張って歌う
頑張って歌うからね・・・・っ」
健気だよなぁ・・・・
そして、俺ってほんとクズだよなぁ
女の子がこうやって人生真剣に生きてんのに・・・
俺は、なんていうか、色んな気持ちが混じる複雑な気分になって・・・
ついでに、やっぱあおい可愛いわぁ・・・とか思って
こいつがトップアーティストなの知ってるけど
つい、髪を撫でてしまった。
「そんな顔すんなよ・・・
大丈夫だよ・・・
マーボさんも散々脅迫状もらったって言ってるしさ・・・
あおいの仕事は歌うことなんだからさ、客の前で思いきり歌えばいいやん?
遠慮すんな、思いきり歌って
そんな変なメール送ってくるような、ちんかすなんか蹴散らしてやれ」
「ちょwww
もぉ、なにそれwww
でも・・・っ
うん・・・蹴散らす!!
ありがとう、頑張る・・・っ」
そう言ってあおいは、ますますひとのエプロンをぎゅっとつかむから、とりあえず、そのまま頭を撫でてやった。
これって役得かも・・・
とか思ったのは、内緒の話だ!
あおいの連れてきた業界人PTが解散したのは、結局、深夜0時を回った頃だった。
明日ライブだっていうの、めちゃくちゃ飲んでるなぁwww
とか思ったけど、これって俺らもよくやるよなって思ってみたり。
いい感じで酔っぱになった一流ミュージシャン連中が、呼びつけたタクシーに次々と乗り込んでいく。
二次会はさすがにないらしいw
あおいのマネージャーである大沢さんが、スタッフの女の子たちとあれやこれやバタバタしている間、片付けしてる俺の隣で、何故あおいがその手伝いをしてた。
「あおい、いいぞ、俺やるから。
一流ミュージシャンがやる仕事じゃないやん、宴会の片付けとかさ」
俺は思わず、そんなことをあおいに言ってしまう。
するとあおいは、なんだか嬉しそうに笑って、グラスをトレンチに乗せたのだった。
「いいのいいの!あたし、下積みの頃はレストランでバイトしてたから!
こういうの慣れてる!」
「まじで?落っことすなよ?
あと転んでケガとかするなよ、明日ライブだろ?」
「あははは!大丈夫だよ!
ってかね、てっちゃんは・・・
あたしをMarin扱いしないから、なんかほっとする!」
「んー???なんだよそれ??酔っぱらってんのか??」
「多少は酔ってるけど!そうじゃなくて!
ステージとかレコーディングとかやってる時はMarinでいいけど、ずっとそれだと疲れるんだよ」
「・・・・ああ、常に人に見られて、カッコつけないといけないからな」
「そうそう、だから・・・なんかほっとするの、てっちゃんは」
「なんだよそれww」
俺がそう言って笑うと、あおいは、なんだか急に泣きそうな顔になって、何故かぎゅっと俺のソムリエエプロンの裾を掴んだのだった。
「??
なんだ?どうした??
俺なんか変なこと言った????」
「ううん・・・違うの・・・」
そう答えたあおいの瞳に、みるみる涙がたまっていく。
「は!?おま、ちょと待てwww何故泣くww」
俺は焦って変な笑い方をしてしまう。
あおいは、ひたすらぎゅっと俺のエプロンを掴んで、涙をこらえるようにかすれた声で言うのだった。
「ほんとは・・・ほんとはね・・・脅迫文、すっごい怖かったの・・・」
「え???ああ・・・・さっき言ってた・・・」
必死で涙を堪えながらそう言ったあおいが、なんか可哀想になって、持っていたトレンチをテーブルに置くと、若干困った感じだが、まじまじあおいの綺麗な顔を見る。
あおいは、うつむき加減で言葉を続ける。
「『わざと抽選外したな、40万のネックレス送ってやったのに、俺を無視するんだな、覚悟しろよ』って、そう書いてあったんだよ・・・気持ち悪いでしょ??」
「ああ・・・なんか痛てーなそいつ・・・」
「あたし、それを見せてもらって、震えが止まらなくなっちゃって・・・
でも、こんなことで動揺したいけないって・・・怖いって言えなくて・・・」
「うん・・・」
「てっちゃんが・・・」
「うん」
「あおいが頑張ってる証拠だって・・・言ってくれたでしょ?」
「う、うん・・・」
「なんかほんと、その言葉うれしくて・・・
ありがとう・・・
なんかまだ怖いけど・・・あたし、明日も頑張って歌う
頑張って歌うからね・・・・っ」
健気だよなぁ・・・・
そして、俺ってほんとクズだよなぁ
女の子がこうやって人生真剣に生きてんのに・・・
俺は、なんていうか、色んな気持ちが混じる複雑な気分になって・・・
ついでに、やっぱあおい可愛いわぁ・・・とか思って
こいつがトップアーティストなの知ってるけど
つい、髪を撫でてしまった。
「そんな顔すんなよ・・・
大丈夫だよ・・・
マーボさんも散々脅迫状もらったって言ってるしさ・・・
あおいの仕事は歌うことなんだからさ、客の前で思いきり歌えばいいやん?
遠慮すんな、思いきり歌って
そんな変なメール送ってくるような、ちんかすなんか蹴散らしてやれ」
「ちょwww
もぉ、なにそれwww
でも・・・っ
うん・・・蹴散らす!!
ありがとう、頑張る・・・っ」
そう言ってあおいは、ますますひとのエプロンをぎゅっとつかむから、とりあえず、そのまま頭を撫でてやった。
これって役得かも・・・
とか思ったのは、内緒の話だ!
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