オメガバース 抑制剤

雫@21日更新予定!

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神谷さん3

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「えっと、あいつのこと知りたいんですか?」
「ああ、きっと運命の番なんだ。教えて欲しい」
「あー、そういうことならごめんなさい。俺友達は売れないっすわ」
じゃっと言っていなくなってしまった。しかし出会いはすぐに訪れる。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「ちょっとどうしたの、凛」
「ヒートが来たみたい…」
「薬ちゃんと飲んでたの?」
母親から責められるような言葉を言われる。
「飲んでたよ。じゃ僕寝るから」
「ちょっと、凛!」
心配してくれているのはわかる。だから言えない。まさか運命の番に出会ってしまったなんて。きっと喜ぶに決まっているが、僕にとっては全然喜べない。これからどうしたらいいんだ…。なんとか薬を飲み、無理やり寝た。そして次の日になり大学へ行くと
「ちょっとあんた!」
女の人に声をかけられた。
「あんたが八王子凛?」
「そうですけど…、あなたは?」
「私?何であなたに名前を言わなければならないの?」
「すみません…僕授業があるので」
「待ちなさい!あなた神谷さんをたぶらかしたんだって?」
「はい?」
「あなたのせいであの人が振り向いてくれない!」
僕の、せい?
「何言ってるんですか?僕は何も…」
「前にもあなた不倫していたんでしょう?」
ああ、またこれか。皆僕が悪いという。僕は何も悪くないのに。
「不倫はしていません。あの人をたぶらかしてもいません」
「嘘言わないで!」
ぱしんっとビンタをされた。その時だった。また甘い匂いがしたんだ。
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