剣と恋と乙女の螺旋模様 ~持たざる者の成り上がり~

千里志朗

文字の大きさ
163 / 190
最終章EX 星の英雄

160.追走

しおりを挟む


 ※


 最後のヴォイドが母星に向かっていると言う。

 ゼン達は、急ぎ後を追わなければならない。

「―――あの子が、力を貸してくれるって言ってる」

 ゼンの額に与えられた加護から、火星の星霊の、舌足らずな言葉が聞こえてくる。

「一体何を―――」

 してくれるのじゃ、と最後まで口に出来なかった。

 星の核(コア)が眩しく輝き、一条の太い閃光が、地上に向けて放たれたからだ。

「地上へのトンネルを造ってくれたみたいだ」

「おお、ありがたいのう。穴掘りの必要がなくなる」

 ゼンは、ジークをすぐさまその穴へと移動させ、核(コア)と一度、手を振ると、全速力でそのトンネルを、駆け上るように飛行した。

 ジークが通るのに充分な広さと、どういう理屈でか、その壁面は固められ、地下水や溶岩などの侵入がなされないようにされている。

 瞬く間に、地上の光が見えて来る。

 地上に出ても、ゼンはジークの加速をそのまま強め、大気圏を離脱した。

 火星の上空、衛星軌道上まで上がる。

「それでっ、どっちが母星、奴らのいる方向なんですか!」

 ゼンが、咳き込む程の勢いで、二柱の神々に尋ねるが、反応が思わしくない。

【……ゼン、落ち着いて聞くのだ。奴は、飛行ユニットのような物を使って、加速している。分ると思うが、ジークは飛行は出来ても、それ専用の機体ではない。このままでは、追い付く事は出来ない……】

「なんじゃとっ!」

「……それ、本当ですか?間違いないんですか?飛行ユニットって何ですか?」

【神界からの計測じゃ。残念ながら……。飛行ユニットは、奴らが自分の身体をそう変化させたのか、もしかしたら、こちらの様に収納空間に隠し持っていたのかもしれん】

「くっ……こ、こちらも加速のブースターとかないんですか?いや、あのカプセルに乗り込んで行けば、神々の力で……」

【ゼン。あのカプセルは、最初の初速があったからこそ、更なる加速が出来たのだよ。あれに乗っても、ジークとそう変わらない速度しか……。突貫工事で間に合わせに造った物じゃからな。神の力は万能ではない。言った筈じゃ。それに、回収に行く、その時間もかかる】

「……このまま、指を咥えて見ていろ、と?」

【そんな事は言っておらんだろうが!我々とて―――】

「……ちょっと、待って下さい」

 ゼンはうつむき、頭を押さえ、何か考える姿勢だ。

 しかし、いくらゼンが頭が良く、機転に飛んだ少年でも、物理的な距離を縮める事は出来る訳がない。

「転移は、出来ないのかや?一時的に、封鎖を解いて」

【駄目だな。奴は、母星の向かうと同時に、次元転移への確認の波を飛ばしもしている。こちらが封鎖を解けば、そちらを使う可能が高い】

「―――解った。“あの子”が、手伝ってくれると言っています。力を貸してもらいましょう」

「“あの子”?……ああ、火星の星霊か。あれが、何をしてくれると言うのだじゃ?」

「敵に向かって、ぶん投げてくれるそうです。一度、火星の横をギリギリ近くまで寄って、それから向きを変えます」

【それは……『スイングバイ』か!だが、あれの加速でも……】

「『スイングバイ』?……ああ、そういうのがありますね。でも、全部同じじゃないです」

「な、なんじゃなんじゃ、分るように説明せんか!」

「アルにも知識はある筈だけど……。つまり、火星の重力を利用して、その横を飛んで近くまで行き、引力の影響で向きを変え、星に落ちる加速を利用して、速度も得る方法があるんだ。

 でも“あの子”は、それだけじゃなく、ジークを掴んで、放す、と言ってる。つまり、向きを変えた後の、火星の重力に引かれる減速はなしに、逆に勢いをつけて押し上げてくれるみたいだ」

【確かにそれなら、あるいは……】

「ゴチャゴチャ考えるのは後にして、ともかく行きましょう」

 ゼンは、それとは別に忙しく作業をしていた。

 ジークの周囲に、収納空間に入れてあった、各種装備、ロケットランチャーだの電磁ネットの発射装備等、使わなかった物を浮かべていた。

「ゼン、何をしているのじゃ?」

「ボンガの『鉱物精製』で、これらを分解して元に、ジークの飛行ユニットと同じ物を造って、ジークに増設する」

【そんな無茶苦茶な!前後左右のバランス等も考えなければ―――】

「そういうのはそちらでやって下さい。俺はともかく、数を造りますから」

【お主は……いや、もう何も言うまいて……】

 ―――そうして、ゼンが造ったユニットは、ほとんど無理矢理、円を描く様な別の独立したユニットとして造られ、動力であるエネルギーだけジークから得られる様にパイプで繋がれた。

 ジークはその、浮き輪の様に不格好な加速ユニットに、足元から入り腕で固定して、準備を終えた。

【これなら、バランスもなんとかなるじゃろう。細かな進路補正は儂等の方でどうにかする】

「それじゃあ、行きます!」

「急げ急げ!」

 ゼンは、ジークを、火星の星霊の誘導に従って、降下軌道に入る。横側を、ギリギリかすめる様な軌道で、大気圏の上を通る。

 事前にミーミル知恵の神からなされた助言を思い出す。

【焦る気持ちも分かるが、ユニットへのエネルギー量には、細心の注意を払うのだ。急ごしらえの物だ。どんな不具合を起こすかもわからんし、ジークの力は膨大だ。焦って力を入れ過ぎれば、ユニットが耐えかねて爆発、崩壊するかもしれん】

(言ってる事はもっともなんだけど、焦るなとか言われても……)

 故郷の仲間達が、愛しい人が、危機に陥るかもしれない。それでも、だからこそ、失敗は許されない。

 ゼンは深呼吸をして、焦る心をなだめ、落ち着き、同調(シンクロ)しているジークにも、落ち着いて余裕を持つように呼び掛ける。

 ジークの機嫌は悪くない。自分達さえしっかりしていれば。

 ゼンは、焦りと怯えの混ざった、アルらしくない心を、同調(シンクロ)状態で繋がりリンクを強め、落ち着かせる。

(絶対に、ヴォイドの好きにさせたりしない!)

(そうじゃな。わしとお主とで、必ず防ぐのじゃ!)

 重力に引かれ、ジークの軌道が星にそって曲げられて行く。

 その頂点で、まさに大きな力に捕まれた感触があった。

 グングンと、あり得ない加速をして、弦を引かれた弓の様に、火薬の爆発で加速する弾丸の様に、ジークは火星から離れ、母星への軌道に入った。

 同時に、ゼンは加速ユニットを点火し、祈るように速度を上げた。

 細心の注意を払い、力を制御して、決して壊れない様に、でも出来るだけ速度を上げ……

 加速のGへの中和フィールドは、張ってあったのだが、予想以上の急激な加速で、先の戦いでの疲労もあった生身の二人は、一瞬気を失ってしまった。

 ―――

「―――……!どう、なりました?」

 意識を取り戻してすぐに、ゼンは神々に、現在の状況を尋ねた。

【うむ。神界での計測、儂等の加速状態をつき合わせ、計算し、結果が出た。

 喜べ、ゼン。何とか間に合いそうだ】

【まだそう楽観出来る状態ではないのじゃがな。間に合う、と言ってもギリギリで、かなり母星に近い所まで、接近を許す事になってしまったのじゃ】

「……近くても、間に合うなら、上陸なんてさせません。蹴り出して、母星から、距離を離しますよ」

「そうじゃな。わしらに任せるのじゃ」

 途中で目覚めたらしいアルティエールも話を合わせる。

「ところで、俺達の母星って、名前あるんですよね?なんで教えてくれないんですか?今まで、それを意識しない様に誘導されていたんでしょ?」

 ゼンは、目覚めた時、やっとその違和感を、自分の中で捕まえていた。

【【……】】

「……」

 アルティエールまで黙るところを見ると、何かの制限がかけられているのだろう。

【こちらでは、大陸の名や、島の名すら適当じゃ。天文学も余り発展しておらぬから、星の名など、気にする者もおらぬのじゃがな……】

【……まあ、名前ぐらい、いいではないか。自分が護るべき星の名を、知らぬのもおかしな事よ】

【……いいじゃろう。“許可”も降りた。『アースティア』。それが、我等が母星、第3惑星の名じゃ】

「『あーす……てぃあ』?」

【『アースティア』じゃ。区切るでない】

 ミーミル知恵の神はそう言うが、ゼンは『アース』と言う名に、何か聞き覚えがあった。そして、『ティア』にも、何か意味があった……ような?

(ティアは……涙?アースの、涙???分からない……思い出せない……)

【先行しているヴォイドに追い付くには、丸3日はかかる。先の戦いの疲労も回復していないお主達には、休息が必要だ。食事を取って、休むがいい】

【うむ。狭っ苦しい場所じゃが、仕方がない。3日間、ジークの中で過ごすしかない。運動不足やストレスを感じるだろうが、最後の敵と戦う、それまでの辛抱じゃ】

 行きは、十日だ1週間だ、と言っていた、アースティアと火星の航路が、3日で済むと言う。半分以下に短縮だ。

 ヴォイドがどれだけあり得ない加速をしているか、分ると言うものだ。

 ゼンは、母星の名前で、明らかに何か誤魔化している感のある、神々の態度が気になりはするものの、今関係ない事で悩んでも仕方がない、と割り切った。

「ゼン、わしにもパンと干し肉をくれ」

「……ムーザルの完全保存食なら、栄養完備じゃなかったの?」

「あれは、美味しくも面白くもないので、飽きたのじゃ」

「食に面白さ求めても、しょうがないと思うけど……。はい」

 ゼンは持って来た収納具のポーチから、アルと自分の分の食事を取り出す。

【ゼンはビタミンが不足していそうじゃな。このビタミン剤も飲むがいい】

 操縦席コクピットの横のコンソールが開き、いくつかの錠剤を提供される。

「別に、果物とかもあるんですけどね……」

 気が進まないが、一応それも飲んだ。

 決戦前の、強制休養が3日。

 時間を持て余しそうな予感がするゼンだった。












*******
オマケ

ゼ(俺って、気が多いのかな。あの二人と、従魔の二人はともかく、どうして……)
ア「ゼン、何か悩んでおるようじゃな。人生経験豊富なわしに、相談してみるがいい。必ずや、解決してみせるぞい」
ゼ(……悩みの元に悩みを相談するって、どうなんだろう……)
ア「なぜ更に考え込むのじゃ!わしを信用しておらんのかや?」
ゼ「いや、そういう訳じゃないけれど……。じゃあ、アルに質問」
ア「うむ、何でも尋ねるが良い」
ゼ「アル、俺に洗脳とか暗示とか催眠術とか、かけた?」
ア「なんじゃ!その失礼な質問は!」
ゼ「いや、そうでもないと、納得できない事が……」
ア「何を納得出来ないと言うかや」
ゼ「自分の……好意が……」
(アルはニタア、と恐ろしく嫌な笑顔を浮かべる)
ア「何を馬鹿な事を悩んでおるのか。この魅力溢れるハイエルフ様に、落ちぬ者などおらんのが当り前、世の常識、法則じゃ」
ゼ(やな常識で法則……)
ア「それと言っておくが、わしは自分の事で、そんな卑怯な手段など、絶対にとらん。ハイエルフの名誉にかけて誓おう!」
ゼ「ふーん。自分の事で、ね。……ん?それってもしかして、他人に頼まれたら、そういう事をするって事?」
ア「頼まれた、その状況や、代価にもよるがのう」
ゼ「金払えば何でもやる傭兵みたいな……」
ア「何でもではない!状況による、と言っておろう。悪の為だの曲がった事の為になど、やったりはせんぞ」
ゼ「ふむ。それなら、いいのかなぁ……」
別の世界で、その被害に合うとは思わないゼンだった。
あるいは、この世界でも……
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。

ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」 その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。

ポンコツと蔑まれた冒険者は最強クランをつくる

ぽとりひょん
ファンタジー
エアハルトは、幼なじみのエルメンヒルトを追ってダンジョンの町「ゴルドベルク」で冒険者になろうとする。しかし、彼のアビリティを見た人たちは冒険者を諦め村へ帰るように説得する。彼には魔力がなかった。魔力がなければ深層で魔物と戦うことが出来ないのだ。エアハルトは諦めきれずエルメンヒルトと肩を並べて冒険するため、冒険者となってポンコツと蔑まれながら、ソロでダンジョンに挑み始める。

無能はいらないと追放された俺、配信始めました。神の使徒に覚醒し最強になったのでダンジョン配信で超人気配信者に!王女様も信者になってるようです

やのもと しん
ファンタジー
「カイリ、今日からもう来なくていいから」  ある日突然パーティーから追放された俺――カイリは途方に暮れていた。日本から異世界に転移させられて一年。追放された回数はもう五回になる。  あてもなく歩いていると、追放してきたパーティーのメンバーだった女の子、アリシアが付いて行きたいと申し出てきた。  元々パーティーに不満を持っていたアリシアと共に宿に泊まるも、積極的に誘惑してきて……  更に宿から出ると姿を隠した少女と出会い、その子も一緒に行動することに。元王女様で今は国に追われる身になった、ナナを助けようとカイリ達は追手から逃げる。  追いつめられたところでカイリの中にある「神の使徒」の力が覚醒――無能力から世界最強に! 「――わたし、あなたに運命を感じました!」  ナナが再び王女の座に返り咲くため、カイリは冒険者として名を上げる。「厄災」と呼ばれる魔物も、王国の兵士も、カイリを追放したパーティーも全員相手になりません ※他サイトでも投稿しています

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る

伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。 それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。 兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。 何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。

冒険野郎ども。

月芝
ファンタジー
女神さまからの祝福も、生まれ持った才能もありゃしない。 あるのは鍛え上げた肉体と、こつこつ積んだ経験、叩き上げた技術のみ。 でもそれが当たり前。そもそも冒険者の大半はそういうモノ。 世界には凡人が溢れかえっており、社会はそいつらで回っている。 これはそんな世界で足掻き続ける、おっさんたちの物語。 諸事情によって所属していたパーティーが解散。 路頭に迷うことになった三人のおっさんが、最後にひと花咲かせようぜと手を組んだ。 ずっと中堅どころで燻ぶっていた男たちの逆襲が、いま始まる! ※本作についての注意事項。 かわいいヒロイン? いません。いてもおっさんには縁がありません。 かわいいマスコット? いません。冒険に忙しいのでペットは飼えません。 じゃあいったい何があるのさ? 飛び散る男汁、漂う漢臭とか。あとは冒険、トラブル、熱き血潮と友情、ときおり女難。 そんなわけで、ここから先は男だらけの世界につき、 ハーレムだのチートだのと、夢見るボウヤは回れ右して、とっとと帰んな。 ただし、覚悟があるのならば一歩を踏み出せ。 さぁ、冒険の時間だ。

処理中です...