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異国編:ジッピン前編:出会い
【260話】商談開始
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ヒデマロは恥ずかしそうに自分のウキヨエを1枚持ってきた。それを床に広げ、顔を手で覆いながらキヨハルのうしろに隠れる。海に浮かぶ2隻の船の絵。画家と双子は床に広げられた木版画を覗き込んで「おぉぉ!!」と歓声をあげた。
「すばらしい…!なんと美しいんだ…!」
「昨日も思ったがジッピンの絵師は空間の描き方が美しい…!」
「わー!アーサー!すっごくきれいだね!クロネたちの絵とはまた違った良さがあるわ!」
「本当に!きれいだなあ」
「うわぁぁ…恥ずかしすぎるぅ…。喜代春さん、彼らなんて言ってるんですか…?反応的に気に入ってくれてるのはなんとなく分かるんですけど…」
「さあ。私もバンスティンのことばはあまり知らないから分からないな…。子どもたちが"きれいだ"と言っているのは分かるけれど…」
「ヒデマロさん!他にあなたのウキヨエはあるかな?!」
「?」
「?」
興奮しすぎてヴァジーがバンスティンのことばでジッピン人に話しかけた。二人とも首を傾げていたのでハッとし、すぐにジッピンのことばで言い直す。ヒデマロは気まずそうに首を横に振った。
「いやぁ…。実はまだそれしかなくてですね…。俺、本当の浮世絵師じゃないんで…。その浮世絵は喜代春さんが遊び半分で力を貸してくれたから作れたんです。俺にはまだ版元がないので…」
「ああそうか。ウキヨエは木版画だから自分一人では作れないのか。ヒデマロが描いた絵を板に彫る人、紙に摺る人、そしてそれを売ってくれる人が必要だろうから…」
「そう。残念ながらヒデマロには版元がいないから彫師や摺師もついていない。この浮世絵は私が趣味で彫師と摺師に頼んだんだ。良い出来だろう?」
まるで自分が描いたかのように自慢げにヒデマロの浮世絵を見せるキヨハルに、クスクス笑いながらヴァジーが頷いた。
「ええ。素晴らしいです。彼にまだ版元がついていないなんて信じられない…」
「なに。彼はまだ若いからね。これからだ」
「いやぁ…。俺の浮世絵は新しすぎてなかなか受け入れられないですよ。当分ね」
「そうだね。君は浮世絵の世界を変えるだろう」
「確かに昨日見たウキヨエとは全く別物ですね。どちらも素敵だ」
「ヴァジー!キヨハルに聞いてくれ!ヒデマロのウキヨエは買い取れないのかどうか!」
ヒデマロのウキヨエがいたく気に入ったのか、必死の形相でカユボティがヴァジーを小突いている。鼻息を荒くしている彼に代わり、ヴァジーがキヨハルとヒデマロに話をもちかけた。
「キヨハルさん、ヒデマロさん。カユボティからのお願いです。どうかヒデマロさんのウキヨエを買い取らせていただけないでしょうか」
「えっ?!」
「ふむ…」
突然の申し出にヒデマロがぎょっと体をのけぞらせた。キヨハルは予想していたのか、扇子で口元を隠してヴァジーとカユボティを見定めるような視線を送る。隣に座っていたヒデマロだけが、扇子の奥でニヤニヤ笑っていることに気付いていた。
「さて、では商談に入ろうか。ヴァジー、カユボティ。ここからが君たちの腕の見せ所だ」
「出たな本性が…」
ヴァジーが苦々し気に笑いながらバンスティンのことばで悪態をついた。その様子にカユボティも状況を察したようだ。
「始まったのかい?」
「ああ。カユボティ、頼んだぞ」
「ふう…。私はどうしてもヒデマロの絵を買い取りたい。しかも、これは木版画だ。できるだけ多く欲しい。そしてできるなら今後もその関係を続けたい。あと…バンスティンへ卸すのは私を通してのみにしてほしい。だが…損はしたくないよねえ、ヴァジー?」
「君らしい欲張りな希望だな」
「欲張りでなければジッピンにまで足を運ばないさ」
「確かに」
画家二人のやりとりを聞いていた双子は、むずかしい話に首を傾げた。どうやらカユボティとヴァジーがヒデマロのウキヨエを買い取ろうとしていることだけは分かったが、大人の駆け引きにはついていけていない。
「金額はどうする?」
「昨日キヨハルはウキヨエの相場は300~400ウィンと言っていたね?」
「ああ。だがこのウキヨエは版元を通さずキヨハルさんが趣味で摺らせたものだ。そう安くは買い取らせてくれないだろうな」
「ふむ。だがヒデマロは学生だ。本業でもないんだろう。だったら…1枚500ウィンから始めようか」
「…そうだな。そこからだとヒデマロにも失礼ではないだろう」
「上限は1000ウィンまで。頼むよヴァジー」
「きついなぁ…。きっとキヨハルさんは5,000ウィンくらいは狙っているぞ」
「ふふ。甘いね。キヨハルは10,000ウィン程度で売りたいはずだ。始まりは…50,000ウィンあたりかな?くすくす」
「まったく…。面白がっているな?」
「ああ。面白い。私はこの瞬間が大好きだ。1,000ウィンにおさめられたら、ご褒美にクロネに良い画材を新調してあげようかな」
「なぜ僕じゃなくてクロネにご褒美が与えられるんだ…」
「話はまとまったかな?」
待ちかねたキヨハルは扇子をぱちんと音を立てて閉じる。ヴァジーはジッピンのことばで「ええ…」と答えて姿勢を正した。
「カユボティはヒデマロのウキヨエを是非買い取らせて欲しいと言っています。今後、ヒデマロが新しいウキヨエを描いたときも。そして、バンスティンへ販売するときは、カユボティを専属の買い取り口にしていただきたい」
「なるほど。さすがカユボティ。わがままな希望だね」
「ははは…」
「無限袋…アイテムボックスも、他のバンスティンの商品や素材も…カユボティの口車に乗せられて彼からしか買い取らせてもらえない契約を結んでしまったし。本当に彼は…無害そうに見えてなかなかのやり手だねえ。実はね、今日はそのお返しをしたくてヒデマロを紹介したんだよ」
「……」
「彼の浮世絵を見て君たちは欲しくて欲しくてたまらなくなっただろう?君たちは先見の目を持っている。無名でも学生でも、ヒデマロの絵の素晴らしさと可能性に気付いただろう。喉から手が出るほど欲しいだろう?ふふ」
「あなたはそういう人でしたねえ。それを言うならこちらはアイテムボックスやバンスティンの商品を破格の値段まで引き下げられたんですがね。お互い様でしょう」
「おやおや。それはこちらも同じこと。まったく。ジッピンに来たバンスティン人があなたたちでなければ、3倍の値段でジッピンの素材を卸せたというのに」
「ふふ。それは残念でしたね。今回もあなたの思惑を潰してみせますよ」
「楽しみだ…。では…始めようか。始まりの値を言うよ」
そう言ってキヨハルは扇子を開いた。焦らすようにそれをちらつかせ、再びそれを閉じる音と同時に二人が値を出す。
「500ウィン」
「50,000ウィン」
「すばらしい…!なんと美しいんだ…!」
「昨日も思ったがジッピンの絵師は空間の描き方が美しい…!」
「わー!アーサー!すっごくきれいだね!クロネたちの絵とはまた違った良さがあるわ!」
「本当に!きれいだなあ」
「うわぁぁ…恥ずかしすぎるぅ…。喜代春さん、彼らなんて言ってるんですか…?反応的に気に入ってくれてるのはなんとなく分かるんですけど…」
「さあ。私もバンスティンのことばはあまり知らないから分からないな…。子どもたちが"きれいだ"と言っているのは分かるけれど…」
「ヒデマロさん!他にあなたのウキヨエはあるかな?!」
「?」
「?」
興奮しすぎてヴァジーがバンスティンのことばでジッピン人に話しかけた。二人とも首を傾げていたのでハッとし、すぐにジッピンのことばで言い直す。ヒデマロは気まずそうに首を横に振った。
「いやぁ…。実はまだそれしかなくてですね…。俺、本当の浮世絵師じゃないんで…。その浮世絵は喜代春さんが遊び半分で力を貸してくれたから作れたんです。俺にはまだ版元がないので…」
「ああそうか。ウキヨエは木版画だから自分一人では作れないのか。ヒデマロが描いた絵を板に彫る人、紙に摺る人、そしてそれを売ってくれる人が必要だろうから…」
「そう。残念ながらヒデマロには版元がいないから彫師や摺師もついていない。この浮世絵は私が趣味で彫師と摺師に頼んだんだ。良い出来だろう?」
まるで自分が描いたかのように自慢げにヒデマロの浮世絵を見せるキヨハルに、クスクス笑いながらヴァジーが頷いた。
「ええ。素晴らしいです。彼にまだ版元がついていないなんて信じられない…」
「なに。彼はまだ若いからね。これからだ」
「いやぁ…。俺の浮世絵は新しすぎてなかなか受け入れられないですよ。当分ね」
「そうだね。君は浮世絵の世界を変えるだろう」
「確かに昨日見たウキヨエとは全く別物ですね。どちらも素敵だ」
「ヴァジー!キヨハルに聞いてくれ!ヒデマロのウキヨエは買い取れないのかどうか!」
ヒデマロのウキヨエがいたく気に入ったのか、必死の形相でカユボティがヴァジーを小突いている。鼻息を荒くしている彼に代わり、ヴァジーがキヨハルとヒデマロに話をもちかけた。
「キヨハルさん、ヒデマロさん。カユボティからのお願いです。どうかヒデマロさんのウキヨエを買い取らせていただけないでしょうか」
「えっ?!」
「ふむ…」
突然の申し出にヒデマロがぎょっと体をのけぞらせた。キヨハルは予想していたのか、扇子で口元を隠してヴァジーとカユボティを見定めるような視線を送る。隣に座っていたヒデマロだけが、扇子の奥でニヤニヤ笑っていることに気付いていた。
「さて、では商談に入ろうか。ヴァジー、カユボティ。ここからが君たちの腕の見せ所だ」
「出たな本性が…」
ヴァジーが苦々し気に笑いながらバンスティンのことばで悪態をついた。その様子にカユボティも状況を察したようだ。
「始まったのかい?」
「ああ。カユボティ、頼んだぞ」
「ふう…。私はどうしてもヒデマロの絵を買い取りたい。しかも、これは木版画だ。できるだけ多く欲しい。そしてできるなら今後もその関係を続けたい。あと…バンスティンへ卸すのは私を通してのみにしてほしい。だが…損はしたくないよねえ、ヴァジー?」
「君らしい欲張りな希望だな」
「欲張りでなければジッピンにまで足を運ばないさ」
「確かに」
画家二人のやりとりを聞いていた双子は、むずかしい話に首を傾げた。どうやらカユボティとヴァジーがヒデマロのウキヨエを買い取ろうとしていることだけは分かったが、大人の駆け引きにはついていけていない。
「金額はどうする?」
「昨日キヨハルはウキヨエの相場は300~400ウィンと言っていたね?」
「ああ。だがこのウキヨエは版元を通さずキヨハルさんが趣味で摺らせたものだ。そう安くは買い取らせてくれないだろうな」
「ふむ。だがヒデマロは学生だ。本業でもないんだろう。だったら…1枚500ウィンから始めようか」
「…そうだな。そこからだとヒデマロにも失礼ではないだろう」
「上限は1000ウィンまで。頼むよヴァジー」
「きついなぁ…。きっとキヨハルさんは5,000ウィンくらいは狙っているぞ」
「ふふ。甘いね。キヨハルは10,000ウィン程度で売りたいはずだ。始まりは…50,000ウィンあたりかな?くすくす」
「まったく…。面白がっているな?」
「ああ。面白い。私はこの瞬間が大好きだ。1,000ウィンにおさめられたら、ご褒美にクロネに良い画材を新調してあげようかな」
「なぜ僕じゃなくてクロネにご褒美が与えられるんだ…」
「話はまとまったかな?」
待ちかねたキヨハルは扇子をぱちんと音を立てて閉じる。ヴァジーはジッピンのことばで「ええ…」と答えて姿勢を正した。
「カユボティはヒデマロのウキヨエを是非買い取らせて欲しいと言っています。今後、ヒデマロが新しいウキヨエを描いたときも。そして、バンスティンへ販売するときは、カユボティを専属の買い取り口にしていただきたい」
「なるほど。さすがカユボティ。わがままな希望だね」
「ははは…」
「無限袋…アイテムボックスも、他のバンスティンの商品や素材も…カユボティの口車に乗せられて彼からしか買い取らせてもらえない契約を結んでしまったし。本当に彼は…無害そうに見えてなかなかのやり手だねえ。実はね、今日はそのお返しをしたくてヒデマロを紹介したんだよ」
「……」
「彼の浮世絵を見て君たちは欲しくて欲しくてたまらなくなっただろう?君たちは先見の目を持っている。無名でも学生でも、ヒデマロの絵の素晴らしさと可能性に気付いただろう。喉から手が出るほど欲しいだろう?ふふ」
「あなたはそういう人でしたねえ。それを言うならこちらはアイテムボックスやバンスティンの商品を破格の値段まで引き下げられたんですがね。お互い様でしょう」
「おやおや。それはこちらも同じこと。まったく。ジッピンに来たバンスティン人があなたたちでなければ、3倍の値段でジッピンの素材を卸せたというのに」
「ふふ。それは残念でしたね。今回もあなたの思惑を潰してみせますよ」
「楽しみだ…。では…始めようか。始まりの値を言うよ」
そう言ってキヨハルは扇子を開いた。焦らすようにそれをちらつかせ、再びそれを閉じる音と同時に二人が値を出す。
「500ウィン」
「50,000ウィン」
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