6人分の一汁三菜作ってましたが、義両親との関係が破綻したので終了しました

山河 枝

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◎泣きながら義両親に対抗した話

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 最近の献立を見直そうと思って、なんとなく1~2回目の話を読んでみたら。

 自分で書いておいて何ですが、食べ物を頂いて文句を言うのはちょっと……
 義両親に対する恨みが隠し切れてない。


 同居直後の義両親とのバトルを、いまだに引きずってまして。
 本当に申し訳なかったんです、子どもに。


 義両親との同居が始まったのが、1年半ぐらい前。
 環境が変わって不安になったのか、子ども2人は私にベッタリでした。

 それを見た義両親は、


「ほっとけ!」

「構いすぎ!」


 と、私に対してブチ切れてらっしゃいました。

 同じ建物内で生活しているので、子どもを抱っこおんぶするのを見られてしまうんです。
 同居前は優しかったのに、いきなり豹変したので頭が真っ白でした。
(兆候を見逃したのかもしれませんが)


「もっと叱れ!」

「甘やかしたらいつまでも自立しない! 泣かしとけ!」


 それが正しい場面も、あるかもしれません。
 でも、今は違うと思ったんですよ。



 以前、教育関係の仕事についていた時。
 心がしんどくなったお子さんたちと関わっておりまして。

 そこで、当時の上司が保護者様に言ったんです。


『家はエネルギーを溜めるところです。お子さんを甘えさせてあげてください。そうしたら外で頑張れますから』


 なので、義両親の言うことを聞いたら子どものエネルギーを奪ってしまうかも。


 ……と思いながらも、目を吊り上げた義両親にまくし立てられ。
 ビビって従ってしまいました。


 義父の声と見た目、完全にその筋の人だし。


 結果、子どもたちの夜泣きが頻発。
 下の子は後追いがひどくなる。
 上の子は「宿題やった?」と聞いただけで「ごめんなさい」と泣き出す始末。

 元上司の考え方に合わせた方がいいんだろうな、と思いました。


 が、義両親はギャンギャン言い立ててくる。
 どう説明すればいいかわからず、

 
「夜に子どもらが泣きまくっちゃって~」


 と、やんわり伝えてみても、


「そんなの放っといて寝ればいいのに。構いすぎ」


 と、義母に眉をひそめられ。
 そして始まる2人がかりのお説教。

 夜、1人で泣きました。

 もう義両親に対して恐怖心しかなかったです。
 しかし子どもは荒れている。

 夫は話を聞いてくれましたが。
 「どうしよう……」と、立ち尽くすだけ。


 このままじゃだめだ。
 戦うしかない。

 でも失敗したら完全に心が折れる。
 一発勝負だ。
 完璧に準備して挑まないと。


 とはいえ……
 義両親は、私個人の考えを聞いてくれそうもなかったので。

 市の保健師さんに相談しまくりました。
 「保健師さんはこう言ってたよ」と、義両親に主張できるように。

 カウンセラーをしてる親戚にも相談しまくりました。

 夫には愚痴ってました。
 話を聞くだけならいくらでもしてくれるので。

 結果、どうなったかというと……


「保健師さんが、『泣かせっぱなしにしてると余計にぐずるよ』と言ってました」


 という私の一言で、義両親はあっさり黙ってくださいました。






 あ、あんなにボロクソ言ってきたくせにー!

 義両親、想像以上に「保健師」という肩書きに弱かったようです。
 お二人とも、気まずそうにモゴモゴおっしゃってました。


「だって子ども育てたの何十年も前だし。今の子育てとかわからない。先に言ってくれないと」


 じゃあ、私の話を聞こうとしてくださいよ……
 私の押しが弱いのも悪かったんですけど。

 昔は「抱き癖がつく」とか言われてたし、仕方ない部分もあるんですけど。
 あるんですけどね……


 思い出すたび、私がもっと強ければなあ、と後悔します。
 でも考えすぎるとしんどくなるので、義両親にも非があることにしてます。

 同居OKした自分をKOしたい最大の理由が、これです……

 事あるごとに、ふと思い出して辛い……
 もう引っ越そうかな。
 でも気軽にできることじゃないし……



 それはともかく。
 晩ごはん、どうしよう。


 昨日、義父が春菊と小松菜を持って帰ってくださいまして。
 早く食べないと枯れちゃう。

 というか春菊って、ハウス栽培じゃなくても暑い時期に採れるんですね。
 知らなかった。

 一般的なものより、葉がやわらかい気がします。
 サラダにできると義父がおっしゃったので、そうします。


 1品目→春菊のサラダ


 子どもは食べないだろうな。
 彼らには、ほかのおかずを大盛りにして出します。


 次は玉ねぎ。
 剥いたやつが冷蔵庫にあります。

 昨日、汁物に入れるつもりでしたが。
 小松菜がすでに元気なかったので、そっちを使いました。

 なので今日は、その小松菜の残りと玉ねぎを汁物に入れます。
 

 2品目→玉ねぎと小松菜のお吸い物


 ところで……
 下の子、いまだに38度越えでして。

 病院での検査は全部陰性だったんですが。
 
 まあ、バクバク食べてますし。
 心配ないと思いたい。

 というわけで、また……


 エキストラ→うどんorそうめん


 あと、絹豆腐があったなあ。
 切ります。切って、おしまい。


 3品目→冷奴


 豆腐を皿に置いて「これで一つの料理です」と主張したのは誰なんだろう。
 アインシュタインより天才。

 薬味は食べる時に考えます。

 というかもう薬味なしでもいいですかね。
 おんぶ星人の相手をしないといけませんし。
 いいですよね?


 いいよ!

 



 自問自答したところで、次です。
 4品目は3日前から決まってます。


 4品目→冷凍からあげ


 なぜ決まっていたかというと。
 本当は今日、下の子関係の行事があったからです。

 かなり疲れる、と聞いたので「手抜きしよう」と決めてまして。

 でも、子どもが風邪をひいたため欠席しました。
 とはいえ、おんぶ星人の相手を(略)。

 まとめます。


 ◆◆◆

 
 1品目→春菊のサラダ

 2品目→玉ねぎとわかめのお吸い物

 3品目→冷奴

 4品目→冷凍からあげ

 エキストラ→うどんorそうめん


 ◆◆◆
 
 
 ちょっと話戻って、義両親について。
 正直、モヤモヤします。

 だからって野菜に八つ当たりしちゃダメですね。
 これからはブツブツ言わずにありがたく頂きます。

 きゅうり、おいしい。ありがとう、きゅうり。


 あと、以前「大量の野菜が怖い」と書きましたが。
 怖いのは野菜じゃなくて義両親を怒らせることだったんだな、と気付きました。

 今は義父も私を恐れていらっしゃるようですが。
 身長180センチの強面なのに。


 これでめでたしめでたし……ではなく。
 
 まだ問題が残ってまして。
 子どものことで。
  
 ある意味、義両親とのバトルよりキツかったです。
 現在進行形で続いてます。

 解決の光が見えたのが、つい2週間前。
 明日、書きます。

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