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17話
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最初の鍛錬から1ヶ月が経過した
今の私の体は鍛錬始めの頃のガリガリに痩せ細った身体ではなく筋肉が程よくついた良い体つきへと変化していた
普通ならば1ヶ月でここまで体の変化が起こることはない
原因としては母上から飲まされているあの絶対に高いポーションの効果と毎日地獄のように走り込みと筋トレをしていたからだ
ただポーションを飲んでいるだけで身体が変化していくのなら私も喜んで飲んでいたでしょう
やはり良い効果を得られるのなら副作用があるのは当然であった
副作用それは…
「モグモグ…ムシャムシャ…ゴックン」
大量に出された食事、私の横に積み上がった皿、空腹に我を失う私
これだけの情報があれば副作用がわかるであろう
そう、凄くお腹が減ってしまうのです
身体が修復されていく時に必要な栄養素を大量に消費してしまうので食事がいつもの量では全く足りなくなってしまったのです
「モグモグ…まだ足りない!早く料理を持ってきて!!!」
「ハイィ!!!」
「急げ!なんでも良いから出来たの持ってこい」
私の怒声に使用人たちは慌てふためいている
1ヶ月の間毎日繰り広げられている光景であるがそれでも使用人たちは異常な食事スピードについて行けなかった
パリィン!
「すみません!今すぐ片付けますのでグハァーーーーー!」
床に散乱してしまったパスタを片付けようとするが使用人はスカーレットに弾き飛ばされてしまった
「どきなさい!ムシャムシャ…ぷはぁやっとお腹一杯になったわぁ」
お腹がいっぱいになってニコニコしているスカーレットの口の周りに食べかすがいっぱい付いていた
「最近はよく食べるようになってくれてパパ嬉しいぞ!もっと食べて大きくなるんだぞ」
ジョセフの呑気な発言にマリアはここまで馬鹿だったのかと驚愕してしまった
「ジョセフ?スカーレットぎ落ちたパスタ食べてて何も思わなかったの?」
「いや、いっぱい食べてて可愛いなとしか思わなかったぞ?あ、パパのプリン残ってるからこれも食べるかい?」
「いえ、お腹いっぱいになったのでもういらないです」
「え、プリンだよ?食べないの?」
ジョセフからの回答にこれはもう手の施しようがないとマリアは諦めた
(これはどうしようもないわ…ただのアホになってしまったもの)
(スカーレットがジョセフみたいに脳みそまで筋肉にならないようにしなくちゃね)
(今の2人はなんだかんだで楽しそうだし大丈夫でしょう)
と思ってしまうマリアも十分に頭がやられている証拠であった
「アリサ、あの2人は放置でいいわ紅茶持ってきてもらえる?」
「既に用意は終わっております…どうぞ」
やっぱり高級な茶葉と一流の職人が淹れた紅茶は毎日飲んでも飽きないわね
今の私の体は鍛錬始めの頃のガリガリに痩せ細った身体ではなく筋肉が程よくついた良い体つきへと変化していた
普通ならば1ヶ月でここまで体の変化が起こることはない
原因としては母上から飲まされているあの絶対に高いポーションの効果と毎日地獄のように走り込みと筋トレをしていたからだ
ただポーションを飲んでいるだけで身体が変化していくのなら私も喜んで飲んでいたでしょう
やはり良い効果を得られるのなら副作用があるのは当然であった
副作用それは…
「モグモグ…ムシャムシャ…ゴックン」
大量に出された食事、私の横に積み上がった皿、空腹に我を失う私
これだけの情報があれば副作用がわかるであろう
そう、凄くお腹が減ってしまうのです
身体が修復されていく時に必要な栄養素を大量に消費してしまうので食事がいつもの量では全く足りなくなってしまったのです
「モグモグ…まだ足りない!早く料理を持ってきて!!!」
「ハイィ!!!」
「急げ!なんでも良いから出来たの持ってこい」
私の怒声に使用人たちは慌てふためいている
1ヶ月の間毎日繰り広げられている光景であるがそれでも使用人たちは異常な食事スピードについて行けなかった
パリィン!
「すみません!今すぐ片付けますのでグハァーーーーー!」
床に散乱してしまったパスタを片付けようとするが使用人はスカーレットに弾き飛ばされてしまった
「どきなさい!ムシャムシャ…ぷはぁやっとお腹一杯になったわぁ」
お腹がいっぱいになってニコニコしているスカーレットの口の周りに食べかすがいっぱい付いていた
「最近はよく食べるようになってくれてパパ嬉しいぞ!もっと食べて大きくなるんだぞ」
ジョセフの呑気な発言にマリアはここまで馬鹿だったのかと驚愕してしまった
「ジョセフ?スカーレットぎ落ちたパスタ食べてて何も思わなかったの?」
「いや、いっぱい食べてて可愛いなとしか思わなかったぞ?あ、パパのプリン残ってるからこれも食べるかい?」
「いえ、お腹いっぱいになったのでもういらないです」
「え、プリンだよ?食べないの?」
ジョセフからの回答にこれはもう手の施しようがないとマリアは諦めた
(これはどうしようもないわ…ただのアホになってしまったもの)
(スカーレットがジョセフみたいに脳みそまで筋肉にならないようにしなくちゃね)
(今の2人はなんだかんだで楽しそうだし大丈夫でしょう)
と思ってしまうマリアも十分に頭がやられている証拠であった
「アリサ、あの2人は放置でいいわ紅茶持ってきてもらえる?」
「既に用意は終わっております…どうぞ」
やっぱり高級な茶葉と一流の職人が淹れた紅茶は毎日飲んでも飽きないわね
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退会済ユーザのコメントです
いつも読んでいただきありがとうございます!
うちのパパさんは剣術おバカなのでスカーレットはこれから沢山の苦労をするでしょうね笑笑
これからも読んで頂けると本当に嬉しいです!
誤字脱字や気になる点がありましたら感想の方に書いていただければ返信させていただきます
退会済ユーザのコメントです
ご指摘ありがとうございます!
投稿までの期間が空いてしまっていた為勘違いしてしまいました
公開した後に気がついたのですが、いつ直そうかと迷っていてそしたら時間が経ってました笑笑
直しておきますね!
退会済ユーザのコメントです
自分の書いている他の小説の登場人物と混同してしまいました。ジョセフです。指摘ありがとうございました。
また間違いがありましたら報告お願いいたします。