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第一章 全ての始まり 『種族の集まる国 ガイア』
第二十一話『初めての襲撃』
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「よし、久しぶりに外に出るか」
俺はそう言うと外に出て新鮮な空気を吸い込んだ。……正確には新鮮な空気を吸い込もうとした。だが、結果としては新鮮とはほど遠い汚れた空気を吸い込んだが。
「ゲホゲホ。なんだこれ。……まさか、煙か!」
そう、俺が吸い込んだのは街が燃える事によって出た煙だった。
「何で、街が燃えているんだ!? 何があったんだ!!」
俺が軽いパニックに陥(おちい)りそうになっていると、横からライムが、
「落ち着いて下さい。ユウ様。パニックになっている場合ではありません」
俺はライムにそう言われて、冷静さを取り戻した。
「そうだな。慌てている場合じゃないな。……とりあえず、街で何が起こっているのか調べに行こう」
「はい。分かりました。ユウ様」
そうして 俺達は街の中を走り出しまわった。
…………そうして、少しの時間走り回って分かった事は、どうやらこの始まりの街ガイアはモンスターから、攻撃を受けているようだ。ユウはそれだけの情報が分かれば十分だと思い、とりあえずこの街ガイアに湧いているモンスターを全て倒してから、王城に向かう事にした。
(そうと決まれば早速………)
「ライム。お前はとりあえず街の住人を避難させてくれ」
「はい。分かりました。ユウ様。……でもユウ様はどうするんですか?」
「俺はこの街にいるモンスター達を片っ端から片付けて行く。片付けて済んだら王城に向かうつもりだ。ライムも町の人達の避難が終わったら王城に向かってくれ」
「はい。ユウ様。……どうかお気をつけて」
「分かった。ライムも気をつけろよ。お前にもしもの事があったら俺はモンスターをこの世界から消す事になるぞ」
「フフフ。ありがとうございます。やっぱりご主人様は優しいですね」
俺は呼び方が元に戻っていることには何も言わずライムと別れて行動した。
(よし、モンスター共を片付けるか。)
そう、俺が思った矢先、
「キャァァァーー」
と、言う甲高い悲鳴がどこか近くで上がった。
(な、なんだ? ……もしかして誰かがモンスターに襲われた!? ヤバイな!)
俺は急いで悲鳴のした方に駆け出した。
………しばらく進むと剣を持った女性がまだ小学校低学年位の女の子をモンスターから庇って壁際まで追い詰められている所だった。
(ギリギリで間に合ったな。)
と、俺は思った。そしてその女性と女の子を助けるためにまた、駆け出してモンスターとその女性の間に立ち女性に向かって、
「大丈夫か?」
俺はそう声をかけながら、近づいてきたモンスターを刀の一振りで屠った。
「あ、ありがとうございます。助かりました。あのままだと絶対にやられてました。あのいきなりで失礼なのですが、お名前を教えて貰っても?」
「あ、あぁ。名前ですか。俺の名前はユウと言います。適当にユウとでも呼んでくれればいいですよ」
「ユウ……ユウ様と言うのですか。……あ、まだ、私が名乗っていませんでしたね。私の名前はガイア王国第4王女、スカーレット・レス・ウィーンです。あまり、様などを付けられるのは好きでは無いのでスカーレットと、お呼び下さい。ユウ様」
「分かった。よろしくなスカーレット」
俺は助けた相手が王国の王女だった事に少し驚いたが、身なりからして良いところのお嬢様だと言う事は大体予想していたのでそこまで驚かなかった。そしてユウは話を続ける。
「スカーレット、ここは危ない。その女の子を連れて逃げてくれ」
「わ、分かったわ。貴方はどうするの?」
「俺はこの街にいるモンスターを全て倒すつもりだ。そのあとに王城に行くつもりだから、その時は頼むな」
「そう。分かったわ。気をつけてねユウ様」
そう言って俺は王女様と別れた。
────────────────────────
モンスター自体は10層レベルなのでワンパンだ。
……なので久しぶりに二刀流でする事にした。
「あはははははは!!!!」
「おい……あいつ、大丈夫か?」
「大丈夫……なんじゃないかな? モンスター共をちゃんと葬ってるし……」
その後、血塗られた2本の刀を振り回す少年がモンスター襲撃騒動の中でいたと言う噂が世間をにぎわせたとか、にぎわせなかったとか。
「はぁ…はぁ…はぁ………ふぅ。モンスターも全て片付けたし、王城へ向かうとするかな……」
俺は王城へ向かって歩いていると、門番に止められた。何故だ。
「貴様何者だ! 一般市民は王城に勝手に入るのは許されてはおらんぞ!」
「俺の名はユウだ。スカーレットに会わせろ」
「貴様! スカーレット様を呼び捨てした挙げ句、合わせろだと? ふざけるな!」
フザケルナ? 何をコイツは言ってるんだか。
「お前ら馬鹿か? 俺はスカーレットに会いに来たんだ。残念ながらこの非常事態でお前らと話している時間などない。そこを退け」
───常識の通じないユウである───
「き、貴様ぁ! 聖騎士に向かって馬鹿だと?! 許されんぞ!! それに貴様───」
「あ、お前ら聖騎士なの? ならファーネルさんによろしく言っといてくれ。それじゃ」
そう言うとスタスタと王城の中に歩いて行った。
「な! 何で貴様が人間国の聖騎士団のファーネル団長を知っている!? ………おい、貴様! まてぇー!」
俺は「あれアイツこの国の聖騎士団長じやなかったっけ? まぁ、いいか」とか、思いつつ前に進んだ。そして今は、
(何だったんだ……あの馬鹿共は。)
と、思っていた。
さぁ、次は王の間だ。俺は扉を大きく開いた。
俺はそう言うと外に出て新鮮な空気を吸い込んだ。……正確には新鮮な空気を吸い込もうとした。だが、結果としては新鮮とはほど遠い汚れた空気を吸い込んだが。
「ゲホゲホ。なんだこれ。……まさか、煙か!」
そう、俺が吸い込んだのは街が燃える事によって出た煙だった。
「何で、街が燃えているんだ!? 何があったんだ!!」
俺が軽いパニックに陥(おちい)りそうになっていると、横からライムが、
「落ち着いて下さい。ユウ様。パニックになっている場合ではありません」
俺はライムにそう言われて、冷静さを取り戻した。
「そうだな。慌てている場合じゃないな。……とりあえず、街で何が起こっているのか調べに行こう」
「はい。分かりました。ユウ様」
そうして 俺達は街の中を走り出しまわった。
…………そうして、少しの時間走り回って分かった事は、どうやらこの始まりの街ガイアはモンスターから、攻撃を受けているようだ。ユウはそれだけの情報が分かれば十分だと思い、とりあえずこの街ガイアに湧いているモンスターを全て倒してから、王城に向かう事にした。
(そうと決まれば早速………)
「ライム。お前はとりあえず街の住人を避難させてくれ」
「はい。分かりました。ユウ様。……でもユウ様はどうするんですか?」
「俺はこの街にいるモンスター達を片っ端から片付けて行く。片付けて済んだら王城に向かうつもりだ。ライムも町の人達の避難が終わったら王城に向かってくれ」
「はい。ユウ様。……どうかお気をつけて」
「分かった。ライムも気をつけろよ。お前にもしもの事があったら俺はモンスターをこの世界から消す事になるぞ」
「フフフ。ありがとうございます。やっぱりご主人様は優しいですね」
俺は呼び方が元に戻っていることには何も言わずライムと別れて行動した。
(よし、モンスター共を片付けるか。)
そう、俺が思った矢先、
「キャァァァーー」
と、言う甲高い悲鳴がどこか近くで上がった。
(な、なんだ? ……もしかして誰かがモンスターに襲われた!? ヤバイな!)
俺は急いで悲鳴のした方に駆け出した。
………しばらく進むと剣を持った女性がまだ小学校低学年位の女の子をモンスターから庇って壁際まで追い詰められている所だった。
(ギリギリで間に合ったな。)
と、俺は思った。そしてその女性と女の子を助けるためにまた、駆け出してモンスターとその女性の間に立ち女性に向かって、
「大丈夫か?」
俺はそう声をかけながら、近づいてきたモンスターを刀の一振りで屠った。
「あ、ありがとうございます。助かりました。あのままだと絶対にやられてました。あのいきなりで失礼なのですが、お名前を教えて貰っても?」
「あ、あぁ。名前ですか。俺の名前はユウと言います。適当にユウとでも呼んでくれればいいですよ」
「ユウ……ユウ様と言うのですか。……あ、まだ、私が名乗っていませんでしたね。私の名前はガイア王国第4王女、スカーレット・レス・ウィーンです。あまり、様などを付けられるのは好きでは無いのでスカーレットと、お呼び下さい。ユウ様」
「分かった。よろしくなスカーレット」
俺は助けた相手が王国の王女だった事に少し驚いたが、身なりからして良いところのお嬢様だと言う事は大体予想していたのでそこまで驚かなかった。そしてユウは話を続ける。
「スカーレット、ここは危ない。その女の子を連れて逃げてくれ」
「わ、分かったわ。貴方はどうするの?」
「俺はこの街にいるモンスターを全て倒すつもりだ。そのあとに王城に行くつもりだから、その時は頼むな」
「そう。分かったわ。気をつけてねユウ様」
そう言って俺は王女様と別れた。
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モンスター自体は10層レベルなのでワンパンだ。
……なので久しぶりに二刀流でする事にした。
「あはははははは!!!!」
「おい……あいつ、大丈夫か?」
「大丈夫……なんじゃないかな? モンスター共をちゃんと葬ってるし……」
その後、血塗られた2本の刀を振り回す少年がモンスター襲撃騒動の中でいたと言う噂が世間をにぎわせたとか、にぎわせなかったとか。
「はぁ…はぁ…はぁ………ふぅ。モンスターも全て片付けたし、王城へ向かうとするかな……」
俺は王城へ向かって歩いていると、門番に止められた。何故だ。
「貴様何者だ! 一般市民は王城に勝手に入るのは許されてはおらんぞ!」
「俺の名はユウだ。スカーレットに会わせろ」
「貴様! スカーレット様を呼び捨てした挙げ句、合わせろだと? ふざけるな!」
フザケルナ? 何をコイツは言ってるんだか。
「お前ら馬鹿か? 俺はスカーレットに会いに来たんだ。残念ながらこの非常事態でお前らと話している時間などない。そこを退け」
───常識の通じないユウである───
「き、貴様ぁ! 聖騎士に向かって馬鹿だと?! 許されんぞ!! それに貴様───」
「あ、お前ら聖騎士なの? ならファーネルさんによろしく言っといてくれ。それじゃ」
そう言うとスタスタと王城の中に歩いて行った。
「な! 何で貴様が人間国の聖騎士団のファーネル団長を知っている!? ………おい、貴様! まてぇー!」
俺は「あれアイツこの国の聖騎士団長じやなかったっけ? まぁ、いいか」とか、思いつつ前に進んだ。そして今は、
(何だったんだ……あの馬鹿共は。)
と、思っていた。
さぁ、次は王の間だ。俺は扉を大きく開いた。
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