そうなんです!僕が化け物です!!

あいいろの布団

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気づいたけどここどこ?

第22話 盗賊ギルドトップとお話

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地下の盗賊ギルドへ入るとそこは地下なんてレベルではなくまるで要塞のようだった

壁や床は全て整備されている上にアリの巣のように入り組んでいる
正しい道を通らないと特定の部屋には行けないが部屋通しは隠し通路のようなものが通っているようだ

Xbieki tas-sema天の網によって感知している中で最も大きな部屋にだんだん近づいていく

「せっかくだからかっこよく入ろっか」

恐らく鍵がかかっており、更に見るからに分厚そうな鈍重な扉を蹴破った

「盗賊ギルドのトップの方ですか?
というか女性の方だったんですね」

そこに座っていたのは綺麗な赤毛を肩のところで結んでいる綺麗な女性だった
歳は20代前半くらい?

「いやさ少年、扉は開けるものだよ?
それ設置するのすごい大変なんだけど」

「う、確かに
いやこんなに人を殺しかけたのは初めてだったのでちょっと心が参ってて」

「そんな満面の笑みで言われてもな~」

「あれ、部下が倒されたのに何も言わないんですか?」

「そいつらの実力不足だろ
ただの魔法使いがこんなとこ来るわけがないでしょ」

「え?
そうなんですか?」

「はぁ?
知らないで来たの?
私達魔法使い殺しで有名なのよ?」

「でも僕のこと殺せてないじゃないですか」

「肉弾戦ができる魔法使いなんて普通いないのよ…
それだけ魔法使いというのはこの世界では圧倒的なものなの
あなた自分が化け物ってこと自覚してる?」

「薄々?はまぁ」

「はぁー……
ところで化け物少年はこんなとこになんの用?」

「先日盗賊ギルドの人攫いの大男をぶちのめしたんですよ
そしたら盗賊ギルドが報復に来るかもっていうのでこうしてカチコミに
あとは対複数人戦闘したことなかったのでその訓練ですかね
勝てるか勝てないか、じゃなくてできるかできないか、ということを確かめるためですね」

「うわぁ、戦闘狂ジャンキーかよ……」

「まぁ否定はしませんよ
僕は人を殺せるのも一種の才能だとは思っていますし
奪われるくらいなら奪いますよ
戦争が外交の手段のように殺しだって交渉材料の1つです
殺さないにこしたことは無いけどそれができるほど僕は大人じゃないです
あとは情報が欲しいです」

「ほう?何が聞きたい?」

「まずはタリスの街の暗殺ギルドについて」

「あぁあそこか
あそこは妙に人攫いやるもんだから同業者からかなり疎まれてるよ
私たちみたいな表に出られない組織は王宮の組織が動くとかなり厄介だから大きすぎる事件を起こされるのは困るのさ」

「なら良かった」

「は?良かったって?」

「あそこのギルド壊滅させちゃったから」

「は?だってあそこのトップって元々王宮仕えの魔法使い暗殺者だよ?
え?殺せたの」

「うん、まあそれはいいとしてさ、僕にお仕事紹介してくれない?」

「は?ちょっとお姉さんついていけてないんだけど」

「冒険者よりこっちの方が稼げそうだからってだけなんだけど
僕これから王都行くから王都の暗殺ギルドに紹介状とか書いてもらえないかなーって
ていうか疑わないの?」

「だって鑑定したら前時代的なものとはいえ君の数字訳分からないことになってるんだもん
信じるしかないさ」

「え?僕いっつも妨害ジャミングしてたんだけど?」

「上級者になれば相手に気づかせずにすることだって可能だよ?」

「ん?前時代的なものってどういうこと?」

「君常識なってないんだね
鑑定で確かにその人のステータスと呼ばれるものは数字として現れるけどあくまでそれは目安に過ぎないんだよ
いくら数字が高くてもそれを本人が引き出せる訳じゃないし
数字が低くても明らかに数字以上の力を持ってる人もいるからね」

「なにそのクソみたいな精度」

「意外と言葉キツイんだね…
ま、その通りさ
第一人の能力を数値化するなんておこがましいことなんだよ
ここまで来た褒美として紹介状は無理でも手紙くらいは書いてやるさ」

「ありがとねお姉さん
僕シズキっていうんだ」

「私はシルビアだ
私の名前を出せば王都だとしても裏の世界だったらちょっとは通じるだろうさ
ま、頑張りなよ化け物くん」





「あ、あとこの街でできる金策について………」
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