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36.扉の向こう
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「ぶ、ぶはああっ」
あの古い扉の前まで戻って、ゴズメルはへたりこんだ。
台車を置いてきたのは大失敗だった。リリィはカトーとの一戦で魔封じのアミュレットを捨てていた。大きな翅を持つリリィと、自分と同じ体格のゴズメルⅡを同時に運ぶのはたいへんに骨が折れた。
(ラーメンも食いはぐった。あーあ、美味しいものが食べたいよー)
そのうえ背中は怪我したし、裸んぼうだし、もうヘトヘトだ。このまま中に入ればアジリニが襲ってくる危険性がある。ゴズメルはリリィが離れると、ばたっと仰向けに倒れた。
「ダメもう限界……ちょっと休ましてくれ」
「運んでくれてありがとう、ゴズメル」
へたばるゴズメルの頬に、リリィはチュッとキスした。それだけ、気持ちが少し休まる気がする。
(ほっぺより、口にしてくれたらもっと回復するんだけどな!)
ゴズメルはちょっと期待のこもった眼差しでリリィを見たが、向こうはゴズメルⅡの止血に忙しいようだった。
「……そいつ、まだ生きてる?」
「ええ。……きっと、この子はプレイヤーではないのね。角以外はとても不安定だわ。角から漏れる微弱な魔力で、ようやく肉体が持っている状態よ」
白目をむいて気絶しているゴズメルⅡに、リリィは補助魔法をかけてやっていた。
「角から複製体を作る――倫理的には問題だらけだけど、たとえば臓器移植などに活用できたら、有用な技術なのかもしれないわね。そう、患者の表皮から必要な臓器だけを作り出したりできれば、もっと……」
難しい話をしはじめるリリィの背中に、ゴズメルはドカッとよりかかった。本体だってケガをしているのに、分身体ばかりかまわれるのは面白くない。
「つまり、リリィはあたしより、そのデカブツのほうが好きってこと?」
「……ゴズメル、この子はあなたの角から生まれたのよ。あなたの一部も同然だわ」
そうじゃなくて、とゴズメルは思う。
無言で体重をかけるゴズメルを、リリィは「ねえ」と、小さな声で呼んだ。
「なにさ」
「私を、軽蔑した?」
「してない」
ゴズメルはリリィの大きな翅を見上げながら答えた。
ゴズメルがリリィを軽蔑しているのではない。リリィがリリィ自身を軽蔑しているのだ。
「私ってきっと世界で一番、淫乱な女だわ。そうじゃない?」
扉の前で、翅はきらきらと光っている。
「翅を使ってひとの心を弄び、堕落させる。本当は誰の目からも隠しておくべきなのに、私はいつも自分からこの翅を使っているのよ。欲望を満たすためにね」
「リリィ、自分でもわかってるだろ。あんたは全然そんな女じゃない」
「……」
「あんたが好きだよ。リリィ」
この気持ちは本当に、ゴズメル自身の心から生まれた言葉だろうか? それとも、鱗粉に侵されているからリリィの機嫌をとるようなことを言っているのだろうか。ゴズメルにはその答えがちゃんとわかっていた。
「今、あたしがそう思ってるのは、本当」
「でも……」
「でもじゃない。あんたは、あたしには勿体ないくらい綺麗でいい女だよ。ミノタウロスやカトーなんて目じゃないくらい強いんだもん。かっこよくて、惚れ直しちまった」
「も、もうっ。んなの、あなたのほうが、ずっと……」
言われ慣れないことで褒められると照れるらしい。振り向いたリリィの唇を、ゴズメルは奪った。
「ん……」
口づけは、まるで神聖な魔法のように柔らかかった。
「……あたしのほうが、ずっと、なに?」
「き、綺麗で……かわいくて……」
「えぇ?」
「笑わないで。私、あなたのこと本当にそう思ってるのよ」
「ふうん……」
「……それにね、強くてかっこよくて、素敵なのよ……誰よりもよ……」
「へえ……そりゃいいね……」
「うん、うふん……」
リリィは吐息で喘ぎをごまかそうとしたが、きゅっと背中をつねられるともう耐えられなかった。
「あんっ」
翅の付け根が弱いようだ。ゴズメルは肩甲骨の谷間を指でくすぐった。
「こんなことされても好き……? リリィ……」
「ん、んぁ、すき……好きよ……愛してる……」
ゴズメルは、自分のからだの中で湯が沸くような気がした。血よりも澄んでいてとろみのあるものが、ふつふつと肌に泡を立てて、沸点を超えようとする。
「…………」
二人はじっとりと見つめあい、どちらともなく目を逸らした。
のっそりと立ち上がるゴズメルに対し、リリィはしゃがんでいる。そのうち、身に着けているスカーフをほどいて、ゴズメルに渡した。
「ねえ、前を隠して」
魔法のスカーフだ。包むものに応じて大きくも小さくもなる。ゴズメルは(何を今さら)と思ってリリィを見下ろした。手だけ突き出して顔を伏せている彼女は、ゴズメルが裸であることを急に意識したみたいに見えた。
「なんだい。あたしの体見て、コーフンしてんのか? ほれほれ~」
セクシーポーズをとって誘惑してみると、リリィは猛然と立ち上がった。抱き着くようにしてゴズメルの体にスカーフを巻いてしまう。
「……何もかも済んだら、私があなたに服を仕立ててあげるわ、ゴズメル」
「へぇえ。あんた服作れるの」
「そうよ。それにごちそうをたくさん作って食べさせてあげる。大きなテーブルが埋まるくらい、たくさんね」
「すっげー! やったあ!」
「だから……だから、ゴズメル……」
「うん」
ゴズメルはリリィを抱き返して言った。
「最後までやり遂げて、一緒に元の世界へ帰ろう!」
そして二人は扉に手を当てた。古い木のドアは水面のようにゆらめく。
同時に踏み出す。ドアをくぐりぬけるのと同時に、ゴズメルはゴズメルⅡを頭上に掲げた。
「アジリニ! 受け取れーっ」
けたたましい笑い声とともに、コードが襲いかかってくる。リリィはゴズメルの前に出て千一夜宝珠を構えたが、アジリニはゴズメルⅡに触れたとたん、動きを止めた。
無音。
時が止まったかのようだった。
ゴズメルの額から伝う汗が、眉を通り、睫毛を掻き分けて、目の中に入る。異物感に思わず目蓋を閉じた。リリィが腰に抱き着いてくる。ぎ ゅ ん。
ゴズメルが目を開けると、そこは真っ白な空間だった。
足元に落ちる影で、かろうじて現実だとわかる。いったい光源はどこにあるのだろう?
「お姉ちゃん」
ゴズメルは、初めてその子と会った。若いミノタウロス族の娘だ。
角はまだ生えたばかりなのだろう。先が少し丸くてミルク色をしている。
伝統的な種族服がよく似合っていた。
「あ、あんたは……」
「やっと会えたー!」
その子はゴズメルをリリィごと抱きしめた。
「ごめんね、お姉ちゃん、ごめんね……!」
泣いているのだった。呆然とするゴズメルに、その子は泣きながら謝った。
「アジリニとつながってやっといろんなことがわかったんだ。わたしのせいでお母さんが死んじゃったんでしょう。お父さんもお兄ちゃんも、里のみんながつらい思いをした。お姉ちゃんも……出て行ってしまって……」
「あ……」
ゴズメルの目に涙が浮かんだ。「そうか、」と思うより先に声が出てしまう。
「生きてれば、こんなに大きくなってたんだ……!」
そこは、アジリニの中だった。
人工知能と同化した妹が触媒となって、ゴズメルは失った記憶を取り戻していた。それどころではない、知ろうと思ったことが次の瞬間にはわかるのだ。まるでずっと忘れていたことをふと思い出すみたいに。
「あ、あんたは、ずっとクメミ山にいたんだね! 火の中からお湯になったり、光る苔になったり、また火に還ったりしながら、ずっとミノタウロス族のことを見守っていたんだ!」
「そうだよ。それに、体がなかったから、痛いとか苦しいとかもなかった……」
「だけど、里を飛び出したあたしのことを、ずっと気にしていたんだね」
「うん……ぼんやりとしか考えられなかったけど、お姉ちゃんがリリィを連れて帰ってきてくれた時、わたしはホントに嬉しかった……わ、わたしのこと、もう怒ってないんだって思って……」
「あんたを怒るもんか!」
ゴズメルはまるで、自分の片割れと話しているような気がした。彼女の考えていることが手にとるようにわかる。それからあの頃の自分がどんなに悲しかったかも、まざまざと思い出していた。
「あたしは、あんたと向き合うのが怖くて逃げたんだ……謝るのはあたしのほうなんだよ。だって、あんたは、あたしのせいで」
「そんなことない。お姉ちゃん、お姉ちゃんは最後までわたしのことを守ろうとしてくれて」
「きゅう」
ヒートアップするミノタウロス姉妹の間に挟まって、リリィはとうとう潰れてしまった。
二人が慌てて距離をとると、くたっとゴズメルの腕に倒れこんでくる。
あの古い扉の前まで戻って、ゴズメルはへたりこんだ。
台車を置いてきたのは大失敗だった。リリィはカトーとの一戦で魔封じのアミュレットを捨てていた。大きな翅を持つリリィと、自分と同じ体格のゴズメルⅡを同時に運ぶのはたいへんに骨が折れた。
(ラーメンも食いはぐった。あーあ、美味しいものが食べたいよー)
そのうえ背中は怪我したし、裸んぼうだし、もうヘトヘトだ。このまま中に入ればアジリニが襲ってくる危険性がある。ゴズメルはリリィが離れると、ばたっと仰向けに倒れた。
「ダメもう限界……ちょっと休ましてくれ」
「運んでくれてありがとう、ゴズメル」
へたばるゴズメルの頬に、リリィはチュッとキスした。それだけ、気持ちが少し休まる気がする。
(ほっぺより、口にしてくれたらもっと回復するんだけどな!)
ゴズメルはちょっと期待のこもった眼差しでリリィを見たが、向こうはゴズメルⅡの止血に忙しいようだった。
「……そいつ、まだ生きてる?」
「ええ。……きっと、この子はプレイヤーではないのね。角以外はとても不安定だわ。角から漏れる微弱な魔力で、ようやく肉体が持っている状態よ」
白目をむいて気絶しているゴズメルⅡに、リリィは補助魔法をかけてやっていた。
「角から複製体を作る――倫理的には問題だらけだけど、たとえば臓器移植などに活用できたら、有用な技術なのかもしれないわね。そう、患者の表皮から必要な臓器だけを作り出したりできれば、もっと……」
難しい話をしはじめるリリィの背中に、ゴズメルはドカッとよりかかった。本体だってケガをしているのに、分身体ばかりかまわれるのは面白くない。
「つまり、リリィはあたしより、そのデカブツのほうが好きってこと?」
「……ゴズメル、この子はあなたの角から生まれたのよ。あなたの一部も同然だわ」
そうじゃなくて、とゴズメルは思う。
無言で体重をかけるゴズメルを、リリィは「ねえ」と、小さな声で呼んだ。
「なにさ」
「私を、軽蔑した?」
「してない」
ゴズメルはリリィの大きな翅を見上げながら答えた。
ゴズメルがリリィを軽蔑しているのではない。リリィがリリィ自身を軽蔑しているのだ。
「私ってきっと世界で一番、淫乱な女だわ。そうじゃない?」
扉の前で、翅はきらきらと光っている。
「翅を使ってひとの心を弄び、堕落させる。本当は誰の目からも隠しておくべきなのに、私はいつも自分からこの翅を使っているのよ。欲望を満たすためにね」
「リリィ、自分でもわかってるだろ。あんたは全然そんな女じゃない」
「……」
「あんたが好きだよ。リリィ」
この気持ちは本当に、ゴズメル自身の心から生まれた言葉だろうか? それとも、鱗粉に侵されているからリリィの機嫌をとるようなことを言っているのだろうか。ゴズメルにはその答えがちゃんとわかっていた。
「今、あたしがそう思ってるのは、本当」
「でも……」
「でもじゃない。あんたは、あたしには勿体ないくらい綺麗でいい女だよ。ミノタウロスやカトーなんて目じゃないくらい強いんだもん。かっこよくて、惚れ直しちまった」
「も、もうっ。んなの、あなたのほうが、ずっと……」
言われ慣れないことで褒められると照れるらしい。振り向いたリリィの唇を、ゴズメルは奪った。
「ん……」
口づけは、まるで神聖な魔法のように柔らかかった。
「……あたしのほうが、ずっと、なに?」
「き、綺麗で……かわいくて……」
「えぇ?」
「笑わないで。私、あなたのこと本当にそう思ってるのよ」
「ふうん……」
「……それにね、強くてかっこよくて、素敵なのよ……誰よりもよ……」
「へえ……そりゃいいね……」
「うん、うふん……」
リリィは吐息で喘ぎをごまかそうとしたが、きゅっと背中をつねられるともう耐えられなかった。
「あんっ」
翅の付け根が弱いようだ。ゴズメルは肩甲骨の谷間を指でくすぐった。
「こんなことされても好き……? リリィ……」
「ん、んぁ、すき……好きよ……愛してる……」
ゴズメルは、自分のからだの中で湯が沸くような気がした。血よりも澄んでいてとろみのあるものが、ふつふつと肌に泡を立てて、沸点を超えようとする。
「…………」
二人はじっとりと見つめあい、どちらともなく目を逸らした。
のっそりと立ち上がるゴズメルに対し、リリィはしゃがんでいる。そのうち、身に着けているスカーフをほどいて、ゴズメルに渡した。
「ねえ、前を隠して」
魔法のスカーフだ。包むものに応じて大きくも小さくもなる。ゴズメルは(何を今さら)と思ってリリィを見下ろした。手だけ突き出して顔を伏せている彼女は、ゴズメルが裸であることを急に意識したみたいに見えた。
「なんだい。あたしの体見て、コーフンしてんのか? ほれほれ~」
セクシーポーズをとって誘惑してみると、リリィは猛然と立ち上がった。抱き着くようにしてゴズメルの体にスカーフを巻いてしまう。
「……何もかも済んだら、私があなたに服を仕立ててあげるわ、ゴズメル」
「へぇえ。あんた服作れるの」
「そうよ。それにごちそうをたくさん作って食べさせてあげる。大きなテーブルが埋まるくらい、たくさんね」
「すっげー! やったあ!」
「だから……だから、ゴズメル……」
「うん」
ゴズメルはリリィを抱き返して言った。
「最後までやり遂げて、一緒に元の世界へ帰ろう!」
そして二人は扉に手を当てた。古い木のドアは水面のようにゆらめく。
同時に踏み出す。ドアをくぐりぬけるのと同時に、ゴズメルはゴズメルⅡを頭上に掲げた。
「アジリニ! 受け取れーっ」
けたたましい笑い声とともに、コードが襲いかかってくる。リリィはゴズメルの前に出て千一夜宝珠を構えたが、アジリニはゴズメルⅡに触れたとたん、動きを止めた。
無音。
時が止まったかのようだった。
ゴズメルの額から伝う汗が、眉を通り、睫毛を掻き分けて、目の中に入る。異物感に思わず目蓋を閉じた。リリィが腰に抱き着いてくる。ぎ ゅ ん。
ゴズメルが目を開けると、そこは真っ白な空間だった。
足元に落ちる影で、かろうじて現実だとわかる。いったい光源はどこにあるのだろう?
「お姉ちゃん」
ゴズメルは、初めてその子と会った。若いミノタウロス族の娘だ。
角はまだ生えたばかりなのだろう。先が少し丸くてミルク色をしている。
伝統的な種族服がよく似合っていた。
「あ、あんたは……」
「やっと会えたー!」
その子はゴズメルをリリィごと抱きしめた。
「ごめんね、お姉ちゃん、ごめんね……!」
泣いているのだった。呆然とするゴズメルに、その子は泣きながら謝った。
「アジリニとつながってやっといろんなことがわかったんだ。わたしのせいでお母さんが死んじゃったんでしょう。お父さんもお兄ちゃんも、里のみんながつらい思いをした。お姉ちゃんも……出て行ってしまって……」
「あ……」
ゴズメルの目に涙が浮かんだ。「そうか、」と思うより先に声が出てしまう。
「生きてれば、こんなに大きくなってたんだ……!」
そこは、アジリニの中だった。
人工知能と同化した妹が触媒となって、ゴズメルは失った記憶を取り戻していた。それどころではない、知ろうと思ったことが次の瞬間にはわかるのだ。まるでずっと忘れていたことをふと思い出すみたいに。
「あ、あんたは、ずっとクメミ山にいたんだね! 火の中からお湯になったり、光る苔になったり、また火に還ったりしながら、ずっとミノタウロス族のことを見守っていたんだ!」
「そうだよ。それに、体がなかったから、痛いとか苦しいとかもなかった……」
「だけど、里を飛び出したあたしのことを、ずっと気にしていたんだね」
「うん……ぼんやりとしか考えられなかったけど、お姉ちゃんがリリィを連れて帰ってきてくれた時、わたしはホントに嬉しかった……わ、わたしのこと、もう怒ってないんだって思って……」
「あんたを怒るもんか!」
ゴズメルはまるで、自分の片割れと話しているような気がした。彼女の考えていることが手にとるようにわかる。それからあの頃の自分がどんなに悲しかったかも、まざまざと思い出していた。
「あたしは、あんたと向き合うのが怖くて逃げたんだ……謝るのはあたしのほうなんだよ。だって、あんたは、あたしのせいで」
「そんなことない。お姉ちゃん、お姉ちゃんは最後までわたしのことを守ろうとしてくれて」
「きゅう」
ヒートアップするミノタウロス姉妹の間に挟まって、リリィはとうとう潰れてしまった。
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