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トラブル発生
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誰か助けてください。今、目の前で嵐が巻き起こっています。
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事の発端は朝目が覚め、着替えをしているとドアがノックされオルト様が入ってきました。
これから朝ごはんを食べるので一緒に食べないかと言うお誘いでした。
私もお腹が空いていたので是非ご一緒させて下さいと返事をし、一緒に食堂に向かっている最中、後ろから
「オルト様‼︎オルト様‼︎どう言う事ですの⁉︎何故貴方様がこんな小娘の護衛なんかしているのですの⁉︎私が頼んでも護衛をしてくれなかったのに。それに、貴女、何処の家の者ですの?私、見た事ありませんは‼︎オルト様は私の婚約者なのですのよ‼︎まさか、貴女、オルト様を誘惑したの!なんてはしたない。いやらしい娘。」
豪華なドレスに身を包んだ化粧の濃い女がオルト達に話しかけた。しかも一方的に。
その中には自分はオルトの婚約者と言っている。
その女にオルトは
「いい加減にしてくれないかワーズ嬢。私は貴女の婚約者ではありません。何度もそう仰っているではありませんか。貴女のお父上にはすでにお断りの手紙を出し、直接お話もしました。なので私は貴女の婚約者ではありません。
それに、彼女の護衛は私がやりたいと陛下に直接お願いしたのです。なので彼女は関係ないのです。しかし、何故貴女がこんな所に居るのです?此処は立ち入り禁止のはずですが。まさか不法侵入したのでは?それならば即刻捕まえないといけませんね。」
ワーズ嬢に冷ややかな視線を浴びせ、冷たい声で問いただした。
すると彼女の顔が真っ青になり、体が震えていた。
その様子を見てオルトは近くにいた警備隊に声をかけ、不法侵入で取り押さえろと命令した。
命令した通り彼女は捕まり、何処かに連れて行かれた。
美久はと言うと目の前で色々なことが起こり、状況がうまく把握しきれていなかった。なのでポカンとその場に立っているだけだった。
その様子をオルトは気づき、
「あぁ、すみません。朝から嫌なものをお見せしてしまって。彼女は前に私に婚約者になり、私の護衛をしろとしつこく付きまとっていた人でして。困っていたんです。彼女の父親にも言ったはずなんですが娘に甘いらしくて…
心配そないで下さい。私は今は婚約者は居ませんので。彼女もです。それに、貴女の護衛は私がやりたいと言ったので辞めることはありませんのでご安心を。さ、早く食堂に行きましょう。」
そう言ってオルトは食堂の方に歩いて行った。
美久も慌ててその後をついて行った。
しかし、心の中では疑問がいっぱいだった。
そうして食堂に着き、仲良く朝ごはんを食べたのでした。
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事の発端は朝目が覚め、着替えをしているとドアがノックされオルト様が入ってきました。
これから朝ごはんを食べるので一緒に食べないかと言うお誘いでした。
私もお腹が空いていたので是非ご一緒させて下さいと返事をし、一緒に食堂に向かっている最中、後ろから
「オルト様‼︎オルト様‼︎どう言う事ですの⁉︎何故貴方様がこんな小娘の護衛なんかしているのですの⁉︎私が頼んでも護衛をしてくれなかったのに。それに、貴女、何処の家の者ですの?私、見た事ありませんは‼︎オルト様は私の婚約者なのですのよ‼︎まさか、貴女、オルト様を誘惑したの!なんてはしたない。いやらしい娘。」
豪華なドレスに身を包んだ化粧の濃い女がオルト達に話しかけた。しかも一方的に。
その中には自分はオルトの婚約者と言っている。
その女にオルトは
「いい加減にしてくれないかワーズ嬢。私は貴女の婚約者ではありません。何度もそう仰っているではありませんか。貴女のお父上にはすでにお断りの手紙を出し、直接お話もしました。なので私は貴女の婚約者ではありません。
それに、彼女の護衛は私がやりたいと陛下に直接お願いしたのです。なので彼女は関係ないのです。しかし、何故貴女がこんな所に居るのです?此処は立ち入り禁止のはずですが。まさか不法侵入したのでは?それならば即刻捕まえないといけませんね。」
ワーズ嬢に冷ややかな視線を浴びせ、冷たい声で問いただした。
すると彼女の顔が真っ青になり、体が震えていた。
その様子を見てオルトは近くにいた警備隊に声をかけ、不法侵入で取り押さえろと命令した。
命令した通り彼女は捕まり、何処かに連れて行かれた。
美久はと言うと目の前で色々なことが起こり、状況がうまく把握しきれていなかった。なのでポカンとその場に立っているだけだった。
その様子をオルトは気づき、
「あぁ、すみません。朝から嫌なものをお見せしてしまって。彼女は前に私に婚約者になり、私の護衛をしろとしつこく付きまとっていた人でして。困っていたんです。彼女の父親にも言ったはずなんですが娘に甘いらしくて…
心配そないで下さい。私は今は婚約者は居ませんので。彼女もです。それに、貴女の護衛は私がやりたいと言ったので辞めることはありませんのでご安心を。さ、早く食堂に行きましょう。」
そう言ってオルトは食堂の方に歩いて行った。
美久も慌ててその後をついて行った。
しかし、心の中では疑問がいっぱいだった。
そうして食堂に着き、仲良く朝ごはんを食べたのでした。
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