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第2章 執事と主様、オタ活に行く
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都内某所。
商業施設の小スペース。
お洒落なブティックや香水屋やらが並ぶ中にある広場には、仮設の舞台が設置されていた。
その前に40脚ほど椅子が設置され、舞台に掲げられた看板には『癒執事 5周年感謝記念イベント』とある。
そう。
本日ハーヴェイを連れて来た先は。
早い話、オタ活である。
「これはいったい……。俺たち執事の似顔絵が、あんなに大きく張り出されている……」
戸惑う彼に、説明する。
「うーん。まぁ簡単に言うと、ハーヴェイたちのことが好きな人たちが集まって、仲良くおしゃべりする会かな」
「この世界で俺たちのことが知られている……? いったいどうしてなんでしょうか」
「んまぁ、難しいことはおいといて。とにかく楽しい会だからさ。あたしにつきあうと思って」
「主様がそうおっしゃるのなら……」
そう言った拍子にハーヴェイが、手を握って来た。
「え、ちょっと……」
「危ないです。主様、こちらへ」
「んええ?」
「きゃっ」
前から歩いてきたお洒落な女性がブーツのバランスを崩して倒れるところだった。
わたしを庇い、ハーヴェイはその手で女性をも支える。
「大丈夫ですか?」
「あ……その。ごめんなさい」
花柄のスマホケースが斜めに傾き、その内側からひらりとなにかが落ちて、風に舞う。
反射的にわたしは、彼女の落とし物をキャッチした。
それを見たハーヴェイが、目を見開く。
「これは……! ボイス……!」
そこに描かれていたのは、キャラクターだった。
眼帯に、コワモテ。後ろで無左座に束ねた黒髪。
それにミスマッチのフリルのついた燕尾服。
『癒執事』の執事のキャラのクリアカードのようだ。
「ただの絵にしては本物そっくりだ。おい、ボイス、大丈夫か? まさか悪魔によってそこに閉じ込められ――」
「あー、はいはい、そういう系じゃないから大丈夫~」
さらりとハーヴェイの手を躱して、女の子に向きなおる。
「これ、こっちに舞ってきました。どうぞ」
女の子は泣きそうな顔で、カードを抱きしめる。
「すみません! よかったぁ。ほんとにありがとうございます……!」
頭を下げた彼女はマロンブラウンの肩までのゆるふわヘアに、薄化粧。
かわいい人だ。
そこまで必死にお礼を言ってくれるとは。
相当なガチ勢と見たぞ。
「あ、そうだ」
女の子は、お洒落なピンクホワイトのショルダーバッグをさぐると、なにやらカードケースのようなものを取り出し、そこから一枚を引き抜いて――。
「お礼にこれ。よかったらどうぞ」
「え?」
そのカードに映る姿を見て、ずっきゅんと胸から音がした。
真っ白いタキシードで、青いバラを持ったハーヴェイの姿。
前回のイベントでしかもらえない、限定クリアカード……!
「ほんとに、いいんですか……?」
女の子はにこり笑って頷いた。
「はい! わたしの推しは別のキャラなんで!」
……なんていい人。
思わず饒舌になってしまう。
「ボイス推しなんですね」
「そうなんです~」
きゅるるんと効果音がつきそうな感じで肩を竦めると、彼女はそっとこちらを窺い見る。
「そちらの推しは……見ているだけでわかっちゃったので、思わず差し出しちゃいました」
にこりと微笑まれて、となりには怪訝そうに首を傾げるハーヴェイ。
紺色の目の色は目立つので、コスプレもするガチファンを装い、あえて通常の燕尾服で来させたのだけれども。
うっ。
そうダイレクトに言われると、ちょっと恥ずかしい……!
「お互い楽しみましょうね!」
そう言って、ぺこりと頭を下げ、彼女は舞台の前のパイプ椅子の一つへと去っていく。
「なんだかわかりませんが、あの女性、とても楽しそうでしたね」
「うん。そうなの。同じ趣味同士の人が仲良く楽しむ、これは極めて平和な会なの」
「なるほど……」
長い指を顎にあて、ハーヴェイは考えているようだ。
どうやら納得してくれたと、思ったのだが。
「その、主様」
「どうしたの?」
「やはりこの会場、どうしても気にかかります」
「……はぁ……」
全体をくまなく見渡し、鋭い目つきでそう言われてもなぁ。
「主様の身に危険が迫っている可能性があるとなれば、入念に調べなくては」
「って言っても、もうイベントはじまるよ? 席につかないと迷惑になっちゃうよ」
「ですが……」
しばらく思考したあと、きりりと表情を引き締め、ハーヴェイは言った。
「主様はここにいてください。ひとまず、このあたりを調べてきます」
あらら、行っちゃったよ……。
まあいいか。好きにやらせとこう。
イベントに全集中したいし。
一人席について、待つことしばし。
舞台上から華やかで優雅なファンファーレが鳴り響いた。
「主様は今日も一輪のバラのようにお美しい」
「主、あんま無理すんじゃねーぞ」
うおおお、『癒執事』に登場する執事たちの声だぁぁぁ。
きゃ~という黄色い声援に次いで。
わー来た!
舞台上に、スマートな男性方が現れる。
今日参加するのは24人の執事のうち3人。
の中の人。
すなわち声優の方々である。
「みなさん、こんにちは。『癒執事』メイナード役の桐野航です」
「ボイス役の長谷日向長谷日向です、よろしく」
さて、執事役の声優さんが二人出そろった。となれば最後は……。
『おかえりなさいませ、主様。いつもほんとうにお疲れ様です』
次ぐ声援。
あああ、なんか耳に馴染んじゃったけど、こうして舞台から聞くと感動もひとしおだ。
『ハーヴェイ役の|《花谷陸翔》はなたにりくとです。今日は来てくれてありがとう』
姿を現したのは、髪を淡いブラウンに染め、白いジャケットを羽織った、推し声優さん。
はぁ、やっぱりさわやか……!
やばい、緊張してきた。
今日の第一目的は、この後の握手会で、ハーヴェイに命を吹き込んでくださったこの花谷さんに一言お礼を言いたい……!
というものだったのだ。
舞台上のイケメン方を堪能している間に、舞台はトークコーナーへと突入する。
『陸翔さんのさいきんハマっているものはなんですか?』
『なんと年末に、本格派ボルシチに挑戦しまして』
『えーーっ、ハーヴェイ、料理下手なんじゃなかったのかーーっ』
それぞれの役柄も踏まえたトークはファン心をくすぐる。
しかもそろってイケボ。耳が幸せ……。
なのだが。
一つだけ、さっきから気になることがある。
同じ後方の列で、門の席に座ってる男性二人。
静かにトークを聴かずに、しきりになにか話している。
ごそごそと大きな音を立ててなにかをメモしたり、オタクどもだのバカな奴らだの剣呑な言葉が聞こえたり、迷惑行為っぽい。
ちょっと気になるけど、ま、仕方ない。こういう人もいるか。
今は集中しよう。
商業施設の小スペース。
お洒落なブティックや香水屋やらが並ぶ中にある広場には、仮設の舞台が設置されていた。
その前に40脚ほど椅子が設置され、舞台に掲げられた看板には『癒執事 5周年感謝記念イベント』とある。
そう。
本日ハーヴェイを連れて来た先は。
早い話、オタ活である。
「これはいったい……。俺たち執事の似顔絵が、あんなに大きく張り出されている……」
戸惑う彼に、説明する。
「うーん。まぁ簡単に言うと、ハーヴェイたちのことが好きな人たちが集まって、仲良くおしゃべりする会かな」
「この世界で俺たちのことが知られている……? いったいどうしてなんでしょうか」
「んまぁ、難しいことはおいといて。とにかく楽しい会だからさ。あたしにつきあうと思って」
「主様がそうおっしゃるのなら……」
そう言った拍子にハーヴェイが、手を握って来た。
「え、ちょっと……」
「危ないです。主様、こちらへ」
「んええ?」
「きゃっ」
前から歩いてきたお洒落な女性がブーツのバランスを崩して倒れるところだった。
わたしを庇い、ハーヴェイはその手で女性をも支える。
「大丈夫ですか?」
「あ……その。ごめんなさい」
花柄のスマホケースが斜めに傾き、その内側からひらりとなにかが落ちて、風に舞う。
反射的にわたしは、彼女の落とし物をキャッチした。
それを見たハーヴェイが、目を見開く。
「これは……! ボイス……!」
そこに描かれていたのは、キャラクターだった。
眼帯に、コワモテ。後ろで無左座に束ねた黒髪。
それにミスマッチのフリルのついた燕尾服。
『癒執事』の執事のキャラのクリアカードのようだ。
「ただの絵にしては本物そっくりだ。おい、ボイス、大丈夫か? まさか悪魔によってそこに閉じ込められ――」
「あー、はいはい、そういう系じゃないから大丈夫~」
さらりとハーヴェイの手を躱して、女の子に向きなおる。
「これ、こっちに舞ってきました。どうぞ」
女の子は泣きそうな顔で、カードを抱きしめる。
「すみません! よかったぁ。ほんとにありがとうございます……!」
頭を下げた彼女はマロンブラウンの肩までのゆるふわヘアに、薄化粧。
かわいい人だ。
そこまで必死にお礼を言ってくれるとは。
相当なガチ勢と見たぞ。
「あ、そうだ」
女の子は、お洒落なピンクホワイトのショルダーバッグをさぐると、なにやらカードケースのようなものを取り出し、そこから一枚を引き抜いて――。
「お礼にこれ。よかったらどうぞ」
「え?」
そのカードに映る姿を見て、ずっきゅんと胸から音がした。
真っ白いタキシードで、青いバラを持ったハーヴェイの姿。
前回のイベントでしかもらえない、限定クリアカード……!
「ほんとに、いいんですか……?」
女の子はにこり笑って頷いた。
「はい! わたしの推しは別のキャラなんで!」
……なんていい人。
思わず饒舌になってしまう。
「ボイス推しなんですね」
「そうなんです~」
きゅるるんと効果音がつきそうな感じで肩を竦めると、彼女はそっとこちらを窺い見る。
「そちらの推しは……見ているだけでわかっちゃったので、思わず差し出しちゃいました」
にこりと微笑まれて、となりには怪訝そうに首を傾げるハーヴェイ。
紺色の目の色は目立つので、コスプレもするガチファンを装い、あえて通常の燕尾服で来させたのだけれども。
うっ。
そうダイレクトに言われると、ちょっと恥ずかしい……!
「お互い楽しみましょうね!」
そう言って、ぺこりと頭を下げ、彼女は舞台の前のパイプ椅子の一つへと去っていく。
「なんだかわかりませんが、あの女性、とても楽しそうでしたね」
「うん。そうなの。同じ趣味同士の人が仲良く楽しむ、これは極めて平和な会なの」
「なるほど……」
長い指を顎にあて、ハーヴェイは考えているようだ。
どうやら納得してくれたと、思ったのだが。
「その、主様」
「どうしたの?」
「やはりこの会場、どうしても気にかかります」
「……はぁ……」
全体をくまなく見渡し、鋭い目つきでそう言われてもなぁ。
「主様の身に危険が迫っている可能性があるとなれば、入念に調べなくては」
「って言っても、もうイベントはじまるよ? 席につかないと迷惑になっちゃうよ」
「ですが……」
しばらく思考したあと、きりりと表情を引き締め、ハーヴェイは言った。
「主様はここにいてください。ひとまず、このあたりを調べてきます」
あらら、行っちゃったよ……。
まあいいか。好きにやらせとこう。
イベントに全集中したいし。
一人席について、待つことしばし。
舞台上から華やかで優雅なファンファーレが鳴り響いた。
「主様は今日も一輪のバラのようにお美しい」
「主、あんま無理すんじゃねーぞ」
うおおお、『癒執事』に登場する執事たちの声だぁぁぁ。
きゃ~という黄色い声援に次いで。
わー来た!
舞台上に、スマートな男性方が現れる。
今日参加するのは24人の執事のうち3人。
の中の人。
すなわち声優の方々である。
「みなさん、こんにちは。『癒執事』メイナード役の桐野航です」
「ボイス役の長谷日向長谷日向です、よろしく」
さて、執事役の声優さんが二人出そろった。となれば最後は……。
『おかえりなさいませ、主様。いつもほんとうにお疲れ様です』
次ぐ声援。
あああ、なんか耳に馴染んじゃったけど、こうして舞台から聞くと感動もひとしおだ。
『ハーヴェイ役の|《花谷陸翔》はなたにりくとです。今日は来てくれてありがとう』
姿を現したのは、髪を淡いブラウンに染め、白いジャケットを羽織った、推し声優さん。
はぁ、やっぱりさわやか……!
やばい、緊張してきた。
今日の第一目的は、この後の握手会で、ハーヴェイに命を吹き込んでくださったこの花谷さんに一言お礼を言いたい……!
というものだったのだ。
舞台上のイケメン方を堪能している間に、舞台はトークコーナーへと突入する。
『陸翔さんのさいきんハマっているものはなんですか?』
『なんと年末に、本格派ボルシチに挑戦しまして』
『えーーっ、ハーヴェイ、料理下手なんじゃなかったのかーーっ』
それぞれの役柄も踏まえたトークはファン心をくすぐる。
しかもそろってイケボ。耳が幸せ……。
なのだが。
一つだけ、さっきから気になることがある。
同じ後方の列で、門の席に座ってる男性二人。
静かにトークを聴かずに、しきりになにか話している。
ごそごそと大きな音を立ててなにかをメモしたり、オタクどもだのバカな奴らだの剣呑な言葉が聞こえたり、迷惑行為っぽい。
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