【ふたなり百合】月イチ生える牛型巨女が魅了バフ持ち受付ヒーラーと協力してレベルアップ素材(童貞喪失精子)ゲットする【ゲーム系異世界】

春Q

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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編

47.『リリィの世界』(後)★

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 リリィの働きかけの結果、ゴズメルは報告書を溜めなくなった。

 来訪のたび受付嬢たちは大慌てだったが、リリィの対応ぶりを見てなにか学んだようだ。

「やっぱり怖がってちゃダメね。直してほしいところはちゃんと指摘したほうがいいんだわ」

「そうよ、ゴズメルさんの報告書だってとても良くなったじゃない。文句を言ってないで、私たちのほうこそ仕事のやり方を見直すべきだったんだわ」

 細かい作業が苦手なゴズメルのために、リリィは新しく報告書のフォーマットを用意してやった。

 所定の質問に回答するだけで項目が自動的に埋まるという優れものだ。

 試しにほかの冒険者にも使ってもらったところ、これがたいへん好評で、事務作業の所要時間を大幅に短縮することができた。

 おかげで受付嬢はより詳細な聞き取りをできるようになった。冒険者側も、情報を提供すれば自分に合った依頼を斡旋してもらえる。噂を聞きつけてほかの支部からアルティカ支部に異動願を出す冒険者も増えた。

 シラヌイはその評判を聞いても「ふうん!」と言っただけだったが、それまでうるさがっていた受付嬢への態度がやや軟化した。

 うたたねばかりでクビになった元・受付嬢のイーユンが司書として再雇用されたのも同じ頃だ。

 この人事はベテラン受付嬢の指揮を大いに高めた。あのイーユンでさえなんとかしてもらえるんだから、年をとって受付嬢の仕事ができなくなっても大丈夫だわ! と思うらしい。

 業務改善のきっかけとなったリリィはというと……ゴズメルとの距離が縮まってホクホクだった。ゴズメルは報告書の件が解決しても、わざわざリリィのいる窓口に並んでくれるのだ。

 知れば知るほど、ゴズメルは魅力的だった。

 顔を合わせて話すとこんなにとっつきやすいひとはいないのに、ひとり佇む姿ときたらスタイル抜群で、時たま見せる憂いを帯びた表情はドキッとするほどミステリアスだった。

 だいたいそういう顔をしている時のゴズメルはお腹をすかせている。リリィが窓口で「よかったらどうぞ」とアメを渡すと「なんてありがたいサービスだろう」と子どもみたいに喜ぶのだった。

 ゴズメルは、リリィがほかの冒険者にも同じことをしていると思っているのだ。

 リリィの胸は甘くうずいた。

(もっと仲が良かったら、アメなんかじゃなくて、美味しい料理をたくさん食べさせてあげるのに)

 しかしゴズメルにとってのリリィは、あくまで頼りになる受付嬢だった。リリィは不思議だった。ほかの冒険者はリリィが普通に対応しても『この子、オレのこと好きなのかも!?』と期待してモーションをかけてくる。

 それなのにどうしてリリィがこんなに特別扱いしているゴズメルに限って、そう思ってはくれないのだろうか? 同性だからだろうか。それとも……リリィはゴズメルにとってあまり魅力的ではないのだろうか。

 だが、そのことはリリィの想いをますます駆り立てた。好きになってくれないということは、ゴズメルにはきっと妖精族の魅了が効いていない。リリィにとってそれは切ないけれど、このうえなく甘美なことに思えた。

(私、このひとにだったら、いやらしい力と無関係に恋ができる。ああ、ゴズメルが今すぐ私を振り向いて抱きしめてくれたらいいのに。だけど、ずっとこのまま片想いをしていたいわ。お祖母さま、私はいったいどうすればいいの……?)

 リリィは愛の迷宮に迷い込んだ気分だった。

 だから『童貞喪失精子』のことを打ち明けられた時、リリィは気持ちを強く揺さぶられた。

 ゴズメルが娼館に行ったことがあると言われてショックを受け、でもうまくいかなかったとわかると嬉しさのあまりバンザイしそうになった。

 リリィはなんて悪い子になってしまったのだろう。ゴズメルはとても思い悩んでいるのに!

 だが、妖精族の催淫の力をもってすれば、きっとゴズメルはレベルアップアイテム・童貞喪失精子を手に入れることができる。

 それに、リリィも。

 思いの伴わない、妖精の力を使ったずるい方法でも、その一瞬は、ゴズメルを自分のものにできるのだ。

 リリィは気持ちの弱っているゴズメルを言いくるめた。冒険者協会のクビが懸かったゴズメルに選択肢などない。

(絶対、絶対に、ゴズメルに私のことを好きになってもらわなくちゃ。娼館になんて二度と行ってほしくない。ほかのひとにとられるくらいなら、鱗粉の虜にしなくちゃだめなのだわ……!)

 約束をしてからずっと、どんなふうに誘惑したらゴズメルが自分を抱いてくれるか、たくさんシミュレートした。

 少しでも気に入ってほしくて、懸命に肌や髪のお手入れをした。ひよわな裸を見てがっかりされないように筋トレもした。

 当日の朝は早く起きて、半身浴をした。

 シャワーでからだを温め、薬湯に浸かり、洗身洗髪して、コンディショナーを浸透させるためにまた浸かる。どれだけ効果があるかはわからないが、何かしていないと気がどうかしてしまいそうだ。

 海藻入りのぬるぬるするお湯を両手で胸になすりつけ、ダメ押しの保湿とバストアップマッサージをする。

「ん……っ、あ、ん……」

 さすって揉むだけなのに、リリィのいやらしい乳首は、すぐにツンととがってしまう。

 ぬるっ……ぷるん、ぬるっ……朝の光に、濡れた乳房がテラテラと光る。

「あ……あぁっ……あっ……」

 浴室に濡れた声が響く。いけないと思いながら、リリィは乳房を弄る手を止めることができない。今夜のことを想うと、身も心も高ぶってしまう。

(ゴズメルは、私がこんなに慎みのない子だって知ったら、きっと嫌がるわ……今だけよ。今のうちに、発散するだけ……)

 リリィは苦しい言い訳をしながら、たわわな二つの果実を両手で揉んだ。

 情けなくてたまらない。

 リリィの胸が桃ならゴズメルの胸はメロンだ。自分の胸を見慣れているゴズメルは『へー! こんなちっちゃいオッパイなんだ!』と呆れてしまうかもしれない。

 頭の中のゴズメルがそうするのと同じように、リリィは自分の乳首をつまんで乳房を吊り上げた。

「んぁあッ……!」
 
 お湯には浮かぶ乳房が、空気中ではズンと重みを増す。リリィは湯気を掻き乱すほど身もだえした。頭の中のゴズメルになんとか興味を持ってもらおうとあれこれ説明する。

(ゴズメル、違うのよ。私の胸はたしかにあなたよりちっちゃいけど、すごく感じるの。そうよ、もっと、おもちゃみたいにして……吸ってみて……噛んで……あぁ……!)

 リリィは目を閉じて、指でキリキリと自分の乳首をいじめた。薄桃色の乳首が充血して硬くなり、息が上がる。

「あぁあ……ゴズメル……ゴズメルぅ……」

 性感が高まり、触りもしない下半身が火照る。リリィは湯舟から身を乗り出した。

 タイル張りの壁に乳房をこすりつけるようにしながら、両手を脚のあいだの花びらに添える。

「はぅうん……ううん、んっ、んっ、あぁん……!」

 熱い吐息が、冷たいタイルに跳ね返る。正気に返りたくないのに、自分のバカみたいな有様を思い浮かべてしまう。リリィは壁で胸をべったり押しつぶしながら、腰をくねらせてオナニーしているのだ。

 腰をへこつかせ、右手で陰核を刺激しつつ、左手の指を二本、いや三本目を挿入した。ぐっと指を折り曲げて深く捻じ込むと、口から洩れる声が低くなる。

「ひぅ、くっ……」

 からだの大きなゴズメルの男根は、どれほど太く長いことだろうと思い浮かべていた。

 本当におもちゃみたいに壊されてしまうとしても、リリィはゴズメルに犯されたかった。

「あぁ……あっ、ごじゅめぅ……すき……っ、あなたが好きなの……っ、お願い……私を抱いて……!」

 ちゅぽっちゅぽっと指を動かしながら、リリィは頭の中のゴズメルに懇願した。タイルに夢中でキスする。

「私の淫らな蜜穴を犯して……せ、精子で溺れさせて……あぁんっ……やん、やぁんっ」

 ぐ、と思ったよりも深いところに指が入って怖くなる。

「あぁ、あっ」

 リリィは涙を流して絶頂した。

(……だめだ。こんなことじゃ、ゴズメルはきっと私を選んでくれない)

 テクニックで娼館務めのプロに敵うわけがない。ゴズメルはそれにも興奮できなかったという。

 翅の力があっても、どんなに努力しても、ひとりよがりな自慰しかできないリリィに、どうしてゴズメルを虜にしたりできるだろう。リリィは湯舟に身を縮め、しくしくと泣いた。

(お祖母さまが知ったら、どんなに悲しむか……!)

 リリィは、完璧な祖母に育てられたくせに出来損ないの孫だった。

 一度として褒められたことはなかった。祖母は最期までリリィを心配していたのだ。リリィが結婚することを願っていたのも、きっと性的にだらしないリリィが自立できないと思っていたからだ。

「えーっ? いや、別にそんなことはないだろ。きっと、あんたに幸せになってほしかったのさ」

 心が弱いから、幻聴まで聞こえてくる。

 えぐえぐと泣くリリィは、顔を上げて、呼吸困難に陥った。

「ゴズメル! え、えっ、えぇっ? あなた、なぜここにいるの。家で寝込んでいるはずじゃ」

「そりゃ、まあ……これはあんたの夢の中だからね」

 リリィは混乱した。不法侵入だ。浴室の中にいる。リリィはオナニーしていた。

 好きなひとに、こんなに恥ずかしいところを見られた!!

 絹を裂くような悲鳴を上げるリリィを、ゴズメルは「はいはい」と言って、湯舟から抱き上げた。

「夢はもう終わりだよ。やっと捕まえたぞ、あたしのお姫さま」

 リリィの濡れた頬にキスして、そんなことを言う。

「ゆめ……? これは夢なの? ゴズメル……」

「うん。あんたの記憶を元にした夢みたいだ。ああ、あたしの知らないところで、こんなに奮闘していたとはね! 過去のあたしときたらなんて鈍感なんだろう」

「だ、だって、そんな……」

「うん?」

 ゴズメルはリリィの目尻に、当たり前みたいにキスした。

(違う、そこじゃない)

 キスなんてまだ一度もしてもらったことがないはずなのに、リリィはそう思った。赤ちゃんをあやすみたいなキスは嫌だ。唇の真ん中に欲しい。

「ねぇ、ゴズメル……」

 言わなくてもわかっているはずなのに、ゴズメルは意地悪だった。リリィは耳元でお願いした。

「あの……もしもあなたが良かったらなのだけど……キスをしてくださらない……?」

「……ん。」

「違うわ、鼻にしないでっ」

 いたずらに翻弄されて、リリィは赤くなってしまった。ゴズメルはどうしてもリリィに言わせたいらしい。

「ね、唇に欲しいの……ちょうだい。お願いよ、ゴズメル……」

 リリィははしたなくおねだりした。

「私ね、ずっと……ずーっと前から、あなたと口づけあいたかったのよ……」

 リリィは、自分がとても長いあいだゴズメルのことを待っていた気がした。

 それも何日も、何週間も前からだ。ずっと待たされていた気がする。

 ぽろぽろと泣きながら懇願するリリィに、ゴズメルはとうとうそれをくれた。

 軽く触れて、一瞬だけ離れて「会えずにいる間、あたしもずっと同じ気持ちだったよ」と、言った。

 そこからはもう、リリィは口で呼吸させてもらえなかった。
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