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最終章
家族会議ですわ
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私達家族は美味しいランチを食べながら先程の戦いについて話し合っていますわ。
「アイラの聖力は歴代の大聖女様の誰も敵わないと神官様が言っていたが本当に凄かった。あれだけの数の魔獣を一瞬で消滅させるとは。我が娘ながら惚れ惚れするよ」
お父様は戦いで乱れた髪の毛を掻き上げながらニコニコしています。乱れ髪もとても良いですわ。
「ありがとうございます。でもあの男を逃してしまいました。それにあの男の狙いは私とお母様になってしまいましたわ。男にとってお母様の未だに衰えない聖力が何やら必要みたいですの」
「何だって⁉︎」
お父様はワインを飲みながら叫びます。
ここは個室を予約していたので他のお客様に迷惑はかかっておりませんわ。
「こんな、歳を取った元聖女に価値などないと思うのですけれど......」
お母様がメインの仔羊のローストをナイフで切りながらため息をつきます。
「そんな事はない!アイツはリリーの美しさに魅了されてそんな戯言を言ったのではないのか?」
お父様のお母様に対する揺るぎない愛が炸裂していますわ。そんなお父様の言葉を無視してお兄様が質問を投げかけます。
「それはアイラをバルトカピにする為に必要という事なのか?」
お兄様が隣に座っている私の太ももをスカートの上から触ろうとします。私は
その手に小さな雷を放ち撃退します。
「っう......。もしもそうだとしてもアイラが大聖女様にならなければアイツも母上に手は出さないのでは?」
顔を顰めながら手をさすっていますわ。
「それが神官様が言うにはそろそろアイラを大聖女様に認定したいそうなのだ」
「え?私が大聖女様になると神官様の神託が現実になるかもしれませんのに?あれはあの男が言わせた神託ですけれど神官様は神様からのお言葉として信じていますよね?」
「そうなのだが、アイラの聖女様認定式を見ていた貴族達がそろそろ大聖女様に認定する頃合いなのではないかと言い出している。それに加えて民衆もアイラが貧しい人でも治癒魔法を受けれるようにした事と神子様と同じぐらいの治癒力を見て大聖女様に相応しいと声が上がっているのだよ」
えー!そうでしたの?
「知りませんでしたわ」
「アイラは休みなく民衆の治療に行っているからだ。かなり人気がある。私がアイラには指一本も触れさせていないが誘拐しようとしている奴や隙あらば物陰に引っ張りいかがわしい事をしようと思っている奴は沢山いる」
お兄様が鼻息を荒くしてデザートを食べながら言いましたわ。
人気ってもっとこう、爽やかな感じではないのですの?
「でも長いお休みは頂いていますし、そんな変態な方とは会った事も無いですわ」
「その長い休みだって神官様が無理矢理取らせてるだろう?父上の圧だ。それに変態は私とルカで抹殺している」
え?え?そうでしたの?
抹殺って......。殺してはいませんわよね?それで、ですのね。私の王都巡回グループや地方巡回グループには必ずルカさんかお兄様のどちらかが必ず入っているのは。お2人一緒の時もありますけれど。一応、お2人に感謝しますわね。
「兎に角、アイラは貴族にも民衆にも人気が高い。そして皆、数百年振りの大聖女様も誕生して欲しいのだ。前にも言っていたが神官様は今すぐにでもアイラを大聖女様に認定したがってもいる」
「でも、アイラが大聖女様になってしまったら先程のアイバンという男が動き始めてしまいますわ。アイラが危険です」
お母様の紅茶を飲む手が震えています。
「もう、こうなったら逆に私が大聖女様になってあの男を引っ張り出しません?あ、でもお母様に危険が及びますわね......」
私だけならどうにかなりそうなのですがお母様にあの男がどんな事をするのかが分からないので下手に動けませんわ。
「リリーは私達、聖騎士団が守る。この3年いくら探してもアイバンを捕らえる事が出来なかった。それならアイラの案に賭けるしかないのかもしれないね」
「そんな!駄目ですわ!」
お父様の考えにお母様が猛反対していますわ。でも、もうそれが1番良いのではないでしょうか?
「お母様?もしも、もしもですよ?あの男と魔王が同時期に攻めてきたら一瞬でこの国、この世界は終わってしまう気がするのです。それならバラバラに迎え討つ方が良いのではないでしょうか?」
「それはそうかもしれないけれど......」
「どちらにしても私が狙いなのですわ。それなら早めに対峙した方が私も楽です」
そう、私の人生の目標に本当な邪魔な男なのですから。
「母上、アイラがこれ程言うのですからそうしませんか?アイラの聖力を見てもアイバンに負ける気がしません。魔王はよく分からないですが、先ずはアイバンを片付けてしまいましょう」
お兄様!ありがとうございます!
変態ですけれど良い事を言ってくれましたわ!
「それに早くにあの男をどうにかしないとアイラとゆっくり愛を育む事が出来ませんので」
育みませんけれど。
「私はアイラの足を引っ張る事が無いよう暫くは大人しくしていますわね」
「大丈夫だよ。リリーは私が守り抜くからね」
お兄様の言葉を無視した夫婦です。
でもお母様からお許しが出ましたわね。家族も守って私もバルにならないよう頑張らないとですわ!
本当は隣にアクアが居てくれると安心して戦えるのですけど、と、思ってしまう私がいる事にこの時気が付いてしまいましたわ。
「アイラの聖力は歴代の大聖女様の誰も敵わないと神官様が言っていたが本当に凄かった。あれだけの数の魔獣を一瞬で消滅させるとは。我が娘ながら惚れ惚れするよ」
お父様は戦いで乱れた髪の毛を掻き上げながらニコニコしています。乱れ髪もとても良いですわ。
「ありがとうございます。でもあの男を逃してしまいました。それにあの男の狙いは私とお母様になってしまいましたわ。男にとってお母様の未だに衰えない聖力が何やら必要みたいですの」
「何だって⁉︎」
お父様はワインを飲みながら叫びます。
ここは個室を予約していたので他のお客様に迷惑はかかっておりませんわ。
「こんな、歳を取った元聖女に価値などないと思うのですけれど......」
お母様がメインの仔羊のローストをナイフで切りながらため息をつきます。
「そんな事はない!アイツはリリーの美しさに魅了されてそんな戯言を言ったのではないのか?」
お父様のお母様に対する揺るぎない愛が炸裂していますわ。そんなお父様の言葉を無視してお兄様が質問を投げかけます。
「それはアイラをバルトカピにする為に必要という事なのか?」
お兄様が隣に座っている私の太ももをスカートの上から触ろうとします。私は
その手に小さな雷を放ち撃退します。
「っう......。もしもそうだとしてもアイラが大聖女様にならなければアイツも母上に手は出さないのでは?」
顔を顰めながら手をさすっていますわ。
「それが神官様が言うにはそろそろアイラを大聖女様に認定したいそうなのだ」
「え?私が大聖女様になると神官様の神託が現実になるかもしれませんのに?あれはあの男が言わせた神託ですけれど神官様は神様からのお言葉として信じていますよね?」
「そうなのだが、アイラの聖女様認定式を見ていた貴族達がそろそろ大聖女様に認定する頃合いなのではないかと言い出している。それに加えて民衆もアイラが貧しい人でも治癒魔法を受けれるようにした事と神子様と同じぐらいの治癒力を見て大聖女様に相応しいと声が上がっているのだよ」
えー!そうでしたの?
「知りませんでしたわ」
「アイラは休みなく民衆の治療に行っているからだ。かなり人気がある。私がアイラには指一本も触れさせていないが誘拐しようとしている奴や隙あらば物陰に引っ張りいかがわしい事をしようと思っている奴は沢山いる」
お兄様が鼻息を荒くしてデザートを食べながら言いましたわ。
人気ってもっとこう、爽やかな感じではないのですの?
「でも長いお休みは頂いていますし、そんな変態な方とは会った事も無いですわ」
「その長い休みだって神官様が無理矢理取らせてるだろう?父上の圧だ。それに変態は私とルカで抹殺している」
え?え?そうでしたの?
抹殺って......。殺してはいませんわよね?それで、ですのね。私の王都巡回グループや地方巡回グループには必ずルカさんかお兄様のどちらかが必ず入っているのは。お2人一緒の時もありますけれど。一応、お2人に感謝しますわね。
「兎に角、アイラは貴族にも民衆にも人気が高い。そして皆、数百年振りの大聖女様も誕生して欲しいのだ。前にも言っていたが神官様は今すぐにでもアイラを大聖女様に認定したがってもいる」
「でも、アイラが大聖女様になってしまったら先程のアイバンという男が動き始めてしまいますわ。アイラが危険です」
お母様の紅茶を飲む手が震えています。
「もう、こうなったら逆に私が大聖女様になってあの男を引っ張り出しません?あ、でもお母様に危険が及びますわね......」
私だけならどうにかなりそうなのですがお母様にあの男がどんな事をするのかが分からないので下手に動けませんわ。
「リリーは私達、聖騎士団が守る。この3年いくら探してもアイバンを捕らえる事が出来なかった。それならアイラの案に賭けるしかないのかもしれないね」
「そんな!駄目ですわ!」
お父様の考えにお母様が猛反対していますわ。でも、もうそれが1番良いのではないでしょうか?
「お母様?もしも、もしもですよ?あの男と魔王が同時期に攻めてきたら一瞬でこの国、この世界は終わってしまう気がするのです。それならバラバラに迎え討つ方が良いのではないでしょうか?」
「それはそうかもしれないけれど......」
「どちらにしても私が狙いなのですわ。それなら早めに対峙した方が私も楽です」
そう、私の人生の目標に本当な邪魔な男なのですから。
「母上、アイラがこれ程言うのですからそうしませんか?アイラの聖力を見てもアイバンに負ける気がしません。魔王はよく分からないですが、先ずはアイバンを片付けてしまいましょう」
お兄様!ありがとうございます!
変態ですけれど良い事を言ってくれましたわ!
「それに早くにあの男をどうにかしないとアイラとゆっくり愛を育む事が出来ませんので」
育みませんけれど。
「私はアイラの足を引っ張る事が無いよう暫くは大人しくしていますわね」
「大丈夫だよ。リリーは私が守り抜くからね」
お兄様の言葉を無視した夫婦です。
でもお母様からお許しが出ましたわね。家族も守って私もバルにならないよう頑張らないとですわ!
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