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魔女

喜びの魔女(マハトン山)

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喜びの魔女。
フォントメウのそばにあるマハトン山の山頂に棲んでいる。

長い黒髪、薄紫色の唇、猫のように細い瞳孔をした赤い瞳をしている。

魔女の中でも一番タチの悪い"喜びの魔女"なだけあり、
残酷で残忍で、人を生きたまま煮込むのが大好きな、とても頭のおかしい魔女。
変態サイコパスでもあり、双子の尿や風呂上がりの湯をこっそり回収して薬に混ぜていた。

さまざまなものを食ってきたミジェルダは、特殊能力に優れている。
フーワと契約を結んでおり、互いに力を貸し合っている。

【小屋】
小屋の外壁には動物の死骸や人間のミイラが何体か吊るされており、ミイラの胴体には奇妙な魔法陣が彫られている。他にも骨の束が薪のように積まれていたり、悪臭を放っている液体がたっぷり入った大壺が並べられている。

【特殊能力のひとつ】
人から能力を奪い、それを他人に与えることができる。
仲介料としてその一部を食う。
ブナの杖に双子とシャナの一部を与えたのは魔女。

【双子に対しての執着】
ミジェルダは"双子"が大好きらしい。
”双子は前世で結ばれなかった恋人"説を推していることから、意外とロマンチックな一面があるのかもしれない。

双子が大好きなミジェルダは、アーサーとモニカの体液や煮汁、体の一部が欲しくてたまらない。
アーサーとモニカが滞在中、こそこそ床に落ちた髪なども拾い集めては薬に混ぜていたのはここだけの話。
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