60 / 77
第一章 お屋敷編
第六十話 雨夜の儀 四
しおりを挟む
「この中の誰か一人だけは、とっても辛い水が当たってしまうのじゃ……!」
御珠様は、おどろおどろしい声で、どこか愉快そうに告げる。
虹色の光の玉を生み出している、逆さまに置かれた傘に張られた水。その水に浸されていた竹筒の中身を、御珠様はお屋敷の皆のコップに注いだ後で……。
「「えっ……」」
途端に青ざめて、コップを取り落としてしまいそうになる都季と灯詠。
「で、でも、同じ筒から注ぎました、よ……?」
ちよさんが再びコップを見つめながら、不安そうに首を傾げている。
確かにその通りだ。同じ竹筒から注いだのに、一人だけが辛い味で、他の人の分は甘い蜜の様な味になるなんて、あり得ないはずだ。あくまで、普通は、だけど……。
「虹色が出た時は、決まってこうなるのじゃよ。不思議なもので……」
こればっかりはどうしようも無いという風に、御珠様が首を振る。
基本的には甘い水なんだけど……この中の一人だけが、辛い水に当たってしまう。
くじ引きで言うと他の人が中吉ぐらいなのに、一人だけ必ず凶を引いてしまうという感じか。
ということは虹色の光の玉って、考え様によっては外れの色なんじゃ……。
「……さて。それでは」
御珠様が、待ってましたとばかりに微笑んだ。とっても、生き生きとした表情で。
「皆で、運試しといこうかのう。なに、辛いと言っても、あくまでそこそこ、臆するほどではない」
とは言うものの、警戒しない訳にはいかない。
どれほど見ても、コップの中の水は無色透明で。
それが甘いか辛いかなんて、御珠様ですら分からないのだから素人の俺には区別はつかない。他の人の水も全て同じに見えた。
このお屋敷の人達は甘党が多いみたいで、皆同じように水に目線を落としては、緊張した表情を浮かべている。まあ、辛党の人でも、ただ単純に辛いだけの飲み物は敬遠するに決まっているけど……。
「引っ掛かっても恨みっこなし。泣くんじゃないぞ?」
そして御珠様は楽しそうに、こう言った。明らかに、蓬さんの方を向いて。
「余裕ぶっている者が足元を掬われるのは、特に見ものじゃからのう」
「まさか、そういうたまちゃんが引っ掛かったりしないよねえ?」
若干酔っぱらっているのか蓬さんは、いつもよりも声が高くなっている。
そんな二人のただ事では無さそうな口調から、昔、虹色の光の玉が出た傘の水を巡って、二人の間で何らかの闘いが繰り広げられたのは明らかだった。さっき聞えてきた話と違って、蓬さんも皆の前でも普通に「たまちゃん」って言っているし……。
こうして見てみると、御珠様と蓬さんって良きライバル――というか、かなり仲の良い友達だ。
「またまた。蓬の方こそ、泣いてわらわにすがってくるではないぞ?」
「たまちゃんは昔から、前置きだけは立派なんだからねえ? 楽しみにしているよ?」
「「……」」
二人の間でバチバチと飛び散る見えない火花。あれ、こんな光景、前もどこかで見た様な……。
「それじゃ……」
そして御珠様が仕切り直し、という風にコン、と咳ばらいをする。
そして再び、場に緊張が漂った。
結局何度見ても手元の水は何の変哲もなく――少なくとも、辛そうには見えないな。
いや、まあ、子狐達も飲むんだから、常軌を逸した辛さとかじゃないにせよ……。
だけど、もしも飲む人の年齢によって、辛さの段階が変わるとしたら? 17歳の俺が当たってしまった場合には、かなりの辛さを喰らう可能性だって有るんじゃないか……??
じわっと、手汗が出てくる。意識しただけで体が熱くなってきてしまう。
辛いの、そんなに得意じゃないんだけどな……。
「始めるぞ。いっせーの……」
間髪入れずに御珠様が左手を挙げる。皆が口元に、盃やコップを持っていく。
「せっ!」
そして、振り下ろされる左手。
覚悟を決める。
声と同時に、くいっとコップを傾けた。目を閉じる。
……。…………。
喉を水が通っていく。刺激は………………無い。
だけど、酷い辛さっていうのは大概、後から襲ってくる。
まだ少し様子見で……。
………………。
……やっぱりだ、辛くない! 残っていた水を飲んでも、すっきりとした甘さで。幸せな気持ちに満たされる様な味だった。
当たりだ!
「良かった……」
ほっと息をついているちよさんも、どうやら当たりだったらしく。安心した様にぱたん、としなやかなしっぽを一回振った。
「ちっとも辛くなかったのです」
「平気の平左」
喉元過ぎれば熱さを忘れるという風に、灯詠と都季もけろっとして、平然と水を飲み干している。
「…………」
十徹さんも首を振って、辛くなかったと否定した。
ちよさんと十徹さんと灯詠と都季と俺は、当たり。
……と、いうことは、つまり。
必然的に皆の視線が、御珠様と蓬さんに集まる。
その二人の盃にはまだ、水が並々と入っていて。実はまだ手を付けていないというのが明らかだった。
やっぱりこの二人が残ったか……。まあ、こうなるよな。半ば予想していた展開だけれど……。
「……矢張りこうなる定めじゃな、蓬よ」
「……難儀なものだねえ、たまちゃん」
さっきよりも余裕の無くなった表情で、二人は言葉を交わし合うと……。
「「いっせーの……」」
タイミングを合わせて、くいっと盃を傾けた。
お屋敷の皆が、固唾を飲んでそんな様子を見つめている。
「「……」」
飲み干した飲み干した後も二人は、意地を張っているのか無表情、無口で。
どっちが辛かったのか、まだ分からない。
「――」
だけどしばらくして、最初に蓬さんが口を開いて……。
「~~~!!!!」
と、その前に。
御珠様が両手で口を押えて。
全速力で、井戸の方へと走って行って。
慌てて水を桶に汲んで、それを一気に飲み始めた。
「……」
勝敗は明らかだった。ああ……と、何とも言えない気持ちで、そんな様子を見ていると……。
「ふ……ふう……今一つ、迫力に欠ける辛さだったな……」
と、ぜーぜーと息を吐きながら、御珠様が口元を拭いながらこっちに戻って来る。
無理しなくても良いのになあ……。目元もちょっと潤んでいるし……。
「たまちゃん……大丈夫?」
けれど、敵だったはずの蓬さんに同情されて、そんな御珠様の虚勢は簡単に崩れる。
「う、ううっ……ず、ずるいぞ蓬! どうしてわらわはおぬしにずーっと勝てないんじゃ!」
「だって、たまちゃん、昔からくじ運無いから……」
「それがおかしいと言っておる! 腑に落ちん……!」
「まあまあ。いつか打ち負かされる日を、私は楽しみにしてるからね、たまちゃん」
「くうううう……! おのれ蓬……見ておるが良いぞ……いずれはくじを操る術だって作って見せるからのう……!」
と、言って、悔し気に九本のしっぽをぶんぶんと振る御珠様は、やっぱりどこかかわいらしくて。
他の人達は微笑ましそうにそんな様子を眺めていて、和やかな雰囲気が漂っていた。
――――。
そんな感じで、その後も梅雨入りを祝うパーティーは続いていって。
沢山食べて沢山飲んで沢山話して、凝縮された楽しい時間はあっという間に流れていき――。
――。
「……」
ぱちっと目を覚ませば、視界は明るかった。
まともに朝に起きたのって、久しぶりかもしれない。
ここ何回か、夜中に起きてばっかりだったから……と、目をこすりながら、体を起こして伸びをする。
けれど。
……? ようやく気が付いた。俺が眠っていたのは、自分の部屋よりもずっと広い部屋――お茶の間だったことに。
それに。お茶の間から続く縁側にずらっと並べられて閉ざされていた雨戸は、いつの間にか全て開け放たれていて……その向こう、お屋敷に降り注ぐ雨は、すっかり弱くなっていた。
薄くなった雲は、ほんのりとオレンジ色に染まっていて。
そして、その雲間から覗いているのは――太陽。
「おはよう、景君」
蓬さんの声がする。
御珠様は、おどろおどろしい声で、どこか愉快そうに告げる。
虹色の光の玉を生み出している、逆さまに置かれた傘に張られた水。その水に浸されていた竹筒の中身を、御珠様はお屋敷の皆のコップに注いだ後で……。
「「えっ……」」
途端に青ざめて、コップを取り落としてしまいそうになる都季と灯詠。
「で、でも、同じ筒から注ぎました、よ……?」
ちよさんが再びコップを見つめながら、不安そうに首を傾げている。
確かにその通りだ。同じ竹筒から注いだのに、一人だけが辛い味で、他の人の分は甘い蜜の様な味になるなんて、あり得ないはずだ。あくまで、普通は、だけど……。
「虹色が出た時は、決まってこうなるのじゃよ。不思議なもので……」
こればっかりはどうしようも無いという風に、御珠様が首を振る。
基本的には甘い水なんだけど……この中の一人だけが、辛い水に当たってしまう。
くじ引きで言うと他の人が中吉ぐらいなのに、一人だけ必ず凶を引いてしまうという感じか。
ということは虹色の光の玉って、考え様によっては外れの色なんじゃ……。
「……さて。それでは」
御珠様が、待ってましたとばかりに微笑んだ。とっても、生き生きとした表情で。
「皆で、運試しといこうかのう。なに、辛いと言っても、あくまでそこそこ、臆するほどではない」
とは言うものの、警戒しない訳にはいかない。
どれほど見ても、コップの中の水は無色透明で。
それが甘いか辛いかなんて、御珠様ですら分からないのだから素人の俺には区別はつかない。他の人の水も全て同じに見えた。
このお屋敷の人達は甘党が多いみたいで、皆同じように水に目線を落としては、緊張した表情を浮かべている。まあ、辛党の人でも、ただ単純に辛いだけの飲み物は敬遠するに決まっているけど……。
「引っ掛かっても恨みっこなし。泣くんじゃないぞ?」
そして御珠様は楽しそうに、こう言った。明らかに、蓬さんの方を向いて。
「余裕ぶっている者が足元を掬われるのは、特に見ものじゃからのう」
「まさか、そういうたまちゃんが引っ掛かったりしないよねえ?」
若干酔っぱらっているのか蓬さんは、いつもよりも声が高くなっている。
そんな二人のただ事では無さそうな口調から、昔、虹色の光の玉が出た傘の水を巡って、二人の間で何らかの闘いが繰り広げられたのは明らかだった。さっき聞えてきた話と違って、蓬さんも皆の前でも普通に「たまちゃん」って言っているし……。
こうして見てみると、御珠様と蓬さんって良きライバル――というか、かなり仲の良い友達だ。
「またまた。蓬の方こそ、泣いてわらわにすがってくるではないぞ?」
「たまちゃんは昔から、前置きだけは立派なんだからねえ? 楽しみにしているよ?」
「「……」」
二人の間でバチバチと飛び散る見えない火花。あれ、こんな光景、前もどこかで見た様な……。
「それじゃ……」
そして御珠様が仕切り直し、という風にコン、と咳ばらいをする。
そして再び、場に緊張が漂った。
結局何度見ても手元の水は何の変哲もなく――少なくとも、辛そうには見えないな。
いや、まあ、子狐達も飲むんだから、常軌を逸した辛さとかじゃないにせよ……。
だけど、もしも飲む人の年齢によって、辛さの段階が変わるとしたら? 17歳の俺が当たってしまった場合には、かなりの辛さを喰らう可能性だって有るんじゃないか……??
じわっと、手汗が出てくる。意識しただけで体が熱くなってきてしまう。
辛いの、そんなに得意じゃないんだけどな……。
「始めるぞ。いっせーの……」
間髪入れずに御珠様が左手を挙げる。皆が口元に、盃やコップを持っていく。
「せっ!」
そして、振り下ろされる左手。
覚悟を決める。
声と同時に、くいっとコップを傾けた。目を閉じる。
……。…………。
喉を水が通っていく。刺激は………………無い。
だけど、酷い辛さっていうのは大概、後から襲ってくる。
まだ少し様子見で……。
………………。
……やっぱりだ、辛くない! 残っていた水を飲んでも、すっきりとした甘さで。幸せな気持ちに満たされる様な味だった。
当たりだ!
「良かった……」
ほっと息をついているちよさんも、どうやら当たりだったらしく。安心した様にぱたん、としなやかなしっぽを一回振った。
「ちっとも辛くなかったのです」
「平気の平左」
喉元過ぎれば熱さを忘れるという風に、灯詠と都季もけろっとして、平然と水を飲み干している。
「…………」
十徹さんも首を振って、辛くなかったと否定した。
ちよさんと十徹さんと灯詠と都季と俺は、当たり。
……と、いうことは、つまり。
必然的に皆の視線が、御珠様と蓬さんに集まる。
その二人の盃にはまだ、水が並々と入っていて。実はまだ手を付けていないというのが明らかだった。
やっぱりこの二人が残ったか……。まあ、こうなるよな。半ば予想していた展開だけれど……。
「……矢張りこうなる定めじゃな、蓬よ」
「……難儀なものだねえ、たまちゃん」
さっきよりも余裕の無くなった表情で、二人は言葉を交わし合うと……。
「「いっせーの……」」
タイミングを合わせて、くいっと盃を傾けた。
お屋敷の皆が、固唾を飲んでそんな様子を見つめている。
「「……」」
飲み干した飲み干した後も二人は、意地を張っているのか無表情、無口で。
どっちが辛かったのか、まだ分からない。
「――」
だけどしばらくして、最初に蓬さんが口を開いて……。
「~~~!!!!」
と、その前に。
御珠様が両手で口を押えて。
全速力で、井戸の方へと走って行って。
慌てて水を桶に汲んで、それを一気に飲み始めた。
「……」
勝敗は明らかだった。ああ……と、何とも言えない気持ちで、そんな様子を見ていると……。
「ふ……ふう……今一つ、迫力に欠ける辛さだったな……」
と、ぜーぜーと息を吐きながら、御珠様が口元を拭いながらこっちに戻って来る。
無理しなくても良いのになあ……。目元もちょっと潤んでいるし……。
「たまちゃん……大丈夫?」
けれど、敵だったはずの蓬さんに同情されて、そんな御珠様の虚勢は簡単に崩れる。
「う、ううっ……ず、ずるいぞ蓬! どうしてわらわはおぬしにずーっと勝てないんじゃ!」
「だって、たまちゃん、昔からくじ運無いから……」
「それがおかしいと言っておる! 腑に落ちん……!」
「まあまあ。いつか打ち負かされる日を、私は楽しみにしてるからね、たまちゃん」
「くうううう……! おのれ蓬……見ておるが良いぞ……いずれはくじを操る術だって作って見せるからのう……!」
と、言って、悔し気に九本のしっぽをぶんぶんと振る御珠様は、やっぱりどこかかわいらしくて。
他の人達は微笑ましそうにそんな様子を眺めていて、和やかな雰囲気が漂っていた。
――――。
そんな感じで、その後も梅雨入りを祝うパーティーは続いていって。
沢山食べて沢山飲んで沢山話して、凝縮された楽しい時間はあっという間に流れていき――。
――。
「……」
ぱちっと目を覚ませば、視界は明るかった。
まともに朝に起きたのって、久しぶりかもしれない。
ここ何回か、夜中に起きてばっかりだったから……と、目をこすりながら、体を起こして伸びをする。
けれど。
……? ようやく気が付いた。俺が眠っていたのは、自分の部屋よりもずっと広い部屋――お茶の間だったことに。
それに。お茶の間から続く縁側にずらっと並べられて閉ざされていた雨戸は、いつの間にか全て開け放たれていて……その向こう、お屋敷に降り注ぐ雨は、すっかり弱くなっていた。
薄くなった雲は、ほんのりとオレンジ色に染まっていて。
そして、その雲間から覗いているのは――太陽。
「おはよう、景君」
蓬さんの声がする。
0
あなたにおすすめの小説
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
聖女の力を妹に奪われ魔獣の森に捨てられたけど、何故か懐いてきた白狼(実は呪われた皇帝陛下)のブラッシング係に任命されました
AK
恋愛
「--リリアナ、貴様との婚約は破棄する! そして妹の功績を盗んだ罪で、この国からの追放を命じる!」
公爵令嬢リリアナは、腹違いの妹・ミナの嘘によって「偽聖女」の汚名を着せられ、婚約者の第二王子からも、実の父からも絶縁されてしまう。 身一つで放り出されたのは、凶暴な魔獣が跋扈する北の禁足地『帰らずの魔の森』。
死を覚悟したリリアナが出会ったのは、伝説の魔獣フェンリル——ではなく、呪いによって巨大な白狼の姿になった隣国の皇帝・アジュラ四世だった!
人間には効果が薄いが、動物に対しては絶大な癒やし効果を発揮するリリアナの「聖女の力」。 彼女が何気なく白狼をブラッシングすると、苦しんでいた皇帝の呪いが解け始め……?
「余の呪いを解くどころか、極上の手触りで撫でてくるとは……。貴様、責任を取って余の専属ブラッシング係になれ」
こうしてリリアナは、冷徹と恐れられる氷の皇帝(中身はツンデレもふもふ)に拾われ、帝国で溺愛されることに。 豪華な離宮で美味しい食事に、最高のもふもふタイム。虐げられていた日々が嘘のような幸せスローライフが始まる。
一方、本物の聖女を追放してしまった祖国では、妹のミナが聖女の力を発揮できず、大地が枯れ、疫病が蔓延し始めていた。 元婚約者や父が慌ててミレイユを連れ戻そうとするが、時すでに遅し。 「私の主人は、この可愛い狼様(皇帝陛下)だけですので」 これは、すべてを奪われた令嬢が、最強のパートナーを得て幸せになり、自分を捨てた者たちを見返す逆転の物語。
若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました
mabu
ファンタジー
聖女召喚に巻き込まれた普通のオバさんが無能なスキルと判断され追放されるが国から貰ったお金と隠されたスキルでお店を開き気ままにのんびりお気楽生活をしていくお話。
なるべく1日1話進めていたのですが仕事で不規則な時間になったり投稿も不規則になり週1や月1になるかもしれません。
不定期投稿になりますが宜しくお願いします🙇
感想、ご指摘もありがとうございます。
なるべく修正など対応していきたいと思っていますが皆様の広い心でスルーして頂きたくお願い致します。
読み進めて不快になる場合は履歴削除をして頂けると有り難いです。
お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
二度目の召喚なんて、聞いてません!
みん
恋愛
私─神咲志乃は4年前の夏、たまたま学校の図書室に居た3人と共に異世界へと召喚されてしまった。
その異世界で淡い恋をした。それでも、志乃は義務を果たすと居残ると言う他の3人とは別れ、1人日本へと還った。
それから4年が経ったある日。何故かまた、異世界へと召喚されてしまう。「何で!?」
❋相変わらずのゆるふわ設定と、メンタルは豆腐並みなので、軽い気持ちで読んでいただけると助かります。
❋気を付けてはいますが、誤字が多いかもしれません。
❋他視点の話があります。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる