そうなんです!僕が化け物です!!

あいいろの布団

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気づいたけどここどこ?

第3話 今のところいい感じ?

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「おじさんは何をしてる人なの?」

「さっき名乗ったろ!
ガロって呼びやがれ!
俺は元々冒険者だったんだが、歳食っちまったからな、今はこうして行商人の真似事さ
なに、冒険者時代の人脈でこれでも儲かってんだぜ
ガーランの街で商いをし、タリスの街への帰路で坊主…
いや、シズキを見つけたってわけさ」

名前を呼ばれてなぜか少し嬉しかった
あれ、こんなに幼かったっけ自分
まぁいい、気分が良いことは確かだ

「ありがと、ガロ!」

「おう!」

それはそうとあのことを聞かなければ
「ねぇガロ、魔法とかについて教えて?
いつも僕仲間外れで何も知らないんだ
聞いても石投げられたりだったし…」

「ん、お前の村には王宮のやつが来なかったのか?
王宮の魔法使いが普通は調査に来るもんだが」

まじ?ヤバいやらかした…
いや、まだ全然とり繕える

「僕こんな髪の色だしさ?年に数回出られない所にお母さんと入れられてたんだけど多分その時だと思う」

「あぁ、そういう理由か
黒髪がいるだけでその村の人間は人間ではなくなる、なんてまだ信じてる奴がいるのか
しゃーねぇーな
いいかシズキ、人間は誰でも魔力はあるが魔法を使えるやつはほぼ居ないってのは分かるな」

「うん」
てか黒髪の偏見エグすぎ無いか


ガロウティアが言うには魔法を扱う魔法使いはそれに見合った体質が必要
その適正とやらは簡単に言えば魔力の貯蔵が可能ということ
それの判断は魔法使いにしかできない
魔法使いはその者が魔法を使える体質かどうかを判断できるらしい
ただの感覚というにはあまりにも正確性があるとの事
魔法には属性があるがそもそもの絶対数が少ないため火水木土以外は全て例外扱いらしい

「魔力は魔法を使い続けると増えてくって言われてるが魔法使えるやつなんて周りに居ねぇからよく分からん!」

「ありがと!」

ってあれ、さっきガーランとかタリスとか街の名前言われたけどなんで僕理解してんだ??

その瞬間頭の中に文字が流れ込んできた
『スキル"夢想力”によって現在の居場所が脳内で確認できるようになりました
今後足を踏み入れた場所が地図化されていきます』

え????
どゆこと???
そうするとまた頭に文字が流れ込んできた

『あなたが得たスキル"夢想力”とは、魔力を代償に夢想した事象を具現化する能力です
あなたは先程自分の居場所を突き止めたいと強く願い体内の魔力を使い果たしたために倒れたのです
申し遅れました、私は神の左に坐す者"サファイア”
シズキ様の異世界生活の始まりを補佐するものでございます
今日より10日間の期限ではありますがどうぞよろしくお願いします』

夢想したことを具現化?
もしかして神様はほんとにチートスキルを与えてしまったのでは???
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