28 / 60
王都編
第2話 学生とは?
しおりを挟む
「は?学生?
どういうことですか?」
「来年度王都の学園にこの国の第三王子が入るんだよ
それとつい先日南部のタリスって街のローゼンタール家当主が殺害されてな、ローゼンタール家は第三王子の派閥の筆頭候補だったんだ」
「あ、それやったの僕ですね
あとそこの暗殺ギルドを壊滅させたのも僕です」
「…………
ギルドマスターのローレンは元々王宮直属の暗殺者で重力付与のスキルを持つ魔法使いだったんだが……
ならローゼンタール家の噂は本当だったということか」
「だから色んなところから暗器飛んで来たんですね
びっくりしましたよあれ
部屋入った瞬間横から襲いかかってきたのに同時に色んな方向から飛んでくるんですから!
全部凍らせましたけど
そうですね、とても憐れな人でしたよ
あ、ギルドマスターの首の氷漬け持ってるので見ます?」
「まぁ、その、なんだ
後で討伐ギルドに持っていくといい
報奨金が貰えるぜ
それより今の状況についてだ
そういや自己紹介してなかったな
俺はパリッシュ、パッシュって呼ばれることが多いな」
パッシュが言うには王家は高確率で魔法使いとして生まれ、第一王子も魔法使いとして生まれたが、如何せん喧嘩早いところがあり、王としての器が疑問視されているそうだ
むしろ愚王をたてて裏から操りたい貴族たちが第一王子を推しているとのことだ
第二王子は魔法使いとして生まれなかったため継承権なし
第一王女は魔法使いではあるが他国に嫁ぐことが決まっている
そして第三王子だ
齢11にして非常に聡明との噂で、第一王子派からすれば邪魔なことこの上ないらしい
12歳から学園に通うそうだが王城でも暗殺未遂があるほどだ
そこにきてローゼンタール家の失脚
それに元々あった黒い噂
そこでここに護衛の依頼が来たということだ
「あれ、これって僕のせいだったりします?」
「間接的にはそうだな
俺たちの組織の中に12歳に近いやつはいねえからな
1人15歳の女がいるんだがそいつに男装させるか、変身のスキルを持つやつに任せるか苦悩してたんだがお前なら大丈夫だろ」
「え、というかそんな簡単に僕のこと信用しちゃうんですか?」
「シルビアが大丈夫って言ったんなら大丈夫だ
あいつは人の深層心理まで覗けるからな
ついでに言うと俺も同じようなことができる
俺には目の前のやつの人となりが色として現れる」
「ちなみに僕の色は」
「淡い水色だ」
「ちなみに意味は?」
「怠惰、しかもお前かなりの面倒くさがりだろ
人に言われたことはちゃんとやるが自分から行動するのは億劫
正直変にやる気のあるやつよりそういう奴の方が何倍も信用できる
そういう奴は上にいきたいって欲が無いからな」
「そういうことですか
ちなみにかなり当たってますね
僕は上に立てる人の気がしれないって思う人間なんで
ま、お金もらえるならちゃんとやりますよ
ところで僕はその第三王子を学園に通いながら守れってことですか?」
「給料は要相談な
そういうことだ
王子の傍に魔法使いがいるってだけでも相当な牽制になるんだ
しかも魔法使いの中でもかなり希少なオッドアイの
学園には貴族枠が大半で平民枠と使用人枠、魔法使いの枠がある
魔法使いの枠に入れてもいいんだが、お前には第三王子の使用人として入学してもらう
入学試験はこっちで免除されるが入学後、俺たちは関与できねぇから留年しない程度に一般教養を叩き込む
あと礼儀作法な
来年の入学まであと半年で全部叩き込むから覚悟しとけよ
あと普通に仕事もある程度回すからな」
「分かりました、寝起きはどこですればいいですか?」
「学園入ったら寮生活だからそれに慣れるためにうちの宿舎使え
基本飯は自分の給料で作るか買えよ
学園にいる間はこの依頼の給料が入るから金欠ってことにはならねぇだろ
とりあえず自分のことは自分でやれってことだ」
「わかりました」
こうして久しぶりのお勉強が始まったのである
どういうことですか?」
「来年度王都の学園にこの国の第三王子が入るんだよ
それとつい先日南部のタリスって街のローゼンタール家当主が殺害されてな、ローゼンタール家は第三王子の派閥の筆頭候補だったんだ」
「あ、それやったの僕ですね
あとそこの暗殺ギルドを壊滅させたのも僕です」
「…………
ギルドマスターのローレンは元々王宮直属の暗殺者で重力付与のスキルを持つ魔法使いだったんだが……
ならローゼンタール家の噂は本当だったということか」
「だから色んなところから暗器飛んで来たんですね
びっくりしましたよあれ
部屋入った瞬間横から襲いかかってきたのに同時に色んな方向から飛んでくるんですから!
全部凍らせましたけど
そうですね、とても憐れな人でしたよ
あ、ギルドマスターの首の氷漬け持ってるので見ます?」
「まぁ、その、なんだ
後で討伐ギルドに持っていくといい
報奨金が貰えるぜ
それより今の状況についてだ
そういや自己紹介してなかったな
俺はパリッシュ、パッシュって呼ばれることが多いな」
パッシュが言うには王家は高確率で魔法使いとして生まれ、第一王子も魔法使いとして生まれたが、如何せん喧嘩早いところがあり、王としての器が疑問視されているそうだ
むしろ愚王をたてて裏から操りたい貴族たちが第一王子を推しているとのことだ
第二王子は魔法使いとして生まれなかったため継承権なし
第一王女は魔法使いではあるが他国に嫁ぐことが決まっている
そして第三王子だ
齢11にして非常に聡明との噂で、第一王子派からすれば邪魔なことこの上ないらしい
12歳から学園に通うそうだが王城でも暗殺未遂があるほどだ
そこにきてローゼンタール家の失脚
それに元々あった黒い噂
そこでここに護衛の依頼が来たということだ
「あれ、これって僕のせいだったりします?」
「間接的にはそうだな
俺たちの組織の中に12歳に近いやつはいねえからな
1人15歳の女がいるんだがそいつに男装させるか、変身のスキルを持つやつに任せるか苦悩してたんだがお前なら大丈夫だろ」
「え、というかそんな簡単に僕のこと信用しちゃうんですか?」
「シルビアが大丈夫って言ったんなら大丈夫だ
あいつは人の深層心理まで覗けるからな
ついでに言うと俺も同じようなことができる
俺には目の前のやつの人となりが色として現れる」
「ちなみに僕の色は」
「淡い水色だ」
「ちなみに意味は?」
「怠惰、しかもお前かなりの面倒くさがりだろ
人に言われたことはちゃんとやるが自分から行動するのは億劫
正直変にやる気のあるやつよりそういう奴の方が何倍も信用できる
そういう奴は上にいきたいって欲が無いからな」
「そういうことですか
ちなみにかなり当たってますね
僕は上に立てる人の気がしれないって思う人間なんで
ま、お金もらえるならちゃんとやりますよ
ところで僕はその第三王子を学園に通いながら守れってことですか?」
「給料は要相談な
そういうことだ
王子の傍に魔法使いがいるってだけでも相当な牽制になるんだ
しかも魔法使いの中でもかなり希少なオッドアイの
学園には貴族枠が大半で平民枠と使用人枠、魔法使いの枠がある
魔法使いの枠に入れてもいいんだが、お前には第三王子の使用人として入学してもらう
入学試験はこっちで免除されるが入学後、俺たちは関与できねぇから留年しない程度に一般教養を叩き込む
あと礼儀作法な
来年の入学まであと半年で全部叩き込むから覚悟しとけよ
あと普通に仕事もある程度回すからな」
「分かりました、寝起きはどこですればいいですか?」
「学園入ったら寮生活だからそれに慣れるためにうちの宿舎使え
基本飯は自分の給料で作るか買えよ
学園にいる間はこの依頼の給料が入るから金欠ってことにはならねぇだろ
とりあえず自分のことは自分でやれってことだ」
「わかりました」
こうして久しぶりのお勉強が始まったのである
0
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる