ゲスいお嬢様的日常(仮)

胸の轟

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喜んでくれるかな≪壱狼≫

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いつもと違う路線を利用し、少し遠い駅で降りてみた。


電車が発車し、ホームに居た人々も階段へ消え、後は反対車線の電車を待つ人々が疎らに残っている。


ホームに設置されたいくつかのベンチのうち、5人掛けのベンチに座る人物と、反対側のベンチに座る人影。


5人掛けの端の席に座れば、先に座っていた男が、携帯型魔法具らしき物を弄りブツブツ呟いている。


キモ。


僕の居る側のホームに電車が到着し、反対側にも電車が到着した。


プシューッ―



女子高生っぽい人の後に続き電車へ乗り込む。






3駅ばかり電車に揺られ、女子高生っぽい人の後に続き電車を降りた。


数メートル先、前方の背を眺めながら、同じように改札口を出ると、程なく現れた高級車に乗り込んで遠ざかって行った。



選択ミスったか。



ショップが建ち並ぶ辺りでもブラつきますか。―何かあるかもしれないし。






ウインドウに飾られたマネキンを眺める。

洋服は詳しくないが、最近流行りの服なのか、お洒落な装いだ。割と年齢層高め?――大人な感じ。



ショップから女性客が出た途端、背後にクラクション。振り向けば、男が車を横切りながらこっちへ向かっていた。


男は女性客に詰め寄り

「…何してた。」
「何って…?」

「惚けるな!アイツと会ってたことを知らないとでも?――何してたんだよ!」

「……食事しただけよ。」
「はっ、どうだかな!」


参考にならない大人服を、いつまでも眺めてても無意味だし――あ、あの店が良いかな。


「…どういう意味?」

「アイツは優しかったか?なんて言ってお前を慰めたんだよ――どうせ巧いこと言われて流されて、股開いたんだろ!このアバズレが!」

「ほんと最低ね。」


目星をつけた店へ入った。
なかなか良い感じの品揃えだ。


「――――」

「―――」

…‥





お、これ可愛い。喜んでくれるかな。


「お会計は――」



掘り出し物見つけられたし、来て良かった。


店を出て歩き出せば――ちょっと気になる男女。

あ、最新式のヤツ使ってる。あれ結構高かった気がするんだけど金持ちだね。

有名人でも居るのか?


ターゲットっぽいのは――あれかな?確認した2人連れは――ん?アレは―――





もうちょっとだけブラブラして帰ろっと。

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