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第1話 横須賀PAの衝撃──ジョロが“守った”日
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「いや、たまには遠出も良いやねぇ、マミ。」
「そうねぇ・・・ま、アンタがジョロと、お出かけお出かけうるさいからだけどね!」
「そんな事言うなよ。ジョロぶ~ぶ~好きだもんな?・・・相変わらず、外見てんなぁ。マミ、見ててよ?」
「ほらジョロ、首出し過ぎ!」
平日午後。
車内に居る男女と犬一匹。
ハンドルを握るのは永井ミサオ40代。夜勤のトラックドライバーを生業にしている。
この日は3連休初日。朝から住居のある横須賀からドッグランのある葉山町へと足を伸ばした帰り道である。
運転席の後部には、ミサオの妻であるクミコ40代が座る。
ミサオと所帯を持ってからは専業主婦。たまに編み物をオークションサイトで出品して生活の足しにする優しい奥さん。
助手席後部には、この家の飼い犬(飼い主達は息子扱い)であるトイ・プードルのコジ丸5歳が、犬用チャイルドシートに身体を乗せている。少し開けた後部左側のウィンドーから、頭を出して外の世界を堪能している。
ちなみにこの夫婦は、自分達で名付けをしたにも関わらず、このワンコの事を、名前のコジ丸では無く愛称の(ジョロ)でいつも呼んでいる。
「帰りさあ。買い物してこうか。飯作るの大変じゃん?何か食いたいもんある?」
ミサオが後ろのクミコに尋ねる。
「ん~。でも、特に食べたいものとか浮かばないのよ。何でもいいわ。」
「それいつも困るって言ってんじゃん?何か決めてよ!フライドチキン?弁当?ハンバーガー?牛丼?麺?」
クミコの返事に少しイラッとするミサオがいくつか選択肢を挙げる。
「何でも良いって。」
「・・・そう言って後で文句言うじゃんか!やだよ、こっちも気分悪くなんだから。
・・・何でも良いんなら、横須賀パーキングで何か買うよ?通り道だし。」
ミサオが別の提案をする。
「パーキング?・・・別に良いけど。」
「自分で何でも良いって言ったよな?文句あるならちゃんと決めろって!
・・・無いなら寄るよ、このまま。」
結局横浜横須賀道路を下っていた車は、そのまま横須賀パーキングへと入っていく。
「・・・こういうとこ、高いのよねぇ。」
「・・・これがやだから聞いてんの!
どこ行っても1つはケチつけんだからさぁ。
だから自分で決めろっての!全く・・・。」
「・・・で、何買うの?」
「知らんよ。流石にそれは決めなきゃ駄目だろ?
外で買うのか中入るのか、ジョロ居るから、1人は外居なきゃ駄目なんだから、好きなの買いなよ。俺の食べれるヤツも一緒にね。」
クミコは食に対してあまり執着が無いように見える。逆にミサオは食で楽しみたいタイプ。
外出の時、いつもこの様な内容で雰囲気が少し悪くなる。
「ワフ!」
「はいはい!ジョロはチッコする?ンコも済ませちゃう?パピと行こうねぇ!」
みんなで車を降りて、クミコは買い物、ミサオはパーキング横の芝生が植えてある辺りをコジ丸とブラブラする。
「ホントにマミ、困っちゃうよな?
ジョロだったら全部パピと一緒のもん、食ってくれるのにな!
・・・あげたくてもあげられないけどよ。」
コジマルに語りかけながら散歩するミサオ。
その時。
(グワッシャ~ン!)
「おいおい事故かよ?こんなとこでやるか?・・・ジョロ、ちょっと見てみようか。」
駐車スペースへと歩を進めるミサオと散歩紐をつけたコジ丸。
「あ~あ、ひしゃげてんじゃんか、屋根。は?・・・屋根?」
ベージュの普通乗用車、いわゆるセダンタイプの車。
その屋根部分がベッコリと潰れている。
そしてその横に、見たことの無い生き物がうごめいていた。
「今の音何?・・・って、あれ、何よあの生き物!」
ビニール袋を片手に下げたまま傍に来るクミコ。
「俺もよくわかんねぇよ!
でもここに居たらぜってぇヤバい!かと言ってウチの車の傍にも今行けないべ?
ふざけんなよ全く!」
ミサオも判断が定まらない。
「やだ!アレ、こっち見てるし!・・・こっち来る!」
クミコが焦る。
大型トラックの屋根くらいまである身長。
頭の左右から渦を巻きかけた様な二本のツノ。
前に突き出た鼻と口。その口の上から飛び出した二本の牙。上半身は黒い毛で覆われ、下半身、二本の足の下は・・・蹄(ひずめ)。
少なくともミサオの知識の中にはその様な生き物は、地球上に存在していない・・・筈。
その生き物が何故かミサオ達に視線を合わせ、こちらに歩いて来る。
周囲の人間の中には、何かのアトラクションだと思ったのか不用意に近づく若者達などが居たが、ものの見事異形の化け物にふっ飛ばされている。
「アレ、ヤベえって!とりあえず逃げるぞっ!・・・て、どこ逃げんだよ!職員用の出入り口とかどこよ?」
「こっからは見えないわよ!早くしないと・・・ヤダ!アレ早い!」
躊躇してる夫婦の前には化け物が立つ。
口からはヨダレの様なものが溢れ出ている。両の目は血走り、確実に永井家を獲物と決めたようだ。
「・・・何で俺達なんだよっ?何かお前にしたか?」
ミサオが問いかけるが、化け物は右手を振りかぶり、その太い腕の先端、鋭い3本の爪をミサオに振り下ろす!
「ふざけ・・・!」
思わずクミコとコジ丸をかばい、化け物に背中を向けた形になるミサオ。その足元からコジ丸・・・ジョロが走り出る。
「バ、バカ!ジョロ!」
もう間に合わない。
身体を硬直させ、目をつぶるミサオ。
(すま!・・・ん?衝撃は?)
予想された衝撃が届かず、そっと後ろを振り返るミサオ。
「お前・・・ウチの家族に、パピとマミに、何すんだ~~~っ!」
何者かの攻撃に吹っ飛ぶ化け物。
(え?誰?え?モフ?耳茶色でピコピコ?着ぐるみ?)
混乱するミサオ。
「パピ!マミ!平気?ケガしてない?」
(え?俺等に言ってる?)
戸惑うミサオ。
「アンタ、ジョロは?」
ミサオの懐から抜け出たクミコに問われるミサオ。
「あ!さっき、足元・・・。」
「へ?ここに居るよ?どしたのマミ?」
首をかしげてこちらを見つめる人物。いや、人物とは言えないかも知れない。
どちらか言うとラノベに出てくるあの・・・獣人。
身体が大きい、2足歩行で全身毛むくじゃらの着ぐるみにミサオは見えた。
「あの・・・誰?」
ミサオが遠慮がちに尋ねる。
「もう、パピも冗談ばっかり。・・・あ、これ切れちゃった。ゴメンね?」
そう言って見せてきた手に握られたハーネス。名前が着けられる仕様のハーネスには、右側にローマ字で(KOJIMARU)、左側にカタカナで(ジョロ)とマジックテープで貼り付けてある。
「それ・・・ジョロの!ジョロは・・・?」
クミコは思案顔ながらも重ねて尋ねる。
「マミ、怒らないで?ジョロ、アイツやっつけなきゃだったから。」
「・・・あ、あんた、自分の事、ジョロって言ってる?」
聞きながらも、ミサオは何故か答えを確信していた。
「何で聞くの?当たり前でしょ?永井コジ丸、ジョロでしょ?」
(・・・だよなぁ。やっぱそうだよなぁ。違和感ありまくりだけど、納得しちゃうんだよなぁ。・・・何でだろ?顔?)
ミサオは目の前の生き物に、不思議と恐怖は感じていない
「・・・あなたがジョロ。・・・そう言ってるのよね、今。」
クミコの顔から感情が抜け落ちている。が、次の瞬間。
「そんな格好、恥ずかしい!丸見えじゃない!パピ!上着で隠してあげないと!車に作業着とかないの?」
クミコが現実的な判断をいきなり指示する。
「え?く、車?あ、あるかも知れん。見てくる!いや、それよりも、あっちの化け物いいのかよ!あのままで!」
ミサオはミサオで状況を整理しようと考える。
「パピ。アイツはしばらく起きないよ、平気。それよりジョロ、お腹空いた。」
ジョロを自称する2足歩行の喋る着ぐるみ(?)は、呑気な事を言い出している。
「パピ!このまま帰ろ!ジョロ連れて早く!」
「いやジョロもマミも、展開早いって!でも、みんな見てるし・・・もう、車まで走れっ!とりあえずウチ帰ろっ!」
3人(?)は、自家用車に慌てて乗り込み、パーキングを後にした。
ーーーーーーーーーーーー
あとがき
突然の非日常に巻き込まれた家族が、戸惑いながらも、自分たちの在り方を問われる物語です。
平凡だった日常が崩れ去ったとき、彼らが守ろうとしたものは何か。
誰かのために動くこと、そして“家族であること”の意味を、静かに、けれど真っ直ぐに描いていきます。
一つひとつの選択と、小さな絆の積み重ねが、やがて大きな運命を動かす。
そんな物語をお届けしていきたいと思います。
続きを読んでいただければ嬉しいです。
「そうねぇ・・・ま、アンタがジョロと、お出かけお出かけうるさいからだけどね!」
「そんな事言うなよ。ジョロぶ~ぶ~好きだもんな?・・・相変わらず、外見てんなぁ。マミ、見ててよ?」
「ほらジョロ、首出し過ぎ!」
平日午後。
車内に居る男女と犬一匹。
ハンドルを握るのは永井ミサオ40代。夜勤のトラックドライバーを生業にしている。
この日は3連休初日。朝から住居のある横須賀からドッグランのある葉山町へと足を伸ばした帰り道である。
運転席の後部には、ミサオの妻であるクミコ40代が座る。
ミサオと所帯を持ってからは専業主婦。たまに編み物をオークションサイトで出品して生活の足しにする優しい奥さん。
助手席後部には、この家の飼い犬(飼い主達は息子扱い)であるトイ・プードルのコジ丸5歳が、犬用チャイルドシートに身体を乗せている。少し開けた後部左側のウィンドーから、頭を出して外の世界を堪能している。
ちなみにこの夫婦は、自分達で名付けをしたにも関わらず、このワンコの事を、名前のコジ丸では無く愛称の(ジョロ)でいつも呼んでいる。
「帰りさあ。買い物してこうか。飯作るの大変じゃん?何か食いたいもんある?」
ミサオが後ろのクミコに尋ねる。
「ん~。でも、特に食べたいものとか浮かばないのよ。何でもいいわ。」
「それいつも困るって言ってんじゃん?何か決めてよ!フライドチキン?弁当?ハンバーガー?牛丼?麺?」
クミコの返事に少しイラッとするミサオがいくつか選択肢を挙げる。
「何でも良いって。」
「・・・そう言って後で文句言うじゃんか!やだよ、こっちも気分悪くなんだから。
・・・何でも良いんなら、横須賀パーキングで何か買うよ?通り道だし。」
ミサオが別の提案をする。
「パーキング?・・・別に良いけど。」
「自分で何でも良いって言ったよな?文句あるならちゃんと決めろって!
・・・無いなら寄るよ、このまま。」
結局横浜横須賀道路を下っていた車は、そのまま横須賀パーキングへと入っていく。
「・・・こういうとこ、高いのよねぇ。」
「・・・これがやだから聞いてんの!
どこ行っても1つはケチつけんだからさぁ。
だから自分で決めろっての!全く・・・。」
「・・・で、何買うの?」
「知らんよ。流石にそれは決めなきゃ駄目だろ?
外で買うのか中入るのか、ジョロ居るから、1人は外居なきゃ駄目なんだから、好きなの買いなよ。俺の食べれるヤツも一緒にね。」
クミコは食に対してあまり執着が無いように見える。逆にミサオは食で楽しみたいタイプ。
外出の時、いつもこの様な内容で雰囲気が少し悪くなる。
「ワフ!」
「はいはい!ジョロはチッコする?ンコも済ませちゃう?パピと行こうねぇ!」
みんなで車を降りて、クミコは買い物、ミサオはパーキング横の芝生が植えてある辺りをコジ丸とブラブラする。
「ホントにマミ、困っちゃうよな?
ジョロだったら全部パピと一緒のもん、食ってくれるのにな!
・・・あげたくてもあげられないけどよ。」
コジマルに語りかけながら散歩するミサオ。
その時。
(グワッシャ~ン!)
「おいおい事故かよ?こんなとこでやるか?・・・ジョロ、ちょっと見てみようか。」
駐車スペースへと歩を進めるミサオと散歩紐をつけたコジ丸。
「あ~あ、ひしゃげてんじゃんか、屋根。は?・・・屋根?」
ベージュの普通乗用車、いわゆるセダンタイプの車。
その屋根部分がベッコリと潰れている。
そしてその横に、見たことの無い生き物がうごめいていた。
「今の音何?・・・って、あれ、何よあの生き物!」
ビニール袋を片手に下げたまま傍に来るクミコ。
「俺もよくわかんねぇよ!
でもここに居たらぜってぇヤバい!かと言ってウチの車の傍にも今行けないべ?
ふざけんなよ全く!」
ミサオも判断が定まらない。
「やだ!アレ、こっち見てるし!・・・こっち来る!」
クミコが焦る。
大型トラックの屋根くらいまである身長。
頭の左右から渦を巻きかけた様な二本のツノ。
前に突き出た鼻と口。その口の上から飛び出した二本の牙。上半身は黒い毛で覆われ、下半身、二本の足の下は・・・蹄(ひずめ)。
少なくともミサオの知識の中にはその様な生き物は、地球上に存在していない・・・筈。
その生き物が何故かミサオ達に視線を合わせ、こちらに歩いて来る。
周囲の人間の中には、何かのアトラクションだと思ったのか不用意に近づく若者達などが居たが、ものの見事異形の化け物にふっ飛ばされている。
「アレ、ヤベえって!とりあえず逃げるぞっ!・・・て、どこ逃げんだよ!職員用の出入り口とかどこよ?」
「こっからは見えないわよ!早くしないと・・・ヤダ!アレ早い!」
躊躇してる夫婦の前には化け物が立つ。
口からはヨダレの様なものが溢れ出ている。両の目は血走り、確実に永井家を獲物と決めたようだ。
「・・・何で俺達なんだよっ?何かお前にしたか?」
ミサオが問いかけるが、化け物は右手を振りかぶり、その太い腕の先端、鋭い3本の爪をミサオに振り下ろす!
「ふざけ・・・!」
思わずクミコとコジ丸をかばい、化け物に背中を向けた形になるミサオ。その足元からコジ丸・・・ジョロが走り出る。
「バ、バカ!ジョロ!」
もう間に合わない。
身体を硬直させ、目をつぶるミサオ。
(すま!・・・ん?衝撃は?)
予想された衝撃が届かず、そっと後ろを振り返るミサオ。
「お前・・・ウチの家族に、パピとマミに、何すんだ~~~っ!」
何者かの攻撃に吹っ飛ぶ化け物。
(え?誰?え?モフ?耳茶色でピコピコ?着ぐるみ?)
混乱するミサオ。
「パピ!マミ!平気?ケガしてない?」
(え?俺等に言ってる?)
戸惑うミサオ。
「アンタ、ジョロは?」
ミサオの懐から抜け出たクミコに問われるミサオ。
「あ!さっき、足元・・・。」
「へ?ここに居るよ?どしたのマミ?」
首をかしげてこちらを見つめる人物。いや、人物とは言えないかも知れない。
どちらか言うとラノベに出てくるあの・・・獣人。
身体が大きい、2足歩行で全身毛むくじゃらの着ぐるみにミサオは見えた。
「あの・・・誰?」
ミサオが遠慮がちに尋ねる。
「もう、パピも冗談ばっかり。・・・あ、これ切れちゃった。ゴメンね?」
そう言って見せてきた手に握られたハーネス。名前が着けられる仕様のハーネスには、右側にローマ字で(KOJIMARU)、左側にカタカナで(ジョロ)とマジックテープで貼り付けてある。
「それ・・・ジョロの!ジョロは・・・?」
クミコは思案顔ながらも重ねて尋ねる。
「マミ、怒らないで?ジョロ、アイツやっつけなきゃだったから。」
「・・・あ、あんた、自分の事、ジョロって言ってる?」
聞きながらも、ミサオは何故か答えを確信していた。
「何で聞くの?当たり前でしょ?永井コジ丸、ジョロでしょ?」
(・・・だよなぁ。やっぱそうだよなぁ。違和感ありまくりだけど、納得しちゃうんだよなぁ。・・・何でだろ?顔?)
ミサオは目の前の生き物に、不思議と恐怖は感じていない
「・・・あなたがジョロ。・・・そう言ってるのよね、今。」
クミコの顔から感情が抜け落ちている。が、次の瞬間。
「そんな格好、恥ずかしい!丸見えじゃない!パピ!上着で隠してあげないと!車に作業着とかないの?」
クミコが現実的な判断をいきなり指示する。
「え?く、車?あ、あるかも知れん。見てくる!いや、それよりも、あっちの化け物いいのかよ!あのままで!」
ミサオはミサオで状況を整理しようと考える。
「パピ。アイツはしばらく起きないよ、平気。それよりジョロ、お腹空いた。」
ジョロを自称する2足歩行の喋る着ぐるみ(?)は、呑気な事を言い出している。
「パピ!このまま帰ろ!ジョロ連れて早く!」
「いやジョロもマミも、展開早いって!でも、みんな見てるし・・・もう、車まで走れっ!とりあえずウチ帰ろっ!」
3人(?)は、自家用車に慌てて乗り込み、パーキングを後にした。
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あとがき
突然の非日常に巻き込まれた家族が、戸惑いながらも、自分たちの在り方を問われる物語です。
平凡だった日常が崩れ去ったとき、彼らが守ろうとしたものは何か。
誰かのために動くこと、そして“家族であること”の意味を、静かに、けれど真っ直ぐに描いていきます。
一つひとつの選択と、小さな絆の積み重ねが、やがて大きな運命を動かす。
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