剣と恋と乙女の螺旋模様 ~持たざる者の成り上がり~

千里志朗

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第3章 従魔研編

080.獣王国からの来訪者

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 ※


 ゼンは昨日の事をを思い出すだけで、疲れで肩がドっと重くなって来てしまう。

(ハルアの事といい、ギルマスの事といい、なんかこの頃、乙女心がどうとかって話が多くなり過ぎているような……。定住ってこういう苦労があるんだなぁ。まさか、これが“女難”ってものだろうか?)

「ここみたいね」

 ザラが廊下の端の部屋の前で足を止める。

 ノックをして、答えがあったので入ってみると、そこに二組の男女と、研究者なのだろう白衣の女性が二人いた。

 白衣の女性は、二人ともハルアと同じエルフで、被験者の冒険者であろう女性二人の内の一人がダーク・エルフだった。

(研究棟はエルフ度が高い……)

 考えてみると、そこに不思議はない。エルフは寿命が長いので思索にふける者が多く、そこから学問の道を志す者も多いのだ。研究棟の他の部署に行けば、もっといるかもしれない。

 ゼンが結構どうでもいい事を考えていると、研究者のエルフ(当然のようのかなりの美人)の威厳のある方が立ち上がってゼンに挨拶する。

「初めまして、『流水の弟子』ゼン殿。私が、従魔研の主任になった、ニルヴァーナ・レグニサスといいます。長いので、ニルヴァとお呼び下さい。こちらは秘書で研究者のエリンです」

 もう一方のエルフもニルヴァの隣りでペコリと頭を下げる。

「あ、はい。お噂はかねがね伺っております?ニルヴァさん。エリンさん。ゼンです」

 ゼンも二人に頭を下げる。

「……ゼン殿。聞いていないならいないで、いいですから、疑問形で会話しないで下さい。レフライアはもう、どうしようもないんだから」

「すみません、つい定型句を使ったら、聞いていない事を思い出してしまって。

 あのと『レグニサス』いうのは?」

「あ、それは、エルフは氏族の名です。『豊穣の雨』という意味ですが、別に貴族とかではないのです。つい時々癖で使ってしまって」

「へえ、氏族の。エルフはそういうのがあるんですね。興味深いです。

 ……ところで、ギルマスとは親しい間柄、なんでしょうか?」

「ああ、はい。そう。彼女とは、遠い親戚でもあるし、昔は彼女のパーティーにもいたの。元冒険者の精霊術士ね。だから、貴方のお義父様とも顔見知りよ。もっとも、ここに私がいる事は知らないと思う。私は研究棟からほとんど出ないから」

 そこだけ砕けた口調になる。

「そうですか……。?」

 背中をつつかれ振り向く、ザラが少しむくれ気味だ。

「私の事も紹介して下さい。ゼン『殿』」

「ああ、そ、そうだね、ごめん。あの、こちらは俺の補佐につけられたギルド専属治癒術士見習いの、ザラです」

「え、と、見習い、なんですか?」

 従魔研は、今や東辺境ギルド本部の最重要案件を扱っている。そこで見習いが出て来るのは不自然なのだ。研究者や学者ならともかく。

「あ、俺の顔見知りでして、ギルマスが気を効かせて、彼女にしてくれたんです」

 本当はマルセナと交代、とかあるのだが、ほぼ間違ってはいないし、いちいち説明する事でもないだろう。

「ざ、ザラです。場違いな身ですが、ゼンに誠心誠意、尽くしますので」

 高貴っぽいエルフなニルヴァーナ相手にあがっているのか、ちょっと変な事を言っている。

「あ、はい。ああ、そうですかそうですか」

 ニルヴァは、ピンと来た、みたいな顔をして、ゼンを意味ありげに見る。

「英雄色を…ゴホン。ゼン殿もお若い身で、色々苦労をされているとか。頑張ってね」

「は、はい!」

 何故かザラを激励するニルヴァと、喜んで返事するザラ。

 やり取りの意味がよく分からないが、紹介は上手くいったみたいだ?

「あんだ?こっち無視して長々とよ!」

 自分を無視されて会話が進むのが腹に据えかねたのか、強引に割って入る、ガラの悪い声。

 それは、椅子に座って待機していた被験者の4人の中の一人、偉そうに足を組み、椅子のひじ掛けに腕をわざとらしく広げて置いた、獣人族の青年だった。

 珍しく、その顔は狼そのもので、腕も、恐らく足も毛皮に包まれ毛深い。

 まるで、魔物の『人狼(ウェア・ウルフ)』のようだが、そうではない。獣人族は、普通、耳や尻尾ぐらいに獣の要素が残る、獣神の加護の元に生まれた人種(ひとしゅ)だ。

 だからなのか、まれに先祖返りの様に、このような獣の要素が濃い者が産まれたりする事もある。それは、幼い時の一定期間のみだったり、今の彼のように、そのまま大人になるケースもある。

 まれに、と言っても、騒ぐほど珍しくもなく、獣王国ではよく見かける風貌だ。

 それに、そうした、獣の要素が濃く表に出た者は、ただでさえ身体能力の高い獣人族の中で、更にその能力が高い強者の素質を備えた者なので、獣人族ではそれを嫌がられたり、差別の対象になったりする事はない。

 逆に喜ばれ、羨望の眼差しで見られる。獣人族の中では選ばれた民、と言われるぐらいに敬われ、重宝される存在だ。

 その為に、周囲にチヤホヤされ、いけ好かない高慢な者になる事も……、

「そいつが『流水の弟子』だと?マジで子供じゃねーかよ!まるで強そうじゃねぇーし、ガッカリだな、おい!」

 こうしてある訳だ。

 ゼンは、別段その内容に反応する事なく、

「彼が、もめてる獣人の冒険者ですか?」

 ニルヴァに聞く。

「ええ、そうです。フォルゲンと言います。どうですか?ゼン殿から見て彼は……」

 主任エルフの言いたい事は分かるので、まだ何か戯言ほざいているフォルゲンの事を、よく見極めてからゼンは言う。

「正直、微妙ですね。別の人に交代させた方がいいと思います」

「やっぱりそうですか……」

 ニルヴァは溜息をついて、予想通りの答えに落胆する。

「おい、待てや!本人抜きで、何の話をしているんだ、こら!」

「あなたを交代させる話です。B級にしては微妙なので、別に人に代わってもらいます」

 ゼンは少しも臆する事なく、やたらと怒気を振り撒くフォルゲンに冷たく言い放った。

「な!てめぇ、D級のくせに、B級の俺を馬鹿にするのか!?」

「馬鹿にはしませんが、獣王国の冒険者は、身体能力が高いせいか、“気”の練度が低い人が多いんです。あなたみたいに。総合的に見てBでいいのかもしれませんが、この従魔の件では、“気”の質が問題なんです」

「な、なななな、なんなんだ、てめえ!俺の“気”が弱いと!低いと!言うのか!そいつよりもか!」

 フォルゲンは椅子から立ち上がってゼンに向かってわめく。そして隣りに座る、剣士らしき地味な顔立ちの冒険者を指さす。

「だからそうだと言ってるじゃないですか。そちらは大丈夫です。基準に達してると思いますから。

 今回は一番最初の大事な、試験的な話です。確実に成功出来る方にお願いしたいんです。ですよね?」

 ゼンは、フォルゲンに指さされ、不安げな顔をしていた剣士に笑いかけて安心させてから、ニルヴァに問いかける。

「ええ、勿論」

 ニルヴァもあっさりゼンの意見に同調する。

「こ、この野郎!わざわざ必要だからと言われて、出向いた来たってーのに、今度は帰れ、だと!俺が失敗するだと!」

 激昂してうるさく喚くフォルゲンなのだが、ゼンはまるで意に介さない。

「残念ですが、ご縁がなかった、という事で、またの機会にでも……」

 なにかお見合いの断り文句の様な事を平然と言うゼンに、ついにフォルゲンはキレた。

「ふ、ふざけやがって!もういい!従魔の事なんざ、どうでも良かったんだ!俺は、『流水の弟子』、貴様ら、詐欺師どもを成敗しに来たんだ!」

 ゼンをビシリと指さし、フォルゲンは宣言する。

「……詐欺師、というのは何の事でしょうか?複数形で言っているのは?」

 ゼンが表面上は静かに問いかける。

「てめえの師匠のラザン以下、その一党の事だ!俺がいない間に、獣王国で、剣狼 ソ-ド・ウルフの群れがどーのと騒いで民衆を怖がらせ、自分達が退治した、とホラを吹いたでっち上げで、獣王国から金をだまし取ろうとしただろうが!」

 フォルゲンが言った言葉に、それまで静かに黙って事態を見守っていたダーク・エルフの女性が、プっとたまりかねたかの様に吹き出した。

「なんだ?!山エルフ、何がおかしい!」

 ダーク・エルフは山岳地方に住む事が多いので、一部でそう呼ばれる事もある。

「山エルフ言うな!ケダモノ風情が!

 おかしいに決まっているだろう。一体誰からどんなデマを吹き込まれたかは知らないが、もう『流水』の一行が剣狼 ソ-ド・ウルフの群れを退治した事は、世界的な大事件として、どの国でも騒がれ、噂されている。それがホラやでっち上げなら、すぐにそうと分かり、それもまた騒がれるだろうさ。

 そもそも、獣王国では獣王自ら褒美を授けようとしたが、ラザンはそれを辞退して、獣王国からすぐに姿を消した、と聞くが、それが報酬目当て?笑うな、と言う方が無理があるって」

 と、隣の魔術師らしき女性と一緒にクスクス笑っている。地味顔剣士も苦笑している。

「……獣王陛下は、師匠に貴族位を授け、将軍になってこの地に留まって欲しい、とおっしゃられていましたが、師匠は修行の旅を続けるのが目的でしたし、報酬目当てとかで魔獣を狩る事自体、余りなかったので、そこから逃げました。……逃げた事自体は非礼に当たるかもしれませんが、仕方のない事でしたし……」

 ゼンは、さすがに師匠を非難されるのは見逃せないので、自分の知る事実を告げたのだが、それはフォルゲンの怒りの火に、更に油を注ぐ事になったようであった。

「し、将軍位を辞退だと、何様のつもりだ!た、たとえ剣狼 ソ-ド・ウルフの件が本当だったとしても、獣王国を騒がせた事に代わりはねぇ!」

「……無理、あり過ぎだろう。お国の大事を救ってくれた、いわば恩人様に、なんでそう屁理屈こねて因縁つけたがるのかねぇ」

 ダーク・エルフの女性はかなり呆れ顔だ。

「う、うるさい!山エルフには関係ねぇーんだよ!すっこんでろ!」

 そしてフォルゲンは、その場で“闘気”を集中させ―――

「こんな狭い場所で、何を、するつもりですか?」

 いつのまに近づかれたのか、フォルゲンはゼンに鼻面を抑えられていた。軽く掴まれている様なのに、まるでビクリとも動かせない。

 そして、底冷えのする様な冷たい眼で見据えられると、高めた“闘気”が霧散してしまう。

「“闘気”を集中させて、技にのみ使う“一発芸”タイプか。ニルヴァさん、この人、少し痛め……じゃない、鍛えれば、ギリギリなんとかなるかもしれません」

((((((今、痛めつける、って言おうとした!))))))

 フォルゲン以外の全員がそれに気づいていた。

「教育係はゼン殿ですし、そちらはお任せしますが」

「後、俺は昇級試験があるので、一旦抜ける事は言ってあると思いますが、そろそろそれに行きますので、この人とはその後で、あそ……模擬試合でもしますから、それでいいですか?」

((((((今、遊ぶ、って言おうとした!))))))

 またフォルゲン以外の全員が思う。

「ええ、話は聞いています。それで、ここはゼン殿がいないと、まだする事が始められないので、見学に行ってもいいですか?」

「……別に、見られて困るような事はないので、構いませんが、面白くもなんともないですよ?」

(((((絶対、面白い!)))))

 これはザラ以外の全員だ。

「冒険者は色々な戦いを見るのが勉強になりますよ。私達も何かの参考にしますから」

 ニルヴァは意外と興味本位なところがあるようだ。さすがギルマスの元仲間で親戚だ。

「フォルゲンさんは、どういう理由であろうと、俺を叩きのめせるいい機会だと思いますが?」

「……何が目的か知らんが、やってやるよ。てめえが低いだのなんだの言った、B級の実力を、D級のてめえに思い知らせてやる!」

 高らかに宣言する、フォルゲンの後ろでは、被験者の冒険者達が固まってヒソヒソ話していた。

<最近来たから、ギルマスや検定官にB級でもいいって言われたのに、入るパーティーに合わせてD級にしただけなの知らないんだな>

<『二強』相手の模擬試合も当然見てない。無知はわざわいを呼ぶものよ>

<獣王国の話も、変に曲解してるし、思い込みが激しい直情径行なタイプね>

<まあ、ケダモノだし、ね>

<いやいや、獣人でも頭いいい奴いるって。俺のとこにもいるし。あれは、あいつだけの個性みたいなもんだろ>

<そうね。私の知り合いにも獣人いるけど、あんな極端なのは珍しいわよ>

<つまり、個人的な馬鹿、と>

<<うんうん>>

 結論は出た。


 ※


 おなじみギルドの訓練場。

「よう、ゼン。……なんでゾロゾロ連れてるんだ?」

 リュウがゼンを笑顔で出迎えるが、その後ろに結構な人数を引き連れていて、疑問に思うのも当然だ。

「ちょっと“あの話”関連でやる事があって、まあ、その暇潰しと言いますか。俺がいないと進められない所もあって、それで見学です」

「はあ。昇級試験なんて見ても……。そうか、やる事の方か」

「そうですね。試験済ませたら、あの獣人の人と模擬試合しますから」

「ほう。それは確かに面白そうだ。俺等が見てもいいのか?」

 横で話を聞いていたラルクが、さも面白そうに聞いてくる。

「模擬試合自体は、別に秘密にするような事じゃないし、いいんじゃないですか」

 ニルヴァの方を見ると、普通に頷いている。

「いいみたいですね」

「よっしゃ。言っちゃ悪いが、フェルズには、ああいう獣要素の強い獣人はめったに見ないから、どういう戦いするか、興味あるね」

「……まあ、そうだな。前衛は獣人が多いとこもあるらしいし、なにかの参考にでもなるだろう」

「なになに。ゼン君、あのワンちゃんと戦うの?」

「……狼ですよ。戦う、と言うか、まあ、適当にやります」

「余裕ねぇ。油断して、足元すくわれない様にしなさい。

 ……ところで、何でザラさんがいるのかしら?」

 サリサは、適当な助言をした後で、聞きたい本命の話を持ち出す。

「ああ、ギルマスが、期間中の補佐としてつけてくれた……みたいな?」

 ゼンも何でそうなったのかは今一つ疑問があるので、歯切れ悪く答える。

「え、じゃあ、一月ずっと一緒にいるの?」

 サリサは結構驚いている様だ。確かに、治癒術士と従魔の研究は、被験者でもなければ繋がらない。研究棟に治癒術士は、その部署の話でもなければ関係ないだろう。

「そういう事に、なるのかなぁ、うん」

 気を効かせてくれたみたいだが、そもそも秘書とか体調管理とかが必要なのか疑問だ。

「うわぁ、ゼン君困ったね。サリーも困ったね」

 アリシアがワクワク顔で二人を交互に見て聞いて来る。

「??俺は、別に困らないけど……」

「わ、私も別に困らないわよ!」

 サリサがアリシアの横にひっつき、肘でドスドスつついている。

(この二人はいつも仲が良くて微笑ましいなぁ……)

 ゼンはかなりズレた事を考えながら、ふと今日あった困った事を思い出した。

「困った事と言えば、今日、変な事があったよ」

「な~に、ゼン君。サリー、もうやめて、流石に痛いってば~」

「何よ、それ。言ってみなさい」(ドスドス)

「ハルアって錬金術師のエルフがいたの、覚えてる?」

「ああ、勿論覚えてるな」

 リュウを筆頭に、全員がうなずく。それだけ印象的だ。悪い意味で。

「それが、今回の事に参加してて、俺が作ったお菓子食べたら、急に『結婚して』って言い出して」

「「「「えぇっ~~~~!」」」」



*******
オマケ

ミ「もうここ、ミンシャ劇場と名前を変えていいと思うんですの!」
リ「……(都合よく使われてるだけと気づかないのかしら?駄犬ね)」
ミ「言いたい事があるなら言うですの。駄蛇」
リ「別に何も~~、主様の今日の夕食は何にしようかな、と考えていただけで」
ミ「今日の当番はミンシャですの!」
リ「あら?そうだったかしら?そう言えば、昨日は私の作ったシチューを美味しい美味しいって褒めて下さって、君も食べちゃいたい位だよって」
ミ「変なねつ造するな、ですの!この淫乱蛇!ご主人様は絶対そんな事、言わないですの!」
リ「え~。先輩が知らないだけ、かもそれませんよ~。なにせ私は、よく“使って”もらってますから」
ミ「スケベ蛇、紛らわしい言い方やめるですの!使ってるのはスキル、ですの!」
リ「でも、私が一番役に立ってると、思うんですけど、違いますか?」
ミ「ぐぬぬ。変な能力特化蛇が、いい気になるなですの!」
リ「あ、じゃあ、私が役に立ってるの、認めるんですね、せ・ん・ぱ・い?」


ゾ「いやあ、なんであそこは毎日あんなんだかなぁ」
セ「まあ、あれで暇を潰してるんじゃ?」
ガ「明鏡止水……」
ル「ルーもなにかして遊びたいお?」
ゾ「今回の『見本』は、色々難しいからなぁ。主には言っておくさ」
セ「ボンガさんが羨ましいような、可哀想なような、微妙です」
ル「びみょう~~」
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