ゲスいお嬢様的日常(仮)

胸の轟

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ニヤニヤと嫌らしい笑いを浮かべる男に、最悪の事態を想像する。


「助けて支配者!」
「じゃあ始めますか。」

「うん。」

「な、何する気よ!」

男がベッドに乗り、逃げようとした私を羽交い締めにした。


「いやっ!見てないで止めさせてよ!」

「なんで?」
「なんでって、こんなこと止めさせるのが当たり前でしょ!」

「俺もお前に止めろって言ったけど、止めなかったよね。何で俺だけがお前の言うこと聞かなきゃならないの?」

「何の話よ!」
「何のってストーカー止めろって話以外何があるんだよ。」

「ストーカーなんてしてないでしょ!訳が分からないこと言って誤魔化さないで止めさせてよ!」

「お前にはさんざんな思いをさせられたし、今からお前の苦痛を眺められると思うとすごく楽しみだよ。」


そう言って嫌な感じの笑みを浮かべながら、支配者が私の首を絞め始めた。


「ぐ、ぅ、…っ」
「良いねその顔。堪らなく興奮する。」

…‥.



‥ 


ガバッー

「はぁっ、はぁっ!……ゆ…め…?」


そこは自分の部屋だった。いつの間にか眠ってたらしい。ーーなんで家に居るんだっけ?


夢から覚めたのに、支配者の愉悦混じりの笑いや暴言、蔑む眼差しや耐え難い苦痛を鮮明に思い出す。


ブルッー

ただの夢なのに、リアル過ぎて身体が震える。ーー夢で良かった。



コンコンー

「…下に来なさい。」

ドア越しにママが言い、私は下に下りた。



待っていたのは、支配者と私の日常を映した映像上映会に両親の叱責。二人を引き裂く転校話だった。


支配者と離れるなんて冗談じゃないわ!




家を抜け出した私は両親に捕まり…



「お前には散々な思いをさせられたし、今からお前の苦痛を眺められると思うとすごく楽しみだよ。」

男が私を羽交い締めにし、支配者が私の首を絞める。


「ぐ、ぅ…っ苦し」
「これから毎日、俺流のやり方でた~っぷり可愛がってあげるね。」


また夢見てるのね!早く、早く覚めて!

…‥






あれから何度目覚めても何も変わらない。

自尊心も反抗心も尊厳も何もかも、支配者に破壊しつくされ恐怖心だけが残った。

どうしてこうなってしまったんだろう?私はどこで間違ってしまったの?


ガチャッー


「ヒッ!」
「酷いな、人の顔を見て怯えるなんて。あんなに可愛がってあげてるのに、そんな態度だと傷付くな。ーーこれってまだまだ俺の可愛がり方が足りないってことか。」

「ぁ…ぁ…、も、許し…」

「可笑しなこと言うね。それじゃまるで俺が酷いことしてるみたいじゃないか。ーー俺がお前にしてるのは酷いことじゃなくて、とーっても愉しくて、最高の快楽を味わえることだよ。愛する男に存分に可愛がられ、お前は今、幸せの絶頂だね。…ねぇそうだろ?」


慣れた手つきで私の首を絞める支配者は、機嫌が良いのかいつもよりも楽しげで、いつもより力が強い。


あ、やべ死んだかもーーそんな支配者の声がやけに遠くて…

…‥







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