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第1章 アニマル☆サーカス
第19話 ロコの想い
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「あなたには絶対に、こころの魔法を使いません」
「――!」
全身の毛が緊張でぶわっと逆立つ。
心の魔法を、わたしには使わない。それだけ聞けば、良いお知らせのはずなのに。
だけど同時に。わたしが、心の魔法を嫌がっているのをロコちゃんに気付かれていたっていうことが、はっきりと分かる。絶対に、隠し通さなきゃいけないことだったのに。
やっぱり、やっぱり、もっとうさぎの獣人らしく振る舞うべきだったのに……!
魔法で獣人になれて、とっても嬉しい! フィーのことが大好きだよ、ありがとう! って、嫌なのを我慢して演技するべきだったのに……!
でも、もう手遅れ、気付かれた。ロコちゃんに気付かれた……。
ということはきっと、フィーにも気付かれてるんだ。フィーはそれを知って、きっと、わたしを他の動物やものに変えちゃうつもりなんだ、それとも、心の魔法を使って、心までうさぎに変えちゃうつもりなんだ……!
「あ、あ……」
体が本能的に、後ずさっていた。声が出ない。
に、逃げたい。でも、体が震えて、足がすくんで、走れない……!
「ど、どうぶつ、に……」
どうぶつに、どうぶつにされる……! どうぶつになれてよかったって、じぶんがにんげんだったってこともわすれて、ふぃーのまじっくしょーも、たのしいな、すごいなっておもいながらあしすたんとをして……い、いやだ、いやだ、そんなのいやだ!
「だ、大丈夫です! 本当に、絶対に、あなたには使いません……! 約束します!」
約束。慌てた様子のロコちゃんが、そう伝える。
うそを言ってる様には……見えない。だけど、まほうつかいなんてしんじられない。しんじちゃいけないって、わかってる……!
「そ、そんなの……」
うそだ! って、叫ぼうとした。
「きっと――」
だけど。ロコちゃんの言葉に、止まる。
「きっと、フィーちゃんが嫌がりますから」
「えっ……」
嫌がる? フィーが?
「で、でも、だって、フィーは、わたしを変え、……」
フィーは、わたしを変えた魔法使いなのに、それにフィーは、人のことを平気で変えることができる、残酷な魔法使いなのに。そんな訳が……。
「――こころの魔法は……」
ロコちゃんが遠慮がちに頷いて、静かな声でゆっくりと話し始める。
「こころの魔法は、『どこか』から来た人に変身魔法に掛けた後に……変化した自分をもっと好きになってもらうために、よく使われています」
『どこか』。それはきっと……わたしが元居たはずの、普通の世界のことだ。魔法なんて無い世界。魔法使いなんて居ない世界。……誰も、動物やものに変えられたりしない世界。
「……本当はわたしは、魔法を使わないで、動物たちと仲良くなっていきたいんです……。でも、『どこか』から召喚した場合だと、どうしてか、いつまでも上手くいかないことばかりで……」
ロコちゃんは少し寂しそうだった。
でも……それは当たり前だ。ルカちゃんや、わたしや、他の女の子たちの様に、『どこか』――普通の世界の人なら、動物になんかなりたくないに決まってる。自分から望んで動物になりたいなんて、そんなの、おかしいはずなのに……だから、嫌がるんだ、みんな。当たり前だよ……。
「あなたも、『どこか』から召喚されたんですよね……?」
「……はい」
隠すことはできなさそうだったし、普通の世界に居たことを忘れないために、嘘はつかなかった。
「控室でお茶をしている時に、そうなのかな、と思ったんですが……やっぱり、そうだったんですね」
どうやらロコちゃんは、わたしが元々魔法の世界の住民じゃないことに、前から何となく気付いていたらしい。
誤魔化せてなんか、なかったんだ……。
「あの後で、フィーちゃんに話し掛けたんです。うさぎの獣人さん――あなたとの関係で悩んでいるのなら……こころの魔法を掛けてあげれば、良いんじゃないかな、掛けてあげるよ、って……」
「……」
そんなことをさらっと話す……しかも、心の魔法を掛けようとしていた相手に話すロコちゃんに、ぞっとする。
「でも、フィーちゃんはすぐに首を横に振って、こう言ったんです。『確かに、あなたにもっと好きになってくれたら、嬉しいけれど……』」
そしてロコちゃんは前を向いて、優しい表情をした。
「『でも、魔法には頼らないで、もっともっとお話ししたり遊んだり、マジックの練習を一緒にしていきたいな』、って……」
「そんな、ことが……」
どう反応すれば良いのか分からない。どうしてフィーがそう答えたかなんて、分かるはずがない。
だけど、もしもフィーが違う返事をしていたら今頃、本当に、心まで、うさぎの獣人になっていた……??
そんな可能性に気付かされて、恐怖が巻き戻ってくる。
「爽やかに笑って答えるフィーちゃんを見て……ハッとしました。そうなんだ、フィーちゃんも同じ風に、考えていたんだなって。それなら、そんな提案するんじゃなかったなって、恥ずかしくて……だけど」
ロコちゃんが、どこか懐かしそうに顔を上げる。
「とっても、嬉しかったです……。フィーちゃんはやっぱり、優しいんだって、魔法学校の頃から、変わっていないんだなって……」
優しい? フィーが? 昔から? 今も?
「だからあなたには、こころの魔法は絶対に使いません。フィーちゃんも、こころの魔法をあなたに掛けたりしませんよ」
ロコちゃんは、わたしをまっすぐ見て、はっきりと言う。
「だから、そんなに心配しなくても、大丈夫ですよ」
それから、にこっとほころんだ。……嘘は、ついてない。うさみみから聞こえてくるロコちゃんの声には、悪意や敵意は、全く混じってなかった。
「そう、なんですね。初めて、知りました……」
当たり障りのない返事をする。とにかく……ロコちゃんは、わたしに危害を加えたりするつもりは、全く無いらしい。それだけは、救いと言えそうだった。
「「…………」」
そのまま二人とも無言になって。静かな時間が通り過ぎていく。
まだ、何か伝えたいことが有るみたい。ロコちゃんの表情から何となく分かる。
だからわたしも、ただじっと、待つしかない。待つしかないから……考える。
ロコちゃんが、伝えたいこと、言いたいこと。
……反対に、わたしからロコちゃんには、何か有るのかな。
尋ねたいこと、知りたいことなら、無いわけじゃない。フィーに訊けないことだって、ロコちゃんにはまだ、訊けそうだ。
この世界について、魔法について。
だけど、一番は……フィーについて、だ。
……フィー。今日のフィーは、いつもと様子が違った。
いつもよりも少しだけ、ほんの少しだけ、恐ろしくて残酷な魔法使いじゃなくて……普通の、女の子みたいだった。それは、ロコちゃんと話しているはしゃいでいる時と……ステージの上で焦り、困っている時。
そう言えば、ステージの上に呼ばれたさっきのフィーが、使った魔法。
あの魔法は……今までのフィーの魔法とは、何となく気配が違った。もっともっと壮大な、力に溢れていて……。
あのフィーさえも驚いていたし、幼なじみのロコちゃんでさえも、見たことが無いみたいだった。
それに……手を繋いだだけのわたしにも、力が、溢れていて。あれは、一体、何が起こっていたんだろう……?
「――すごかったですね、」
ロコちゃんは、懐かしむ様に笑う。
「動物の形をした、おかしの詰め合わせ……! お客さんも、大喜びでしたよ……!」
どうやらロコちゃんも、考えていたことは同じみたいで、あのフィナーレの後のことを思い出していたらしい。
「一時は、どうなるか、冷や冷やしましたね……」
これは本心、かもしれない。あのまま、フィーとロコちゃんの魔法が上手くいかなかったら、どうなってたんだろう……? ……どのみち、あの時のことはあんまり、想像したくない……。
「はい……! あの時は、助けて下さって、ありがとうございます……!」
「……。……?」
何故かそこでロコちゃんは、お礼を言う。
フィーに、じゃなくて……明らかに、わたしに。
「で、でも、わたし、手を繋いだ以外に、何にも、していませんよ……?」
何にも、していないはず、フィーやロコちゃんに協力なんかしていないはずなのに。するとロコちゃんはきょとんとして……それからふるふると小さく首を振った。
「そんなことないですよ! だって、あんなに凄い変化魔法が、ステージでできたのは――」
ロコちゃんは、言う。
「全て、あなたのおかげです……!」
「――!」
全身の毛が緊張でぶわっと逆立つ。
心の魔法を、わたしには使わない。それだけ聞けば、良いお知らせのはずなのに。
だけど同時に。わたしが、心の魔法を嫌がっているのをロコちゃんに気付かれていたっていうことが、はっきりと分かる。絶対に、隠し通さなきゃいけないことだったのに。
やっぱり、やっぱり、もっとうさぎの獣人らしく振る舞うべきだったのに……!
魔法で獣人になれて、とっても嬉しい! フィーのことが大好きだよ、ありがとう! って、嫌なのを我慢して演技するべきだったのに……!
でも、もう手遅れ、気付かれた。ロコちゃんに気付かれた……。
ということはきっと、フィーにも気付かれてるんだ。フィーはそれを知って、きっと、わたしを他の動物やものに変えちゃうつもりなんだ、それとも、心の魔法を使って、心までうさぎに変えちゃうつもりなんだ……!
「あ、あ……」
体が本能的に、後ずさっていた。声が出ない。
に、逃げたい。でも、体が震えて、足がすくんで、走れない……!
「ど、どうぶつ、に……」
どうぶつに、どうぶつにされる……! どうぶつになれてよかったって、じぶんがにんげんだったってこともわすれて、ふぃーのまじっくしょーも、たのしいな、すごいなっておもいながらあしすたんとをして……い、いやだ、いやだ、そんなのいやだ!
「だ、大丈夫です! 本当に、絶対に、あなたには使いません……! 約束します!」
約束。慌てた様子のロコちゃんが、そう伝える。
うそを言ってる様には……見えない。だけど、まほうつかいなんてしんじられない。しんじちゃいけないって、わかってる……!
「そ、そんなの……」
うそだ! って、叫ぼうとした。
「きっと――」
だけど。ロコちゃんの言葉に、止まる。
「きっと、フィーちゃんが嫌がりますから」
「えっ……」
嫌がる? フィーが?
「で、でも、だって、フィーは、わたしを変え、……」
フィーは、わたしを変えた魔法使いなのに、それにフィーは、人のことを平気で変えることができる、残酷な魔法使いなのに。そんな訳が……。
「――こころの魔法は……」
ロコちゃんが遠慮がちに頷いて、静かな声でゆっくりと話し始める。
「こころの魔法は、『どこか』から来た人に変身魔法に掛けた後に……変化した自分をもっと好きになってもらうために、よく使われています」
『どこか』。それはきっと……わたしが元居たはずの、普通の世界のことだ。魔法なんて無い世界。魔法使いなんて居ない世界。……誰も、動物やものに変えられたりしない世界。
「……本当はわたしは、魔法を使わないで、動物たちと仲良くなっていきたいんです……。でも、『どこか』から召喚した場合だと、どうしてか、いつまでも上手くいかないことばかりで……」
ロコちゃんは少し寂しそうだった。
でも……それは当たり前だ。ルカちゃんや、わたしや、他の女の子たちの様に、『どこか』――普通の世界の人なら、動物になんかなりたくないに決まってる。自分から望んで動物になりたいなんて、そんなの、おかしいはずなのに……だから、嫌がるんだ、みんな。当たり前だよ……。
「あなたも、『どこか』から召喚されたんですよね……?」
「……はい」
隠すことはできなさそうだったし、普通の世界に居たことを忘れないために、嘘はつかなかった。
「控室でお茶をしている時に、そうなのかな、と思ったんですが……やっぱり、そうだったんですね」
どうやらロコちゃんは、わたしが元々魔法の世界の住民じゃないことに、前から何となく気付いていたらしい。
誤魔化せてなんか、なかったんだ……。
「あの後で、フィーちゃんに話し掛けたんです。うさぎの獣人さん――あなたとの関係で悩んでいるのなら……こころの魔法を掛けてあげれば、良いんじゃないかな、掛けてあげるよ、って……」
「……」
そんなことをさらっと話す……しかも、心の魔法を掛けようとしていた相手に話すロコちゃんに、ぞっとする。
「でも、フィーちゃんはすぐに首を横に振って、こう言ったんです。『確かに、あなたにもっと好きになってくれたら、嬉しいけれど……』」
そしてロコちゃんは前を向いて、優しい表情をした。
「『でも、魔法には頼らないで、もっともっとお話ししたり遊んだり、マジックの練習を一緒にしていきたいな』、って……」
「そんな、ことが……」
どう反応すれば良いのか分からない。どうしてフィーがそう答えたかなんて、分かるはずがない。
だけど、もしもフィーが違う返事をしていたら今頃、本当に、心まで、うさぎの獣人になっていた……??
そんな可能性に気付かされて、恐怖が巻き戻ってくる。
「爽やかに笑って答えるフィーちゃんを見て……ハッとしました。そうなんだ、フィーちゃんも同じ風に、考えていたんだなって。それなら、そんな提案するんじゃなかったなって、恥ずかしくて……だけど」
ロコちゃんが、どこか懐かしそうに顔を上げる。
「とっても、嬉しかったです……。フィーちゃんはやっぱり、優しいんだって、魔法学校の頃から、変わっていないんだなって……」
優しい? フィーが? 昔から? 今も?
「だからあなたには、こころの魔法は絶対に使いません。フィーちゃんも、こころの魔法をあなたに掛けたりしませんよ」
ロコちゃんは、わたしをまっすぐ見て、はっきりと言う。
「だから、そんなに心配しなくても、大丈夫ですよ」
それから、にこっとほころんだ。……嘘は、ついてない。うさみみから聞こえてくるロコちゃんの声には、悪意や敵意は、全く混じってなかった。
「そう、なんですね。初めて、知りました……」
当たり障りのない返事をする。とにかく……ロコちゃんは、わたしに危害を加えたりするつもりは、全く無いらしい。それだけは、救いと言えそうだった。
「「…………」」
そのまま二人とも無言になって。静かな時間が通り過ぎていく。
まだ、何か伝えたいことが有るみたい。ロコちゃんの表情から何となく分かる。
だからわたしも、ただじっと、待つしかない。待つしかないから……考える。
ロコちゃんが、伝えたいこと、言いたいこと。
……反対に、わたしからロコちゃんには、何か有るのかな。
尋ねたいこと、知りたいことなら、無いわけじゃない。フィーに訊けないことだって、ロコちゃんにはまだ、訊けそうだ。
この世界について、魔法について。
だけど、一番は……フィーについて、だ。
……フィー。今日のフィーは、いつもと様子が違った。
いつもよりも少しだけ、ほんの少しだけ、恐ろしくて残酷な魔法使いじゃなくて……普通の、女の子みたいだった。それは、ロコちゃんと話しているはしゃいでいる時と……ステージの上で焦り、困っている時。
そう言えば、ステージの上に呼ばれたさっきのフィーが、使った魔法。
あの魔法は……今までのフィーの魔法とは、何となく気配が違った。もっともっと壮大な、力に溢れていて……。
あのフィーさえも驚いていたし、幼なじみのロコちゃんでさえも、見たことが無いみたいだった。
それに……手を繋いだだけのわたしにも、力が、溢れていて。あれは、一体、何が起こっていたんだろう……?
「――すごかったですね、」
ロコちゃんは、懐かしむ様に笑う。
「動物の形をした、おかしの詰め合わせ……! お客さんも、大喜びでしたよ……!」
どうやらロコちゃんも、考えていたことは同じみたいで、あのフィナーレの後のことを思い出していたらしい。
「一時は、どうなるか、冷や冷やしましたね……」
これは本心、かもしれない。あのまま、フィーとロコちゃんの魔法が上手くいかなかったら、どうなってたんだろう……? ……どのみち、あの時のことはあんまり、想像したくない……。
「はい……! あの時は、助けて下さって、ありがとうございます……!」
「……。……?」
何故かそこでロコちゃんは、お礼を言う。
フィーに、じゃなくて……明らかに、わたしに。
「で、でも、わたし、手を繋いだ以外に、何にも、していませんよ……?」
何にも、していないはず、フィーやロコちゃんに協力なんかしていないはずなのに。するとロコちゃんはきょとんとして……それからふるふると小さく首を振った。
「そんなことないですよ! だって、あんなに凄い変化魔法が、ステージでできたのは――」
ロコちゃんは、言う。
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