【完結】妹を聖女にしてくれないこの国に嫌気がさしたので別の国に行きます。~結界を解除しますけど、仕返しの一環なので!~

きゃらめるりんぐ☆

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1章 聖女の意味を知らない国王についていく気はありませんので!

さよなら、オマスペルマス

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 「屋敷は〖クッピーカットパット貼り付け〗で動かす。移動先はペルミルンだ」
お父様が高らかと告げる。
みんな分かったみたいね。
「ペルミルンってどこ」って言っている人もいるけど。
夜までまだ時間がある。
私達は夜になるまで待つことに……。
いや、こうすれば……。
「〖アヴォンス・ハピド・ジュットンズ時間早送り〗」
私は呪文を唱えた。
この呪文を唱えれば、時間が早送りで進んでいく。
 そして――
「ようし、夜になった! 全員屋敷の外へ出ろ!」
お父様の合図で、屋敷の外に出る。
呪文を唱えるのは、全ての魔力が一番強いエイミになった。
そのほうが、安心だから。
「〖クッピーカットパット貼り付け〗」
エイミが呪文を唱えると、屋敷が丸いものに包まれて、消えた。
これを見るの、習った時以来だわ……。
「では、手をつないで円になるのだ!」
テレポーテーション瞬間移動〗は、何人かで手をつなげば、一人以上でも一気に移動できる。
お母様が家族といったん移動する人の移動を促して、私達は円になる。
呪文を唱えるのは、一回も失敗したことないという理由で私‼
「〖テ……、あああっ!」
やばい、やること忘れてたわ!
この地に張っていた結界を解かなくちゃ。
魔物が国に侵入するけど、もうこの国と関係はないから!
地面に膝をつき、全神経を集中させる。
ちょっと視線を感じるわ……。
「ブリジーラーバッイェノムブサント!」
これで、結界は解けた。
これは聖女にしか使えない呪文。
凄い長いのよ……。
今度こそ!
「〖テレポーテーション瞬間移動〗」
 サラサラ……。
何の音だろう?
それに、すごく風が心地よい……。
目を開けると、草原。
ここが、ペルミルン?
「無事についたようだ。さて、屋敷を立てられる場所を探すぞ」
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