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第一章 全ての始まり 『種族の集まる国 ガイア』
第十四話『初めてのスライム無双』
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─────ダンジョン第40階層、ボス部屋内───
「うらぁぁぁぁああああ!!!」
気合いの声と共にスライムに向かって刀をふりおろす。
パパパパパパアアアアァァァァンン!!!!
俺の攻撃が当たったデカいスライムが破裂する。弾ける時の火薬の爆発にも似た衝撃波に巻き込まれて他のスライムも連鎖的に弾け、消えていく。風圧で前髪が上がるのを押さえ、ふぅ、と一息ついた。
ファ~ファラファファファファ~~ン。こんな感じの聞き慣れたメロディーが頭の中で流れた。
《プレイヤー名:ユウが第40層をクリアしました。ソロ討伐の報酬がアイテムボックスに送られます。》
《~♪♪レベルアップしました。BPを振ってください。》
──あ、どうも。ユウです。先ほどダンジョン40層のボスをぶっ倒しました。もうそれは赤子の手を捻るように簡単に。……あ、でも赤子の手を捻るのって逆に難しいような。良心が邪魔して、たとえどんな理由があったとしても躊躇するよね。
──え? そんな事よりも、何でもう40層をクリアしているのかだって?
まあまあ、そこら辺の事は今から順番に説明するから。
えっとまずはどこから話そうかな。やっぱり話すとしたらここからかな…………
──────────数時間前─────────
───38層にて───
「くそ、何で急にスライムばっかり出てくるようになったんだよ!」
原因は不明なのだが何故か先ほどからスライムしか出てこない。そのかわりにと、こちらを気遣ってか色とりどりのスライムが出てきた。そんな気遣いをするくらいだったらスライム以外のモンスターを出せよ!
そして今、目の前に居るのは左から順に赤、黄、青のスライム。お前らは信号機か!!
「邪魔だあぁ! 『回転斬り!』」
すると、どう言うことでしょう。俺の刀がスライム達の核を全て捉え体が破裂したではありませんか!
………ってこのネタはもういいかな。3度目だし。
そんな事よりこのスライム共。数が多すぎだろ。正直キモいぞ。
そう思うと同時、また新たなスライムが大量に追加される。
「いったい、いつ、誰がおかわりを要求したよ!? お願いだからもうこれ以上出ないで!!」
スライムの破裂音と俺の声が虚しくダンジョン内に反響するのだった。
───39層にて───
「くそがあああああああぁぁぁぁあ!!!!」
そこにはスライムしか居なかった。以下同文。
39層終わり!!
───────第40階層・ボス部屋前──────
「やべぇ。この先に何がいるのかが分かってしまうっ!」
俺の感覚が異常に鋭い訳では勿論ない。分かるのはこの称号のせいだ。
───────────────────────
称号:スライムを狩りし者
ごくわずかな時間でスライムを100匹倒したものに授けられる。キングスライムを倒すことによりパワーアップ可能。
《効果》スライム系モンスターに対してのみSTRが1.5倍になり、危険察知能力、経験値、テイム率が格段に上昇する。
───────────────────────
と、言う何とも言えない称号を手に入れてた。………スライムを100匹を倒していたなんて! まぁ! 私ったら凄いのね。
………この度、気持ちの悪い話し方をしたこと心からお詫び申し上げますorz
てゆーかテイムってなんだ? 普通に考えたらモンスターを仲間に出来るんだと思うが。
まー、今の俺には関係ないことだな。
さて、ボスだ。やっとスキル習得実験ができる。やったね! 耐えるかな? 抜刀四連撃に。え? 何がいるのか分かってるんじゃないのかって。ハッハッハー…………多分あいつだと思うけど少しの間、夢くらい見させてくれよ。
俺は刀を1本戻し、扉を大きく開いた。
そこには……デカいスライムが1匹と通常サイズのスライムが複数居た。
デカい方のスライムはキングスライムと言うらしい。なんか、デジャヴだね。キングスライム。ボスにしては名前がショボいな。某人気RPGに出てくる8体ほどのスライムが合体したあれじゃないか。名前が同じでもゲームが違えばただの雑魚モンスターとダンジョンのボスモンスター。この差だよ。
……取りあえず周りにいるスライムが邪魔くさいので蹴散らす。
「はい邪魔ぁ『回転斬り』」
と、スキルを使い回りにいたスライム達を蹴散らす。が、しかし………
「ウソだろう………」
地面からさっき蹴散らしたスライムと同じ数のスライムが湧き出た。どうやらスライムの数は減らないようになっているらしい。ザコいからどうでもいいけど。
………これは経験値うまいだろうな、発狂しかけるけど。……何回かしたけど……
スライム共を無視して俺はキングスライムに駆け寄り、刀の柄を握る。
「はぁあ! 『抜刀斬り!!』」
キングスライムの腹……か、どうかは謎。に突き刺さる。
───ここだ! いまこそ取得する時!
俺はキングスライムに刺さっている刀を抜き、素早くキングスライムの後ろを取る。
「喰らえぇ! 神楽坂流禁忌抜納術、其ノ弐・迅速斬りぃ!」
《~♪流派スキル:神楽坂流禁忌抜納術、其ノ弐・迅速斬りを取得しました》
(キタアアアアァ! ……けど自分で創った流派はなかなか恥ずかしいな……)
きちんとしてやれば取得する事が分かったので俺は続けて攻撃を加える。
「まだまだぁぁ! 神楽坂流禁忌抜納術、其ノ陸・四段斬りいいぃぃい!!」
《~♪流派スキル:神楽坂流禁忌抜納術、其ノ陸・四段斬りを取得しました》
キタキタキタキタアアアアーー!!!
スキルの取得でテンションが凄いことになる。
「これでチェックメイト! 神楽坂流禁忌抜納術、其ノ質・五段回転斬りいいぃぃい!!」
《~♪流派スキル:神楽坂流禁忌抜納術、其ノ質・五段回転斬りを取得しました》
《侍の派生スキル:『回転斬り』は『五段回転斬り』に統合されます》
フィニィーーーッシュ!!
「うらぁぁぁぁああああ!!!」
「…………………………!!!」
───────────────────────
こうして現在に至るわけだ。
それにしてもスキルが一気に3つも取得できたのは嬉しい。
「あ、そうだ。『ステータスオープン』」
───────────────────────
〈Name〉 ユウ 人間族
Lv.40 Male(男)
Urudo 200080
HP 60 +20
MP 60
STR 562 +20
VIT 72 +15
DEX 120
AGI 380 +5
INT 28
ジョブ:冒険者L v.50
侍 L v.50 《武士習得可》
武道家L v.20
二刀流L v.35
装備: 体:スチールプレート
右手:ハイゴブリンの刀
アクセサリー:竜騎士の指輪
称号: ビギナー・短時間覚醒者20・短時間覚醒者40・モンスター狩り・舞う者・キングスライムハンター
魔法: 無し
スキル:武道家の派生スキル:正拳突き
侍の派生スキル:一本突き・乱れ斬り・抜刀斬り
二刀流の派生スキル:乱舞・二刀の舞い ・ダブルカウンター
生産系スキル:解体
流派:神楽坂流:神楽坂流禁忌抜納術
流派スキル:其ノ弐・迅速斬り
其ノ陸・四段斬り
其ノ質・五段回転斬り
《後BPが、160振れます》
───────────────────────
そうだ、実験以降のBPを全く振ってなかったな……うーん、前はSTRにほぼ振ってたから……よし、HPに80、VITに60、MPに10、INTに10でっと。これでよし。
で、キングスライムハンターってなんだ………って、まさか!!
───────────────────────
称号:キングスライムハンター
ごくわずかな時間でスライムを100匹倒し、そのあとにキングスライムを討伐したものに授けられる。
《効果》スライム系モンスターに対してのみSTRが2.5倍になり、危険察知能力、経験値が物凄く上昇する。また、最初の5匹までスライム系モンスターのテイム率が100%になる。その後は50%となる。
───────────────────────
どうやら俺はスライム系モンスターにとっての天敵となったようだった。……多分これから先で役立つ事はほとんど無いスキルだろう。この時の俺はまだそう思っていた……
「うらぁぁぁぁああああ!!!」
気合いの声と共にスライムに向かって刀をふりおろす。
パパパパパパアアアアァァァァンン!!!!
俺の攻撃が当たったデカいスライムが破裂する。弾ける時の火薬の爆発にも似た衝撃波に巻き込まれて他のスライムも連鎖的に弾け、消えていく。風圧で前髪が上がるのを押さえ、ふぅ、と一息ついた。
ファ~ファラファファファファ~~ン。こんな感じの聞き慣れたメロディーが頭の中で流れた。
《プレイヤー名:ユウが第40層をクリアしました。ソロ討伐の報酬がアイテムボックスに送られます。》
《~♪♪レベルアップしました。BPを振ってください。》
──あ、どうも。ユウです。先ほどダンジョン40層のボスをぶっ倒しました。もうそれは赤子の手を捻るように簡単に。……あ、でも赤子の手を捻るのって逆に難しいような。良心が邪魔して、たとえどんな理由があったとしても躊躇するよね。
──え? そんな事よりも、何でもう40層をクリアしているのかだって?
まあまあ、そこら辺の事は今から順番に説明するから。
えっとまずはどこから話そうかな。やっぱり話すとしたらここからかな…………
──────────数時間前─────────
───38層にて───
「くそ、何で急にスライムばっかり出てくるようになったんだよ!」
原因は不明なのだが何故か先ほどからスライムしか出てこない。そのかわりにと、こちらを気遣ってか色とりどりのスライムが出てきた。そんな気遣いをするくらいだったらスライム以外のモンスターを出せよ!
そして今、目の前に居るのは左から順に赤、黄、青のスライム。お前らは信号機か!!
「邪魔だあぁ! 『回転斬り!』」
すると、どう言うことでしょう。俺の刀がスライム達の核を全て捉え体が破裂したではありませんか!
………ってこのネタはもういいかな。3度目だし。
そんな事よりこのスライム共。数が多すぎだろ。正直キモいぞ。
そう思うと同時、また新たなスライムが大量に追加される。
「いったい、いつ、誰がおかわりを要求したよ!? お願いだからもうこれ以上出ないで!!」
スライムの破裂音と俺の声が虚しくダンジョン内に反響するのだった。
───39層にて───
「くそがあああああああぁぁぁぁあ!!!!」
そこにはスライムしか居なかった。以下同文。
39層終わり!!
───────第40階層・ボス部屋前──────
「やべぇ。この先に何がいるのかが分かってしまうっ!」
俺の感覚が異常に鋭い訳では勿論ない。分かるのはこの称号のせいだ。
───────────────────────
称号:スライムを狩りし者
ごくわずかな時間でスライムを100匹倒したものに授けられる。キングスライムを倒すことによりパワーアップ可能。
《効果》スライム系モンスターに対してのみSTRが1.5倍になり、危険察知能力、経験値、テイム率が格段に上昇する。
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と、言う何とも言えない称号を手に入れてた。………スライムを100匹を倒していたなんて! まぁ! 私ったら凄いのね。
………この度、気持ちの悪い話し方をしたこと心からお詫び申し上げますorz
てゆーかテイムってなんだ? 普通に考えたらモンスターを仲間に出来るんだと思うが。
まー、今の俺には関係ないことだな。
さて、ボスだ。やっとスキル習得実験ができる。やったね! 耐えるかな? 抜刀四連撃に。え? 何がいるのか分かってるんじゃないのかって。ハッハッハー…………多分あいつだと思うけど少しの間、夢くらい見させてくれよ。
俺は刀を1本戻し、扉を大きく開いた。
そこには……デカいスライムが1匹と通常サイズのスライムが複数居た。
デカい方のスライムはキングスライムと言うらしい。なんか、デジャヴだね。キングスライム。ボスにしては名前がショボいな。某人気RPGに出てくる8体ほどのスライムが合体したあれじゃないか。名前が同じでもゲームが違えばただの雑魚モンスターとダンジョンのボスモンスター。この差だよ。
……取りあえず周りにいるスライムが邪魔くさいので蹴散らす。
「はい邪魔ぁ『回転斬り』」
と、スキルを使い回りにいたスライム達を蹴散らす。が、しかし………
「ウソだろう………」
地面からさっき蹴散らしたスライムと同じ数のスライムが湧き出た。どうやらスライムの数は減らないようになっているらしい。ザコいからどうでもいいけど。
………これは経験値うまいだろうな、発狂しかけるけど。……何回かしたけど……
スライム共を無視して俺はキングスライムに駆け寄り、刀の柄を握る。
「はぁあ! 『抜刀斬り!!』」
キングスライムの腹……か、どうかは謎。に突き刺さる。
───ここだ! いまこそ取得する時!
俺はキングスライムに刺さっている刀を抜き、素早くキングスライムの後ろを取る。
「喰らえぇ! 神楽坂流禁忌抜納術、其ノ弐・迅速斬りぃ!」
《~♪流派スキル:神楽坂流禁忌抜納術、其ノ弐・迅速斬りを取得しました》
(キタアアアアァ! ……けど自分で創った流派はなかなか恥ずかしいな……)
きちんとしてやれば取得する事が分かったので俺は続けて攻撃を加える。
「まだまだぁぁ! 神楽坂流禁忌抜納術、其ノ陸・四段斬りいいぃぃい!!」
《~♪流派スキル:神楽坂流禁忌抜納術、其ノ陸・四段斬りを取得しました》
キタキタキタキタアアアアーー!!!
スキルの取得でテンションが凄いことになる。
「これでチェックメイト! 神楽坂流禁忌抜納術、其ノ質・五段回転斬りいいぃぃい!!」
《~♪流派スキル:神楽坂流禁忌抜納術、其ノ質・五段回転斬りを取得しました》
《侍の派生スキル:『回転斬り』は『五段回転斬り』に統合されます》
フィニィーーーッシュ!!
「うらぁぁぁぁああああ!!!」
「…………………………!!!」
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こうして現在に至るわけだ。
それにしてもスキルが一気に3つも取得できたのは嬉しい。
「あ、そうだ。『ステータスオープン』」
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〈Name〉 ユウ 人間族
Lv.40 Male(男)
Urudo 200080
HP 60 +20
MP 60
STR 562 +20
VIT 72 +15
DEX 120
AGI 380 +5
INT 28
ジョブ:冒険者L v.50
侍 L v.50 《武士習得可》
武道家L v.20
二刀流L v.35
装備: 体:スチールプレート
右手:ハイゴブリンの刀
アクセサリー:竜騎士の指輪
称号: ビギナー・短時間覚醒者20・短時間覚醒者40・モンスター狩り・舞う者・キングスライムハンター
魔法: 無し
スキル:武道家の派生スキル:正拳突き
侍の派生スキル:一本突き・乱れ斬り・抜刀斬り
二刀流の派生スキル:乱舞・二刀の舞い ・ダブルカウンター
生産系スキル:解体
流派:神楽坂流:神楽坂流禁忌抜納術
流派スキル:其ノ弐・迅速斬り
其ノ陸・四段斬り
其ノ質・五段回転斬り
《後BPが、160振れます》
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そうだ、実験以降のBPを全く振ってなかったな……うーん、前はSTRにほぼ振ってたから……よし、HPに80、VITに60、MPに10、INTに10でっと。これでよし。
で、キングスライムハンターってなんだ………って、まさか!!
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称号:キングスライムハンター
ごくわずかな時間でスライムを100匹倒し、そのあとにキングスライムを討伐したものに授けられる。
《効果》スライム系モンスターに対してのみSTRが2.5倍になり、危険察知能力、経験値が物凄く上昇する。また、最初の5匹までスライム系モンスターのテイム率が100%になる。その後は50%となる。
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どうやら俺はスライム系モンスターにとっての天敵となったようだった。……多分これから先で役立つ事はほとんど無いスキルだろう。この時の俺はまだそう思っていた……
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