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270人記念1
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「犬、今日はスペシャルゲストを用意した」
「スペシャルゲストですか?」
「そうだ。この方です」
じゃかじゃかじゃかっと、スマホから音がする。
「えっと、この方は誰でしょうか?」
出てきた人は誰かわからない。
「絵が上手い社会人の友人だ」
「どうもー、いつもこいつがお世話になっています」
にっこりとした笑顔で言われ、社交辞令ではないことを表していた。まさかご主人様の友人だというのが嘘だとは思ってもみなかった。
「今日は体に絵を描いてもらおうかなと思って呼んだんだ」
「絵、ですか?」
「ああ」
「お前ももうすぐ赤ちゃんが生まれるだろ?だからお腹に絵をかいてもらおうかなと思ってね」
「嬉しいです!」
ご主人様がまさかそんなはからいをしてくれるなんて思ってもみなかったからだ。
「じゃあ全身裸になってくれるかな」
「え?えっと、お腹に書くなら上だけでいいんじゃ…」
「バランスが重要だからね」
脱いでくれる?っと笑顔で言われては、反論はできなかった。
「わかりました…」
恥ずかしい…。ご主人様以外に見られるのは久しぶりだからだろうか。
「じゃあ書いていくね」
順調に書き始めていくお友達の緑さん。海の絵を描いてくれている。異変が起こったのは描き始めてから10分がたったころだった。
「ちょっとタバコ買いに行ってくるわ」
「はーい、いってらっしゃい」
「いってらっしゃい」
「じゃあ続き書いていくね」
「はい」
「ちょっとベッドに移動しようか」
「え?何でですか?」
「横になってもらった方が描きやすいからね」
そして僕は…腕を両腕ベッドに拘束された。
「スペシャルゲストですか?」
「そうだ。この方です」
じゃかじゃかじゃかっと、スマホから音がする。
「えっと、この方は誰でしょうか?」
出てきた人は誰かわからない。
「絵が上手い社会人の友人だ」
「どうもー、いつもこいつがお世話になっています」
にっこりとした笑顔で言われ、社交辞令ではないことを表していた。まさかご主人様の友人だというのが嘘だとは思ってもみなかった。
「今日は体に絵を描いてもらおうかなと思って呼んだんだ」
「絵、ですか?」
「ああ」
「お前ももうすぐ赤ちゃんが生まれるだろ?だからお腹に絵をかいてもらおうかなと思ってね」
「嬉しいです!」
ご主人様がまさかそんなはからいをしてくれるなんて思ってもみなかったからだ。
「じゃあ全身裸になってくれるかな」
「え?えっと、お腹に書くなら上だけでいいんじゃ…」
「バランスが重要だからね」
脱いでくれる?っと笑顔で言われては、反論はできなかった。
「わかりました…」
恥ずかしい…。ご主人様以外に見られるのは久しぶりだからだろうか。
「じゃあ書いていくね」
順調に書き始めていくお友達の緑さん。海の絵を描いてくれている。異変が起こったのは描き始めてから10分がたったころだった。
「ちょっとタバコ買いに行ってくるわ」
「はーい、いってらっしゃい」
「いってらっしゃい」
「じゃあ続き書いていくね」
「はい」
「ちょっとベッドに移動しようか」
「え?何でですか?」
「横になってもらった方が描きやすいからね」
そして僕は…腕を両腕ベッドに拘束された。
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