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第一章
初登城ですわ
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「え~!何で⁉︎何でご学友に選ばれちゃったの⁉︎直ぐ帰って来るって言ってたのに!!」
お兄様が朝からご立腹ですわ。
「王城なんて危険な事だらけだよ!あそこはエロ親父にスケベ貴族に欲求不満の騎士そして変態王子が居るし侍女達だって女だからって油断できないし!だーかーらー!王城にはエロ親父とかスケベ......」
お兄様は興奮のあまりエロ親父からのくだりを3回繰り返しましたわ。
ですが変態王子って不敬になりますわよ?お兄様の王城に対するイメージが酷すぎますわ。
「はい、はい。王城にはそんな人達ばかりじゃないよ?まともな人ばかりだから安心しなさい。まったくそんな情報何処から聞いてくるのだ」
お父様が諭していますわ。
「ルネ?お前も秋からは聖騎士の学校に行くのだからそんな変な考えは止めて清い心を持ちなさい。いいね?」
変態に育ちつつあるお兄様は聖騎士の学校でまともな道に戻れるといいですわね。頑張って下さいませ。
マリルに地味にした方が私の可愛さが光ってしまうと言われましたので普通で挑もうと思いますわ。
「あぁぁぁ!お持ちになっているワンピースで派手でもなく地味でもなく無難なデザインのをお選びしたのですけれど!恐ろしくお嬢様の可愛さが倍増されてしまってます!」
そうですか。何を着ても皆様にはそう見えるのであればもう夜着で行きましょうか?毎回マリルの反応がこれですと少し疲れてしまいますわ。
「チビ、王城で色目使うなよ?男どもは一瞬でコロッといくぞ?」
こら、アクア。
5歳児に言う事ですか?
バーンと扉を開けて部屋に入って来たのは先程から興奮しているお兄様です。
「わぁ!アイラ!こんなに可愛くして王城に行くの⁉︎この腰に付いてるリボンなんてエロ親父に直ぐほどかれちゃうんだから!そして直ぐにワンピース剥ぎ取られちゃうんだから!それなら今僕に剥ぎ取らせて?ね?」
エロ親父って誰を指しておいでで?そしてかなり変態な妄想が炸裂していますわ。最後に何故お兄様にワンピースを剥ぎ取らせなければならないのでしょうか?
変態の考える事は分かりませんわ。
「おい。変態兄貴。朝から気持ち悪い事言ってんじゃねーよ。とりあえず滝にでも打たれて頭冷やしてこいや」
アクアが私に迫っていたお兄様のお顔を手の平で押しやり私をマリルの方へ保護してからヒョイと持ち上げてお部屋から出してしまいましたわ。
さて、気を取り直して馬車に乗り込みます。私の横にはマリル、正面にはお父様、お母様が座っています。
お父様とお母様は初日なのでご挨拶にきます。
あ、ちなみにアクアは馬車の後ろから馬に乗ってついてきています。
悪魔って何でも出来るのですね。
王城に到着しました。
馬車を降りるとエレーネ様がお出迎えに来てくれていました。なんと!エレーネ様自らだなんて申し訳ないですわ。
「初日だからなのでしょう。姫様が自らお迎えしたいとの事でしたので......」
侍女が不機嫌そうに言います。
そうですわよね?いくらエバンズ家が王家の次に位が高いからといってお姫様が迎えに来るだなんて。
「来てくれるか心配だったのだ。侍女の嫌な顔は放っておけ。また会えて嬉しいぞ」
本日も完璧なぐらい可愛いエレーネ様が私の手を握り歩き出しました。
あらら。私もお父様もお母様もまだ挨拶しておりませんわよ!
「あぁぁ、挨拶などいい。どうせエバンズ夫妻はこの後、父上と母上に挨拶するのだろう?それでいいのだ。さあ、部屋へ行くぞ」
大人しくエレーネ様に引きずられるようにしてお部屋へ案内されました。
中にはもうユリアン様がいらっしゃいましたわ。
あっ!ユリアン様はあの時のドジっ子です!あらあら、偶然ですわね。
ユリアン様は柔らかそうな茶色のくせ毛に薄い赤色の瞳が綺麗な可愛い女の子です。
ユリアン様が立ち上がりエレーネ様と私に挨拶をしてくれまし......。
「挨拶はいい。座っていろ」
エレーネ様の一言でユリアン様の挨拶が途中で切られました。エレーネ様は挨拶がお嫌いなのでしょうか?
とりあえず私はユリアン様にペコリとお辞儀をして微笑みました。
ユリアン様も同じようにして下さいましたわ。
マリルとアクアもお部屋の隅に待機ですわ。ユリアン様のお付きの方2名も並んで待機しています。
挨拶がお嫌い?なエレーネ様なので早速歴史の授業になりました。とはいえまだエレーネ様と私は5歳でユリアン様は一つ上の6歳だそうでそんなに難しい内容ではありません。
歴史の授業中、ずっと私を見ているエレーネ様。
私もエレーネ様をチラ見しましたわ。
あのクソ野郎と髪の色と瞳の色は同じですがエレーネ様は美人顔、クソ野郎は涼しげな美少年顔といった感じであまり似てはいないのですね。
ホッとしましたわ。
目が合うとニッコリと微笑むエレーネ様。
初日ですのでお勉強は歴史のみで後はお茶会です。エレーネ様が本当にお姫様でしたら私とユリアン様がご友人としてお支えするのでしょう。
逆にエレーネ様が王子様として過ごされていたのならご学友に選ばれるのは私達ではなく側近候補の男の子でしたでしょう。
今の状況は凄く半端で私とユリアン様はどう接したら正解なのかしら?いつから王子様に戻られるのですからやはり侍女的な?それとも幼馴染的な?もう分かりませんわ。
お兄様が朝からご立腹ですわ。
「王城なんて危険な事だらけだよ!あそこはエロ親父にスケベ貴族に欲求不満の騎士そして変態王子が居るし侍女達だって女だからって油断できないし!だーかーらー!王城にはエロ親父とかスケベ......」
お兄様は興奮のあまりエロ親父からのくだりを3回繰り返しましたわ。
ですが変態王子って不敬になりますわよ?お兄様の王城に対するイメージが酷すぎますわ。
「はい、はい。王城にはそんな人達ばかりじゃないよ?まともな人ばかりだから安心しなさい。まったくそんな情報何処から聞いてくるのだ」
お父様が諭していますわ。
「ルネ?お前も秋からは聖騎士の学校に行くのだからそんな変な考えは止めて清い心を持ちなさい。いいね?」
変態に育ちつつあるお兄様は聖騎士の学校でまともな道に戻れるといいですわね。頑張って下さいませ。
マリルに地味にした方が私の可愛さが光ってしまうと言われましたので普通で挑もうと思いますわ。
「あぁぁぁ!お持ちになっているワンピースで派手でもなく地味でもなく無難なデザインのをお選びしたのですけれど!恐ろしくお嬢様の可愛さが倍増されてしまってます!」
そうですか。何を着ても皆様にはそう見えるのであればもう夜着で行きましょうか?毎回マリルの反応がこれですと少し疲れてしまいますわ。
「チビ、王城で色目使うなよ?男どもは一瞬でコロッといくぞ?」
こら、アクア。
5歳児に言う事ですか?
バーンと扉を開けて部屋に入って来たのは先程から興奮しているお兄様です。
「わぁ!アイラ!こんなに可愛くして王城に行くの⁉︎この腰に付いてるリボンなんてエロ親父に直ぐほどかれちゃうんだから!そして直ぐにワンピース剥ぎ取られちゃうんだから!それなら今僕に剥ぎ取らせて?ね?」
エロ親父って誰を指しておいでで?そしてかなり変態な妄想が炸裂していますわ。最後に何故お兄様にワンピースを剥ぎ取らせなければならないのでしょうか?
変態の考える事は分かりませんわ。
「おい。変態兄貴。朝から気持ち悪い事言ってんじゃねーよ。とりあえず滝にでも打たれて頭冷やしてこいや」
アクアが私に迫っていたお兄様のお顔を手の平で押しやり私をマリルの方へ保護してからヒョイと持ち上げてお部屋から出してしまいましたわ。
さて、気を取り直して馬車に乗り込みます。私の横にはマリル、正面にはお父様、お母様が座っています。
お父様とお母様は初日なのでご挨拶にきます。
あ、ちなみにアクアは馬車の後ろから馬に乗ってついてきています。
悪魔って何でも出来るのですね。
王城に到着しました。
馬車を降りるとエレーネ様がお出迎えに来てくれていました。なんと!エレーネ様自らだなんて申し訳ないですわ。
「初日だからなのでしょう。姫様が自らお迎えしたいとの事でしたので......」
侍女が不機嫌そうに言います。
そうですわよね?いくらエバンズ家が王家の次に位が高いからといってお姫様が迎えに来るだなんて。
「来てくれるか心配だったのだ。侍女の嫌な顔は放っておけ。また会えて嬉しいぞ」
本日も完璧なぐらい可愛いエレーネ様が私の手を握り歩き出しました。
あらら。私もお父様もお母様もまだ挨拶しておりませんわよ!
「あぁぁ、挨拶などいい。どうせエバンズ夫妻はこの後、父上と母上に挨拶するのだろう?それでいいのだ。さあ、部屋へ行くぞ」
大人しくエレーネ様に引きずられるようにしてお部屋へ案内されました。
中にはもうユリアン様がいらっしゃいましたわ。
あっ!ユリアン様はあの時のドジっ子です!あらあら、偶然ですわね。
ユリアン様は柔らかそうな茶色のくせ毛に薄い赤色の瞳が綺麗な可愛い女の子です。
ユリアン様が立ち上がりエレーネ様と私に挨拶をしてくれまし......。
「挨拶はいい。座っていろ」
エレーネ様の一言でユリアン様の挨拶が途中で切られました。エレーネ様は挨拶がお嫌いなのでしょうか?
とりあえず私はユリアン様にペコリとお辞儀をして微笑みました。
ユリアン様も同じようにして下さいましたわ。
マリルとアクアもお部屋の隅に待機ですわ。ユリアン様のお付きの方2名も並んで待機しています。
挨拶がお嫌い?なエレーネ様なので早速歴史の授業になりました。とはいえまだエレーネ様と私は5歳でユリアン様は一つ上の6歳だそうでそんなに難しい内容ではありません。
歴史の授業中、ずっと私を見ているエレーネ様。
私もエレーネ様をチラ見しましたわ。
あのクソ野郎と髪の色と瞳の色は同じですがエレーネ様は美人顔、クソ野郎は涼しげな美少年顔といった感じであまり似てはいないのですね。
ホッとしましたわ。
目が合うとニッコリと微笑むエレーネ様。
初日ですのでお勉強は歴史のみで後はお茶会です。エレーネ様が本当にお姫様でしたら私とユリアン様がご友人としてお支えするのでしょう。
逆にエレーネ様が王子様として過ごされていたのならご学友に選ばれるのは私達ではなく側近候補の男の子でしたでしょう。
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