77 / 197
77話
しおりを挟む
「……突然何を言っておるのじゃ」
あまりにも唐突な質問に一瞬思考が停止するも、すぐに持ち直して呆れた声を出してしまう。しかし当の茜は酷く真剣な様子で、瑠華は思わず押し黙った。
「…るー姉は、かー姉が大切?」
「……そうじゃな。【柊】の皆が妾にとって大切な存在じゃ」
「でも“重さ”は違う」
「………」
「るー姉にとってのかー姉の立場が、私は羨ましい」
「羨ましい…」
「前より、るー姉は私達に時間を掛けてくれなくなった。いつもかー姉ばっかり独占して、狡い。最近は凪姉までそっち側なのも狡い。かー姉だけの場所だと思って、だから仕方無いって、今まで無理矢理納得してたのに…」
「……つまり、凪沙も加わった事で耐えられなくなった、と?」
コクンと茜が頷き、思わず瑠華が息を吐きながら天井を仰ぎ見た。
(…嫉妬じゃな、紛れも無く。これは妾の落ち度か……)
全てにおいて、瑠華は平等である事を常に心掛けてはいた。が、それでもやはり年齢毎に関われる時間の違いは出てきてしまう。特に学校も違う茜達とは、最近顕著に時間が取れていなかった。
(これは茜以外も同じ気持ちを抱えておる可能性があるのぅ…)
皆瑠華の前ではいい子であり、我儘などは殆ど口にしない。その意味をもっと深く考えれば良かったと考えても、今ではもう遅い。ならば考えるべき事は、今後の事で。
「……すまん。もう少し茜達の事も考えるべきじゃったのう」
奏や凪沙にかまけて、小学生の子達との時間を失い続けた罪は大きい。先日の旅行だけでは、到底釣り合いが取れないだろう。
「何か良い案は無いものか…」
時間を取るにしても、ただ共に過ごすだけではつまらないだろう。ならば何かする事をとは思うが、そう簡単に良い案は浮かばない。
「だったら、一日独占権とかどう?」
「一日独占権?」
「るー姉を一日独占出来る権利。勿論るー姉が嫌だと思う事はしないようにするし、別に必要無いって子は除外しておくから大丈夫」
「…それが本当に今までの補填になるのかえ?」
なる、と茜が自信満々に頷いて答える。それが補填になるのかは甚だ疑問ではあるが、本人が言うのだからそれ以上口を挟む必要は無いだろう。
「ならば朝にでも皆に」
「あっ! それは私から話しておくね!」
「…そうか? では頼むのぅ」
何やら妙に嬉しげにする茜に首を傾げるも、頼まれ事をした事が嬉しいのだろうと一人納得する。
「さて。良い子は寝る時間…をとうに過ぎておるな」
壁に掛けられた時計に目線を向ければ、深夜三時を回る頃であった。幾ら夏休みとはいえ、これ以上成長期の子供を起こしておく訳にはいかないだろう。
「いい加減もう寝るのじゃ」
「うん…るー姉は?」
「妾は後片付けをしてからじゃ。この後すぐに妾も寝るでの」
飲み終えたカップを持ち上げて示せば、それに納得したのか「おやすみなさい」と言って茜が二階へと上がった。
それを確認して一つ息を吐き、シンクへとカップを持っていく。
「……あれは中々手強い子に育ちそうじゃのぅ」
苦笑を零しながらそう呟き、その日の夜は更けていった。
◆ ◆ ◆
朝になり、起きて来た子らに昨日考えていた遊具についての意見を取る。すると案の定皆が賛成意見を表明したので、続いてどの遊具を設置するかという話し合いに移行した。
「危険なのは駄目だよね?」
「スリルがあった方が楽しい」
「るー姉と遊べるやつがいい」
「私も瑠華お姉ちゃんと遊べるやつー!」
……なにやら判定基準が何時の間にか自分になっているのは、一先ず気にしないでおく。
「無難に複合のやつは?」
「あー…」
凪沙が指し示したのは様々な遊具が複合した、所謂多目的遊具と呼ばれる類いのもの。これならば全員の意見を反映した物になるだろう。
「それにこれカスタム出来るみたい」
「………」
瑠華は思った。これ長引くぞと。
「―――――という訳で…はぁ…これで、良いかな?」
「いいよー…疲れた……」
たっぷり三十分程の時間を掛け、皆疲労困憊な様子になりながらも何とか全員の意見が纏まった。
「難航したのぅ…」
「そだねー…あ、そういえば瑠華ちゃんはこれでいいの?」
「今更過ぎる質問じゃろうて……ここで否定する程妾も外道では無いわ」
ここで瑠華が違う方が良いなどと口にすれば、また地獄が始まってしまう。これ以上時間を掛けるのも本意では無い。
「ではこれで発注をしておくのじゃ」
「出来るのはどれくらいになるの?」
「正直な所不明じゃが……こういうものはそれぞれ予めパーツ毎に作られておるそうじゃから、組み立てるだけと考えるとそう時間は掛からんじゃろ」
その瑠華の意見は正しいものであり、実際のところ完成までは一週間も掛からないだろう。
「じゃあこれで用事終わり?」
「そうなるかの?」
「ならダンジョン行こ!」
満面の笑みでそう言う奏だが、肝心の瑠華が困ったように眉を下げてしまったのをみて首を傾げる。
「どうしたの?」
「…そのじゃな。最近はダンジョンばかりで他の子らを考えられておらんと思うての。偶には別の事で遊んでやりたいのじゃよ」
「あー…それもそっか。ならしょうがないね」
てっきり駄々を捏ねるかと思われた奏が素直に頼みを聞いたのを見て、瑠華が思わず目をぱちくりとさせた。その反応に奏は不満気な様子で頬を膨らませる。
「私だって小さい子達の事ちゃんと考えてるんだからね?」
「……意外。かな姉は瑠華お姉ちゃんの事しか考えてないと思ってた」
「そんな事ないからね!?」
甚だ心外だと言いたげに奏が凪沙に詰め寄った。
「でも強ち外してもない。違う?」
「……違わないけど、【柊】の子達にとって瑠華ちゃんがどんな存在かもちゃんと理解してるもん」
「……ほんとにかな姉? 偽物じゃない?」
「そろそろ本気で怒るよ!?」
あまりにも唐突な質問に一瞬思考が停止するも、すぐに持ち直して呆れた声を出してしまう。しかし当の茜は酷く真剣な様子で、瑠華は思わず押し黙った。
「…るー姉は、かー姉が大切?」
「……そうじゃな。【柊】の皆が妾にとって大切な存在じゃ」
「でも“重さ”は違う」
「………」
「るー姉にとってのかー姉の立場が、私は羨ましい」
「羨ましい…」
「前より、るー姉は私達に時間を掛けてくれなくなった。いつもかー姉ばっかり独占して、狡い。最近は凪姉までそっち側なのも狡い。かー姉だけの場所だと思って、だから仕方無いって、今まで無理矢理納得してたのに…」
「……つまり、凪沙も加わった事で耐えられなくなった、と?」
コクンと茜が頷き、思わず瑠華が息を吐きながら天井を仰ぎ見た。
(…嫉妬じゃな、紛れも無く。これは妾の落ち度か……)
全てにおいて、瑠華は平等である事を常に心掛けてはいた。が、それでもやはり年齢毎に関われる時間の違いは出てきてしまう。特に学校も違う茜達とは、最近顕著に時間が取れていなかった。
(これは茜以外も同じ気持ちを抱えておる可能性があるのぅ…)
皆瑠華の前ではいい子であり、我儘などは殆ど口にしない。その意味をもっと深く考えれば良かったと考えても、今ではもう遅い。ならば考えるべき事は、今後の事で。
「……すまん。もう少し茜達の事も考えるべきじゃったのう」
奏や凪沙にかまけて、小学生の子達との時間を失い続けた罪は大きい。先日の旅行だけでは、到底釣り合いが取れないだろう。
「何か良い案は無いものか…」
時間を取るにしても、ただ共に過ごすだけではつまらないだろう。ならば何かする事をとは思うが、そう簡単に良い案は浮かばない。
「だったら、一日独占権とかどう?」
「一日独占権?」
「るー姉を一日独占出来る権利。勿論るー姉が嫌だと思う事はしないようにするし、別に必要無いって子は除外しておくから大丈夫」
「…それが本当に今までの補填になるのかえ?」
なる、と茜が自信満々に頷いて答える。それが補填になるのかは甚だ疑問ではあるが、本人が言うのだからそれ以上口を挟む必要は無いだろう。
「ならば朝にでも皆に」
「あっ! それは私から話しておくね!」
「…そうか? では頼むのぅ」
何やら妙に嬉しげにする茜に首を傾げるも、頼まれ事をした事が嬉しいのだろうと一人納得する。
「さて。良い子は寝る時間…をとうに過ぎておるな」
壁に掛けられた時計に目線を向ければ、深夜三時を回る頃であった。幾ら夏休みとはいえ、これ以上成長期の子供を起こしておく訳にはいかないだろう。
「いい加減もう寝るのじゃ」
「うん…るー姉は?」
「妾は後片付けをしてからじゃ。この後すぐに妾も寝るでの」
飲み終えたカップを持ち上げて示せば、それに納得したのか「おやすみなさい」と言って茜が二階へと上がった。
それを確認して一つ息を吐き、シンクへとカップを持っていく。
「……あれは中々手強い子に育ちそうじゃのぅ」
苦笑を零しながらそう呟き、その日の夜は更けていった。
◆ ◆ ◆
朝になり、起きて来た子らに昨日考えていた遊具についての意見を取る。すると案の定皆が賛成意見を表明したので、続いてどの遊具を設置するかという話し合いに移行した。
「危険なのは駄目だよね?」
「スリルがあった方が楽しい」
「るー姉と遊べるやつがいい」
「私も瑠華お姉ちゃんと遊べるやつー!」
……なにやら判定基準が何時の間にか自分になっているのは、一先ず気にしないでおく。
「無難に複合のやつは?」
「あー…」
凪沙が指し示したのは様々な遊具が複合した、所謂多目的遊具と呼ばれる類いのもの。これならば全員の意見を反映した物になるだろう。
「それにこれカスタム出来るみたい」
「………」
瑠華は思った。これ長引くぞと。
「―――――という訳で…はぁ…これで、良いかな?」
「いいよー…疲れた……」
たっぷり三十分程の時間を掛け、皆疲労困憊な様子になりながらも何とか全員の意見が纏まった。
「難航したのぅ…」
「そだねー…あ、そういえば瑠華ちゃんはこれでいいの?」
「今更過ぎる質問じゃろうて……ここで否定する程妾も外道では無いわ」
ここで瑠華が違う方が良いなどと口にすれば、また地獄が始まってしまう。これ以上時間を掛けるのも本意では無い。
「ではこれで発注をしておくのじゃ」
「出来るのはどれくらいになるの?」
「正直な所不明じゃが……こういうものはそれぞれ予めパーツ毎に作られておるそうじゃから、組み立てるだけと考えるとそう時間は掛からんじゃろ」
その瑠華の意見は正しいものであり、実際のところ完成までは一週間も掛からないだろう。
「じゃあこれで用事終わり?」
「そうなるかの?」
「ならダンジョン行こ!」
満面の笑みでそう言う奏だが、肝心の瑠華が困ったように眉を下げてしまったのをみて首を傾げる。
「どうしたの?」
「…そのじゃな。最近はダンジョンばかりで他の子らを考えられておらんと思うての。偶には別の事で遊んでやりたいのじゃよ」
「あー…それもそっか。ならしょうがないね」
てっきり駄々を捏ねるかと思われた奏が素直に頼みを聞いたのを見て、瑠華が思わず目をぱちくりとさせた。その反応に奏は不満気な様子で頬を膨らませる。
「私だって小さい子達の事ちゃんと考えてるんだからね?」
「……意外。かな姉は瑠華お姉ちゃんの事しか考えてないと思ってた」
「そんな事ないからね!?」
甚だ心外だと言いたげに奏が凪沙に詰め寄った。
「でも強ち外してもない。違う?」
「……違わないけど、【柊】の子達にとって瑠華ちゃんがどんな存在かもちゃんと理解してるもん」
「……ほんとにかな姉? 偽物じゃない?」
「そろそろ本気で怒るよ!?」
24
あなたにおすすめの小説
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる