来世は花になりたい

乃木 京介

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#6

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 夏休みの思い出──いや僕の中では人生の思い出と言っていいほど、煌びやかに余韻を残している優菜と過ごした一日が、今では遠い昔のことのように感じられた。

 残暑がいつまでも帰ってくれなくて、九月最後の日まで存分に遊び呆けていたが、突然その姿を嘘みたいに消した。ようやく季節のカレンダーを秋に捲った時、優菜も再び登校できるようになった。

 結局、優菜が約一か月間のあいだ休んでいた理由は分かっていない。優菜の心にも夏休みの魔物が少しだけ長く居座っていただけ。そう結論付けることもできる。

 事あるごとに何でも干渉することが正しさではない。それが唯一、母から学べたことかもしれない。あえて聞かない優しさもあるし、形のある言動にしなくても、そっと傍で見守る優しさだってある。

 けれどあの日優菜の家で助けを求められた僕は、優菜の心を抱きしめて寄り添ったわけでも、伸ばされた手を取り支えたわけでもない。ただ客観的に、俯瞰的に、そこに居るのが僕ではなくても成立するような、既に使い古された言葉を拾って添えただけだった。

 どうすればいいのか分からなかった、というのは言い訳にしかならない。なぜなら僕はその答えを、半年ものあいだ一緒に居てくれた優菜から既に教えてもらっていたのだから。

 何も特別なことなんてしなくていい。
 それが正しいことなのか考えて躊躇わなくていい。
 相手の顔色や反応を伺い本心を隠さなくていい。

 どんな僕であってもいつも隣に居てくれた優菜のように、自分の気持ちや感情をありのままに伝えれば良いのだ。



「お月見ってよく聞くけど実際したことある?」

 ある日、コンビニで買った肉まんを頬張りながら優菜が言った。その日は珍しく図書室に滞在する生徒が居て、僕たちは終始会話することができなかった。ゆえに、僕の塾終わりの幾ばくかの時間を使って、優菜が会いに来てくれたのだ。

「記憶にある限りはないかな」

「だよね。元々は十五夜がお米の収穫時期と重なっていて、収穫できた感謝や来年の豊作祈願を込めて、月に見立てたお団子をお米の粉で作ったらしいよ」

「へえ、優菜は物知りだな。僕は勉強でも歴史が苦手だからその手の話はさっぱりだ」

「覚え方があるんだよ。また今度、図書室で教えてあげる」

 すっかり空は藍色に染まっていた。秋の心地よい風を受けた月が目を覚まし、ゆっくりと上空に向かう様が視界に映っている。今日は偶然にも満月のようだ。手を伸ばせば触れられそうな錯覚を抱くくらい、その姿は大きくて優しい光を放っている。

 優菜も同じように満月を目に映しているだろうか、とその横顔を見てみると、食べかけの肉まんをじっと見つめていた。やがて視線を上げて満月と見比べたあと、何かに気付いたように呟く。

「つまり今の時代ならさ、いま私が食べてるこの肉まんを月に見立てて、お月見をしてもいいってことだよね?」

「その場合は、今日も生きてる感謝的な?」

「うん、自分自身でも褒めてあげたい。こんな世界で今日も生きててえらいねって。それにほら、この肉まんだって月と同じまんまるだし」

「既に三日月になってるような……」

「じゃあもう一個買ってよ」と笑う優菜の笑顔が僕は好きだった。あんなにも大きな満月が霞んでしまうくらい綺麗で、どこにいても分かる星のような輝きも兼ね備えている。

『君の笑顔はあの夜空より美しい』と僕が口にしたら、優菜はどういう反応を示すだろう。『なに馬鹿みたいなこと言ってるの』と笑ってくれるか、『知ってるよ』と照れくさそうに微笑むか、いずれにしても優菜の反応を見て僕はもっと好きになるだろう。

 たぶん僕は、優菜のいろんな言動に触れても、それを朦朧的に好きだと言う。ただしそれは、優菜が齎す言動自体に惹かれているのではなく、この世界でたった一人の優菜という特別な存在を愛しているのだ。一体、いつから僕はこんなにも優菜のことが好きなのだろう。

「来世は花になりたい」

 いつものように呟いた優菜の言葉を僕は受け流した。
 代わりに別の形に変えて渡してみることにした。

「優菜が花になるのは惜しいな」

「どうして?」

「僕以外の誰かに摘み取られてしまうかもしれないから」

 優菜は目を瞬かせたあと、僕の顔を見てわざとらしい口調で言った。

「え、待って!? それってもしかして……告白ってこと?」

「どうだろうね、優菜の受け取り方次第じゃないか」

「ふーん、じゃあ京介くんの独り言ってことにしとこ」

「優菜のそういうところが好きなんだ」

 限りなく本心の想いを伝えると、優菜は照れた様子で僕を見つめた。

「え、なに? 今日はどうしたの?」

「別に。優菜と話せて嬉しいんだ」

「そっか、ありがとう。私も嬉しいよ」

 互いに視線を逸らして歩く一歩目が、少しだけ心地よく揺れた。
 なんだか今日は良い夢を見れそうだ。

 そんなひと時の幸せを星に重ねていたら、最後の一口を食べ終えた優菜の影が伸びる。

「でもね、今だって誰かに取られちゃうかもしれないよ」

「優菜のことを好きな人に?」

「その可能性もあるかもしれないけどさ、たとえば死神さんとか」

“来世は花になりたい”

 思えば優菜がその言葉を呟く時、いつも世界が終わる最期の日のような重みを感じた。良く言えば希望的観測、悪く言えば諦めや絶望の末に導き出された答えのような。

 そもそもの語源は、優菜が自分で書いている小説に登場する“ヒロインの言葉“なのだと話してくれていた。まだ僕は優菜の小説を手に取ったことはない。だけどこのようなキラーワードに当たるものは、たいてい自身の人生経験を元に創られているはずだ。名は体を表すように。

 もしかしたら優菜は僕と出会った時から……いや、遥か昔からこの気持ちを抱いていたとすれば。

「優菜は死にたいってこと?」

 いま目の前にいる相手が優菜でなければ、僕はこんなにも直球的な疑問をぶつけなかったと思う。何か辛いことがあったら言ってよ、無理はしたらダメだよ、なんて最終的には相手のアクションを待ちながら気を遣う程度に留めていただろう。

 けれど、優菜が涙を流したあの日に僕は学んだ。それでは何も解決しない。今が辛いのに、もう無理をしているのに、それに気付いて貰えないものほど悲しいことはない。この人に自分の気持ちは届かないのだと諦めに変わり、二度と打ち明けることはないだろう。

 きっと優菜の性格を考えると、最後まで核心にふれて自ら話すことはないと思う。だけどずっと助けを求めていたのだとすれば、その希望が僕にだけ向けられているのだとすれば、僕は優菜のことを救いたい。ただの杞憂ならそれに越したことはない。

 はたして僕の問いを受けた優菜はどう反応するだろう。

 優菜はその場で立ち止まり幾ばくか考え込んでいた。その横顔は変わらず美しいが、どこか儚げも感じる。なんだか今にも消えてしまいそうで、思わず声を掛けてしまいそうになった。けれどここはグッと堪えて優菜の返答を待つ。

 月が空を歩むように、やがて優菜の足も動き出す。呼吸音が伝わる足音と優菜の声が重なる。その声色は少しだけ揺蕩っていた。

「きっと私はね、生きていたいんだよ。死ぬのがとてつもなく怖いと言うべきかもね」

「……実は不治の病があって寿命が迫ってるとかではないよな?」

 振り返り、まさかと笑う優菜の眼差しはいつもと変わらない。

「もしそうだとしたら、私はもっと上手に生きられてると思う。終わりが分からないから怖いんだよ。幸せを見つけても今日が最後になるかもしれない。辛いことがあったらこの先何十年と続くかもしれない。そんなの捉え方を逆にすればいいと楽観的に考えられたら一番いいよ。でもこの世界は綺麗事だけで片付けられるほど甘くない」

 優菜の背景に重なる月が、ひと際輝いたような気がする。

 月の形を伝えるのは簡単だ。言葉で伝えたり、身振り手振りで表現したり、何か他の物に例えてもいい。しかし“綺麗だね”と感情を付け足して共有するには、相手もその情景を知っていて且つ同じ価値観を持っている必要がある。

「この世界って最初から決まっていることが存在するよね? 名前や性別、容姿だってそう。誰しもの人生に付随されていて、それらがどう影響するかは人によって違う。極論まったく同じものを持っていたとしても、生まれた環境や境遇一つで未来はまったく別物になる。それを運命と呼ぶとしたら、自分の努力なんかでは簡単に変えられるものではないんだよ」

 僕は頭の中で優菜の情景を展開して話を聞き続ける。

「たとえば、自分にとって良くないことがあったとして。人によって回り道をすれば簡単に避けられることもあれば、ある人にとっては四囲も塞がされていて完全に行き先を断たれていることもある。もしそれが自分の人生にとって大事な分岐点だったら? 二度とやり直すことができない瞬間だったら? それを運命という言葉で片付けられる? 私はそれがたまらなく怖いよ。自分が命を懸けて頑張ってきたことがあったとしても、言語道断で報われないことが存在するなんて」

「優菜の言ってること、僕も分かるよ」

 一瞬だけ優菜は安心したように頬を緩めたが、すぐに表情を引き締めた。

「それじゃあ京介くんに質問です。私と京介くんがこうして会えるのは学生期間の間だけになってしまいました。私たちはそれでも一緒に居たくて色んなことを試してみます。しかしどの選択肢を選んでも、結局離ればなれになる結果だけは変えられそうにありません。私たちはこの先どうすれば良いと思う?」

 その仮定がどのような意味合いを含んでいるのかはさておき、僕は自分の正直な気持ちを伝える。

「いま僕たちは同じ意思や気持ちを持って分かり合えているよな? 一人では出来なかったことも、二人なら出来ることだってある。もちろん優菜が不安になる気持ちも分かるよ。だけど僕は優菜とずっと一緒に居られる未来を願っている。もし優菜も同じ気持ちを持ってくれているのなら、いつまでも今日のような幸せが続くんだよ」

 今度こそ、優菜は嬉しさをこぼしたように見えた。
 けれど相反して、その瞳から輝きは失われてしまった。

「そっかあ、京介くんはとっても純粋だね。確かに京介くんの言うとおり、二人なら選択肢は増えるかもしれない。それによって新しい景色を見ることができたら、私たちが出会えたのは運命だねとも言えるし、頑張った甲斐があったねと笑い合えるかもしれない。でもね、それはあくまでも延命的なものであって、変えられないことも存在するんだよ」

「その時は別の目的地を二人で探せばいいさ。今まで見えていなかったものだってあるかもしれないだろう? 正しさの形なんて脆くて曖昧なものだ」

「だとしたら私も京介くんも変わるんだよ。ずっと同じでは居られない」

 その言葉が大事な何かを奪っていくようで、僕は優菜の手を取った。秋の大気にさらされた色白の肌は気温以上の冷たさを持っていたが、今も確かに生きている優菜の熱が、ふれる指先からほのかに伝わる。

「違う。今のは言葉の綾だ。変わりたくないよ」

「うん、分かってるよ。変えたいことは変わらないのに、変えたくないことばかり変わっていくもんね。神様は天の邪鬼なのかも」

 いつの間にか話の終着点が近付いているのを僕は感じていた。
 いつも僕の直感はたいてい当たる──主に悪いことだけ。

 おそらく優菜が抱えている問題は、僕の力なんかで解決できることではない。優菜は何をそんなに恐れているのだろう? と僕が言える立場ではなかった。なぜなら僕自身も優菜に話せないような重荷を背負っているからだ。

 確かに“それは”変えられない。明日を迎えられるかどうかも分からないほど目の前は真っ暗だ。それでも今さら後戻りなんてできないから、今日も歩みを進めることしかできない。だけど優菜が言うように、あと一歩踏み出した先にはもう、道なんて存在しないかもしれない。だからと言ってその場で蹲っていても、何も現実は変えられない。変わってくれない。

 たとえば優菜が、僕と同じレベルの深刻な問題を抱えていたとして。今はまだ中学生の僕たちに何ができるだろう。あまりにも無力で救われない世界だ。それなら優菜の言いたいことも分かる。

 いっそのこと、このまま優菜と一緒に逃げ出したかった。
 目的地なんて分からないけれど、何も苦しまなくていい優しい世界へ。
 きっと優菜もそう望んでいるのだろう。

「僕は優菜と出会えたことを幸運に思うよ。それだけで僕たちが出会った意味は必ずあったんだ」

「やっぱり京介くんと私は似た者同士だ。だから私ね、良い案を考えたの」

 この後に続けられる優菜の言葉を、僕は聞こえない振りをすることもできた。けれどそうしなかったのは、どこかでその言葉を待っていたのかもしれない。優菜と出会うずっと前から。

「ねえ、京介くん。私と一緒に花になろう」

 もし僕が優菜の立場なら、それは愛を伝える告白くらい勇気がいるものだと思う。実際に僕は嬉しさの余り、呼吸の仕方を忘れそうになった。いま目の前にいる大好きな人が、僕と一緒にこの世界の向こう側へ行こうと誘ってくれているのだ。はたしてこれ以上幸せなことがあるだろうか?

 そんな優菜の気持ちを受け止めてあげたかった。こんな救いのない世界で生きるなんて馬鹿らしいよなと笑い合いたかった。死ぬ時まで迷惑を掛けるなと言ってる能天気な人間に、僕たちの死に様を見せつけてやりたかった。

「僕はこの世界で優菜と一緒に生きたい」

 だけど僕は幸せの形を知ってしまった。こんな世界でもまだ希望はあると思ってしまった。優菜と一緒に過ごせる時間が消滅してしまうことこそが、何よりも恐ろしいものだと感じるようになってしまった。

「そうなれるといいよね」

「なるんだよ。僕たち二人ならどこまでも歩いて行ける。来世に花になるのはそれからでも遅くない」

「ん、そうだね。京介くんとなら何度でも巡り会える気がする」

 哀切な笑みを浮かべた優菜の表情は、まるで何かを諦めたような瞬間に見えた。けれどそれもまた僕の自信のなさが、優菜をそう映してしまっているのだと思った。

 僕も優菜と一緒に花になりたい。
 来世ではなく、今この瞬間を咲かせたかった。
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