5 / 44
5 ここに置いてください
しおりを挟む
アランの自宅は海から遠いようで、アランの指示で車は内陸に向かっていた。
だがまだ恭弥は安心できなかった。なぜなら、付近には山がある。恭弥の死体を捨てる先が山になっただけかもしれない。
「そこを曲がって。そこに豪邸あるでしょ、そのお隣」
恭弥は困惑していた。道の先にはふたつ家が見えたが、どちらも大きい。
「あの、どっちも豪邸ですけど」
「もう、恭弥くんたら、褒め上手。うちは左の古い方だよ。右の立派な方は佐島さんち」
どこかで聞いた名前だ。車を停めながら、恭弥は少し考えて、思い出した。
「あ、やくざの幹部」
「しー。そうはっきり言わない。一応表向き、まっとうな金融屋さんってことになってるんだから」
「お隣さんだったんですね」
恭弥はささやいた。アランが元やくざという線が消えて、恭弥はほっとしていた。
車を降りて玄関へ向かう。
「佐島さんとは猫友なんだよ」
「なんですかそれ」
「二年ぐらい前なんだけど、うちに迷い込んできた猫ちゃんがいてさ。うちの四匹目にしようかと思ってたんだけど、ちょうど佐島さんが尋ねてきてね。うちの子知りませんかって、青い顔して」
玄関を開けたらやくざが真っ青な顔で立っていたら、恭弥は腰を抜かす自信がある。
「うちで保護してたの知ったら、ずいぶん感謝されてさ。佐島さん夫婦とはそれからの付き合い。といっても、スマホの写真とか見せて、うちの子自慢しあうだけだけど」
こわもてのやくざがデレデレと猫自慢をしている想像をしようとして、やめた。想像力の限界を超えている。
アランは木戸の鍵を開けた。
「はい、どうぞ」
「おじゃまします」
門をくぐりながら、恭弥は表札をちらりと横目で見た。立派な木の板には『霜山(しもやま)』と彫られている。その下には新しい、小さな金属製のネームプレートが足されている。
『亜蘭』。あ、らん。
「アランって本名だったのかよ」
恭弥は思わずつぶやいた。
「早く入って。猫が逃げちゃう」
霜山亜蘭(しもやま あらん)にせかされて、恭弥は急いで中へ入った。
日本風家屋だ。下駄箱の上には細長い花器があって、蘭の花が刺してある。アランの名前に蘭の字が入っているからだろうか。
「はいはい。ただいま。寂しかったね」
ぼんやりと明かりのついた廊下の先にアランが立って、何かをいなしている。足元をよく見ると、いた。
大きな猫だ。アメリカンショートヘアの血が入っていそうな縞模様の猫が、アランのすねにグレーの頭を擦りつけている。ごん、ごん、と音が鳴りそうな勢いだ。
「この子はね、ルディ。男の子。うちでいちばん人懐こい子で、お客さんも平気」
あんなに猫が懐いているのだから、きっとアランは悪い人ではない。そう断定しかけたところで、お隣の猫好きやくざの存在が邪魔をしてくる。
(猫を飼っているからって善人だと決まったわけじゃない)
恭弥が自分によく言い聞かせていると、ルディは猫とも思えない重みのある足音で恭弥の方に近づいてきた。
どすん。ふくらはぎに、少し脂ののった猫の横腹が衝突する。
「なーん」
猫は上目遣いで恭弥を見て、鳴いた。しっぽがふるふると震えている。
恭弥は固まっていた。
「かわ、いい……」
ぬくもりも、やわらかさも、重みも、すべてが恭弥に足りていなかったものだった。
かさかさになるまで搾り取られた生命エネルギーが、足元の小さな生き物から注ぎ込まれて、血となり、熱となり、恭弥の身体をめぐっていく。そんな錯覚に陥った。
いとおしい。
「ここに住んだら、毎日こうだぞ?」
アランは悪魔のようにささやいた。
「まいにち……」
「そう。毎日」
誘惑は甘美だった。
恭弥はルディに向かって、そうっと手を伸ばした。ルディは指先をふんふんと嗅いだ。
あいさつしてくれたことに感動して、思わず撫でようとした。
すると、ルディはふいっと離れていく。
「あ、行っちゃった」
「猫と付き合うには、焦っちゃいけない。猫の方が寂しがるぐらいでちょうどいい」
恭弥は少しがっかりしながら、去りゆく猫の尻を眺めた。たしかに昔、野良猫をかまっていたときも、恭弥があまりしつこくすると逃げてしまった。
「ルディともっと仲良くなりたい?」
「はい……」
ふたたびルディはアランの足元にすり寄った。アランはルディを抱き上げた。
「ルディはもっと恭弥くんのことが知りたいって。君の人間性を見極める時間がほしいんだよ、この子は」
まるでルディの言葉がわかっているような口ぶりで、アランは言った。
「ああ、でも残念だな。恭弥くんはね、一晩しかうちにいてくれないんだって」
アランはルディの立ち耳にそう吹き込む。くすぐったそうに、ルディの耳がぴくぴくと動いている。
「あ……」
恭弥は口をぱくぱくさせた。
「ぜひここで暮らしてって、言ったんだけど。恭弥くんの気持ちが固くて説得できなかったよ」
「や、えっと」
「諦めなさい、ルディ」
アランは猫の顎を撫でた。猫はうっとりと目を細めた。
「す、住みます! ここに置いてください」
気づけば恭弥は叫んでいた。
アランはにたりと笑った。
「そうこなくちゃ」
まるで、恭弥のその答えを待ち構えていたかのようだった。
恭弥はハッと我に返った。完全に猫に釣られてしまった。
アランのことは何も知らないままなのに。
「じゃ、歓迎のしるしに、恭弥くんのこと、『もてなして』あげようねぇ」
アランは思わせぶりに言った。
(俺、何されるんだろう)
『もてなし』という言葉が意味するものは何だ。恭弥の脚をコンクリート詰めにすることだろうか。
それとも――――
(そういえば、ずっとこの人、俺のことナンパしてたよな。まさかあれ、本気で)
恭弥は冷や汗をかき始めた。『もてなして』という部分で、アランは妙に甘ったるい声をしていた。
――――アランの言う『もてなし』が万が一、性的な行為のことを意味していたら?
恭弥の脳裏にアランの幻が映った。
木の天井を背景に、アランは恭弥を見下ろして艶然とほほえんでいる。アングルからいって、恭弥は布団の上に押し倒されているようだ。
アランは服を脱ぎ始める。整った指先がひとつ、またひとつとシャツのボタンを優雅にはずして、アランの骨ばった薄い胸元をあらわにしていく。
『さあ、もてなしてあげようねぇ』
アランがささやく幻聴が聞こえる――――
硬直した恭弥に気づかないまま、アランはルディを片腕で抱きなおすと、スマートフォンを取り出した。
「あ、すみません。出前お願いしたいんですが」
恭弥はぽかんとして、注文を聞いていた。どうやら相手は寿司屋のようだ。
恭弥はみるみる赤面した。
(何考えてんだよ、俺!)
勘違いにもほどがある。
だがまだ恭弥は安心できなかった。なぜなら、付近には山がある。恭弥の死体を捨てる先が山になっただけかもしれない。
「そこを曲がって。そこに豪邸あるでしょ、そのお隣」
恭弥は困惑していた。道の先にはふたつ家が見えたが、どちらも大きい。
「あの、どっちも豪邸ですけど」
「もう、恭弥くんたら、褒め上手。うちは左の古い方だよ。右の立派な方は佐島さんち」
どこかで聞いた名前だ。車を停めながら、恭弥は少し考えて、思い出した。
「あ、やくざの幹部」
「しー。そうはっきり言わない。一応表向き、まっとうな金融屋さんってことになってるんだから」
「お隣さんだったんですね」
恭弥はささやいた。アランが元やくざという線が消えて、恭弥はほっとしていた。
車を降りて玄関へ向かう。
「佐島さんとは猫友なんだよ」
「なんですかそれ」
「二年ぐらい前なんだけど、うちに迷い込んできた猫ちゃんがいてさ。うちの四匹目にしようかと思ってたんだけど、ちょうど佐島さんが尋ねてきてね。うちの子知りませんかって、青い顔して」
玄関を開けたらやくざが真っ青な顔で立っていたら、恭弥は腰を抜かす自信がある。
「うちで保護してたの知ったら、ずいぶん感謝されてさ。佐島さん夫婦とはそれからの付き合い。といっても、スマホの写真とか見せて、うちの子自慢しあうだけだけど」
こわもてのやくざがデレデレと猫自慢をしている想像をしようとして、やめた。想像力の限界を超えている。
アランは木戸の鍵を開けた。
「はい、どうぞ」
「おじゃまします」
門をくぐりながら、恭弥は表札をちらりと横目で見た。立派な木の板には『霜山(しもやま)』と彫られている。その下には新しい、小さな金属製のネームプレートが足されている。
『亜蘭』。あ、らん。
「アランって本名だったのかよ」
恭弥は思わずつぶやいた。
「早く入って。猫が逃げちゃう」
霜山亜蘭(しもやま あらん)にせかされて、恭弥は急いで中へ入った。
日本風家屋だ。下駄箱の上には細長い花器があって、蘭の花が刺してある。アランの名前に蘭の字が入っているからだろうか。
「はいはい。ただいま。寂しかったね」
ぼんやりと明かりのついた廊下の先にアランが立って、何かをいなしている。足元をよく見ると、いた。
大きな猫だ。アメリカンショートヘアの血が入っていそうな縞模様の猫が、アランのすねにグレーの頭を擦りつけている。ごん、ごん、と音が鳴りそうな勢いだ。
「この子はね、ルディ。男の子。うちでいちばん人懐こい子で、お客さんも平気」
あんなに猫が懐いているのだから、きっとアランは悪い人ではない。そう断定しかけたところで、お隣の猫好きやくざの存在が邪魔をしてくる。
(猫を飼っているからって善人だと決まったわけじゃない)
恭弥が自分によく言い聞かせていると、ルディは猫とも思えない重みのある足音で恭弥の方に近づいてきた。
どすん。ふくらはぎに、少し脂ののった猫の横腹が衝突する。
「なーん」
猫は上目遣いで恭弥を見て、鳴いた。しっぽがふるふると震えている。
恭弥は固まっていた。
「かわ、いい……」
ぬくもりも、やわらかさも、重みも、すべてが恭弥に足りていなかったものだった。
かさかさになるまで搾り取られた生命エネルギーが、足元の小さな生き物から注ぎ込まれて、血となり、熱となり、恭弥の身体をめぐっていく。そんな錯覚に陥った。
いとおしい。
「ここに住んだら、毎日こうだぞ?」
アランは悪魔のようにささやいた。
「まいにち……」
「そう。毎日」
誘惑は甘美だった。
恭弥はルディに向かって、そうっと手を伸ばした。ルディは指先をふんふんと嗅いだ。
あいさつしてくれたことに感動して、思わず撫でようとした。
すると、ルディはふいっと離れていく。
「あ、行っちゃった」
「猫と付き合うには、焦っちゃいけない。猫の方が寂しがるぐらいでちょうどいい」
恭弥は少しがっかりしながら、去りゆく猫の尻を眺めた。たしかに昔、野良猫をかまっていたときも、恭弥があまりしつこくすると逃げてしまった。
「ルディともっと仲良くなりたい?」
「はい……」
ふたたびルディはアランの足元にすり寄った。アランはルディを抱き上げた。
「ルディはもっと恭弥くんのことが知りたいって。君の人間性を見極める時間がほしいんだよ、この子は」
まるでルディの言葉がわかっているような口ぶりで、アランは言った。
「ああ、でも残念だな。恭弥くんはね、一晩しかうちにいてくれないんだって」
アランはルディの立ち耳にそう吹き込む。くすぐったそうに、ルディの耳がぴくぴくと動いている。
「あ……」
恭弥は口をぱくぱくさせた。
「ぜひここで暮らしてって、言ったんだけど。恭弥くんの気持ちが固くて説得できなかったよ」
「や、えっと」
「諦めなさい、ルディ」
アランは猫の顎を撫でた。猫はうっとりと目を細めた。
「す、住みます! ここに置いてください」
気づけば恭弥は叫んでいた。
アランはにたりと笑った。
「そうこなくちゃ」
まるで、恭弥のその答えを待ち構えていたかのようだった。
恭弥はハッと我に返った。完全に猫に釣られてしまった。
アランのことは何も知らないままなのに。
「じゃ、歓迎のしるしに、恭弥くんのこと、『もてなして』あげようねぇ」
アランは思わせぶりに言った。
(俺、何されるんだろう)
『もてなし』という言葉が意味するものは何だ。恭弥の脚をコンクリート詰めにすることだろうか。
それとも――――
(そういえば、ずっとこの人、俺のことナンパしてたよな。まさかあれ、本気で)
恭弥は冷や汗をかき始めた。『もてなして』という部分で、アランは妙に甘ったるい声をしていた。
――――アランの言う『もてなし』が万が一、性的な行為のことを意味していたら?
恭弥の脳裏にアランの幻が映った。
木の天井を背景に、アランは恭弥を見下ろして艶然とほほえんでいる。アングルからいって、恭弥は布団の上に押し倒されているようだ。
アランは服を脱ぎ始める。整った指先がひとつ、またひとつとシャツのボタンを優雅にはずして、アランの骨ばった薄い胸元をあらわにしていく。
『さあ、もてなしてあげようねぇ』
アランがささやく幻聴が聞こえる――――
硬直した恭弥に気づかないまま、アランはルディを片腕で抱きなおすと、スマートフォンを取り出した。
「あ、すみません。出前お願いしたいんですが」
恭弥はぽかんとして、注文を聞いていた。どうやら相手は寿司屋のようだ。
恭弥はみるみる赤面した。
(何考えてんだよ、俺!)
勘違いにもほどがある。
63
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
学校一のイケメンとひとつ屋根の下
おもちDX
BL
高校二年生の瑞は、母親の再婚で連れ子の同級生と家族になるらしい。顔合わせの時、そこにいたのはボソボソと喋る陰気な男の子。しかしよくよく名前を聞いてみれば、学校一のイケメンと名高い逢坂だった!
学校との激しいギャップに驚きつつも距離を縮めようとする瑞だが、逢坂からの印象は最悪なようで……?
キラキライケメンなのに家ではジメジメ!?なギャップ男子 × 地味グループ所属の能天気な男の子
立場の全く違う二人が家族となり、やがて特別な感情が芽生えるラブストーリー。
全年齢
【完結】勇者パーティーハーレム!…の荷物番の俺の話
バナナ男さん
BL
突然異世界に召喚された普通の平凡アラサーおじさん<山野 石郎>改め【イシ】
世界を救う勇者とそれを支えし美少女戦士達の勇者パーティーの中……俺の能力、ゼロ!あるのは訳の分からない<覗く>という能力だけ。
これは、ちょっとしたおじさんイジメを受けながらもマイペースに旅に同行する荷物番のおじさんと、世界最強の力を持った勇者様のお話。
無気力、性格破綻勇者様 ✕ 平凡荷物番のおじさんのBLです。
不憫受けが書きたくて書いてみたのですが、少々意地悪な場面がありますので、どうかそういった表現が苦手なお方はご注意ください_○/|_ 土下座!
泣き虫だったはずの幼なじみが再会したら僕を守るために完璧超人になっていた話。
ネギマ
BL
気弱で泣き虫な高校生、日比野千明は、昔からいじめられっ子体質だった。
高校生になればマシになるかと期待したが状況は変わらず、クラスメイトから雑用を押し付けられる毎日を送っていた。
そんなある日、いつものように雑用を押し付けられそうになっている千明を助けたのは、学校中が恐れる“完璧超人”の男子生徒、山吹史郎だった。
文武両道、眉目秀麗、近寄りがたい雰囲気を纏う一匹狼の生徒だったが、実は二人は、幼い頃に離れ離れになった幼なじみだった――。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
地味メガネだと思ってた同僚が、眼鏡を外したら国宝級でした~無愛想な美人と、チャラ営業のすれ違い恋愛
中岡 始
BL
誰にも気づかれたくない。
誰の心にも触れたくない。
無表情と無関心を盾に、オフィスの隅で静かに生きる天王寺悠(てんのうじ・ゆう)。
その存在に、誰も興味を持たなかった――彼を除いて。
明るく人懐こい営業マン・梅田隼人(うめだ・はやと)は、
偶然見た「眼鏡を外した天王寺」の姿に、衝撃を受ける。
無機質な顔の奥に隠れていたのは、
誰よりも美しく、誰よりも脆い、ひとりの青年だった。
気づいてしまったから、もう目を逸らせない。
知りたくなったから、もう引き返せない。
すれ違いと無関心、
優しさと孤独、
微かな笑顔と、隠された心。
これは、
触れれば壊れそうな彼に、
それでも手を伸ばしてしまった、
不器用な男たちの恋のはなし。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる